2008年10月22日
音響機器の弱点。
サクソフォンアンサンブルコンサートが終了し、現在録音の編集作業に入っています。仕事が結構忙しかったりするので
さて、私は若干いいオーディオ機器を持っています。本当のマニアの方にしてみたらまだまだエントリークラスのチープなシステムだと思いますが、それなりにこだわった機器を集めてシステムを組んでいます。私の持っている機器の中で、マランツのCD-Rがあるのですが、このCD-R、購入当時かなり優れものでした。今では別の意味でも優れものというか、貴重品です。というのも、このCD-R、業務用のためにコピーガード機能をキャンセルしてダビングが出来るのです。つまり市販のCDソフトを何度でも子、孫、ひ孫とダビングできます。私は自分で録音したコンサートの音源の編集するのに使っているので、悪用はしていませんが、やろうと思うと悪用も出来ます。さらに、CCCD(所謂コピーコントロールCD)のダビングも何の問題もありません。なぜなら、PCのようにPCドライブで読み込みしないで、CDプレーヤーからの音楽情報のデジタルデータのみをCDRに送ることが出来るため、PCのように勝手に変なプログラムが起動したりすることがないのです。で、コピーで出来上がったCDはもちろん、CCCDがキャンセルされたものになります。要は音楽用のCDプレーヤーで読めれば、普通のCDとして焼直すことが出来るのです。私は悪用していないので、このようなことはやりませんが、こうやって見ても如何にCCCDというシステムが馬鹿らしいものかが見て取れます。何のコピー対策にもなっていない上に、激悪な音質、おまけに動作保障されていないので、CDプレーヤーで再生されない可能性や、酷いときはCDプレーヤーが破損するということまで起こりうるCCCD。各社、いまさらのように止めるといっているようですが…。遅すぎです。
さて、そんな最強のように思えるCD-Rなのですが、弱点が。それは一般の民生機でも同じですが、まず、埃に弱いこと。これは読み取りレンズが汚れると、特にCD-Rはディスクを読んでくれなくなります。先日もこの状態に陥りあわててクリーニングディスクにてクリーニングしました。もうひとつは熱の問題。私の部屋にはエアコンがありません。なので、夏はかなりの高温多湿になります。当然、デジタル機器は湿度にも弱いのですが、それよりも直接的には熱です。放熱が悪いと、動作が不安定になる傾向があるようです。そして、もうひとつの弱点は動作音のでかさ。これは業務用だからなのかどうかわかりませんが、書き込みの動作音がかなり派手です。普通の民生機のCD-Rと比べても、比べ物にならないくらい、派手です。当然、録音現場に持ち込んで直接CD-Rに焼き付けたいときでも、マイクと離さないと確実に動作音を拾います。
しかし、動作音以外のことはどの音響機器にとっても弱点になります。出来れば、部屋をサッシにしてエアコンを導入したいのですが、そこまでするなら、新しいプレーヤーとか買ってしまうだろうなー、と今は思っています。
さて、「吹奏楽無節操企画」第4日目です。それでは今日の一枚です。
吹奏楽ベストセレクション’92
指揮:汐澤安彦
シエナ・ウインドオーケストラ
東芝EMI TOCZ-9189
このCDは、1992年の新曲を主に収録した吹奏楽曲集です。コンセプトとしては、コンクールや演奏会に使える曲をということのようです。
曲目は、ヨークシャー序曲(P.スパーク)、ファンファーレと祝典の讃歌(P.ラヴェンダー)、スピリット・レイク序曲(シェルドン)、交響組曲「ロビンフッド」(M.カーメン、P.ラヴェンダー編)、クラリナンド(R.コメロ)、 ミラージュI(真島俊夫)、海賊たちの上陸(R.シェルドン)、ロスト・クリーク・アドヴェンチャー(E.ハックビー)、ユングフラウへの前奏曲(森田一浩)、ハイランド・ラプソディ(ヴァン=デル=ロースト)サーカスの思い出(G.ペーター)、セレブレイションズ(J.ズデクリック)となっています。
交響組曲は以前の日記にも書いたように、高松ウインドシンフォニーの演奏会でも演奏したことがあります。このCD全編を通して、この曲のみがアレンジ物ということになります。
演奏の方は、どうなんでしょう、録音のためなのかどうなのかはよくはわかりませんが、いまひとつ音がクリアに聞こえてこない気もします。決して演奏がまずいとか、響きが悪いとか言う感じではないのですが、音が前に出てこないというか、音がはっきりしない感じです。また、ソロのおとも割合全体の中に埋もれがちな気もします。バンドの本領が発揮できていないような気もして、少し残念です。
今のシエナW.O.は、あの佐渡裕氏が指揮したりしてもっと情熱的な演奏を聞かせてくれるバンドになっていると思うのですが、このCDを聞く限りは控えめで、少しパッションが足りないと言う感想を持ってしまいます。
とはいえ、演奏のクオリティは文句なしだと思うので、吹奏楽を愛好するすべての方に、また、吹奏楽部の方の資料としてオススメの一枚です。
さて、私は若干いいオーディオ機器を持っています。本当のマニアの方にしてみたらまだまだエントリークラスのチープなシステムだと思いますが、それなりにこだわった機器を集めてシステムを組んでいます。私の持っている機器の中で、マランツのCD-Rがあるのですが、このCD-R、購入当時かなり優れものでした。今では別の意味でも優れものというか、貴重品です。というのも、このCD-R、業務用のためにコピーガード機能をキャンセルしてダビングが出来るのです。つまり市販のCDソフトを何度でも子、孫、ひ孫とダビングできます。私は自分で録音したコンサートの音源の編集するのに使っているので、悪用はしていませんが、やろうと思うと悪用も出来ます。さらに、CCCD(所謂コピーコントロールCD)のダビングも何の問題もありません。なぜなら、PCのようにPCドライブで読み込みしないで、CDプレーヤーからの音楽情報のデジタルデータのみをCDRに送ることが出来るため、PCのように勝手に変なプログラムが起動したりすることがないのです。で、コピーで出来上がったCDはもちろん、CCCDがキャンセルされたものになります。要は音楽用のCDプレーヤーで読めれば、普通のCDとして焼直すことが出来るのです。私は悪用していないので、このようなことはやりませんが、こうやって見ても如何にCCCDというシステムが馬鹿らしいものかが見て取れます。何のコピー対策にもなっていない上に、激悪な音質、おまけに動作保障されていないので、CDプレーヤーで再生されない可能性や、酷いときはCDプレーヤーが破損するということまで起こりうるCCCD。各社、いまさらのように止めるといっているようですが…。遅すぎです。
さて、そんな最強のように思えるCD-Rなのですが、弱点が。それは一般の民生機でも同じですが、まず、埃に弱いこと。これは読み取りレンズが汚れると、特にCD-Rはディスクを読んでくれなくなります。先日もこの状態に陥りあわててクリーニングディスクにてクリーニングしました。もうひとつは熱の問題。私の部屋にはエアコンがありません。なので、夏はかなりの高温多湿になります。当然、デジタル機器は湿度にも弱いのですが、それよりも直接的には熱です。放熱が悪いと、動作が不安定になる傾向があるようです。そして、もうひとつの弱点は動作音のでかさ。これは業務用だからなのかどうかわかりませんが、書き込みの動作音がかなり派手です。普通の民生機のCD-Rと比べても、比べ物にならないくらい、派手です。当然、録音現場に持ち込んで直接CD-Rに焼き付けたいときでも、マイクと離さないと確実に動作音を拾います。
しかし、動作音以外のことはどの音響機器にとっても弱点になります。出来れば、部屋をサッシにしてエアコンを導入したいのですが、そこまでするなら、新しいプレーヤーとか買ってしまうだろうなー、と今は思っています。
さて、「吹奏楽無節操企画」第4日目です。それでは今日の一枚です。
吹奏楽ベストセレクション’92
指揮:汐澤安彦
シエナ・ウインドオーケストラ
東芝EMI TOCZ-9189
このCDは、1992年の新曲を主に収録した吹奏楽曲集です。コンセプトとしては、コンクールや演奏会に使える曲をということのようです。
曲目は、ヨークシャー序曲(P.スパーク)、ファンファーレと祝典の讃歌(P.ラヴェンダー)、スピリット・レイク序曲(シェルドン)、交響組曲「ロビンフッド」(M.カーメン、P.ラヴェンダー編)、クラリナンド(R.コメロ)、 ミラージュI(真島俊夫)、海賊たちの上陸(R.シェルドン)、ロスト・クリーク・アドヴェンチャー(E.ハックビー)、ユングフラウへの前奏曲(森田一浩)、ハイランド・ラプソディ(ヴァン=デル=ロースト)サーカスの思い出(G.ペーター)、セレブレイションズ(J.ズデクリック)となっています。
交響組曲は以前の日記にも書いたように、高松ウインドシンフォニーの演奏会でも演奏したことがあります。このCD全編を通して、この曲のみがアレンジ物ということになります。
演奏の方は、どうなんでしょう、録音のためなのかどうなのかはよくはわかりませんが、いまひとつ音がクリアに聞こえてこない気もします。決して演奏がまずいとか、響きが悪いとか言う感じではないのですが、音が前に出てこないというか、音がはっきりしない感じです。また、ソロのおとも割合全体の中に埋もれがちな気もします。バンドの本領が発揮できていないような気もして、少し残念です。
今のシエナW.O.は、あの佐渡裕氏が指揮したりしてもっと情熱的な演奏を聞かせてくれるバンドになっていると思うのですが、このCDを聞く限りは控えめで、少しパッションが足りないと言う感想を持ってしまいます。
とはいえ、演奏のクオリティは文句なしだと思うので、吹奏楽を愛好するすべての方に、また、吹奏楽部の方の資料としてオススメの一枚です。
2008年10月21日
次に向けて。
サクソフォンアンサンブルコンサートも終り、次に向けてのことを考えるようになりました。次は……なんだったっけ?
いくつか御呼ばれの演奏があった気がします。
この時期になると、アンサンブルコンテストに向けての練習も本格化し始める時期です。
それとは別に、私の所属する吹奏楽団、高松ウインドシンフォニーも来年の定期演奏会にむけて本格的に始動し、それと並行して11月2日に高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサートが行われるので、その練習も佳境となっています。これが終わると、年末になったような気分になります。
そろそろ年末も近づいています。テレビでは年末特番等も放送されるのでしょうか…。
そこで今日の一枚です。
マスターピース19/ドイツの巨匠たちVol.2
指揮:木村吉宏
大阪市音楽団
東芝EMI TOCZ-0019
このCDはマスターピース・シリーズの中の一枚です。元々三枚組なのですが、現在は一枚単品買いが出来るようです。演奏は大阪市音楽団、オルフの「カルミナブラーナ」を中心に5曲が収録されています。
曲目はウェーバー(サフラネク編)歌劇「オイリアンテ」序曲、ワーグナー(オニール編)楽劇「ラインの黄金」からヴァルハラ城への神々の入場、メンデルスゾーン(レットフォード編)序曲「ルイ・ブラス」、ヒンデミット(ウィルソン編)「ウェーバーの主題による交響的変容」から行進曲、オルフ(クランス編)世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」から、おお、運命の女神よ、運命の女神の痛手を、見よ、今や楽しい、踊り、森は花咲き乱れる、たとえこの世界がみな、愛の神は飛びまわる、私は僧院長さまだぞ、酒場に私がいるときには、心を天秤にかけて、いとしい人、美しい乙女に幸いあれ、おお、運命の女神よ、となっています。
カルミナ・ブラーナは原曲は合唱つきなのですが、この吹奏楽編曲の演奏では歌無しです。その点では少し残念な気もします。このカルミナ・ブラーナの「おお、運命の女神よ」はよく、TVで災害のシーンや衝撃の映像、といったときに流れています。曲のイメージが鬼気迫る感じがしているということでよく使われるのだと思います。
大阪市音楽団の演奏は、関西系のバンドらしい、重厚で柔らかな響きをしています。わりと地味な演奏にも聞こえるかもしれませんが、それだけ響きと歌を大切にした演奏であるともいえるかもしれません。
カルミナ・ブラーナを吹奏楽で聞いてみたい方、大阪市音楽団の演奏を聞いてみたい方にオススメの一枚です。
いくつか御呼ばれの演奏があった気がします。
この時期になると、アンサンブルコンテストに向けての練習も本格化し始める時期です。
それとは別に、私の所属する吹奏楽団、高松ウインドシンフォニーも来年の定期演奏会にむけて本格的に始動し、それと並行して11月2日に高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサートが行われるので、その練習も佳境となっています。これが終わると、年末になったような気分になります。
そろそろ年末も近づいています。テレビでは年末特番等も放送されるのでしょうか…。
そこで今日の一枚です。
マスターピース19/ドイツの巨匠たちVol.2
指揮:木村吉宏
大阪市音楽団
東芝EMI TOCZ-0019
このCDはマスターピース・シリーズの中の一枚です。元々三枚組なのですが、現在は一枚単品買いが出来るようです。演奏は大阪市音楽団、オルフの「カルミナブラーナ」を中心に5曲が収録されています。
曲目はウェーバー(サフラネク編)歌劇「オイリアンテ」序曲、ワーグナー(オニール編)楽劇「ラインの黄金」からヴァルハラ城への神々の入場、メンデルスゾーン(レットフォード編)序曲「ルイ・ブラス」、ヒンデミット(ウィルソン編)「ウェーバーの主題による交響的変容」から行進曲、オルフ(クランス編)世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」から、おお、運命の女神よ、運命の女神の痛手を、見よ、今や楽しい、踊り、森は花咲き乱れる、たとえこの世界がみな、愛の神は飛びまわる、私は僧院長さまだぞ、酒場に私がいるときには、心を天秤にかけて、いとしい人、美しい乙女に幸いあれ、おお、運命の女神よ、となっています。
カルミナ・ブラーナは原曲は合唱つきなのですが、この吹奏楽編曲の演奏では歌無しです。その点では少し残念な気もします。このカルミナ・ブラーナの「おお、運命の女神よ」はよく、TVで災害のシーンや衝撃の映像、といったときに流れています。曲のイメージが鬼気迫る感じがしているということでよく使われるのだと思います。
大阪市音楽団の演奏は、関西系のバンドらしい、重厚で柔らかな響きをしています。わりと地味な演奏にも聞こえるかもしれませんが、それだけ響きと歌を大切にした演奏であるともいえるかもしれません。
カルミナ・ブラーナを吹奏楽で聞いてみたい方、大阪市音楽団の演奏を聞いてみたい方にオススメの一枚です。
2008年10月20日
紅葉の季節です。
サクソフォーンアンサンブルコンサート2008も無事終了。
さて、秋も本番、様々な演奏会が目白押しのシーズンともなっています。そんな中果たして我々の演奏会を聴きに着てくれるかどうかは不安ですが、お客さんが沢山聴きに来てくれることを祈っています。私の演奏はともかくとして他の人たちの演奏はすばらしい演奏ばかりですので、是非足を運んでいただきたいと思っています。
季節の方も秋らしくなってきました。今年は果たしてキレイな紅葉が見られるのかどうか…。寒暖の差が大きいほどキレイな紅葉が見られるようですが…。
そこで今日の一枚です。

ハチャトゥリアン/バレエ「スパルタクス」抜粋
「ガイーヌ」抜粋
作曲: ハチャトゥリャン
指揮:アラム・ハチャトゥリアン
指揮:エルネスト・アンセルメ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
スイス・ロマンド管弦楽団
DECCA(ユニバーサルミュージック) 289 460 315-2
このCDは、ハチャトゥリアンの自作自演にボーナストラックのような形でアンセルメのグラズノフの四季より秋が収録されたもの。
曲目としては、バレエ「スパルタクス」~スパルタクスとフリーギアのアダージョ、エギナとバッカナーリアのヴァリエーション、情景とクロタルムスの踊り、ガディスの娘の踊りとスパルタクスの勝利、バレエ「ガイーヌ」~剣の舞、アイシェの目覚めと踊り、レズギンカ、ガイーヌのアダージョ、ゴパーク、バレエ音楽「四季」op.67となっています。
ハチャトゥリアンの自作自演の方は思いっきりのいい感じの演奏で、ウィーンフィルらしく吼えるウィンナホルン、派手な演奏、テンポや縦の線が少々ずれようが気にすることなし、といったイメージの演奏です。悪く言えば、洗練されたところが無く、パワーで押し切った演奏と言う感じもしますが、それが作曲者の意図とも取ることが出来ます。
グラズノフの「四季」はバレエ音楽で、実際には1幕4場からなる小バレエ音楽。冬に始まり秋に終わるという構成になっています。バレエとしては特定の台本を持たず、自然の情景を表現した物になっています。全体的に美しい音楽で彩られ、アンセルメの演奏もこの曲をお得意としていただけあってか、やわらかく、すばらしい演奏になっています。(スイスロマンドの音は相変わらずの感じですが 笑)しかし、以前紹介したヴィヴァルディの四季でも書いたのですが、この曲を聴いても思うのですが、西洋では、やはり、秋が一年を通して一番いい時期となっているようです。この曲を聞いてもそれをうかがうことができます。
秋のひと時紅葉を見ながら想像しながらゆっくりと聴く音楽としてオススメの一枚です。
さて、秋も本番、様々な演奏会が目白押しのシーズンともなっています。そんな中果たして我々の演奏会を聴きに着てくれるかどうかは不安ですが、お客さんが沢山聴きに来てくれることを祈っています。私の演奏はともかくとして他の人たちの演奏はすばらしい演奏ばかりですので、是非足を運んでいただきたいと思っています。
季節の方も秋らしくなってきました。今年は果たしてキレイな紅葉が見られるのかどうか…。寒暖の差が大きいほどキレイな紅葉が見られるようですが…。
そこで今日の一枚です。

ハチャトゥリアン/バレエ「スパルタクス」抜粋
「ガイーヌ」抜粋
作曲: ハチャトゥリャン
指揮:アラム・ハチャトゥリアン
指揮:エルネスト・アンセルメ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
スイス・ロマンド管弦楽団
DECCA(ユニバーサルミュージック) 289 460 315-2
このCDは、ハチャトゥリアンの自作自演にボーナストラックのような形でアンセルメのグラズノフの四季より秋が収録されたもの。
曲目としては、バレエ「スパルタクス」~スパルタクスとフリーギアのアダージョ、エギナとバッカナーリアのヴァリエーション、情景とクロタルムスの踊り、ガディスの娘の踊りとスパルタクスの勝利、バレエ「ガイーヌ」~剣の舞、アイシェの目覚めと踊り、レズギンカ、ガイーヌのアダージョ、ゴパーク、バレエ音楽「四季」op.67となっています。
ハチャトゥリアンの自作自演の方は思いっきりのいい感じの演奏で、ウィーンフィルらしく吼えるウィンナホルン、派手な演奏、テンポや縦の線が少々ずれようが気にすることなし、といったイメージの演奏です。悪く言えば、洗練されたところが無く、パワーで押し切った演奏と言う感じもしますが、それが作曲者の意図とも取ることが出来ます。
グラズノフの「四季」はバレエ音楽で、実際には1幕4場からなる小バレエ音楽。冬に始まり秋に終わるという構成になっています。バレエとしては特定の台本を持たず、自然の情景を表現した物になっています。全体的に美しい音楽で彩られ、アンセルメの演奏もこの曲をお得意としていただけあってか、やわらかく、すばらしい演奏になっています。(スイスロマンドの音は相変わらずの感じですが 笑)しかし、以前紹介したヴィヴァルディの四季でも書いたのですが、この曲を聴いても思うのですが、西洋では、やはり、秋が一年を通して一番いい時期となっているようです。この曲を聞いてもそれをうかがうことができます。
秋のひと時紅葉を見ながら想像しながらゆっくりと聴く音楽としてオススメの一枚です。
2008年10月19日
演奏会本番ですが。
本日、サクソフォーンアンサンブルコンサート2008の本番でした。といいつつ、何の関係もない記事を書こうとしている私がいます。
演奏した方々、お疲れ様でした。
そしてお越しいただいた方々、どうもありがとうございました。いつも演奏が終わるたびに、拙い演奏をお聞かせして申し訳ないと思うのですが、次の年もまた同じように思ってしまうのは学習能力がないのか、なんなのか…。
もともと、私自身はそんなに技量もなく、高い音楽性を持っているわけではないので、ダッパーのメンバーや周りの皆さんに助けられて毎年の演奏をなんとか終えることが出来ています。
で、演奏会の件はまた別に書くとして、何の関係もなく、今日も「吹奏楽無節操企画」。
そこで今日の一枚。
A.リード&佼成ウインドオーケストラ「オセロ」
指揮:アルフレッド・リード
東京佼成ウインド・オーケストラ
佼成出版社 KOCD-3006
このCDはA.リードによるシェークスピア・シリーズの第二弾、「オセロ」が収録されているものです。
すべて、アルフレッド・リードの作曲で、曲目は、セカンド・センチュリー、シンフォニック・プレリュード、カリブ舞曲、ラッシュモア、オセロ、となっています。
さて、このオセロ、良くも悪くも「ハムレット」の兄弟曲というイメージです。場合によっては「曲が変わるシリーズ」などで、お互いの曲を何のためらいもなく行ったりきたりできそうです。まあ、リードらしい曲といってしまえばそれまでなのでしょうか。
予断ですが、オセロゲームという白黒のゲームがありますが、これは、このシェークスピアのオセロから取ったネーミングだとか。ちなみに、オセロゲームの原型は、茨城県で戦後にはやっていた、碁石を使ったゲームだったようです。ご存知の方も多いと思いますが、オセロゲームは日本人の考案したゲームです。ネーミングの由来はこのシェークスピアの物語に登場するデズデモナという白人の美女を白石、オセロというムーア人(黒人)を黒石にたとえたことからのようです。
演奏の方は昨日紹介した「ハムレットへの音楽」と同様に佼成ウインドらしい演奏です。ただ、これも同様に、オセロの全曲がきちんと演奏されていると言う点では貴重な存在です。
ハムレットへの音楽同様、吹奏楽の世界に足を踏み入れたすべての方にオススメの一枚です。
演奏した方々、お疲れ様でした。
そしてお越しいただいた方々、どうもありがとうございました。いつも演奏が終わるたびに、拙い演奏をお聞かせして申し訳ないと思うのですが、次の年もまた同じように思ってしまうのは学習能力がないのか、なんなのか…。
もともと、私自身はそんなに技量もなく、高い音楽性を持っているわけではないので、ダッパーのメンバーや周りの皆さんに助けられて毎年の演奏をなんとか終えることが出来ています。
で、演奏会の件はまた別に書くとして、何の関係もなく、今日も「吹奏楽無節操企画」。
そこで今日の一枚。
A.リード&佼成ウインドオーケストラ「オセロ」
指揮:アルフレッド・リード
東京佼成ウインド・オーケストラ
佼成出版社 KOCD-3006
このCDはA.リードによるシェークスピア・シリーズの第二弾、「オセロ」が収録されているものです。
すべて、アルフレッド・リードの作曲で、曲目は、セカンド・センチュリー、シンフォニック・プレリュード、カリブ舞曲、ラッシュモア、オセロ、となっています。
さて、このオセロ、良くも悪くも「ハムレット」の兄弟曲というイメージです。場合によっては「曲が変わるシリーズ」などで、お互いの曲を何のためらいもなく行ったりきたりできそうです。まあ、リードらしい曲といってしまえばそれまでなのでしょうか。
予断ですが、オセロゲームという白黒のゲームがありますが、これは、このシェークスピアのオセロから取ったネーミングだとか。ちなみに、オセロゲームの原型は、茨城県で戦後にはやっていた、碁石を使ったゲームだったようです。ご存知の方も多いと思いますが、オセロゲームは日本人の考案したゲームです。ネーミングの由来はこのシェークスピアの物語に登場するデズデモナという白人の美女を白石、オセロというムーア人(黒人)を黒石にたとえたことからのようです。
演奏の方は昨日紹介した「ハムレットへの音楽」と同様に佼成ウインドらしい演奏です。ただ、これも同様に、オセロの全曲がきちんと演奏されていると言う点では貴重な存在です。
ハムレットへの音楽同様、吹奏楽の世界に足を踏み入れたすべての方にオススメの一枚です。
2008年10月18日
演奏会まであと…1日。
明日はいよいよ、サクソフォーンアンサンブルコンサート当日。泣いても笑っても本番です。今日は前日リハを行いました。
私自身はかなりやばい状態ですが、皆さんはきっといい演奏を聞かせてくださると思っています。
あした私の代わりにクマのぬいぐるみとか置いてあったら、敵前逃亡したとご判断下さい。
さて、今日から少しの間、「今日の一枚」を吹奏楽特集にしたいと思っています。実は私、吹奏楽を長い間やっているのにもかかわらず、吹奏楽の曲にはそれほど詳しくないのです。その原因は中学、高校の頃の恩師の先生方が、オリジナルの吹奏楽よりも、クラシックからのアレンジ物を好んだという影響が大きいと思います。ゆえに、クラシックはよく聞いても、吹奏楽のオリジナル曲にはそれほど詳しくはありません。
そこで、今回も、オリジナル、クラシックからのアレンジ、様々取り合わせて紹介していきたいと思っています。つまり、演奏が吹奏楽であればなんでもあり、ということにさせていただきます。題して、「吹奏楽無節操企画」です。
そこで今日の一枚です。
A.リード&佼成ウインドオーケストラ「ハムレット」
指揮:アルフレッド・リード
東京佼成ウインド・オーケストラ
佼成出版社 KOCD-3007
このCDはアルフレッド・リードによる自作自演集の中の一枚です。東京佼成ウインド・オーケストラは、日本を代表するプロの吹奏楽団のひとつです。録音は1987年なので、すでに17年の年月が経過しています。
曲目は、テキサスを讃えて、プレリュードとカプリッチオ、プロセルピナの丘、ハムレットへの音楽、となっています。
ハムレットへの音楽は演奏したことはないのですが、若干の思い出があります。というのも、私は中学校から吹奏楽部に入部したのですが、3つ上の姉も中学校時代吹奏楽部で、私が中学生になる前の年、姉達が吹奏楽コンクールの自由曲で演奏したのがこの曲でした。この自由曲の演奏、1楽章をばっさり切って、その間に俳優達の入場を挿入してつなぎ合わせるというとんでもない荒業が、当時のコンクールで流行していました。初めてこの曲の正しい演奏をこのCDで聴いたときは少なからず衝撃を受けた記憶があります。このハムレットへの音楽、有名なアルメニアン・ダンスパート1よりも古い作曲年代の曲になります。
吹奏楽コンクールは、課題曲を含めて12分という演奏時間の制限があるがために、このような無謀ともいえる曲のカットが登場しますが、作曲者にとっては、あまり好ましいことではないのかもしれません。
その問題はあえて、ここではあまり論じませんが、作曲者のいとも重要だと思う、とだけ言っておきたいと思います。
東京佼成ウインドオーケストラの演奏は、可もなく不可もなく、という演奏、という印象が私には強いので、なんともいえません。しかし、全曲をリードの指揮できちんと演奏しているという面では貴重な録音のひとつです。
吹奏楽の世界に足を踏み入れた人すべてにオススメの一枚です。
私自身はかなりやばい状態ですが、皆さんはきっといい演奏を聞かせてくださると思っています。
あした私の代わりにクマのぬいぐるみとか置いてあったら、敵前逃亡したとご判断下さい。
さて、今日から少しの間、「今日の一枚」を吹奏楽特集にしたいと思っています。実は私、吹奏楽を長い間やっているのにもかかわらず、吹奏楽の曲にはそれほど詳しくないのです。その原因は中学、高校の頃の恩師の先生方が、オリジナルの吹奏楽よりも、クラシックからのアレンジ物を好んだという影響が大きいと思います。ゆえに、クラシックはよく聞いても、吹奏楽のオリジナル曲にはそれほど詳しくはありません。
そこで、今回も、オリジナル、クラシックからのアレンジ、様々取り合わせて紹介していきたいと思っています。つまり、演奏が吹奏楽であればなんでもあり、ということにさせていただきます。題して、「吹奏楽無節操企画」です。
そこで今日の一枚です。
A.リード&佼成ウインドオーケストラ「ハムレット」
指揮:アルフレッド・リード
東京佼成ウインド・オーケストラ
佼成出版社 KOCD-3007
このCDはアルフレッド・リードによる自作自演集の中の一枚です。東京佼成ウインド・オーケストラは、日本を代表するプロの吹奏楽団のひとつです。録音は1987年なので、すでに17年の年月が経過しています。
曲目は、テキサスを讃えて、プレリュードとカプリッチオ、プロセルピナの丘、ハムレットへの音楽、となっています。
ハムレットへの音楽は演奏したことはないのですが、若干の思い出があります。というのも、私は中学校から吹奏楽部に入部したのですが、3つ上の姉も中学校時代吹奏楽部で、私が中学生になる前の年、姉達が吹奏楽コンクールの自由曲で演奏したのがこの曲でした。この自由曲の演奏、1楽章をばっさり切って、その間に俳優達の入場を挿入してつなぎ合わせるというとんでもない荒業が、当時のコンクールで流行していました。初めてこの曲の正しい演奏をこのCDで聴いたときは少なからず衝撃を受けた記憶があります。このハムレットへの音楽、有名なアルメニアン・ダンスパート1よりも古い作曲年代の曲になります。
吹奏楽コンクールは、課題曲を含めて12分という演奏時間の制限があるがために、このような無謀ともいえる曲のカットが登場しますが、作曲者にとっては、あまり好ましいことではないのかもしれません。
その問題はあえて、ここではあまり論じませんが、作曲者のいとも重要だと思う、とだけ言っておきたいと思います。
東京佼成ウインドオーケストラの演奏は、可もなく不可もなく、という演奏、という印象が私には強いので、なんともいえません。しかし、全曲をリードの指揮できちんと演奏しているという面では貴重な録音のひとつです。
吹奏楽の世界に足を踏み入れた人すべてにオススメの一枚です。
2008年10月17日
フォーマル、カジュアル共用。
サクソフォンアンサンブルコンサートまで……あと………2日。やばいです。
さて、私の職場は基本的に制服もなければ、決められた服装というものが存在しません。職場や部署によっては、そろいのジャージやポロシャツがあったり、ジャケットやネクタイの使用がほぼ義務付けられているところも多いようですが、基本的に自由。
医療の現場なのですが、看護師もTシャツやポロシャツだったりします。私は看護師ではないのですが、外から来たいろいろな人と会う職種であるため、ある程度服装に気を使うことになります。
ネクタイはしていませんし、カッターシャツを着ているわけでもなく、シャツにチノパン、ジャケットという一見カジュアルに見える服装で、何となく無理すればフォーマルでもいけるんじゃない?ぐらいの服装をしています。カジュアルとフォーマルの間を行く服装というのが一番微妙で難しかったりします。
そこで今日の一枚です。

ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー他
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
コロンビア・ジャズバンド
ニューヨーク・フィルハーモニック
ロサンジェルス・フィルハーモニック
マイケル・ティルソン・トーマス(ピアノ)
ジョージ・ガーシュウィン(1925年製ピアノロール)
CBSソニー 22DC 5519
このCDはガーシュウィン自身が演奏したものを記録したピアノロールを使ったラプソディ・イン・ブルーを使用して、伴奏をつけたものをはじめ、ガーシュウィンの作品を収録したもの。
曲目は、ラプソディ・イン・ブルー(原典版)、パリのアメリカ人、セカンド・ラプソディ(ピアノとオーケストラのための)となっています。
ガーシュウィンは、いわずと知れた、セミクラシックという領域を開拓したともいえる人物です。ガーシュウィン自身はメンデルスゾーンのような作曲家になりたい、というようなことも言っていたようです。このラプソディ・イン・ブルーはオリジナルの編成に忠実に、そして、ガーシュウィン自身のピアノロールを使用しているため、当時の演奏が復刻されたような形になっているようです。この、ガーシュウィンの系譜はのちにバーンスタインのような作曲家にもつながるもので、アメリカ音楽として、セミクラシックという分野を確立したともいえます。まにジャンルにとらわれない、という面ではクラシックとジャズの共用、当時、自由の国アメリカらしい発想の自由さを持った音楽ともいえます。
ガーシュウィンの音楽を聴いてみたい方、特に、本人の貴重なピアノ・ロールの演奏を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
さて、私の職場は基本的に制服もなければ、決められた服装というものが存在しません。職場や部署によっては、そろいのジャージやポロシャツがあったり、ジャケットやネクタイの使用がほぼ義務付けられているところも多いようですが、基本的に自由。
医療の現場なのですが、看護師もTシャツやポロシャツだったりします。私は看護師ではないのですが、外から来たいろいろな人と会う職種であるため、ある程度服装に気を使うことになります。
ネクタイはしていませんし、カッターシャツを着ているわけでもなく、シャツにチノパン、ジャケットという一見カジュアルに見える服装で、何となく無理すればフォーマルでもいけるんじゃない?ぐらいの服装をしています。カジュアルとフォーマルの間を行く服装というのが一番微妙で難しかったりします。
そこで今日の一枚です。

ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー他
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
コロンビア・ジャズバンド
ニューヨーク・フィルハーモニック
ロサンジェルス・フィルハーモニック
マイケル・ティルソン・トーマス(ピアノ)
ジョージ・ガーシュウィン(1925年製ピアノロール)
CBSソニー 22DC 5519
このCDはガーシュウィン自身が演奏したものを記録したピアノロールを使ったラプソディ・イン・ブルーを使用して、伴奏をつけたものをはじめ、ガーシュウィンの作品を収録したもの。
曲目は、ラプソディ・イン・ブルー(原典版)、パリのアメリカ人、セカンド・ラプソディ(ピアノとオーケストラのための)となっています。
ガーシュウィンは、いわずと知れた、セミクラシックという領域を開拓したともいえる人物です。ガーシュウィン自身はメンデルスゾーンのような作曲家になりたい、というようなことも言っていたようです。このラプソディ・イン・ブルーはオリジナルの編成に忠実に、そして、ガーシュウィン自身のピアノロールを使用しているため、当時の演奏が復刻されたような形になっているようです。この、ガーシュウィンの系譜はのちにバーンスタインのような作曲家にもつながるもので、アメリカ音楽として、セミクラシックという分野を確立したともいえます。まにジャンルにとらわれない、という面ではクラシックとジャズの共用、当時、自由の国アメリカらしい発想の自由さを持った音楽ともいえます。
ガーシュウィンの音楽を聴いてみたい方、特に、本人の貴重なピアノ・ロールの演奏を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2008年10月16日
眼鏡が…。
サクソフォーンアンサンブルコンサートまであと4日となりました。昨日もカルテット、ラージの練習が行われました。
さて、私は極度の近視で眼鏡を使用しているのですが、最近目がねから何かがポロポロ落ちてくるようになりました。現在チタンフレームを使用しているのですが、どうも、つや消し仕上げのつや消しの部分が剥がれ落ちているようです。このつや消し、おそらくはラッカーなどの塗装によってつや消しにしているようなのですが、それが剥がれ落ちているためにつや消しだったフレームが逆にぴかぴかになっています。
まあ、眼鏡自体に大きな問題はないので、普通に使うのには支障がありませんが…。
そこで今日の一枚です。

ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」全曲 バレエ音楽「恋は魔術師」全曲
指揮:jシャルル・デュトワ
モントリオール交響楽団
ソプラノ:コレット・ボーギー
メゾ・ソプラノ:ユゲット・トゥランジョー
ソロ・バスーン:リヒャルト・ヘーニッヒ
LONDON(ポリドール)F35L-50140
このCDはデュトワ/モントリオール響による、ファリャの作品2曲を収録したものです。
「三角帽子」は、スペインの作曲家マニュエル・デ・ファリャ(1876~1946)の作品の中で、最も有名なバレエ音楽です。もともと、バレエの作品ですが、スペインらしい色彩感や、すばらしいオーケストレーションにより、バレエでなく、純粋なクラシックのコンサートでも耳にする曲となっています。
ファリャが40歳のときかの有名なロシアバレエ団のディアギレフから依頼され、作曲した曲です。物語はスペインの小説家アラルコンが、アンダルシアの民話をもとにした小説「三角帽子」によるもので、魅力的な粉屋の女房、彼女に横恋慕する三角帽子をかぶった市長と嫉妬深い彼女の亭主が巻き起こすドタバタ喜劇です。
この曲にはアンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団の演奏が名演と言われていますが、このデュトワ盤はオケの上手さとさらに洗練された響きでアンセルメ盤の上を言っているかもしれません。ただ、アンセルメ盤はアンセルメ盤で味があっていいのかもしれません。
実はこのCD、CDというメディアが発売されてからまだ数年目でなんとクラシックのCDが一般的に3500円の時代のものです。で、買って間もない頃、CDのケースが割れてしまいました。当時、ケースもひとつ300円ぐらいした記憶があります。ケースが割れたときはショックでした。そんな思い出があります。
ファリャのスペイン色の豊かな色彩感あふれる音楽を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
さて、私は極度の近視で眼鏡を使用しているのですが、最近目がねから何かがポロポロ落ちてくるようになりました。現在チタンフレームを使用しているのですが、どうも、つや消し仕上げのつや消しの部分が剥がれ落ちているようです。このつや消し、おそらくはラッカーなどの塗装によってつや消しにしているようなのですが、それが剥がれ落ちているためにつや消しだったフレームが逆にぴかぴかになっています。
まあ、眼鏡自体に大きな問題はないので、普通に使うのには支障がありませんが…。
そこで今日の一枚です。

ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」全曲 バレエ音楽「恋は魔術師」全曲
指揮:jシャルル・デュトワ
モントリオール交響楽団
ソプラノ:コレット・ボーギー
メゾ・ソプラノ:ユゲット・トゥランジョー
ソロ・バスーン:リヒャルト・ヘーニッヒ
LONDON(ポリドール)F35L-50140
このCDはデュトワ/モントリオール響による、ファリャの作品2曲を収録したものです。
「三角帽子」は、スペインの作曲家マニュエル・デ・ファリャ(1876~1946)の作品の中で、最も有名なバレエ音楽です。もともと、バレエの作品ですが、スペインらしい色彩感や、すばらしいオーケストレーションにより、バレエでなく、純粋なクラシックのコンサートでも耳にする曲となっています。
ファリャが40歳のときかの有名なロシアバレエ団のディアギレフから依頼され、作曲した曲です。物語はスペインの小説家アラルコンが、アンダルシアの民話をもとにした小説「三角帽子」によるもので、魅力的な粉屋の女房、彼女に横恋慕する三角帽子をかぶった市長と嫉妬深い彼女の亭主が巻き起こすドタバタ喜劇です。
この曲にはアンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団の演奏が名演と言われていますが、このデュトワ盤はオケの上手さとさらに洗練された響きでアンセルメ盤の上を言っているかもしれません。ただ、アンセルメ盤はアンセルメ盤で味があっていいのかもしれません。
実はこのCD、CDというメディアが発売されてからまだ数年目でなんとクラシックのCDが一般的に3500円の時代のものです。で、買って間もない頃、CDのケースが割れてしまいました。当時、ケースもひとつ300円ぐらいした記憶があります。ケースが割れたときはショックでした。そんな思い出があります。
ファリャのスペイン色の豊かな色彩感あふれる音楽を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2008年10月15日
本当に吹けるのか?
季節はすっかり秋で朝晩、肌寒いぐらいになってきました。ボチボチ、寝るときに毛布を出してもいいかもしれません。今までは当然夏物のタオルケット布団。私は結構な暑がりなのです。
さて、先日からも書いているように、サクソフォンアンサンブルコンサートまであとわずか、あと4日となってしまいました。カウントダウン状態です。実は今回の選曲も結構ハードで、まだまだ十分にふけない場所があったりします。あと、4日間の間に何とかしなければならないのですが、本当に大丈夫か自信は全くありません。
しかし、いい演奏はしたいのでがんばるしかありません。
そこで今日の一枚です。
吹奏楽名曲コレクション33
サクソフォーン・アンサンブル・名曲集2
キャトル・ロゾー・サクソフォーン・アンサンブル
東芝EMI TOCZ-9197
このCDはキャトル・ロゾーによるサクソフォーンアンサンブル曲集です。
曲目は、セレナード (原博)、半音階的ワルツ (ヴェローヌ)、アンダンテとスケルツェット (ランティエ)、ブタド (シモニ)、サクソフォン4重奏曲より 第3楽章「蝶々」 (ジャンジャン)、サクソフォン4重奏曲第1番より アレグロ・ドゥ・コンセール (サンジュレ)、組曲 (アプシル)、小組曲 (フランセ)、序奏とスケルツォ (クレリス)、サクソフォン4重奏曲 (デザンクロ) となっています。
個人的な好みかもしれませんが、デザンクロの演奏はこれより前に録音されているものの演奏の方が私は好きです。また、原博氏のセレナードは私も演奏したいと思ったのですが、楽譜がセット販売のものに含まれていて、金柑アンサンブルなどの必要無い楽譜を大量に一緒に買わなければなりません。金額も20万円位します。なので、あきらめました。
この中に入っている、半音階的ワルツは我々が昔、演奏会のアンコールにしようとして、やめた曲。これにもいきさつがあって、アンコールを何にしようか演奏会の直前に決めようとしていて、O本師匠がこの曲ぐらいだったら簡単、という言葉を信じて、一度やってみたのですが、見事に直前に練習したぐらいでは無理なことに気づき、他の曲と差し替えた記憶があります。ちょっと我々にとってはいわくつきの曲です。
キャトル・ロゾーの音色としてはこれ以前のものの方が私は好きなのですが、サンジュレーのルフェーブル版の音源などが、収録されているという点では貴重な録音です。
サクソフォーンを吹いている中高生の方に是非聞いていただきたいオススメの一枚です。
さて、先日からも書いているように、サクソフォンアンサンブルコンサートまであとわずか、あと4日となってしまいました。カウントダウン状態です。実は今回の選曲も結構ハードで、まだまだ十分にふけない場所があったりします。あと、4日間の間に何とかしなければならないのですが、本当に大丈夫か自信は全くありません。
しかし、いい演奏はしたいのでがんばるしかありません。
そこで今日の一枚です。
吹奏楽名曲コレクション33
サクソフォーン・アンサンブル・名曲集2
キャトル・ロゾー・サクソフォーン・アンサンブル
東芝EMI TOCZ-9197
このCDはキャトル・ロゾーによるサクソフォーンアンサンブル曲集です。
曲目は、セレナード (原博)、半音階的ワルツ (ヴェローヌ)、アンダンテとスケルツェット (ランティエ)、ブタド (シモニ)、サクソフォン4重奏曲より 第3楽章「蝶々」 (ジャンジャン)、サクソフォン4重奏曲第1番より アレグロ・ドゥ・コンセール (サンジュレ)、組曲 (アプシル)、小組曲 (フランセ)、序奏とスケルツォ (クレリス)、サクソフォン4重奏曲 (デザンクロ) となっています。
個人的な好みかもしれませんが、デザンクロの演奏はこれより前に録音されているものの演奏の方が私は好きです。また、原博氏のセレナードは私も演奏したいと思ったのですが、楽譜がセット販売のものに含まれていて、金柑アンサンブルなどの必要無い楽譜を大量に一緒に買わなければなりません。金額も20万円位します。なので、あきらめました。
この中に入っている、半音階的ワルツは我々が昔、演奏会のアンコールにしようとして、やめた曲。これにもいきさつがあって、アンコールを何にしようか演奏会の直前に決めようとしていて、O本師匠がこの曲ぐらいだったら簡単、という言葉を信じて、一度やってみたのですが、見事に直前に練習したぐらいでは無理なことに気づき、他の曲と差し替えた記憶があります。ちょっと我々にとってはいわくつきの曲です。
キャトル・ロゾーの音色としてはこれ以前のものの方が私は好きなのですが、サンジュレーのルフェーブル版の音源などが、収録されているという点では貴重な録音です。
サクソフォーンを吹いている中高生の方に是非聞いていただきたいオススメの一枚です。
2008年10月13日
楽譜を郵送すると。
今日は午前中はサクソフォンアンサンブルのカルテットの練習、午後からはラージの練習。
さて、先日からこのような状態で、10月19日の演奏会に向けて練習に励んでいるわけですが(予定が合わず、イマイチ励み切れていないところもありますが…)、今年はわりと、楽譜の受け渡しに苦労がありませんでした。最近はメールに添付して送れる楽譜は全部メールで送ってしまったりすることもあるので、便利になりました。以前は、楽譜を郵送することがおおかったのですが、楽譜を郵送するときに、郵便局に持って行き、封筒に「二つ折り厳禁」と赤文字で書いてポストに投函したとします。結果は…見事に二つ折り、三つ折り状態です。で、窓口で、「二つ折り厳禁」と書いた封筒を送ってくださいと、出すと、「あー、こうやって書くだけじゃ駄目なんですよねー、中に厚紙とか入れてもらっとかないとー。」などと言われます。で、重さが重くなる上に、定形外扱いとなると、料金がかさみます。そこで、これをクロネコメール便にするとどうなるか。このメール便の売り文句として、「A4サイズのチラシやパンフレットなどを折り曲げることなく80円から翌日配達(一部地域を除く)できます。配達状況もヤマト運輸のホームページで一目瞭然に確認できます。」ということなので、80円で折り曲げなしで東京でも翌日配達です。
ただし、信書(宛名が特定されている手紙)などは遅れないようですが、この信書の定義がまたややこしくてよくわからないところがあります。
でも、この様子だと、今後は間違いなく、メール便を使って送ることになりそうな予感がしています。
そこで今日の一枚です。

緑の地平線(ホライゾン)
カーペンターズ
A&Mレコード AMP-7003
これはLPレコードです。カーペンターズの1975年リリース作品のアルバムです。
カーペンターズは、コネティカット州生まれの兄妹デュオ。(兄リチャード、妹カレン)リチャードは12歳でピアノを始め、カレンはハイスクール時代にドラムを始める。互いにバンド活動を経て、二人で活動を開始し、「涙の乗車券」で1969年にデビューしました。2ndシングル「遥かなる影」で一躍トップスターになりましたが、輝かしい成功の一方でカレンは拒食症にかかり1983年他界してしまいます。その後、兄リチャードは1997年ソロで初来日公演を果たしました。
収録されている曲は希望の鐘、オンリー・イエスタデイ、愛は虹の色(デスペラード)、プリーズ・ミスター・ポストマン、アイ・キャン・ドリーム、ソリテアー、ハッピー、グッバイ・アンド・アイ・ラヴ・ユー、愛は木の葉のように、悲しみの夕暮れとなっています。
さて、郵便や、郵便配達というといくつか曲を思い出すのですが、必ずといっていいいい位、この中のプリーズ・ミスター・ポストマンも思い出します。
しかし、この時代、アメリカで、郵便配達ではなく、メール便だったらどういった曲名になったのでしょうか?あまりにも趣がなくなるので、想像したくはありませんが。
カーペンターズを聞いてみたい方、ちょっぴり神経質ともいえる繊細なカーペンターズを聞いてみたい方にオススメの一枚です。
さて、先日からこのような状態で、10月19日の演奏会に向けて練習に励んでいるわけですが(予定が合わず、イマイチ励み切れていないところもありますが…)、今年はわりと、楽譜の受け渡しに苦労がありませんでした。最近はメールに添付して送れる楽譜は全部メールで送ってしまったりすることもあるので、便利になりました。以前は、楽譜を郵送することがおおかったのですが、楽譜を郵送するときに、郵便局に持って行き、封筒に「二つ折り厳禁」と赤文字で書いてポストに投函したとします。結果は…見事に二つ折り、三つ折り状態です。で、窓口で、「二つ折り厳禁」と書いた封筒を送ってくださいと、出すと、「あー、こうやって書くだけじゃ駄目なんですよねー、中に厚紙とか入れてもらっとかないとー。」などと言われます。で、重さが重くなる上に、定形外扱いとなると、料金がかさみます。そこで、これをクロネコメール便にするとどうなるか。このメール便の売り文句として、「A4サイズのチラシやパンフレットなどを折り曲げることなく80円から翌日配達(一部地域を除く)できます。配達状況もヤマト運輸のホームページで一目瞭然に確認できます。」ということなので、80円で折り曲げなしで東京でも翌日配達です。
ただし、信書(宛名が特定されている手紙)などは遅れないようですが、この信書の定義がまたややこしくてよくわからないところがあります。
でも、この様子だと、今後は間違いなく、メール便を使って送ることになりそうな予感がしています。
そこで今日の一枚です。

緑の地平線(ホライゾン)
カーペンターズ
A&Mレコード AMP-7003
これはLPレコードです。カーペンターズの1975年リリース作品のアルバムです。
カーペンターズは、コネティカット州生まれの兄妹デュオ。(兄リチャード、妹カレン)リチャードは12歳でピアノを始め、カレンはハイスクール時代にドラムを始める。互いにバンド活動を経て、二人で活動を開始し、「涙の乗車券」で1969年にデビューしました。2ndシングル「遥かなる影」で一躍トップスターになりましたが、輝かしい成功の一方でカレンは拒食症にかかり1983年他界してしまいます。その後、兄リチャードは1997年ソロで初来日公演を果たしました。
収録されている曲は希望の鐘、オンリー・イエスタデイ、愛は虹の色(デスペラード)、プリーズ・ミスター・ポストマン、アイ・キャン・ドリーム、ソリテアー、ハッピー、グッバイ・アンド・アイ・ラヴ・ユー、愛は木の葉のように、悲しみの夕暮れとなっています。
さて、郵便や、郵便配達というといくつか曲を思い出すのですが、必ずといっていいいい位、この中のプリーズ・ミスター・ポストマンも思い出します。
しかし、この時代、アメリカで、郵便配達ではなく、メール便だったらどういった曲名になったのでしょうか?あまりにも趣がなくなるので、想像したくはありませんが。
カーペンターズを聞いてみたい方、ちょっぴり神経質ともいえる繊細なカーペンターズを聞いてみたい方にオススメの一枚です。
2008年10月12日
よくわからなくても…。
今日は日曜日でお休みですが、サクソフォーンアンサンブルコンサートまであと一週間ということで、当然練習。明日は別のカルテットの練習tとラージの練習もあります。
さて、今回の演奏会、ニュルンベルクのマイスタージンガーから第一幕への前奏曲を演奏するのですが、元の楽劇は当然、ドイツ語です。まあ、動画とか見るときには字幕スーパーが出るので、日本語訳がありますが、それでもドイツ語は全くわからない状態。でも、何となくあらすじとかが判っているとそれなりに楽しめたりするので不思議です。勿論原語がわかればもっと楽しめるのかもしれませんが。
そこで今日の一枚です。

SATIE Piano Works(selectinon)
Klara Kormendi(ピアノ)
NAXOS 8.550305
このCDはエリック・サティのピアノ小品集です。私はあまりナクソスのCDを買いません、なので、あまり持ってもいないのですが、ピアノ曲に対して興味とこだわりのない私は安いCDを探した結果ナクソスのCDになったと言ういきさつです。
このサティの曲で、このCDにも収録されているジムノペティという曲があるのですが、この曲はずいぶん昔、喫茶店で延々流れていた記憶があります。ピアノの演奏でだけではなく、弦楽の演奏だったりもしますが、今でもいろいろな場所で、様々な形で、この曲は耳にします。
サティというフランスの作曲家は1866年生まれです。サティが作曲を始めた頃はロマン派の時代であり、ヴァーグナーなどが大流行していた時代です。しかし、サティはいち早く印象主義的な曲の作曲はじめ、独自の道を歩みます。ドビュッシーが印象主義へと進んだ時、サティは一歩先を行き、すでに印象主義には留まっていませんでした。生涯彼は常に先駆者であったようですが、そのために、うした曲が全く注目されなかった当、音楽界において長く不遇の時を過ごします。サティは「ムッシュー・ル・ボワール(貧乏氏)」とあだ名されるほど貧乏でした。キャバレーで雇われピアニストとして働いたり、シャンソン歌手の伴奏をしたりして生計をたてていたようです。シャンソンなども作曲していて、今日でも有名な「Je te veux」などはじめ60曲近くのシャンソンを作ったと言われています。
このCD、ピアニストのクオリティーは私は良くわからないので、なんともいえませんが、全編サティワールドになっています。
ちょっとピアノのBGMとして聴くのにオススメの一枚です。
さて、今回の演奏会、ニュルンベルクのマイスタージンガーから第一幕への前奏曲を演奏するのですが、元の楽劇は当然、ドイツ語です。まあ、動画とか見るときには字幕スーパーが出るので、日本語訳がありますが、それでもドイツ語は全くわからない状態。でも、何となくあらすじとかが判っているとそれなりに楽しめたりするので不思議です。勿論原語がわかればもっと楽しめるのかもしれませんが。
そこで今日の一枚です。

SATIE Piano Works(selectinon)
Klara Kormendi(ピアノ)
NAXOS 8.550305
このCDはエリック・サティのピアノ小品集です。私はあまりナクソスのCDを買いません、なので、あまり持ってもいないのですが、ピアノ曲に対して興味とこだわりのない私は安いCDを探した結果ナクソスのCDになったと言ういきさつです。
このサティの曲で、このCDにも収録されているジムノペティという曲があるのですが、この曲はずいぶん昔、喫茶店で延々流れていた記憶があります。ピアノの演奏でだけではなく、弦楽の演奏だったりもしますが、今でもいろいろな場所で、様々な形で、この曲は耳にします。
サティというフランスの作曲家は1866年生まれです。サティが作曲を始めた頃はロマン派の時代であり、ヴァーグナーなどが大流行していた時代です。しかし、サティはいち早く印象主義的な曲の作曲はじめ、独自の道を歩みます。ドビュッシーが印象主義へと進んだ時、サティは一歩先を行き、すでに印象主義には留まっていませんでした。生涯彼は常に先駆者であったようですが、そのために、うした曲が全く注目されなかった当、音楽界において長く不遇の時を過ごします。サティは「ムッシュー・ル・ボワール(貧乏氏)」とあだ名されるほど貧乏でした。キャバレーで雇われピアニストとして働いたり、シャンソン歌手の伴奏をしたりして生計をたてていたようです。シャンソンなども作曲していて、今日でも有名な「Je te veux」などはじめ60曲近くのシャンソンを作ったと言われています。
このCD、ピアニストのクオリティーは私は良くわからないので、なんともいえませんが、全編サティワールドになっています。
ちょっとピアノのBGMとして聴くのにオススメの一枚です。
2008年10月11日
秋の夜長に疲れを。
秋の日はつるべ落とし、夜が長くなりました。
さて、今日は土曜日ですがお仕事でした。サクソフォンアンサンブルコンサートを間近に控え、練習時間が取れないのは残念なのですが、そこはお仕事、出勤しなければなりません。最近、週末に雨が多いので、本番のお天気もちょっと心配です。 仕事が立て込んでくると、疲れも溜まってきますが、できれば家に帰ってからは夜をゆっくりと過ごしたいものです。。
そこで今日の一枚です。
J.S.バッハ
管弦楽組曲 第二番 ロ短調 BWV1067
管弦楽組曲 第三番 ニ長調 BWV1068
指揮:ヘルベルト・フォンカラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カールハインツ・ツェラー(フルート)
グラモフォン 15MG 3057
これはアナログLPレコードです。バッハの管弦楽組曲の第二番と第三番が収録されています。
曲の作曲者やタイトルは知らなくても、どこかで必ず聞いたことのある音楽ではないでしょうか。
カラヤンはよく言えば、広範なレパートリーを持つ指揮者でバロックからオペラまでという演奏活動を行っていましたが、悪く言うと、ポリシーがなく、節操なくいろんな曲を演奏しているともいえます。
とはいえ、演奏を聴くとどれを聞いてもカラヤンらしい演奏で全体的に一般に受け入れやすく、ゴージャスな演奏で、しかもソリストはどれも一流どころばかりというすばらしいおまけ付きです。ご他聞にもれず、このカールハインツ・ツェラーもベルリンフィルを一度退団した後、カラヤンにベルリンフィルに呼び戻されたという、フルートの名手です。
ゆったりした時間に何気なく聞くにはいい演奏、いい音楽のような気がします。
なお、第三組曲の「アリア」は有名な旋律となったあの「G線上のアリア」です。またもや、LPの写真を撮り忘れました…。
疲れたときのくつろぎの時間にオススメの一枚です。
さて、今日は土曜日ですがお仕事でした。サクソフォンアンサンブルコンサートを間近に控え、練習時間が取れないのは残念なのですが、そこはお仕事、出勤しなければなりません。最近、週末に雨が多いので、本番のお天気もちょっと心配です。 仕事が立て込んでくると、疲れも溜まってきますが、できれば家に帰ってからは夜をゆっくりと過ごしたいものです。。
そこで今日の一枚です。
J.S.バッハ
管弦楽組曲 第二番 ロ短調 BWV1067
管弦楽組曲 第三番 ニ長調 BWV1068
指揮:ヘルベルト・フォンカラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カールハインツ・ツェラー(フルート)
グラモフォン 15MG 3057
これはアナログLPレコードです。バッハの管弦楽組曲の第二番と第三番が収録されています。
曲の作曲者やタイトルは知らなくても、どこかで必ず聞いたことのある音楽ではないでしょうか。
カラヤンはよく言えば、広範なレパートリーを持つ指揮者でバロックからオペラまでという演奏活動を行っていましたが、悪く言うと、ポリシーがなく、節操なくいろんな曲を演奏しているともいえます。
とはいえ、演奏を聴くとどれを聞いてもカラヤンらしい演奏で全体的に一般に受け入れやすく、ゴージャスな演奏で、しかもソリストはどれも一流どころばかりというすばらしいおまけ付きです。ご他聞にもれず、このカールハインツ・ツェラーもベルリンフィルを一度退団した後、カラヤンにベルリンフィルに呼び戻されたという、フルートの名手です。
ゆったりした時間に何気なく聞くにはいい演奏、いい音楽のような気がします。
なお、第三組曲の「アリア」は有名な旋律となったあの「G線上のアリア」です。またもや、LPの写真を撮り忘れました…。
疲れたときのくつろぎの時間にオススメの一枚です。
2008年10月10日
秋です。
10月も気付いてみればはや10日。サクソフォンアンサンブルコンサートまであと10日をきっています。ダッパーの練習も佳境。
さて、季節の方も朝夕が肌寒いぐらいになってきました。衣替えのシーズンです。そろそろシャツの上にジャケットを羽織ってもいいシーズンとなりました。洋服ダンスの中のジャケットを引っ張り出してくることになりそうです。
晴れの日はまさに秋のすがすがしい日となります。アンサンブルコンサートの当日も晴れるといいな、と今から思ってしまいます。台風が来ると大きな被害をもたらしたりもするのですが…。
自然の恵みを感じると同時に自然の脅威も感じる今年の秋となってしまいました。
そこで今日の一枚です。

SKY HIGH(スカイ・ハイ)/JIGSAW(ジグソー)
BASF(バスフレコード) UP-499-B
これは、なんとシングルレコード。アナログです。なつかしのドーナツ盤です。(決して状態は良くありませんが)数年前、知人がレコードを処分すると言うことでもらってきました。
このスカイ・ハイという曲は色々なコマーシャルでも使われている曲です。その昔、メキシコの覆面レスラー、ミルマスカラスの登場曲としても大ヒットしました。しかし、元は、1970年代、香港・オーストラリア合作のカンフーアクション映画の主題歌として初めて日本上陸した曲です。この映画「スカイハイ」は、B級映画の名にふさわしい映画で、ハングライダーを初めて映画に使ったというのか゜売り物だったようです。ちなみに私はどんな内容の映画七日も知りません。実際に見た方がいらっしゃったら教えてください。
で、今日の午前中の秋晴れの空を見ていると、なぜかこのスカイ・ハイが思い出されてしまいました。最近、トヨタのCMで聞いたことも在ったのでしょうが。でも晴れた空を滑空する飛行機や、ハンググライダーにはぴったりの曲です。
空を飛ぶ気分を味わいたい方、秋晴れにスカッとした気分になりたい方にオススメの一枚です。
ちなみに、今年、ジグソーのベスト盤が発売され、スカイ・ハイも収録されているようです
さて、季節の方も朝夕が肌寒いぐらいになってきました。衣替えのシーズンです。そろそろシャツの上にジャケットを羽織ってもいいシーズンとなりました。洋服ダンスの中のジャケットを引っ張り出してくることになりそうです。
晴れの日はまさに秋のすがすがしい日となります。アンサンブルコンサートの当日も晴れるといいな、と今から思ってしまいます。台風が来ると大きな被害をもたらしたりもするのですが…。
自然の恵みを感じると同時に自然の脅威も感じる今年の秋となってしまいました。
そこで今日の一枚です。

SKY HIGH(スカイ・ハイ)/JIGSAW(ジグソー)
BASF(バスフレコード) UP-499-B
これは、なんとシングルレコード。アナログです。なつかしのドーナツ盤です。(決して状態は良くありませんが)数年前、知人がレコードを処分すると言うことでもらってきました。
このスカイ・ハイという曲は色々なコマーシャルでも使われている曲です。その昔、メキシコの覆面レスラー、ミルマスカラスの登場曲としても大ヒットしました。しかし、元は、1970年代、香港・オーストラリア合作のカンフーアクション映画の主題歌として初めて日本上陸した曲です。この映画「スカイハイ」は、B級映画の名にふさわしい映画で、ハングライダーを初めて映画に使ったというのか゜売り物だったようです。ちなみに私はどんな内容の映画七日も知りません。実際に見た方がいらっしゃったら教えてください。
で、今日の午前中の秋晴れの空を見ていると、なぜかこのスカイ・ハイが思い出されてしまいました。最近、トヨタのCMで聞いたことも在ったのでしょうが。でも晴れた空を滑空する飛行機や、ハンググライダーにはぴったりの曲です。
空を飛ぶ気分を味わいたい方、秋晴れにスカッとした気分になりたい方にオススメの一枚です。
ちなみに、今年、ジグソーのベスト盤が発売され、スカイ・ハイも収録されているようです
2008年10月09日
災害と民族。
台風がボチボチ来ている様子なのですが、水不足が解決されることなくきています。
しかし、台風が来るといって喜んでもいられません。大きな被害をもたらすこともあります。やはり、被害がわが身に来ないと思うと、ほっとしてしまいまうのは事実ですが、被害にあわれた方にとっては深刻な問題です。よく、飛行機事故などで、「日本人乗客はいない模様です。」という言葉を聴いたときにほっとするのと同じなのかもしれません。私は小さい頃から、喜びの表現が隠しきれないようにその言葉を言う人たちが、疑問であまり好きではありませんでした。日本人でなくても、日本に家族がいることだってあるだろうと思うからです。自分達がよければ、という志向だとは言い切れませんが、この行為は若干ヒューマニズムの観点から見ると、人間的でないような気がします。
民族意識などが日本人は割りと高いと言うことも聴きますが、決して日本は単一民族の国家ではなくて、昔から複数の民族が存在する国家だと私は認識しています。
まあ、民族間の軋轢などと言う難しい話は良くわからないので、ここでは避けますが、少なくとも、台風が自分の地域を通り過ぎたからといって、喜ぶだけではいられない、ということでしょうか。
そこで今日の一枚です。

20TH-CENTURY FRENCH MASTERPIECES
指揮:レナード・バーンスタイン
コロンビア・チェンバー・オーケストラ
コロンビア交響楽団
ニューヨーク・フィルハーモニック
SONY Classical SMK 60695
このCDはバーンスタインの指揮による、20世紀のフランス作品を集めたもの。
レナード・バーンスタイン (Leonard Bernstein)(1918年8月25日 - 1990年10月14日)は、ユダヤ系アメリカ人の作曲家・指揮者です。ピアノの演奏家でとしても活躍しました。
彼はウクライナ系ユダヤ人移民の3世としてアメリカで生まれました。このように民族的には複雑な背景を持って生まれています。
1969年にニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任した後に常任のポストを持たず、ウィーン・フィル、イスラエル・フィル、バイエルン放送交響楽団等様々な国や民族のオーケストラで客演として活動していました。もしかしたら、彼の複雑な民族背景がそうさせたのかもしれません。
このCDにはフランス人作曲家の曲が詰め込まれていますが、オネゲルのパシフィック231は列車の様子を音楽で描写した面白い作品です。作曲者のオネゲルは、書斎の本箱の上に模型を置いていたほどの“機関車好き”で、曲は、蒸気機関車が発車し、すごい勢いで走り、そして停車するまでの様子を、音楽的で描いています。
ちなみに、「231」とは、前輪軸を2つ、動輪軸を3つ、そして後輪軸を1つ持った蒸気機関車のことのようです。「パシフィック」は当時、高速で走れる重機関車として知られている型の名前。まさに、目前に蒸気機関車が走るような曲になっています。列車の発車から到着まで、ほっと一息、というスリリングな曲でもあります。
パシフィック231をはじめフランスの20世紀音楽を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
しかし、台風が来るといって喜んでもいられません。大きな被害をもたらすこともあります。やはり、被害がわが身に来ないと思うと、ほっとしてしまいまうのは事実ですが、被害にあわれた方にとっては深刻な問題です。よく、飛行機事故などで、「日本人乗客はいない模様です。」という言葉を聴いたときにほっとするのと同じなのかもしれません。私は小さい頃から、喜びの表現が隠しきれないようにその言葉を言う人たちが、疑問であまり好きではありませんでした。日本人でなくても、日本に家族がいることだってあるだろうと思うからです。自分達がよければ、という志向だとは言い切れませんが、この行為は若干ヒューマニズムの観点から見ると、人間的でないような気がします。
民族意識などが日本人は割りと高いと言うことも聴きますが、決して日本は単一民族の国家ではなくて、昔から複数の民族が存在する国家だと私は認識しています。
まあ、民族間の軋轢などと言う難しい話は良くわからないので、ここでは避けますが、少なくとも、台風が自分の地域を通り過ぎたからといって、喜ぶだけではいられない、ということでしょうか。
そこで今日の一枚です。

20TH-CENTURY FRENCH MASTERPIECES
指揮:レナード・バーンスタイン
コロンビア・チェンバー・オーケストラ
コロンビア交響楽団
ニューヨーク・フィルハーモニック
SONY Classical SMK 60695
このCDはバーンスタインの指揮による、20世紀のフランス作品を集めたもの。
レナード・バーンスタイン (Leonard Bernstein)(1918年8月25日 - 1990年10月14日)は、ユダヤ系アメリカ人の作曲家・指揮者です。ピアノの演奏家でとしても活躍しました。
彼はウクライナ系ユダヤ人移民の3世としてアメリカで生まれました。このように民族的には複雑な背景を持って生まれています。
1969年にニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任した後に常任のポストを持たず、ウィーン・フィル、イスラエル・フィル、バイエルン放送交響楽団等様々な国や民族のオーケストラで客演として活動していました。もしかしたら、彼の複雑な民族背景がそうさせたのかもしれません。
このCDにはフランス人作曲家の曲が詰め込まれていますが、オネゲルのパシフィック231は列車の様子を音楽で描写した面白い作品です。作曲者のオネゲルは、書斎の本箱の上に模型を置いていたほどの“機関車好き”で、曲は、蒸気機関車が発車し、すごい勢いで走り、そして停車するまでの様子を、音楽的で描いています。
ちなみに、「231」とは、前輪軸を2つ、動輪軸を3つ、そして後輪軸を1つ持った蒸気機関車のことのようです。「パシフィック」は当時、高速で走れる重機関車として知られている型の名前。まさに、目前に蒸気機関車が走るような曲になっています。列車の発車から到着まで、ほっと一息、というスリリングな曲でもあります。
パシフィック231をはじめフランスの20世紀音楽を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2008年10月08日
壮大な宇宙に。
日が落ちるのが早くなりました。夏場はたまに早い時間に帰ると、まだまだ日があって、明るい中でしたが、最近は日が落ちるの早くなってきて、帰りには必ずといっていいぐらい真っ暗です。
雨の日や曇りの日はどんよりした夜空が広がるだけですが、天気のいい日に夜空を見上げると、星空が目に入ってきます。
職場の近くは比較的町の明かりから離れていてくらい場所なので、星が良く見えます。これから冬場になると、また星がきれいに見えるようになるかもしれません。
そこで今日の一枚です。

R.シュトラウス/ツァラトゥストラはかく語りき
指揮:アンドレ・プレヴィン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
TELARC UCCT-4014
このCDはプレヴィン指揮によるウィーン・フィルの「ツァラトゥストラはかく語りき」、「死と変容」というリヒャルト・シュトラウスの差君品が収録されたものです。
このツァラトゥストラはかく語りきは、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」に触発されて、R・シュトラウスが書き上げた雄大な交響詩です。冒頭の地をはうようなオルガンの低音部に乗せて、トランペットが高らかに主題を歌い上げる導入部は、映画「2001年宇宙の旅」で取り上げられたことで、この映画の曲として知っている人も多いことと思います。またエルビス・プレスリーが自らのコンサートのオープニングにつかったことで、後に多くのアーティストのイベントでも取り上げられるようになりました。
高音質、ワイドレンジ録音を売りにしているテラークのCDです。
では「ツァラトゥストラ」とは何ぞや、ということですが、これは、ゾロアスター教(拝火教)の開祖「ゾロアスター」のドイツ語表記のことです。つまりゾロアスターのこと。でゾロアスター教とは、古代イランのゾロアスターがアーリア人の原始的な信仰をベースに体系化したものです。
アレクサンダー大王の東征によって滅亡の危機に陥りましたが、後にササン朝ペルシャで復興をし、─国教とされました。
しかしイスラムの侵入でササン朝とともに壊滅、ということになります。当時としては斬新な二元対立論(神対悪魔と言う図式)で、現在こそ世界に10万人ほどの信者しかいそうですがユダヤ・キリスト・イスラム教に多大な影響(神と悪魔の対立という図式)を及ぼした世界史的にみて宗教的には重要なもののようです。太陽を崇拝する宗教でもありました。
曲は壮大なイメージそのもの。物理的な宇宙を思い浮かべる以上に、すべてのものを包括する宇宙をイメージさせるような曲です。プレヴィンとウィーン・フィルの演奏も、ばっちり決まっています。また、テラークのワイドレンジの録音もこの曲に向いた録音だと思います。
2001年宇宙の旅をはじめ壮大な宇宙に思いを馳せながら曲を聴きたい方にオススメの一枚です。
雨の日や曇りの日はどんよりした夜空が広がるだけですが、天気のいい日に夜空を見上げると、星空が目に入ってきます。
職場の近くは比較的町の明かりから離れていてくらい場所なので、星が良く見えます。これから冬場になると、また星がきれいに見えるようになるかもしれません。
そこで今日の一枚です。

R.シュトラウス/ツァラトゥストラはかく語りき
指揮:アンドレ・プレヴィン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
TELARC UCCT-4014
このCDはプレヴィン指揮によるウィーン・フィルの「ツァラトゥストラはかく語りき」、「死と変容」というリヒャルト・シュトラウスの差君品が収録されたものです。
このツァラトゥストラはかく語りきは、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」に触発されて、R・シュトラウスが書き上げた雄大な交響詩です。冒頭の地をはうようなオルガンの低音部に乗せて、トランペットが高らかに主題を歌い上げる導入部は、映画「2001年宇宙の旅」で取り上げられたことで、この映画の曲として知っている人も多いことと思います。またエルビス・プレスリーが自らのコンサートのオープニングにつかったことで、後に多くのアーティストのイベントでも取り上げられるようになりました。
高音質、ワイドレンジ録音を売りにしているテラークのCDです。
では「ツァラトゥストラ」とは何ぞや、ということですが、これは、ゾロアスター教(拝火教)の開祖「ゾロアスター」のドイツ語表記のことです。つまりゾロアスターのこと。でゾロアスター教とは、古代イランのゾロアスターがアーリア人の原始的な信仰をベースに体系化したものです。
アレクサンダー大王の東征によって滅亡の危機に陥りましたが、後にササン朝ペルシャで復興をし、─国教とされました。
しかしイスラムの侵入でササン朝とともに壊滅、ということになります。当時としては斬新な二元対立論(神対悪魔と言う図式)で、現在こそ世界に10万人ほどの信者しかいそうですがユダヤ・キリスト・イスラム教に多大な影響(神と悪魔の対立という図式)を及ぼした世界史的にみて宗教的には重要なもののようです。太陽を崇拝する宗教でもありました。
曲は壮大なイメージそのもの。物理的な宇宙を思い浮かべる以上に、すべてのものを包括する宇宙をイメージさせるような曲です。プレヴィンとウィーン・フィルの演奏も、ばっちり決まっています。また、テラークのワイドレンジの録音もこの曲に向いた録音だと思います。
2001年宇宙の旅をはじめ壮大な宇宙に思いを馳せながら曲を聴きたい方にオススメの一枚です。
2008年10月07日
譜読みが遅い。
10月に入ってから既に一週間、10月はいよいよサクソフォンアンサンブルコンサートが開催されます。
さて、演奏会に向けて練習が週末にあります。私は、そもそも演奏する上での基礎力がないので、譜読みが非常に遅いのです。所謂初見も苦手です。基礎練習の量が昔から足りていないためか、今でも、全調スケールが出来ません。長調のスケールだけでも怪しいものです。おまけにリズム感もないときているので…。よく楽譜はパターンの組み合わせといいますが、私は、そのパターンをあまりトレーニングしてこなかったことを後悔しています。あまり面白くない練習ですが、中高生の皆さん、パターンを学習するためには、基礎練習が必須です。がんばりましょう。
おかげで人より時間をかけて楽譜をゆっくりからさらって行かなければなりません。まあ、普段からもっと練習しとけって話なのですが。今の状態では、中高生のように毎日のように楽器は吹けないので、やっぱり週末に集中してやることになります。その上、行事が立て込んでくると、基礎練習をほとんどやらずに曲の練習にかかってしまうので悪循環ンお繰り返しです。最近はもっとも基礎的なロングトーンとスケールの練習すらおろそかになっているのが自分でも悲しくなってきます。まあ、がんばらねばならないのですが。
そこで今日の一枚です。

Duke's Time
トルヴェール・クヮルテット
小柳美奈子(ピアノ)
東芝EMI TOCE-55095
このCDはトルヴェール・クヮルテットによる、デューク・エリントンの時代からというコンセプトで、20世紀のさまざまな音楽を1枚に詰め込んだというアルバムのようです。
曲目は、弦楽4重奏曲 (ラヴェル/新井靖志編) 、サクソフォン4重奏曲 (デザンクロ) 、アトム・ハーツ・クラブ、クヮルテット[トルヴェール版] (吉松隆) 、デューク・エリントンの時代から (長生淳) となっています。
ラヴェルの弦楽四重奏のは以前紹介したオーレリア・サクソフォーン・クヮルテットの演奏も持っていますが、両方聴き比べると、音楽に対するアプローチの違いのようなものが見えてきて面白いと思います。デザンクロの四重奏曲は、ファーストアルバム以来の再録になるのですが、以前のアプローチとは違い、テンポも速く、シャープで贅肉のない演奏といったイメージになっています。その分、細身で豊かな響きが聞けない気がするのは少し残念かもしれません。
しかし、ドビュッシーにしろ、アトムハーツ・クラブ・クァルテットにしろ、楽譜を見たことがありますが、恐ろしく難曲です。楽譜も真っ黒な上にリズムが難解な場所がいくつも登場しています。それをいかにも難しくなさそうに吹いてしまうところ、やはり、プロ、トルヴェールの実力はすごいのだと思ってしまいます。
ただ、デューク・エリントンの時代からは、もう少し、遊び心というか、JAZZを自分達の音楽に租借して欲しかったという、個人的な感想もあります。でも、すばらしい演奏です。
20世紀(デューク・エリントンの時代)の様々な音楽をサクソフォーンで聞きたい方、ラヴェルの弦楽四重奏曲をサクソフォーンで聞きたい方、また、オーレリアの演奏と、聴き比べてみたい方にお勧めの一枚です。
さて、演奏会に向けて練習が週末にあります。私は、そもそも演奏する上での基礎力がないので、譜読みが非常に遅いのです。所謂初見も苦手です。基礎練習の量が昔から足りていないためか、今でも、全調スケールが出来ません。長調のスケールだけでも怪しいものです。おまけにリズム感もないときているので…。よく楽譜はパターンの組み合わせといいますが、私は、そのパターンをあまりトレーニングしてこなかったことを後悔しています。あまり面白くない練習ですが、中高生の皆さん、パターンを学習するためには、基礎練習が必須です。がんばりましょう。
おかげで人より時間をかけて楽譜をゆっくりからさらって行かなければなりません。まあ、普段からもっと練習しとけって話なのですが。今の状態では、中高生のように毎日のように楽器は吹けないので、やっぱり週末に集中してやることになります。その上、行事が立て込んでくると、基礎練習をほとんどやらずに曲の練習にかかってしまうので悪循環ンお繰り返しです。最近はもっとも基礎的なロングトーンとスケールの練習すらおろそかになっているのが自分でも悲しくなってきます。まあ、がんばらねばならないのですが。
そこで今日の一枚です。

Duke's Time
トルヴェール・クヮルテット
小柳美奈子(ピアノ)
東芝EMI TOCE-55095
このCDはトルヴェール・クヮルテットによる、デューク・エリントンの時代からというコンセプトで、20世紀のさまざまな音楽を1枚に詰め込んだというアルバムのようです。
曲目は、弦楽4重奏曲 (ラヴェル/新井靖志編) 、サクソフォン4重奏曲 (デザンクロ) 、アトム・ハーツ・クラブ、クヮルテット[トルヴェール版] (吉松隆) 、デューク・エリントンの時代から (長生淳) となっています。
ラヴェルの弦楽四重奏のは以前紹介したオーレリア・サクソフォーン・クヮルテットの演奏も持っていますが、両方聴き比べると、音楽に対するアプローチの違いのようなものが見えてきて面白いと思います。デザンクロの四重奏曲は、ファーストアルバム以来の再録になるのですが、以前のアプローチとは違い、テンポも速く、シャープで贅肉のない演奏といったイメージになっています。その分、細身で豊かな響きが聞けない気がするのは少し残念かもしれません。
しかし、ドビュッシーにしろ、アトムハーツ・クラブ・クァルテットにしろ、楽譜を見たことがありますが、恐ろしく難曲です。楽譜も真っ黒な上にリズムが難解な場所がいくつも登場しています。それをいかにも難しくなさそうに吹いてしまうところ、やはり、プロ、トルヴェールの実力はすごいのだと思ってしまいます。
ただ、デューク・エリントンの時代からは、もう少し、遊び心というか、JAZZを自分達の音楽に租借して欲しかったという、個人的な感想もあります。でも、すばらしい演奏です。
20世紀(デューク・エリントンの時代)の様々な音楽をサクソフォーンで聞きたい方、ラヴェルの弦楽四重奏曲をサクソフォーンで聞きたい方、また、オーレリアの演奏と、聴き比べてみたい方にお勧めの一枚です。
2008年10月06日
颯爽と行こう。
涼しくなってきて、秋の長雨もそろそろ終りになるかもしれません。
さて、天気がよくなると、季節がら少し外に出かけたくなってきます。涼しいこの時期、久々に自転車に乗ってサイクリングなどに言ってみたい気分です。
しかし、ここしばらくの間、自転車に乗ってすらいません。どこに行くのにも車で行ってしまいます。体がなまって仕方ありません。もともと脆弱な上に、体を鍛えていないので、どうしようもありません。
サイクリングに行く前に体を鍛えることが必要かもしれません。秋の涼しい風のふく晴れた日に颯爽と自転車をこいでいくのが理想なのかもしれませんが、今はちょっと、無理かもしれません。気分だけでも颯爽とした気分を味わいたいものですが。でも一人でサイクリングはちょっとさびしいかな。
そこで今日の一枚です。

Classical Bgm 8 Drive ドライヴのクラシック
エイベックス・クラシックス AVCL25258
このCDは、ドライヴ向けにクラシックをセレクトしたオムニバスCDです。ちなみに、私はエイベックスというレーベルがあまり好きではありません。理由としては、コピーコントロールを積極的に導入したことと、音楽ソフトを完全に商業の商品にしてしまったからです。音楽ソフトは商品であると同時に芸術性が高く、文化の発展に貢献するものであると言うのが本来だと思っているのですが、エイベックスの商品はその前に、売れてナンボという香りがぷんぷんします。アーティストの使い捨てが始まったのも私はエイベックスの悪影響だと思っています。サイクルの早い音楽ソフトは、儲かるかもしれませんが、文化として発展しないので、結局は、尻すぼみになります。おまけに尻すぼみになった責任を消費者の違法コピーだとして、コピーコントロールCDで、音質の悪いCDを売りまくろうとする姿勢は、いかがなものかと思うからです。
それはさておき…。このCDには、ホルベルク組曲 : 前奏曲、タイプライター、リオの散歩、トリッチ・トラッチ・ポルカ、キューバ序曲、交響曲第4番 《イタリア》 : 第1楽章、古典交響曲 : 第1楽章、出逢った頃のように [クラシカル・インストゥルメンタル版]、ハンガリー舞曲第1番、ペトルーシュカ : ロシアの踊り、雷鳴と稲妻、そりすべり、加速度ワルツ、熊蜂の飛行となっています。個人的には、出逢った頃のようには余計な選曲だった気もします。前編、クラシック、セミクラシックで貫いて欲しかったと思います。
さて、クラシックで、心地よいドライヴが出来るのか?と思う方侮ってはいけません。英国の自動車関連の調査・プロモーション機関であるRAC Foundationから発表された自動車の運転に危険な曲の堂々の一位はなんとクラシック。ワーグナーの「ワルキューレの騎行」という曲で、映画「地獄の黙示録」で、ヘリからの攻撃場面で使われた、曲です。第5位もクラシックで、ヴェルディの「レクイエム」。これらはの選ばれた理由としては、一般的に、60BPM(Beats per Minute)を超えるテンポの楽曲を聴くと、心拍数と血圧が上がるらしいのですが、クラシック音楽は速いテンポでなくても、音数の多さ、クレッシェンド、ディミニュエンドの反復により、同様の結果がもたらされるということらしいのです。また、以前の危険曲のリストには、ムソルグスキーの「禿山の一夜」などがあったそうです。まあ、危険な曲の傾向はなんとなくわかるような気もしますが。
で、このCDですが、演奏もそこそこのもの、お値段もそこそこ手ごろ、ということで、車に一枚積んでおくにはいいCDかもしれません。でも個人的に、熊蜂の飛行はかなり危険曲のような気がするのですが…。
ドライブ時、車の中での手軽なBGMをお探しの方にオススメの一枚です。
さて、天気がよくなると、季節がら少し外に出かけたくなってきます。涼しいこの時期、久々に自転車に乗ってサイクリングなどに言ってみたい気分です。
しかし、ここしばらくの間、自転車に乗ってすらいません。どこに行くのにも車で行ってしまいます。体がなまって仕方ありません。もともと脆弱な上に、体を鍛えていないので、どうしようもありません。
サイクリングに行く前に体を鍛えることが必要かもしれません。秋の涼しい風のふく晴れた日に颯爽と自転車をこいでいくのが理想なのかもしれませんが、今はちょっと、無理かもしれません。気分だけでも颯爽とした気分を味わいたいものですが。でも一人でサイクリングはちょっとさびしいかな。
そこで今日の一枚です。

Classical Bgm 8 Drive ドライヴのクラシック
エイベックス・クラシックス AVCL25258
このCDは、ドライヴ向けにクラシックをセレクトしたオムニバスCDです。ちなみに、私はエイベックスというレーベルがあまり好きではありません。理由としては、コピーコントロールを積極的に導入したことと、音楽ソフトを完全に商業の商品にしてしまったからです。音楽ソフトは商品であると同時に芸術性が高く、文化の発展に貢献するものであると言うのが本来だと思っているのですが、エイベックスの商品はその前に、売れてナンボという香りがぷんぷんします。アーティストの使い捨てが始まったのも私はエイベックスの悪影響だと思っています。サイクルの早い音楽ソフトは、儲かるかもしれませんが、文化として発展しないので、結局は、尻すぼみになります。おまけに尻すぼみになった責任を消費者の違法コピーだとして、コピーコントロールCDで、音質の悪いCDを売りまくろうとする姿勢は、いかがなものかと思うからです。
それはさておき…。このCDには、ホルベルク組曲 : 前奏曲、タイプライター、リオの散歩、トリッチ・トラッチ・ポルカ、キューバ序曲、交響曲第4番 《イタリア》 : 第1楽章、古典交響曲 : 第1楽章、出逢った頃のように [クラシカル・インストゥルメンタル版]、ハンガリー舞曲第1番、ペトルーシュカ : ロシアの踊り、雷鳴と稲妻、そりすべり、加速度ワルツ、熊蜂の飛行となっています。個人的には、出逢った頃のようには余計な選曲だった気もします。前編、クラシック、セミクラシックで貫いて欲しかったと思います。
さて、クラシックで、心地よいドライヴが出来るのか?と思う方侮ってはいけません。英国の自動車関連の調査・プロモーション機関であるRAC Foundationから発表された自動車の運転に危険な曲の堂々の一位はなんとクラシック。ワーグナーの「ワルキューレの騎行」という曲で、映画「地獄の黙示録」で、ヘリからの攻撃場面で使われた、曲です。第5位もクラシックで、ヴェルディの「レクイエム」。これらはの選ばれた理由としては、一般的に、60BPM(Beats per Minute)を超えるテンポの楽曲を聴くと、心拍数と血圧が上がるらしいのですが、クラシック音楽は速いテンポでなくても、音数の多さ、クレッシェンド、ディミニュエンドの反復により、同様の結果がもたらされるということらしいのです。また、以前の危険曲のリストには、ムソルグスキーの「禿山の一夜」などがあったそうです。まあ、危険な曲の傾向はなんとなくわかるような気もしますが。
で、このCDですが、演奏もそこそこのもの、お値段もそこそこ手ごろ、ということで、車に一枚積んでおくにはいいCDかもしれません。でも個人的に、熊蜂の飛行はかなり危険曲のような気がするのですが…。
ドライブ時、車の中での手軽なBGMをお探しの方にオススメの一枚です。
2008年10月05日
雨の日、鼻炎、コーヒー。
台風も接近したため、最近は雨模様の日があります。まさに秋の長雨のシーズンなのですが、これで水不足が完全に解消されることを祈るばかりです。
さて、最近雨の日でも来ないなーと思っていたらやっぱり来ました、鼻炎。からっとした日が続いた後の湿っぽい天気には必ずといっていいぐらい、鼻炎になる気がします。今回はまだ症状は軽いほうです。いつもなら、鼻から滝のように鼻水が…(お食事中の方申し訳ありません)。
ところで、私はコーヒーが大好きなのですが、この鼻炎のときでもコーヒーを飲んでしまいます。あるお医者さんに聞いたところ、鼻炎や花粉症の時は、豆、油の関係のものはあまり良くないとか。コーヒーもコーヒー豆なので、あまり良くないと言うことです。豆腐、ピーナツといったものも普段よりは控えたほうがいいそうな。でも、私は、間甲斐なくコーヒーをどんどん行きます。(だから鼻炎がひどくなるのかもしれませんが)
で、最近ある、タバコも作っているメーカーののルー○という缶コーヒーを飲むことが時々あります。基本的に缶コーヒーはブラックしか飲まないので、この○ーツもアロマブラックというブラックのものを飲むのですが、苦味は強いものの、香りもまずまずでいい味です。ただ、缶ブラックコーヒー全般にもいえるのですが、特にこのルー○は飲んだ後トイレの小に行くと、ものすごい、コーヒーの香りがします。始めて飲んだときにはびっくりしました。体で分解されずに排出される成分がたくさん入っているということなのでしょうか?このルー○をのむと、必ず、トイレでちょっとだけビビリます。でもブラックの中では今のところ一番好みにあった缶コーヒーなので、しょっちゅう飲んでいるのですが。
でも、鼻炎があまりにひどくなるようなら、コーヒーも控えたほうがいいのかも知れない、と最近は思ってしまいます。何せ一日に飲む量が半端ではありませんので。
そこで今日の一枚です。

GOLDEN J-POP/THE BEST SHOGUN
SONY SRCL4134
このCDは伝説のバンド、将軍のベストアルバムです。このバンド、ケーシー・ランキン氏(体調不良から復活して、また、活動をしているようです)によって結成された上質の洋楽系サウンドを作り出すバンドでした。バンドの存在を知らない人でも、最近の若い方でも、聞いたことがある曲があると思います。ケーシー・ランキン氏は何年か前にロ○テのトッポというお菓子のCMに出てバンジョー弾きながら歌っていた人です。(益々判らないかな…)
曲目は、アズ・イージー・アズ・ユー・メイク・イット、ロンリー・マン、バッド・シティ、リヴィング・ウィズアウト・ユア・ラヴ、友よ,心に風があるか、ドゥ・イット・トゥ・ユアセルフ、オトコタチノメロディ、サタデー・サイクロン、走れ!オールドマン、風に抱かれて、サンライズ・ハイウェイ、ワン・オン・ワン(ユーアー・ザ・ワン)、サー・ピアー、アンダー・ザ・レインボウ(ティローパズ・ソング)、イマジネーション、ユー・ターン・ミー・オン、キャッスル・ウォールズの全17曲です。
若い人は、オトコタチノメロディを「ソーラーカーのテーマ」として、聞いているかもしれません。実は、これは沖雅也氏の主演の「俺たちは天使だ!」というドラマの曲。ドラマの中の合言葉が「運が悪けりゃ死ぬだけさ」というものでした。ロンリー・マン、バッド・シティの2曲はあの松田優作主演の伝説のドラマ、「探偵物語」のオープニング、エンディングに使われていました。松田優作氏演じる工藤ちゃん、コーヒーにもこだわりを見せていました。数年前にはある缶コーヒーのCMに懐かしい映像と、バッド・シティのメロディーが流れていたようです。
今聞いても色あせない、洋楽系の上質なサウンドを聞いてみたい方、1970年代末から1980年大にかけてのドラマが懐かしい方にオススメの一枚です。コーヒーを飲みながらどうぞ。
さて、最近雨の日でも来ないなーと思っていたらやっぱり来ました、鼻炎。からっとした日が続いた後の湿っぽい天気には必ずといっていいぐらい、鼻炎になる気がします。今回はまだ症状は軽いほうです。いつもなら、鼻から滝のように鼻水が…(お食事中の方申し訳ありません)。
ところで、私はコーヒーが大好きなのですが、この鼻炎のときでもコーヒーを飲んでしまいます。あるお医者さんに聞いたところ、鼻炎や花粉症の時は、豆、油の関係のものはあまり良くないとか。コーヒーもコーヒー豆なので、あまり良くないと言うことです。豆腐、ピーナツといったものも普段よりは控えたほうがいいそうな。でも、私は、間甲斐なくコーヒーをどんどん行きます。(だから鼻炎がひどくなるのかもしれませんが)
で、最近ある、タバコも作っているメーカーののルー○という缶コーヒーを飲むことが時々あります。基本的に缶コーヒーはブラックしか飲まないので、この○ーツもアロマブラックというブラックのものを飲むのですが、苦味は強いものの、香りもまずまずでいい味です。ただ、缶ブラックコーヒー全般にもいえるのですが、特にこのルー○は飲んだ後トイレの小に行くと、ものすごい、コーヒーの香りがします。始めて飲んだときにはびっくりしました。体で分解されずに排出される成分がたくさん入っているということなのでしょうか?このルー○をのむと、必ず、トイレでちょっとだけビビリます。でもブラックの中では今のところ一番好みにあった缶コーヒーなので、しょっちゅう飲んでいるのですが。
でも、鼻炎があまりにひどくなるようなら、コーヒーも控えたほうがいいのかも知れない、と最近は思ってしまいます。何せ一日に飲む量が半端ではありませんので。
そこで今日の一枚です。

GOLDEN J-POP/THE BEST SHOGUN
SONY SRCL4134
このCDは伝説のバンド、将軍のベストアルバムです。このバンド、ケーシー・ランキン氏(体調不良から復活して、また、活動をしているようです)によって結成された上質の洋楽系サウンドを作り出すバンドでした。バンドの存在を知らない人でも、最近の若い方でも、聞いたことがある曲があると思います。ケーシー・ランキン氏は何年か前にロ○テのトッポというお菓子のCMに出てバンジョー弾きながら歌っていた人です。(益々判らないかな…)
曲目は、アズ・イージー・アズ・ユー・メイク・イット、ロンリー・マン、バッド・シティ、リヴィング・ウィズアウト・ユア・ラヴ、友よ,心に風があるか、ドゥ・イット・トゥ・ユアセルフ、オトコタチノメロディ、サタデー・サイクロン、走れ!オールドマン、風に抱かれて、サンライズ・ハイウェイ、ワン・オン・ワン(ユーアー・ザ・ワン)、サー・ピアー、アンダー・ザ・レインボウ(ティローパズ・ソング)、イマジネーション、ユー・ターン・ミー・オン、キャッスル・ウォールズの全17曲です。
若い人は、オトコタチノメロディを「ソーラーカーのテーマ」として、聞いているかもしれません。実は、これは沖雅也氏の主演の「俺たちは天使だ!」というドラマの曲。ドラマの中の合言葉が「運が悪けりゃ死ぬだけさ」というものでした。ロンリー・マン、バッド・シティの2曲はあの松田優作主演の伝説のドラマ、「探偵物語」のオープニング、エンディングに使われていました。松田優作氏演じる工藤ちゃん、コーヒーにもこだわりを見せていました。数年前にはある缶コーヒーのCMに懐かしい映像と、バッド・シティのメロディーが流れていたようです。
今聞いても色あせない、洋楽系の上質なサウンドを聞いてみたい方、1970年代末から1980年大にかけてのドラマが懐かしい方にオススメの一枚です。コーヒーを飲みながらどうぞ。
2008年10月04日
気分転換になるか?なるとしよう。
9月の終わりから湿度も低くなり、天気がよくなると心地いい日になりました。
さて、私は親の持ち家である、木造2階建て(築、約40年)に住んでいるのですが、雨漏りこそないものの、家の傷みはかなり来ています。窓は当然、サッシではなく、木枠の窓で、屋根は総瓦葺屋根、もちろん、すべて畳部屋でした。数年前、一階の部屋をいくつかフローリングにして、風呂場、台所、トイレとリフォームしましたが、私のいる二階は家を建ててからほとんど触っていないのが現状です。
で、荒れ放題の私の部屋、少し部屋の掃除をしていたのですが、ふと、部屋の窓に目をやって見ると、カーテンが目に入りました。そのカーテン、白いカーテンだったはずなのですが、埃と、吹き込んだ雨風のため醤油で煮しめたよりも黒くなっています。
また、カーテンは2重にしてあり、その白いレースのカーテンは外側のカーテンなのですが、内側のピンクの柄のカーテンも、同様です。考えてみれば、私が中学生になる頃まで、今私のいる部屋は、ほとんど居住スペースとして使われていませんでした。で、今まででカーテンを変えたのは、私がこの2階に部屋を移した頃なので、35年以上の歴史の中で立った1回ということになります。多分、何回か洗濯はしたのですが、ここ数年、掛けっぱなしで、何もしていない気がします。そこで、洗濯を試みたのですが、何度洗っても、漂白しても、ねずみ色のカーテン。多分、繊維の中に強固に埃などが入り込んでいるのできれいにならないのでしょう。
で、とりあえず、冬になる前に、カーテンを換えようということで、先日、ホームセンターにカーテンを買いに行ってきました。幸いにして、私の家からはホームセンターが目と鼻の先。取り合えず、予算の都合で、外側のレースのカーテンのみの交換にしました。そのうち、内側の分厚いカーテンを交換しようと思っています。
今、窓には、真新しい真っ白な、カーテンがかかっているのですが、まあ、気分転換になったと言えばなったのでしょうか?大きな変化はありませんが、白くて汚れていないちょっとすがすがしい気分になりますが、逆に、真っ白と言うことで少し圧迫感も感じています。まあ、これで内側のカーテンを変えたら、もっと部屋の雰囲気も変わると思うので、今はこの状態で、気分転換になるとしておきます。
そこで今日の一枚です。

SOMEDAY SANO MOTOHARU
EPIC/SONY 35 8H-2
このCDは、佐野元春氏がデビュー3年目の82年にリリースされた3枚目のアルバムです。そして初のセルフプロデュース作品でもあります。佐野元春氏が一気にブレイクしたきっかけになる一枚です。字余りとも言うべき歌詞を、語り口調のようにリズムとメロディーに乗せることによって作り出す佐野元春の世界がこのアルバムでも聞いて取れます。
ここ、最近、クラシック、ジャズやサクソフォン・カルテットのCDは取り上げたものの、歌詞入りのポップスアルバムは久々の「今日の一枚」への登場になります。ちなみにこれはCDですが、私が一番最初に手に入れたのはやはり、LPレコードでした。今でも持っています。残念ながら再生環境がないため、CDでしか現在は聞けませんが…。
曲目は、シュガータイム、ハッピー・マン、ダウンタウン・ボーイ、二人のバースデイ、麗しのドンナ・アンナ、サムデイ、アイム・イン・ブルー、真夜中に清めて、ヴァニティー・ファクトリー、サンチャイルドは僕の友達となっています。
当時、アルバムのタイトルになったSOMEDAYは、シングルヒットし、今でも古さを感じない名曲です。また、ヴァニティー・ファクトリーにはコーラスにジュリーこと沢田研二が参加しています。
このアルバムが懐かしい、と言えば歳がばれますが(大抵そう言われる方は35歳を超えている人がほとんど)、佐野元春、初プロデュースにして渾身の一枚といってよいアルバムだと思います。
現在の佐野元春の音楽に興味を持った方、懐かしい青春時代の佐野元春を聞きたい方にオススメの一枚です。
さて、私は親の持ち家である、木造2階建て(築、約40年)に住んでいるのですが、雨漏りこそないものの、家の傷みはかなり来ています。窓は当然、サッシではなく、木枠の窓で、屋根は総瓦葺屋根、もちろん、すべて畳部屋でした。数年前、一階の部屋をいくつかフローリングにして、風呂場、台所、トイレとリフォームしましたが、私のいる二階は家を建ててからほとんど触っていないのが現状です。
で、荒れ放題の私の部屋、少し部屋の掃除をしていたのですが、ふと、部屋の窓に目をやって見ると、カーテンが目に入りました。そのカーテン、白いカーテンだったはずなのですが、埃と、吹き込んだ雨風のため醤油で煮しめたよりも黒くなっています。
また、カーテンは2重にしてあり、その白いレースのカーテンは外側のカーテンなのですが、内側のピンクの柄のカーテンも、同様です。考えてみれば、私が中学生になる頃まで、今私のいる部屋は、ほとんど居住スペースとして使われていませんでした。で、今まででカーテンを変えたのは、私がこの2階に部屋を移した頃なので、35年以上の歴史の中で立った1回ということになります。多分、何回か洗濯はしたのですが、ここ数年、掛けっぱなしで、何もしていない気がします。そこで、洗濯を試みたのですが、何度洗っても、漂白しても、ねずみ色のカーテン。多分、繊維の中に強固に埃などが入り込んでいるのできれいにならないのでしょう。
で、とりあえず、冬になる前に、カーテンを換えようということで、先日、ホームセンターにカーテンを買いに行ってきました。幸いにして、私の家からはホームセンターが目と鼻の先。取り合えず、予算の都合で、外側のレースのカーテンのみの交換にしました。そのうち、内側の分厚いカーテンを交換しようと思っています。
今、窓には、真新しい真っ白な、カーテンがかかっているのですが、まあ、気分転換になったと言えばなったのでしょうか?大きな変化はありませんが、白くて汚れていないちょっとすがすがしい気分になりますが、逆に、真っ白と言うことで少し圧迫感も感じています。まあ、これで内側のカーテンを変えたら、もっと部屋の雰囲気も変わると思うので、今はこの状態で、気分転換になるとしておきます。
そこで今日の一枚です。

SOMEDAY SANO MOTOHARU
EPIC/SONY 35 8H-2
このCDは、佐野元春氏がデビュー3年目の82年にリリースされた3枚目のアルバムです。そして初のセルフプロデュース作品でもあります。佐野元春氏が一気にブレイクしたきっかけになる一枚です。字余りとも言うべき歌詞を、語り口調のようにリズムとメロディーに乗せることによって作り出す佐野元春の世界がこのアルバムでも聞いて取れます。
ここ、最近、クラシック、ジャズやサクソフォン・カルテットのCDは取り上げたものの、歌詞入りのポップスアルバムは久々の「今日の一枚」への登場になります。ちなみにこれはCDですが、私が一番最初に手に入れたのはやはり、LPレコードでした。今でも持っています。残念ながら再生環境がないため、CDでしか現在は聞けませんが…。
曲目は、シュガータイム、ハッピー・マン、ダウンタウン・ボーイ、二人のバースデイ、麗しのドンナ・アンナ、サムデイ、アイム・イン・ブルー、真夜中に清めて、ヴァニティー・ファクトリー、サンチャイルドは僕の友達となっています。
当時、アルバムのタイトルになったSOMEDAYは、シングルヒットし、今でも古さを感じない名曲です。また、ヴァニティー・ファクトリーにはコーラスにジュリーこと沢田研二が参加しています。
このアルバムが懐かしい、と言えば歳がばれますが(大抵そう言われる方は35歳を超えている人がほとんど)、佐野元春、初プロデュースにして渾身の一枚といってよいアルバムだと思います。
現在の佐野元春の音楽に興味を持った方、懐かしい青春時代の佐野元春を聞きたい方にオススメの一枚です。
2008年10月03日
うどん屋めぐりの当たり外れ。
季節の変わり目、この時期鼻炎の症状が出ることが時々あります。先日も鼻水がとまらなくなりました。カビ臭い部屋などに行くと覿面に症状が現れます。鼻水がズルズルです。
さて、先日の話。目覚めると、両親から昼、家族で出かけるので、一緒について来い、とのこと。家から40キロぐらい離れたところに叔母が住んでいるのですが、その叔母からの、おいしいうどん屋さんが出来たから食べに行こう、という話だったようで、お昼をうどん屋さんまで食べに行きました。しかも20キロぐらい離れたうどん屋さん。もちろん車で行きます。l
香川県はうどん屋がどこに行ってもあるぐらいあふれています。県外から来た人は何処のうどんもそれなりにおいしいと言いますが、地元の人間は行きつけのうどん屋や、お気に入りのうどん屋があって、星の数ほどあろうかという香川のうどん屋から、近所のうどん屋や、いろいろなうどん屋を食べ歩いている人が少なくありません。
ある意味おいしいうどん屋を探すのはギャンブルに近いものがあります。また、おいしいだけではなく、自分の好みやこだわりを満たしてくれるうどん屋となると、さらに当たる確率が低くなります。うどんの太さ、コシ、喉越し、つや、さらに出汁の味、薬味の種類、あるいはてんぷら(香川県のうどん屋はカフェテリアのように天ぷらやフライを取ってレジでうどんと一緒に清算する、という、ファーストフード形式の店がほとんど)の揚がり具合、種類など、こだわり始めたらキリがありません。
自分好みのあたりのうどん屋さんにめぐり合うのは結構稀だったりします。そこそこのところで妥協して時々通ううどん屋さんにしていたりします。
そこで今日の一枚です。

マイ・フェイヴァリット・シングス/My Favorite Things
トルヴェール・クヮルテット
東芝EMI TOCT-8606
このCDはトルヴェール・クヮルテットによる、ジャズ、ポップス、ミュージカルナンバー、オリジナル曲が詰め込まれた一枚です。
私はいつもトルヴェール・クヮルテットのCDを聞いて思うのですが、好みの問題はあるものの、どれもサクソフォーンアンサンブルとしては一級品で外れはまずありません。どれを引いても当たりの感覚です。
曲目は、 My Favorite Things(真島俊夫)、Strange Grass Hopper(菅野洋子)、St.Thomas(S.Rollins 真島俊夫)、勝利(A.Piazzola 啼鵬)、ブエノスアイレスの夏(A.Piazzola 啼鵬)、私が愛したロイド・ウェバー(A.L.Webber 宮川彬良)、Roundabout J.Anderson & S.Howe(佐橋俊彦)、The 7th Wonder(本多俊之)、Bigmuff(佐橋俊彦)、Ultraviolet(長生 淳)、21st Century Schizoid Man(R.Fripp,I.McDonald,G.Lake,M.Gilles & P.Sinfield 磯田健一郎)となっています。
一曲目のマイ・フェイヴァリット・シングスから、テクニック、音楽性共に圧巻です。収録されている曲の編曲も真島俊夫氏をはじめそうそうたるメンバーです。今から10年前に発売されたアルバムなのですが、決して古さを感じさせることはありません。このあたりのアルバムから、トルヴェール・クヮルテットの音楽ジャンルに対するボーダレス化が始まったような気もします。
トルヴェール・クヮルテットの演奏を堪能したい方、しっかりとしたサクソフォーンカルテットの演奏を聞きたい方にオススメの一枚です。
さて、先日の話。目覚めると、両親から昼、家族で出かけるので、一緒について来い、とのこと。家から40キロぐらい離れたところに叔母が住んでいるのですが、その叔母からの、おいしいうどん屋さんが出来たから食べに行こう、という話だったようで、お昼をうどん屋さんまで食べに行きました。しかも20キロぐらい離れたうどん屋さん。もちろん車で行きます。l
香川県はうどん屋がどこに行ってもあるぐらいあふれています。県外から来た人は何処のうどんもそれなりにおいしいと言いますが、地元の人間は行きつけのうどん屋や、お気に入りのうどん屋があって、星の数ほどあろうかという香川のうどん屋から、近所のうどん屋や、いろいろなうどん屋を食べ歩いている人が少なくありません。
ある意味おいしいうどん屋を探すのはギャンブルに近いものがあります。また、おいしいだけではなく、自分の好みやこだわりを満たしてくれるうどん屋となると、さらに当たる確率が低くなります。うどんの太さ、コシ、喉越し、つや、さらに出汁の味、薬味の種類、あるいはてんぷら(香川県のうどん屋はカフェテリアのように天ぷらやフライを取ってレジでうどんと一緒に清算する、という、ファーストフード形式の店がほとんど)の揚がり具合、種類など、こだわり始めたらキリがありません。
自分好みのあたりのうどん屋さんにめぐり合うのは結構稀だったりします。そこそこのところで妥協して時々通ううどん屋さんにしていたりします。
そこで今日の一枚です。

マイ・フェイヴァリット・シングス/My Favorite Things
トルヴェール・クヮルテット
東芝EMI TOCT-8606
このCDはトルヴェール・クヮルテットによる、ジャズ、ポップス、ミュージカルナンバー、オリジナル曲が詰め込まれた一枚です。
私はいつもトルヴェール・クヮルテットのCDを聞いて思うのですが、好みの問題はあるものの、どれもサクソフォーンアンサンブルとしては一級品で外れはまずありません。どれを引いても当たりの感覚です。
曲目は、 My Favorite Things(真島俊夫)、Strange Grass Hopper(菅野洋子)、St.Thomas(S.Rollins 真島俊夫)、勝利(A.Piazzola 啼鵬)、ブエノスアイレスの夏(A.Piazzola 啼鵬)、私が愛したロイド・ウェバー(A.L.Webber 宮川彬良)、Roundabout J.Anderson & S.Howe(佐橋俊彦)、The 7th Wonder(本多俊之)、Bigmuff(佐橋俊彦)、Ultraviolet(長生 淳)、21st Century Schizoid Man(R.Fripp,I.McDonald,G.Lake,M.Gilles & P.Sinfield 磯田健一郎)となっています。
一曲目のマイ・フェイヴァリット・シングスから、テクニック、音楽性共に圧巻です。収録されている曲の編曲も真島俊夫氏をはじめそうそうたるメンバーです。今から10年前に発売されたアルバムなのですが、決して古さを感じさせることはありません。このあたりのアルバムから、トルヴェール・クヮルテットの音楽ジャンルに対するボーダレス化が始まったような気もします。
トルヴェール・クヮルテットの演奏を堪能したい方、しっかりとしたサクソフォーンカルテットの演奏を聞きたい方にオススメの一枚です。
2008年10月02日
ゆるゆると。
さて、秋のサクソフォーンアンサンブルコンサートに向けての練習で週末も埋まり、ウイークデーは職場で色々あって忙しい状態が続いています。 最近、いつもひどい肩凝りに悩んでいる私は、それがまた、頭痛として続いています。体を適度に動かしたり、しているのですが、この肩凝り、一向に取れません。このまま肩凝り、もしかしたら最終的には病院で筋弛緩剤でも打ってもらって、その後整体に行くとかしか方法が無いのかもしれません。来週はついに頭痛のために病院でMRIを撮ることになってしまいました。もしかしたら、顎関節症の治療もしたほうが良いのかもしれませんが、こちらにはその専門医もいないようですし、顎関節症自体、そのメカニズムは解明されてきているものの、まだ、これといった治療法が無いようです。ひどくなると手術なのでしょうが、その前に、マウスピースを口に入れて噛んだり、歯を矯正したりという療法もあるようです。
ゆるゆるとしているのにもかかわらず肩凝りが取りません。温泉にでも適度につかって、体を適度に動かすと少しは楽になるのでしょうか。しかしこの肩凝りはなかなかのものです。首も凝っているようです。
そこで今日の一枚です。

LUPIN THE THIRD「JAZZ」the 2nd
大野雄二トリオ
VAP VPCG-84702
このCDも昨日、一昨日にひきつづき、ルパン三世をはじめとして、「犬神家の一族」、「人間の証明」、「小さな旅」、「水もれ甲介」などの作曲を手がけた大野雄二自身のトリオによる「ルパン三世」の音楽のジャズ・アルバムです。昨日、一昨日は第一作、第三作を紹介し、このアルバムは第二作目にあたるアルバムになります。
曲目は、Lupin the Third~ルパン三世のテーマ、Bourbon Street Lullaby、Take Me~ラヴ・スコール、Deep Night Call、Treasures of Time~炎のたからもの、He’s Gone、Stolen Moments~ルパン三世 愛のテーマ、Adio[']s Santiago(But I’ll Never Forget You.)、Cat Walk、Heartbreak Journeyとなっています。
一曲目のLupin the Third~ルパン三世のテーマは今回は英語の歌詞入りです。このアルバムも第一作目に続く渋めのアルバム、大人のアルバムに仕上がっています。
この時期、ゆるゆるとした時間を過ごしながら聞くのにぴったりです。
ゆるゆるとした時間をルパンJAZZで過ごしてみたい方、また、JAZZの入門用としてもオススメの一枚です。
ゆるゆるとしているのにもかかわらず肩凝りが取りません。温泉にでも適度につかって、体を適度に動かすと少しは楽になるのでしょうか。しかしこの肩凝りはなかなかのものです。首も凝っているようです。
そこで今日の一枚です。

LUPIN THE THIRD「JAZZ」the 2nd
大野雄二トリオ
VAP VPCG-84702
このCDも昨日、一昨日にひきつづき、ルパン三世をはじめとして、「犬神家の一族」、「人間の証明」、「小さな旅」、「水もれ甲介」などの作曲を手がけた大野雄二自身のトリオによる「ルパン三世」の音楽のジャズ・アルバムです。昨日、一昨日は第一作、第三作を紹介し、このアルバムは第二作目にあたるアルバムになります。
曲目は、Lupin the Third~ルパン三世のテーマ、Bourbon Street Lullaby、Take Me~ラヴ・スコール、Deep Night Call、Treasures of Time~炎のたからもの、He’s Gone、Stolen Moments~ルパン三世 愛のテーマ、Adio[']s Santiago(But I’ll Never Forget You.)、Cat Walk、Heartbreak Journeyとなっています。
一曲目のLupin the Third~ルパン三世のテーマは今回は英語の歌詞入りです。このアルバムも第一作目に続く渋めのアルバム、大人のアルバムに仕上がっています。
この時期、ゆるゆるとした時間を過ごしながら聞くのにぴったりです。
ゆるゆるとした時間をルパンJAZZで過ごしてみたい方、また、JAZZの入門用としてもオススメの一枚です。