2008年10月07日
譜読みが遅い。
10月に入ってから既に一週間、10月はいよいよサクソフォンアンサンブルコンサートが開催されます。
さて、演奏会に向けて練習が週末にあります。私は、そもそも演奏する上での基礎力がないので、譜読みが非常に遅いのです。所謂初見も苦手です。基礎練習の量が昔から足りていないためか、今でも、全調スケールが出来ません。長調のスケールだけでも怪しいものです。おまけにリズム感もないときているので…。よく楽譜はパターンの組み合わせといいますが、私は、そのパターンをあまりトレーニングしてこなかったことを後悔しています。あまり面白くない練習ですが、中高生の皆さん、パターンを学習するためには、基礎練習が必須です。がんばりましょう。
おかげで人より時間をかけて楽譜をゆっくりからさらって行かなければなりません。まあ、普段からもっと練習しとけって話なのですが。今の状態では、中高生のように毎日のように楽器は吹けないので、やっぱり週末に集中してやることになります。その上、行事が立て込んでくると、基礎練習をほとんどやらずに曲の練習にかかってしまうので悪循環ンお繰り返しです。最近はもっとも基礎的なロングトーンとスケールの練習すらおろそかになっているのが自分でも悲しくなってきます。まあ、がんばらねばならないのですが。
そこで今日の一枚です。
Duke's Time
トルヴェール・クヮルテット
小柳美奈子(ピアノ)
東芝EMI TOCE-55095
このCDはトルヴェール・クヮルテットによる、デューク・エリントンの時代からというコンセプトで、20世紀のさまざまな音楽を1枚に詰め込んだというアルバムのようです。
曲目は、弦楽4重奏曲 (ラヴェル/新井靖志編) 、サクソフォン4重奏曲 (デザンクロ) 、アトム・ハーツ・クラブ、クヮルテット[トルヴェール版] (吉松隆) 、デューク・エリントンの時代から (長生淳) となっています。
ラヴェルの弦楽四重奏のは以前紹介したオーレリア・サクソフォーン・クヮルテットの演奏も持っていますが、両方聴き比べると、音楽に対するアプローチの違いのようなものが見えてきて面白いと思います。デザンクロの四重奏曲は、ファーストアルバム以来の再録になるのですが、以前のアプローチとは違い、テンポも速く、シャープで贅肉のない演奏といったイメージになっています。その分、細身で豊かな響きが聞けない気がするのは少し残念かもしれません。
しかし、ドビュッシーにしろ、アトムハーツ・クラブ・クァルテットにしろ、楽譜を見たことがありますが、恐ろしく難曲です。楽譜も真っ黒な上にリズムが難解な場所がいくつも登場しています。それをいかにも難しくなさそうに吹いてしまうところ、やはり、プロ、トルヴェールの実力はすごいのだと思ってしまいます。
ただ、デューク・エリントンの時代からは、もう少し、遊び心というか、JAZZを自分達の音楽に租借して欲しかったという、個人的な感想もあります。でも、すばらしい演奏です。
20世紀(デューク・エリントンの時代)の様々な音楽をサクソフォーンで聞きたい方、ラヴェルの弦楽四重奏曲をサクソフォーンで聞きたい方、また、オーレリアの演奏と、聴き比べてみたい方にお勧めの一枚です。
さて、演奏会に向けて練習が週末にあります。私は、そもそも演奏する上での基礎力がないので、譜読みが非常に遅いのです。所謂初見も苦手です。基礎練習の量が昔から足りていないためか、今でも、全調スケールが出来ません。長調のスケールだけでも怪しいものです。おまけにリズム感もないときているので…。よく楽譜はパターンの組み合わせといいますが、私は、そのパターンをあまりトレーニングしてこなかったことを後悔しています。あまり面白くない練習ですが、中高生の皆さん、パターンを学習するためには、基礎練習が必須です。がんばりましょう。
おかげで人より時間をかけて楽譜をゆっくりからさらって行かなければなりません。まあ、普段からもっと練習しとけって話なのですが。今の状態では、中高生のように毎日のように楽器は吹けないので、やっぱり週末に集中してやることになります。その上、行事が立て込んでくると、基礎練習をほとんどやらずに曲の練習にかかってしまうので悪循環ンお繰り返しです。最近はもっとも基礎的なロングトーンとスケールの練習すらおろそかになっているのが自分でも悲しくなってきます。まあ、がんばらねばならないのですが。
そこで今日の一枚です。
Duke's Time
トルヴェール・クヮルテット
小柳美奈子(ピアノ)
東芝EMI TOCE-55095
このCDはトルヴェール・クヮルテットによる、デューク・エリントンの時代からというコンセプトで、20世紀のさまざまな音楽を1枚に詰め込んだというアルバムのようです。
曲目は、弦楽4重奏曲 (ラヴェル/新井靖志編) 、サクソフォン4重奏曲 (デザンクロ) 、アトム・ハーツ・クラブ、クヮルテット[トルヴェール版] (吉松隆) 、デューク・エリントンの時代から (長生淳) となっています。
ラヴェルの弦楽四重奏のは以前紹介したオーレリア・サクソフォーン・クヮルテットの演奏も持っていますが、両方聴き比べると、音楽に対するアプローチの違いのようなものが見えてきて面白いと思います。デザンクロの四重奏曲は、ファーストアルバム以来の再録になるのですが、以前のアプローチとは違い、テンポも速く、シャープで贅肉のない演奏といったイメージになっています。その分、細身で豊かな響きが聞けない気がするのは少し残念かもしれません。
しかし、ドビュッシーにしろ、アトムハーツ・クラブ・クァルテットにしろ、楽譜を見たことがありますが、恐ろしく難曲です。楽譜も真っ黒な上にリズムが難解な場所がいくつも登場しています。それをいかにも難しくなさそうに吹いてしまうところ、やはり、プロ、トルヴェールの実力はすごいのだと思ってしまいます。
ただ、デューク・エリントンの時代からは、もう少し、遊び心というか、JAZZを自分達の音楽に租借して欲しかったという、個人的な感想もあります。でも、すばらしい演奏です。
20世紀(デューク・エリントンの時代)の様々な音楽をサクソフォーンで聞きたい方、ラヴェルの弦楽四重奏曲をサクソフォーンで聞きたい方、また、オーレリアの演奏と、聴き比べてみたい方にお勧めの一枚です。
Posted by のりくん at 18:25│Comments(0)
│今日の一枚