2008年10月18日
演奏会まであと…1日。
明日はいよいよ、サクソフォーンアンサンブルコンサート当日。泣いても笑っても本番です。今日は前日リハを行いました。
私自身はかなりやばい状態ですが、皆さんはきっといい演奏を聞かせてくださると思っています。
あした私の代わりにクマのぬいぐるみとか置いてあったら、敵前逃亡したとご判断下さい。
さて、今日から少しの間、「今日の一枚」を吹奏楽特集にしたいと思っています。実は私、吹奏楽を長い間やっているのにもかかわらず、吹奏楽の曲にはそれほど詳しくないのです。その原因は中学、高校の頃の恩師の先生方が、オリジナルの吹奏楽よりも、クラシックからのアレンジ物を好んだという影響が大きいと思います。ゆえに、クラシックはよく聞いても、吹奏楽のオリジナル曲にはそれほど詳しくはありません。
そこで、今回も、オリジナル、クラシックからのアレンジ、様々取り合わせて紹介していきたいと思っています。つまり、演奏が吹奏楽であればなんでもあり、ということにさせていただきます。題して、「吹奏楽無節操企画」です。
そこで今日の一枚です。
A.リード&佼成ウインドオーケストラ「ハムレット」
指揮:アルフレッド・リード
東京佼成ウインド・オーケストラ
佼成出版社 KOCD-3007
このCDはアルフレッド・リードによる自作自演集の中の一枚です。東京佼成ウインド・オーケストラは、日本を代表するプロの吹奏楽団のひとつです。録音は1987年なので、すでに17年の年月が経過しています。
曲目は、テキサスを讃えて、プレリュードとカプリッチオ、プロセルピナの丘、ハムレットへの音楽、となっています。
ハムレットへの音楽は演奏したことはないのですが、若干の思い出があります。というのも、私は中学校から吹奏楽部に入部したのですが、3つ上の姉も中学校時代吹奏楽部で、私が中学生になる前の年、姉達が吹奏楽コンクールの自由曲で演奏したのがこの曲でした。この自由曲の演奏、1楽章をばっさり切って、その間に俳優達の入場を挿入してつなぎ合わせるというとんでもない荒業が、当時のコンクールで流行していました。初めてこの曲の正しい演奏をこのCDで聴いたときは少なからず衝撃を受けた記憶があります。このハムレットへの音楽、有名なアルメニアン・ダンスパート1よりも古い作曲年代の曲になります。
吹奏楽コンクールは、課題曲を含めて12分という演奏時間の制限があるがために、このような無謀ともいえる曲のカットが登場しますが、作曲者にとっては、あまり好ましいことではないのかもしれません。
その問題はあえて、ここではあまり論じませんが、作曲者のいとも重要だと思う、とだけ言っておきたいと思います。
東京佼成ウインドオーケストラの演奏は、可もなく不可もなく、という演奏、という印象が私には強いので、なんともいえません。しかし、全曲をリードの指揮できちんと演奏しているという面では貴重な録音のひとつです。
吹奏楽の世界に足を踏み入れた人すべてにオススメの一枚です。
私自身はかなりやばい状態ですが、皆さんはきっといい演奏を聞かせてくださると思っています。
あした私の代わりにクマのぬいぐるみとか置いてあったら、敵前逃亡したとご判断下さい。
さて、今日から少しの間、「今日の一枚」を吹奏楽特集にしたいと思っています。実は私、吹奏楽を長い間やっているのにもかかわらず、吹奏楽の曲にはそれほど詳しくないのです。その原因は中学、高校の頃の恩師の先生方が、オリジナルの吹奏楽よりも、クラシックからのアレンジ物を好んだという影響が大きいと思います。ゆえに、クラシックはよく聞いても、吹奏楽のオリジナル曲にはそれほど詳しくはありません。
そこで、今回も、オリジナル、クラシックからのアレンジ、様々取り合わせて紹介していきたいと思っています。つまり、演奏が吹奏楽であればなんでもあり、ということにさせていただきます。題して、「吹奏楽無節操企画」です。
そこで今日の一枚です。
A.リード&佼成ウインドオーケストラ「ハムレット」
指揮:アルフレッド・リード
東京佼成ウインド・オーケストラ
佼成出版社 KOCD-3007
このCDはアルフレッド・リードによる自作自演集の中の一枚です。東京佼成ウインド・オーケストラは、日本を代表するプロの吹奏楽団のひとつです。録音は1987年なので、すでに17年の年月が経過しています。
曲目は、テキサスを讃えて、プレリュードとカプリッチオ、プロセルピナの丘、ハムレットへの音楽、となっています。
ハムレットへの音楽は演奏したことはないのですが、若干の思い出があります。というのも、私は中学校から吹奏楽部に入部したのですが、3つ上の姉も中学校時代吹奏楽部で、私が中学生になる前の年、姉達が吹奏楽コンクールの自由曲で演奏したのがこの曲でした。この自由曲の演奏、1楽章をばっさり切って、その間に俳優達の入場を挿入してつなぎ合わせるというとんでもない荒業が、当時のコンクールで流行していました。初めてこの曲の正しい演奏をこのCDで聴いたときは少なからず衝撃を受けた記憶があります。このハムレットへの音楽、有名なアルメニアン・ダンスパート1よりも古い作曲年代の曲になります。
吹奏楽コンクールは、課題曲を含めて12分という演奏時間の制限があるがために、このような無謀ともいえる曲のカットが登場しますが、作曲者にとっては、あまり好ましいことではないのかもしれません。
その問題はあえて、ここではあまり論じませんが、作曲者のいとも重要だと思う、とだけ言っておきたいと思います。
東京佼成ウインドオーケストラの演奏は、可もなく不可もなく、という演奏、という印象が私には強いので、なんともいえません。しかし、全曲をリードの指揮できちんと演奏しているという面では貴重な録音のひとつです。
吹奏楽の世界に足を踏み入れた人すべてにオススメの一枚です。
Posted by のりくん at 18:28│Comments(0)
│今日の一枚