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Posted by あしたさぬき.JP at

2008年11月26日

演奏のスタイル。

疲れが溜まっている気がします。休めばいいのですが、最近、土日も仕事だったり、行事だったりと、家でゆっくりすることがほとんどありません。
 さて、私はサックスという楽器を趣味で演奏しているわけですが、いろいろな機会に色々な曲を演奏します。ほとんどの場合はサクソフォンアンサンブルのカルテットだったり、クインテットだったりするわけですが、曲としてはジャンルレス。ポップスからジャズ、クラシックもあれば童謡や映画音楽だったりします。
 演奏のスタイルは様々ですが、楽しめる音楽というものはどんなスタイルでも楽しめるということでしょうか。
 そこで今日の一枚です。





ポップス・オン・ハリウッド
指揮:ジョン・ウィリアムズ
ボストン・ポップス
ユニバーサルクラシック(PHILIPS)UCCP-3106

このCDはボストン・ポップスとジョン・ウィリアムズによるハリウッド映画の曲をメドレーなどで演奏したもの。
 曲目は、ハリウッド万歳、オスカーへの挨拶~星に願いを~星にスウィング~ムーン・リヴァー~雨にぬれても~「追憶」のテーマ~いそしぎ、アメリカ物語~映画「アメリカ物語」より、ジュディ・ガーランドに捧ぐ~虹の彼方に~ウィー・アー・オフ・トゥ・シー・ザ・ウィザード~恋のとりこに~ビー・アー・クラウン~ゲット・ハッピー~行ってしまった彼、映画「イーストウィックの魔女たち」気球の場面~悪魔の踊り、映画「愛と哀しみの果て」愛のテーマ、ラ・バンバ~映画「ラ・バンバ」より、悪人と美女~映画「悪人と美女」より、フレッド・アステアとダンス~トップハット~アイ・ウォント・ダンス~ダンシン・イン・ザ・ダーク~コンチネンタル~チェンジ・パートナーズ~キャリオカ、となっています。
 なんとなくバブリーな時代を感じさせる企画物のような向きも在るCDではありますが、内容はだれでも楽しめる、親しみやすい曲ばかりとなっています。価格が現在の価格は1200円とお買い得なのも魅力的です。
 ちょっとしたBGMをお探しの方、家族で楽しめるオーケストラ演奏をお探しの方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 20:08Comments(0)今日の一枚

2008年11月25日

本番に思う。

冬らしい日が続くようになりました。
 さて、本番になるといつも私の言うことですが、いつもスリルとサスペンスに満ちた本番になっています。それが観客の方に伝わること、伝わらないこと様々ですが、大きな事故があるとやはり観客の方に伝わることがあるようです。いろいろな意味で、スリルを味わうのも事実です。あるべき音が無い、違う音を出してしまう、違う音が聞こえてくる、繰り返し記号を見落とす、などなど。練習量が少ない分、大変です。サスペンスの方は、曲がもしかしたらとまるかも知れない、間違えた音を吹いてしまうかもしれない、というサスペンスになるのでしょうか。
 でも、本当に本番のたびに思うことですが、いい演奏会にしたいと思います。しかし過去、私が参加した様々な演奏会の中でいくつか思い出深いものがあるのですが、なぜかいい思い出と言うよりはトラブルに見舞われた思い出の方が多いのは何故なのでしょう?まあ、後から思い出すといい思い出になっているのですが。
  そこで今日の一枚です。







愛のテーマ~シネマ・コレクション~/アナスタシア・チェボタリョーワ
KICC-460

このCDはクラシック界で最近話題で日本にもたびたび来日しているバイオリニスト、アナスタシア・チェボタリョーワの初めてのクラシック以外のアルバムです。映画音楽が多数収録されています。収録に関してはかなり編曲にもこだわったようです。
 曲目は映画「ひまわり」~ひまわり(マンシーニ)、映画「パリのめぐり逢い」~ライブ・フォー・ライフ(レイ)、映画「ゴッド・ファーザー」「ゴッド・ファーザーPART2」~メイン・タイトル・テーマ/愛のテーマ(ロータ)、映画「アルフィー」~アルフィー(バカラック)、映画「ロシュフォールの恋人たち」~キャラバンの到着(ルグラン)、映画「ディア・ハナンター」~カヴァティーナ(マイヤーズ)、映画「風と共に去りぬ」~タラのテーマ(スタイナー)、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」~愛のテーマ(モリコーネ)、映画「ライムライト」~エターナリー(チャップリン)、映画「オズの魔法使い」~オーバー・ザ・レインボウ(アーレン)、映画「ラスト・エンペラー」~メイン・タイトル・テーマ/レイン/オープン・ザ・ドア(坂本龍一)、映画「サウンド・オブ・ミュージック」~サウンド・オブ・ミュージック/私のお気に入り(ロジャース)となっています。
 演奏の方はさすが、モスクワ音楽院を出たというだけあってすばらしい歌を聞かせてくれるバイオリンです。現在、彼女は日本の音楽大学に講師として在籍しているようです。
映画音楽を美しく、また、洗練された演奏で聞くことができます。
 先日のサクソフォンアンサンブルコンサートで、この中のキャラバンの到着をサクソフォーンカルテットで演奏したのですがなかなか、こんなに洗練された演奏には…。
 映画好きの方、バイオリンの音色が好きな方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:27Comments(0)今日の一枚

2008年11月24日

練習漬け、薬漬け。

 連休の最終日。本日ダッパーで某所での演奏でした。皆さんお疲れ様。
 私はといえば、風邪気味のため、咽の痛みに苦しんでいます。やっぱり睡眠をしっかりとらないと風邪は良くならないのでしょうが、バタバタしていてゆっくりと寝るわけにもいけません。
 昨日はサクソフォーン・アンサンブル練習で一日練習になっていました。朝九時から夕方5時まで練習です。一日練習漬けでした。咽の痛い私にとっては大変に苦しい練習となりました。風邪を引いて咽が痛くなってから、銀色の箱のベン○・エースを飲んでいるのですが、この薬、よく効くのですが、やたらに眠くなります。
 元々、風邪の特効薬というのは無くて、症状を抑えて寝ている間に、体力を回復させて、風邪が治る状態に体を回復させてやる、というのが大抵の風邪薬です。要するに、熱、痛み、鼻水などの症状を抑える薬と、眠気を誘う薬が入っているのが風邪薬です。さすがにこれを3日も飲み続けると、用法通りとはいえ、眠気も、ピークに達してきます。薬漬けが体に良くないのはわかっているのですが、早く直さないと、演奏会のときに咳が止まらなくなってとても、楽器を吹ける状態ではなくなります。
 元々体力が無い私自身が風邪の治りを遅くしているのでしょうが、今から体を鍛えることなど出来ないので、風邪薬を飲んでビタミン剤飲んで、うがいするぐらいしか方法がありません。
 本番が終わると、練習漬けのほうからはしばらく開放される予定ですが、薬漬けのほうも何とか早く脱しないと体にいいことがありません。今日も早めに寝ることにしています。
 そこで今日の一枚です。






そよ風の贈りもの/ホイットニー・ヒューストン
BVCA-158

このCDはホイットニー・ヒューストンのデビューアルバムです。デビュー当時から卓越した歌唱力と、抜群のプロポーションと言われ、あっという間にスターダムにのし上がるきっかけとなったアルバムでもあります。
 曲目は、恋は手さぐり、オール・アット・ワンス、やさしくマイ・ハート、グレイテスト・ラヴ・オブ・オール、ホールド・ミー、そよ風の贈りもの、シンキン・アバウト・ユー、サムワン・フォー・ミー、すべてをあなたに、夢の中のふたり、となっています。
 今回の私達の演奏会ではすべてをあなたにを演奏する予定になっていますが、シンプルなバラードでありながらやはり楽曲としてもすばらしいものだと思います。でも、アルバムのなかで最も知られており、私もいい曲だと思うのはやはり、グレイティスト・ラヴ・オブ・オールでしょうか。ホイットニー・ヒューストンの歌唱力が存分に味わえる一曲でもあります。
 ホイットニー・ヒューストンといえばボディーガードと思われている方、ソウルフルでありながら洗練されたバラードを聴いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 18:28Comments(0)今日の一枚

2008年11月23日

栄養補給。

明日は某所でダッパーで演奏です。最近、本番、練習、行事、仕事といろいろなことがあって忙しくなっています。
 ちょっと疲れてます。先日から風邪で喉がやられてしまい、昨日も薬を飲んで寝ましたが、まだ完全に回復していない感じです。風邪をひいたというよりは疲れのせいで体力が落ちているという感じです。今日も風邪薬とビタミンCを飲んで寝ようとおもいます。
 最近時々サプリメントでビタミンを取るようになりました。本当は食事できっちりとるのがベストなのでしょうが、なかなかそれも出来ません。
 サプリメントのブランドなどにはあまりこだわっていないので、コンビ二のサプリメントコーナーで十分です。まあ、飲みすぎるとヤバイビタミンもあるので大抵大量に飲むのビタミンCですが。
 そこで今日の一枚です。





VITAMIN/電気グルーヴ
KSC2 66

このCDは電気グルーヴによるテクノのアルバムです。電気グルーヴと言えば、TVなどでの露出の多かったピエール瀧氏を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、この当時は石野卓球、ピエール瀧、砂原良徳の三人でした。どうも、石野卓球氏と、ピエール瀧氏を中心にして、他のメンバーは少しずつ入れ替わっているようです。元々、石野卓球氏とピエール瀧氏が89年に前身バンドである「人生」の解散と同時に結成したバンド、というのが電気グルーヴの歴史のようです。砂原良徳氏は1999年に脱退していますので、現在はメンバーではないようです。
 曲目はハッピー・バースデイ、ディスコ・ユニオン、ハイキング、フェイク・フーリガン、Fuji-San、スティングレイ、ポップコーン、Sinkansen、スノウ・アンド・ダヴ、N.O.
となっています。
 特にポップコーンは原曲が、ガーション・キングスレイ作曲で、たくさんカバーさており、いまでもカバーされ続けています。作曲者のキングスレイはディズニーランドのエレクトリカルパレードで有名な曲、バロックホウダウンの作曲者でもあります。
 テクノとしての完成度が非常に高いのは勿論なのですが、多少、風刺的なギャグや訳のわからないものもあったりしてそれがちょっと笑えたりもします。私のお気に入りはなぜか一曲目のハッピー・バースデイと、Fuji-Sanの二曲です。
 テクノの入門用として、また、ちょっとノリのいい曲を探している方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:27Comments(0)今日の一枚

2008年11月22日

超絶技巧。

 本来、日記とは後から書くものではなく、その日の終わりに毎日書くのが正しいあり方なのかも知れません。この明日さぬきのブログ、何日か前、何日かあとに日記が書けるシステムですが…。 
さて、寒くなってきて最近楽器を吹いている途中で、唇が切れてしまったので、痛くてたまりません。
アンサンブルの出来の良し悪しもさることながら演奏時の体力も普段の基礎練習が足りない分、余裕がなくなってきています。もしかしたら、唇が切れたのもそのためかもしれません。唇の周りの筋肉が衰えているため、アンブシュアも壊れやすくなっている気がします。
 リードを調整するなどして、何とか対処している現在の状況ですが、本当は地道にロングトーンなどする必要があるのかもしれません。まあ、毎年のことですが、なんともならないような状態でも、何とかなるものなのかもしれません。
 そこで、今日の一枚です。






アストル・ピアソラ/リベルタンゴ
SEVEN SEAS(キング)KICP 8507

このCDは1970年代の半ばからイタリア・ミラノを中心に新たなタンゴの姿を模索していた時期のピアソラの作品集のようなもの。ロックやジャズ、フュージョンにちかい形式の音楽を目指したような音作りです。。このCDはその時代の5枚の作品からの抜粋となっています。
 曲目は、ビジュージャ、リベルタンゴ、アディオス・ノニーノ、トリスタンゴ、チンチン(乾杯)、エスクアロ(鮫)、チャドル、タンゴ・ブルース、孤独の年、サミット、孤独、愛、ウイスキー、となっています。
 実はチンチン(乾杯)は、数年前の演奏会で演奏したカルテットの中の一曲です。サクソフォーン用に編曲されたこの曲、激難です。私はアルト・サクソフォーンなのだったのですが、かなり苦労しました。最後の音もフラジオなので、きつい音になっていますが、聞き手の方はフラジオかどうかなど関係ないので、百発百中で、コントロールして出せるよう、努力が必要です。
 このCDの演奏はピアソラ自身のバンドネオンに、コントラバス、エレキギター、ピアノなども加わったものになっています。バンドネオンにエレキギターは結構斬新な発想だと思うのですが。ちなみにバンドネオンはアコーディオンを小型にしたような形で、アコーディオンが鍵盤なのに対し、複雑なボタンの操作によって音階を出すような楽器です。アコーディオンとはまた違った音色がするのですが、その、操作性の困難さから、かなり廃れてしまった楽器ですが、近年、かなり見直されている楽器でもあります。勿論ピアソラの演奏は超絶。
 ピアソラの後期の演奏を聞いてみたい方、バンドネオンの音色を聞いてみたい方にオススメの一枚です。


  

Posted by のりくん at 19:27Comments(0)今日の一枚

2008年11月21日

忙しいのか。

急に寒くなって冬らしい気候になってきました。
 さて、最近仕事がいろいろと忙しく、 結局、ほとんど提示に帰宅することは出来なくなっています。勿論サービス残業。 仕事でも、色々やらなければならないことが溜まってきてしまっています。また、練習時間がなかなかとれず、アンサンブルでも皆さんにご迷惑をかける状況に。 何とか冷静に順序をつけて片付けていこうと思っています。
 そこで今日の一枚です。






Mon‐Jah/伊武雅刀
SONY RECORDS SRCL 2058

このCDはあのスネークマンショーの伊武雅刀のアルバムです。伊武雅刀と言えば、現在ラジオのジェット・ストリームで渋い声を披露し、役者としても渋い役どころを演じたりしていますが、1980年ごろは、小林克也、 桑原茂一と共にスネークマンショーで、ギャグをやっていました。
 このCDには、子供達を責めないで(オリジナル・ミックス)、銀座の爆発野郎、スウィート・セックス&シー、月の裏側、モンジャー、ラスト・ジャパニーズ・ヒーロー、ユーラシアロマンス、恋の太陽男、ハイ!ソウル・メディア、美ニ死ス、という曲目が収録されていますが、歌のアルバムというよりは、曲に伊武雅刀氏が台詞を乗せる、という形式になっているものがほとんどです。これはスネークマンショーと同様だと思います。
 特に「子供達を責めないで」は日本語の歌詞を秋元康がつけており、当時、大ヒットした記憶があります。まともに聴いても大爆笑すること間違いなしです。
 もしかしたら忙しくてアップセットしているときこそ、こんなCDを聞いて大爆笑できるといいのかもしれません。
 スネークマンショーが懐かしい世代の方、不思議な笑いの世界にトリップしてみたい方にオススメです。
  

Posted by のりくん at 19:50Comments(0)今日の一枚

2008年11月19日

意外といいのかもしれない。

沖縄土産も配り終え、ボチボチですが沖縄旅行記も書いていますが…。
 さて、沖縄に行くと、どこに行っても泡盛。私は下戸なのでほとんどお酒は飲みません。みりんを入れすぎた料理でさえ、酒臭さを感じて、敬遠するほど苦手なのです。実際、アルコールを体に入れたことは、何度か有りますが、気持ちよくなったことなどは一度もなく、すぐに動悸と頭痛が襲ってきます。ビールや水のようなウイスキーの水割りでさえ、そのような状態なので、とても嗜む、などは出来そうに有りません。以前も書いたように、オロナ○ンCや、リアルゴー○ドでも酔っ払いそうになります。特にリアル○ールドの方は、飲酒検問で確実に酒気帯び運転になりそうなぐらい来ます。
 お酒とは直接関係ないのかもしれませんが、お酒のおつまみや、お酒のあてによく塩気の多いものが好まれます。特に、ロシアなどでは、塩を手の甲に塗って、それを肴にウォッカを飲む人がいるということですから、塩気ではなく、塩そのものでもいいのかもしれません。よく、お酒のつまみとして、売られている乾きもののスルメや、ピーナッツ、ビーフジャーキーなどは、かなり塩気が多いようです。
 私は、実際は塩気の多いものはあまり好きでは有りません。 よく、関西は薄味、といいますが、実は薄口醤油は濃口醤油よりも塩分が高いので、見た目は味が薄そうですが、実際は塩っ辛いこともあります。京都などに行くと、また、料理を出汁の風味で楽しむ、という味付けが色濃く出るのだと思いますが、関西=薄味、という感覚はあまり持たない方がいいのかもしれません。県民性によってもかなり味付けは違います。もちろん、寒い地方ほど、塩気が多いものを食べているのは事実のようですが。
 ただ、私はお酒は一滴も飲まないのですが、お酒のつまみとしてよく出される、柿の種は大好きです。どうなんでしょう、良くわかりませんが、柿の種は最初は、別に酒のつまみとして開発されたわけではないような気もします。
 お酒のつまみで、乾き物、貝の缶詰など、いろいろ売られていますが、塩気が多いものの、おかずや、ちょっとした、おやつに意外といいかもしれない、と思うことも有ります。もちろん、食べ過ぎると咽が渇くので、食べる量は程ほどにしないといけないのですが。
そこで今日の一枚です。






提供 明和電機/明和電機
Sony Records SRCL 3462

このCDは、アーティスト明和電機によるアルバムです。明和電機は土佐正道氏(社長)と、土佐信道氏(副社長)の兄弟が結成した総合芸術ユニットという位置づけです。作品を「製品」と呼び、世界に製品を発信しています。この明和電機という名前は、彼らの父親がかつて経営していた会社の名前のようです。社訓は「やったもんがち、とったもんがち」、活動方針は「やりにげ」というものです。
 CDの製作ではつくばミュージックという企画を立ち上げ、魚器(NAKI)シリーズの楽器を開発する過程で、様々な楽器を開発しています。
 楽器を開発するときに彼らが心がけていることが、音の発生源としてスピーカーを使用せず、誘導負荷(モーター、電磁石など)による力学的な発音方法、所謂アコースティックで、家庭用電源(100V)をスイッチングするだけの単純な構成回路、関数回路を出来るだけ避ける、演奏方法が、従来の楽器の運氏方法に例が無いもの(結果として、ばかばかしいもの)ということのようです。
 このCDはそれらの楽器が使われています。こうやって見ると、いかにも冗談音楽のCDと思われがちですが、必ずしもそうではなく、社長、副社長の歌詞と作曲した曲が、以外にいいかもしれないと思います。
 一度聴いて見れば判ると思うのですが、歌詞も意外にしっかりしたいいものです。
 明和電気の開発した様々な楽器の音を聞いてみたい方、意外なほどいい歌詞に力づけられたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:26Comments(0)今日の一枚

2008年11月16日

週末の雨、休息はあるのか。

週末、夜から雨が降り出しました。最近、週末お天気の悪くなることが多い気がしていますが、それは沖縄に行ってきたからなのか、本当にそうなのかは不明。
 さて、後半月で12月。年末になると、色々とやることが増えるので、忙しいと言うことになるのかもしれません。事でも、職場が電子カルテを導入するということで、バタバタしています。この時期監査なんかもあるので、それも忙さに拍車をかけています。小さい演奏が11月、12月にいくつか入っているので、アンサンブルコンテストのサクソフォンカルテット準備も含めて毎週の練習はデフォルト状態。
  忙しいときに限って次々といろんなことがやってくるものです。忙しさが何とかできるようになると自分も多少成長していることを感じることが出来ると思うので今が踏ん張り時なのかもしれません。こういうときこそ、落ち着いた対応で切り抜けたいと思います。
 忙しいことはマイナスのことだけではなくプラスのものにもなっていくと思っています。次々と起ることに対して、いつも冷静でいたいものです。
 さて、今日の一枚です。




コスメティック・ルネッサンス ノエビアCM HITS!
Dreamusic(東芝EMI) MUCD-1075

このCDは化粧品会社のノエビア90年代に展開し、11年間続いたテレビCM、「ノエビア・コスメティックルネッサンス」のCMシリーズベスト・セレクションをアルバム化したものです。ジャンルを超えた実力派のアーティストが、数々の曲をを斬新なアプローチでカヴァーしています。カヴァーブームのさきがけでもかり、同一CMシリーズとしての一貫したコンセプトも感じさせてくれます。
 曲は主に80年代のヒット曲で、別れの朝 (1994) / 世良公則、恋のハレルヤ (1994) / 荻野目洋子、愛が止まらない (TURN IT INTO LOVE) (1995) / 西城秀樹、銃爪 (1996) / 坂本冬美、絶体絶命 (1997) / 宇崎竜童、カサブランカ・ダンディ (1997) / 田村直美、ダンシング・オールナイト (1995) / マリーン、ミ・アモーレ (1996) / 狩人、スローモーション (1993) / 鈴木トオル、Heart Of Glass (1992) / 桃姫BAND、Lovin' You (1992) / アン・ルイス、となっています。
 尚、この曲集にはすべての曲が入っておらず、もんたよしのりの「イミテイション・ゴールド」や、甲斐よしひろの「時の過ぎ行くままに」、柳ジョージの「夢先案内人」等が入っていないのは少し残念です。
 ただ、この時代、これだけ質のよいカヴァー曲を、化粧品会社のCMのためだけに企画して、次々に使用するという実に贅沢な企画は、不景気の昨今では考えられないことです。化粧品会社のCMが華やかだったあの頃を思い出します。
 少しお洒落なカヴァー曲を楽しんでみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 01:58Comments(0)今日の一枚

2008年11月14日

沖縄より帰る。

さて、先週末に沖縄に折角行ってきたので、旅行記でも書こうかとも思ったのですが、とある事情があって、先に送ったお土産がまだ到着していません。
さらに、月曜日に沖縄から帰って休む暇もなく仕事で残業続き何となく、旅行気分どころではなく、旅行を思い返す暇もなく、日常に飲みこまれていく感覚。
金曜日で漸く明日が週末。沖縄に向かってから既に一週間が経過してしまいましたが…。
この週末も決して暇ではないのですが、仕事が休みということで多少落ち着けるようになった気がします。
でもまあ、沖縄旅行記、書くべきかどうか微妙なところ。
 で、ちょっと落ち着いたところで久々の今日の一枚です。






Don't Smoke in Bed /HOLLY CORE TRIO
東芝EMI Metro BLUE TOCP-3363

このCDは「CALLING YOU」の大ヒットで一躍人気を博したホリー・コールの三枚目に当たるアルバムです。
 このCD、発売された当時のものとしては、オーディオ的にも優れたもので、私は、オーディオのチェックや、オーディオ機器を選ぶときのリファレンスCDの一枚としても使用しています。勿論、これだけ聴いて決めるわけではなく、他に、クラシックで、ピアノ、管楽器、オケ、などの音も聴きますが、ジャズ系のボーカルものでは今でもこのCDを使っています。
 収録されている曲目は、I Can See Clearly Now、Don't Let the Teardrops Rust Your Shining Heart、Get Out of Town、So and So、Tennessee Waltz、Everyday Will Be Like a Holiday、lame It on My Youth、Ev'rything I've Got、Je Ne T'Aime Pas、Cry (If You Want To)、kQue Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be)、Don't Smoke in Bed、となっています。尚、一曲目のI Can See Clearly Nowは、映画「クール・ランニング」でも使用された曲のカヴァー曲です。
 何故、このCDかというと、どことなく、酒場で流れていそうな、耳になじみやすいジャズボーカルでスタイリッシュでエレガントなCDだからです。意外なことに、別に飲むお酒がバーボンやスコッチでなくて、日本酒でもジャズがかなり似合うと思うのは私だけでしょうか。私は下戸なのですが、ジャズを聴きながら、日本酒をちびちびやると言うのは、お酒好きの方にとってはいかがでしょうか?私はコーヒーを片手に聞きたいと思います。
 一杯やりながら、スタイリッシュでお洒落なジャズボーカルを聞いてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:27Comments(0)今日の一枚

2008年11月04日

夏に向かって。

最近、朝晩冷え込むようになって来ました。寒暖の差が大きいと、紅葉がキレイに見られるようですが、今年はキレイな紅葉が見られそうな予感です。
さて、週末より某所に行くと昨日は書きましたが、実は沖縄。(そういえば先日日記にも書いたような気が…)
先日、沖縄に言った人が風邪をひいていました。そうも、向こうはエアコンがガンガンに効いていて、エアコンで寒かったようです。当然外では半そで。沖縄にこれから行くと、こちらとの気温差がかなり大きそうです。
これから冬ですが、気分は夏に向かって出かける気分です。
 そこで、今日の一枚です。






SAPPHIRE/MALTA
VICTOR VDJ-1205

このCDはサックス奏者、マルタの9枚目(←多分そうです自信ないですが)に当たるアルバム。リリース年代はおそらく1988年ごろだったかと思いますので、15年以上前になると思います。MALTAは1949年生まれと言うことなので、もう、55歳と言うことでしょうか。
 実は、このCDもMDにダビングして持っていこうと考えていたのです。ちょっと、ノリのいい感じなどがいいかなと思ったんですが、曲作りと、このジャケットのすがすがしくクールな感じはどう考えても夏向きの曲のような気もします。
 まあ、どんな音楽をどの季節に聴こうが気にすることは無いのですが、新潟が寒いかもしれないことを考えると、ちょっと身震いしそうになってきます。
 曲目は、サファイア、リップスティック、ムーンライト・セイリング、シー・ウィンド、シルキー・レイン、オーシャン・ビュー、フェイス・トゥ・フェイス、イッツ・クール、ハイビスカス、ラバー・カム・バック・トゥ・ミー、ファイヤーバード、フェイス・トゥ・フェイスIIとなっています。
 やっぱりどう見ても、夏向きアルバムです。マルタといえば、やはり、私の世代ではハイ・プレッシャーやスパークリングと言った曲でしょうか?どちらも夏向きの曲だとは思いますが。よく考えると、マルタのアルバムは、春、夏にリリースされるものが圧倒的に多いような気がします。
 クールでファンキーなマルタを聞いてみたい方、これから暖かいところに出かけよう、という方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:54Comments(0)今日の一枚

2008年11月03日

荷物、ありえない重さ。

高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサートも終り、今日は連休の最終日。
さて、今週末から、某所に旅行に行ってきます。旅行といっても社員旅行なので、そう大げさなものでもありません。2泊3日。ちょっとあわただしい予定になっていそうな予感です。
 旅行といえば、私はほとんど旅行に行かない人なので、久々です。2泊以上の旅行は数年前、スクーリングの時に新潟に行って以来。
新潟に行った時は荷物も多く、適当に荷物をつめてみたのですが、ありえないぐらい重い荷物が出来上ってしまい、結局宅配便でホテルに送りました。その時は教科書などを持っていく必要があったため、着替えなどより、そちらの荷物が多かった記憶があります。
 そこで今日の一枚です。





"Q" - 生誕70周年記念ベスト
THIS IS HOW WE FEEL ABOUT "Q" 1956-1981
Universal UCCU-1019/20(二枚組)

このCDはクインシー・ジョーンズの生誕周年を記念してユニバーサルからリリースされたものです。
 クインシー・ジョーンズと言えば、1933年、アメリカのシカゴ生まれのミュージシャンです。元は、トランペット奏者としてプロ活動をはじめますが、その後に、プロデューサー/編曲家として大成功をおさめます。60年代はジャズ・オーケストラ作品を、70年代に入るとフュージョン・アルバムを数多くリリースして、大ヒットを飛ばします。映画やテレビの世界にも進出し、ここでも成功をおさめます。また、マイケル・ジャクソンの「スリラー」をはじめ幅広くブラック・ミュージックをプロデュースし、実績を着実に作りました。当時は、超多忙のため、「大統領の次に忙しい男」と呼ばれたほどの人物です。ジャズ、ソウルはもちろんのこと、アフリカ音楽、ブラジル音楽などあらゆる音楽の特徴をとりいれた独特の音楽は、聴く人を惹きつけて離しません。黒人として音楽ビジネスの道を切り拓いてきた功績も評価されています。
 曲目は、一枚目が、JAZZ SIDEとして、サーモネット、モーニン、エア・メイル・スペシャル、クインテッセンス、ソウル・ボサ・ノヴァ、君住む街角、カミン・ホーム・ベイビー、テイク・ファイヴ、ピンク・パンサー、真夜中の太陽は沈まず、ザ・サイドワインダー、ジ・イン・クラウド、アイ・ガット・ユー、映画「質屋」のテーマ、フー・ニーズ・フォーエヴァー? (映画「恐怖との遭遇」より)、となっています。また、二枚目が、SOUL SIDEとして、キラー・ジョー、グラ・マタリ、アイアンサイド、ホワッツ・ゴーイング・オン?、バッド・ガール、ボディ・ヒート、エヴリシング・マスト・チェンジ、イフ・アイ・エヴァー・ルーズ・ディス・ヘヴン、恋のあやまち、メロー・マッドネス、スタッフ・ライク・ザット、朝わたしはひとり、テル・ミー・ア・ベッドタイム・ストーリー、心の傷跡、愛のコリーダ、となっています。
 実は、まだ、JRで新潟にいけるとのんきでいた頃、この次はこのCDをMDにダビングして持っていこうかなあー、などとのんきなことを考えていました。今となっては、MDプレーヤーすら荷物になるので、持って行くかどうか微妙です。
 曲は1956年から、1981年までの有名な作品がほとんど網羅されていると言っても過言ではありません。クインシー・ジョーンズを知らない方でも、このCDを聴くと必ず、知っている曲があると思います。
 クインシージョーンズの魅力を手軽に感じてみたい方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 18:22Comments(0)今日の一枚

2008年11月02日

危険な香り2。

本日は高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサートでした。
サクソフォーンアンサンブルで出演をしてきました。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。演奏した方々、お手伝いいただいた方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。
前日までアンコールの楽譜を書き続けて、結構ヘロヘロでしたが…。
練習時間もなかなかとれず、かなり皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。
演奏前からかなり危険な香りのするステージでしたが、なんとか乗り切ることが出来たような。演奏中いつも思うことですが、あの緊張感に病みつきになって、ステージに何度も乗っているのかもしれません。麻薬のようなものなのでしょうか。実際、脳内麻薬が放出されているのかもしれません。
さて、そこで今日の一枚です。






ザ・マリファナCD~マインド・コントロール・サウンド
DELLA SBB-003 

このCDも昨日のCDに引き続き、ヒーリング・サウンドCDや、環境音楽のCDをリリースしているDellaから発売されているマインド・コントロール・サウンドのシリーズの中の一枚です。
 実は、このシリーズのCD、後2種類ほど、現在出ています。全部で4枚リリースされています。
 で、このCD、ちょっと意味深な注意書きがあります。「特殊な3D音場効果を施した超トリップ・サウンド。本CDをご使用になることで大麻取締法、薬事法等の法律に違反することはありませんが、ご使用に際してお客様ご自身と周囲の安全に充分ご配慮下さい」とのこと。
 さらに細かい注意書きを読んでみるとその内容は、手短に言うと、トリップする危険性があるから、公衆の前や、特殊な環境(運転中や、性行為中)は、聴かないようにしてくれ、というもの。レーベルには、「非医薬品/厚生省、文化庁非認定品/警察庁非推奨品」と書かれています。(リリース時点では、厚生省でした。)かなり危険な香りのするCDです。
 中身は、昨日のLSDと同じように、サブリミナル・メッセージが音楽の中に入っていると言うものです。こちらも日・英・中・韓の4カ国語です。
 さて、効果のほどは………。聞いた感じではちょっとおどろおどろしい音楽です。ただ、このCDも私は、トリップする前に眠ってしまいました。(笑)
 ちょっとトリップしてみたい方、怖いもの見たさの好奇心旺盛な方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 18:15Comments(0)今日の一枚

2008年11月01日

危険な香り。

今日は、某コミュニティーセンターでダッパーでのサクソフォンアンサンブルの演奏でした。詳しくはダッパーのブログに任せるとします。明日は高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサート
 さて、最近思うことですが、二千円札、何処にいったのでしょうか?私は、今までに、数回しか手にしたことがありません。でも、すぐ使ってしまいました。持っていてもいいことがあるわけではないので。確かに流通が少ないので、これから二千円札が廃止になったとしたら、プレミアは付くのかもしれませんが、すぐにそうなることも無いようです。
 今回の紙幣にはホログラムなども付いていて、かなりの偽造防止策がとられているようです。ただ、偽造する側と防ぐ側は常にいたちごっこを繰り返していることを見ると、偽造防止の様々な対策も、対処療法でしかない気もします。
 しかし、考えてみれば、貨幣と言うものが出来てから、ながい歴史を経て、これだけ、キャッシュレスや、インターネットバンキングと言うものが進化しても、紙媒体のお札と言うものが無くなりそうにはありません。考えてみれば、お札の製造技術にあれだけハイテクをつぎ込んでいるのにもかかわらず、貨幣制度という、比較的原始的な制度が変わることなく脈々と続いています。
 元々お金と言うのは、物々交換では、物を移動するのが大変と言うことで、使われ始めた、という考え方もあるようなのですが、キャッシュレスと言うのは、そのお金ですら持ち歩くのが面倒、ということで持ち歩かなくなる、ということかもしれません。
 キャッシュレスになるのは便利なのかもしれませんが、益々、人と人のつながりは、希薄になっていく気もします。私の世代にとっては、小学生ぐらいの子どもが、50円とか100円とかを握り締めて、駄菓子やさんに通う光景もそこそこ見られたのですが、この状況が進んでしまうと、小学生が、携帯かざして、コンビニで支払いとかしているのを見ることになるのでしょうか。それとも、指紋とかで入力すると、お金が支払われるようになるとか、あるいはチップが体に埋め込まれてコンビニを出るときにチェックアウトされるようになるとか…。
 私は、駄菓子やさんでの買い物は、あのおばちゃんとの会話が一番重要だったのではないかと思うのですが…。このまま電子化、キャッシュレスが進むと殺伐とした世の中になりそうで少し危険な香りが漂ってきます。
 いつまでも、人と、人のコミュニケーションは大事にして買い物もしたいものです。
そこで今日の一枚です。






サウンドLSD~マインド・コントロール・サウンド
Della SBB-005

このCDは、ヒーリング・サウンドCDや、環境音楽のCDをリリースしているDellaから発売されているマインド・コントロール・サウンドのシリーズの中の一枚です。
 よく、デパートなどの、ヒーリングのコーナーで販売されています。また、直販で通信販売による入手も可能のようです。
 このシリーズのCDは、4ヶ国語(日・英・中・韓)でのサブリミナル・メッセージ入りです。意識拡張効果があるといううたい文句で、脳内にエンドルフィンが拡張する効果があるとか…。エンドルフィンとは、俗に言われている、脳内麻薬のことで、モルヒネの1.5倍もの麻薬効果があるといわれています。本来は、脳内モルヒネという意味で、気持ちいい、楽しいと感じたときに分泌されやすく、免疫力を強化し、老化を防ぎ自己治癒力を高める作用があるといわれています。
 よく耳にするランナーズ・ハイという現象は、このエンドルフィンによるものです。
 しかし、脳内麻薬とは言え、麻薬と聞くと、ちょっと怪しく危険な香りがします。内容としては、サブリミナル・メッセージが高周波帯域に収録されていて、それをヘッドホンで聞く、ということになっています。
 で、実際聞いた効果ですが……私は、何度聞いても効果が出る前に眠りに落ちてしまいます。エンドルフィンじゃなくて、ドーパミンが分泌されているような気が…。なるべく性能のよいオーディオ機器でお楽しみ下さい、ということなのですが、私のオーディオはそんなに性能が悪いとも思えないので、機器のせいではないと思います。
 音楽でちょっとハイな気分になりたい方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:20Comments(0)今日の一枚

2008年10月31日

年末が来る。

 10月も今日で終り。明日からは11月。11月は祝日も多く、30日間でしかないため、すぐに12月になってしまいます。文化の秋といいますが、アンサンブルコンサートなどの演奏会やそのほかの演奏の機会も多く、秋の夜長というよりは、忙しい11月になりそうです。
さて、そろそろクリスマスなどと言ったイベントの名前がちらほら聞こえてきます。クリスマスのイベントなどで演奏する機会などはありますが、ここ数年、クリスマスのイベントやクリスマスの行事に自分で参加したことは皆無です。クリスマスプレゼントって何?と言った感覚でしょうか。まあ、クリスチャンでもないので、そんなに重要な日では無いと思うのですが。小さい頃はそれでもわくわくしていた記憶があります。甘いもの、ケーキが大好きな子どもでした。
 そこで今日の一枚です。






リムスキー=コルサコフ/クリスマス・イヴ他
指揮:エルネスト・アンセルメ
スイス・ロマンド・管弦楽団
ジュネーヴ・モテット合唱団
ユニバーサルクラシック(DECCA)UCCD-3016

このCDは、アンセルメ/スイス・ロマンドによる、リムスキー=コルサコフの曲を集めたものです。当時、オーケストラの魔術師と言われ、ロシア音楽の演奏においても、人気があったアンセルメが、リムスキー=コルサコフの華麗なオーケストレーションを手兵スイス・ロマンドを率いて演奏しています。曲目的には、珍しい作品を録音したものともいえます。
 曲目は、歌劇「五月の夜」序曲、組曲「皇帝サルタンの物語」op.57、組曲「クリスマス・イヴ」、ドゥビーヌシカop.62、音画「サトコ」op.5、組曲「雪娘」となっています。あまりなじみの無い曲とも言えます。
 演奏は、スイスロマンドらしいヘタウマさがいい感じです。色彩感はアンセルメらしく十分に描き出されています。
 実は、私はサルタン皇帝の物語の演奏を探していたのですが、条件として、アンセルメ/スイス・ロマンドのもの、聞いたことの無い曲が出来るだけたくさん収録されているもの、ステレオ録音であるもの、という条件で探していたもので、去年、やっと見つけて手に入れました。
 リムスキー=コルサコフの少し耳なじみの少ない曲を聴いてみたい方、アンセルメ/スイス・ロマンドの演奏を堪能したい方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:53Comments(0)今日の一枚

2008年10月30日

薬の効き目、何となく。

今週末は高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサート。本番です。私もサクソフォンアンサンブルで何曲か演奏してきます。
 さて、最近鼻炎の時に薬を飲んでいるのですが、薬を飲んでどうか…?結論から言うと、効いた、ということになるのでしょうか。ただ、あくまで症状を抑える薬なので、鼻炎が治ってしまうことはありません。目の痒みはほとんど……取れません。鼻水のほうも完全には止まりません。ある意味、くしゃみが出そうで出ないような状態と同じで、鼻水が出そうで出ないような感覚です。症状を抑えると言う面では効いた、と言えるのでしょうが、中途半端な効き目と言えなくもありません。予防的な意味も含めて時期が来たら続けて飲まないと効果がないのかもしれませんが…。 ただ、ありがたいことに最近の薬は比較的喉の渇きや、眠気と言った副作用少ないように思います。 
 そこで今日の一枚です。






小田和正/自己ベスト
BMGファンハウス FHCL-2020

このCDは小田和正氏のソロによるベストアルバムです。オフコース時代のナンバーとソロ活動になってからのナンバーが収録されていますが、オフコース時代のナンバーもソロとして収録されています。ベストとはいえ、ほぼすべての曲は再レコーディング、またはリマスターしているという徹底振りが見えるCDになっています。どちらかと言うと、ベスト曲を集めた別の録音だと思ったほうがいいかもしれません。
 曲目は、キラキラ、秋の気配、愛を止めないで、さよなら、Yes-No、言葉にできない、緑の日々、Oh! Yeah!、ラブ・ストーリーは突然に、my home town、風の坂道、伝えたいことがあるんだ、緑の街、風のように、woh wohk、となっています。
 個人的には、オフコース時代の曲はオフコースでのほうが好きです。あのコーラスのハーモニーがより透明感というか、澄んだイメージを作り出していたと思います。もちろん、ラブストーリーは突然にや、キラキラなどはソロ活動になってからのナンバーですが。
 実は私は別に小田和正氏が大好きとかそういうわけではないのですが、あの保険会社のCMを見ていて、ついつい「言葉に出来ない」が聞いてみたくなりました。本当はオフコースのバージョンを買おうと思っていたのですが、なんとなくこのソロアルバムが目について、こちらを買ってしまいました。(まさに根拠が無く、なんとなくです)
 小田和正氏がオフコース時代からお好きな方、あのCMの曲や、様々なドラマの主題歌をまとめて聞いてみたいという方にオススメの一枚です。


  

Posted by のりくん at 19:25Comments(2)今日の一枚

2008年10月29日

MRI。

先日、持病での病院の受診日に脳のMRIを撮影してきました。。最近、頭痛に悩まされており、時折激しい吐き気を伴う頭痛があるため、念のためということでMRIを撮ることにしました。結果は、MRIに異常なし、ということで、問題ありませんでした。何の頭痛なのか…。不明です。
 以前、小児喘息で小児科にかかっていたころ、ずっと注射に通い、発作の苦しさに耐えられず、抗生物質を大量に摂取し、喘息の吸入薬を大量に摂取していたことを考えると、まだ、生易しいものです。
 総合病院は診察を受けるために予約をしてあるのですが、予約時間から1時間以上待たされることがしょっちゅうで、診察時間は10分足らず、どんなに早くても、薬を出してもらうまでに2時間以上かかります。酷いときは5時間近くかかります。まあ、私も受診しているので、時間を遅らせている一人なのですが。
 待ち時間が長いと、偉く退屈になります。本を読んだりしてもいいのですが、なんとなく病院の待合で本を読むのは私はあまり好きではないのです。
 そういえば、以前は待合で音楽が流れていたのに最近は音楽が流れることもなくなりました。流れなくなった理由はわかりませんが。
 そこで今日の一枚です。





バロック名曲集~パッヘルベルのカノン
指揮:リチャード・カップ
ニューヨーク・フィルハーモニア室内管弦楽団
SONY SRCR 1547

このCDはパッヘルベルのカノン、アルビノーニのアダージョなどを収録したバロックの曲集です。
 曲目は、アルビノーニのアダージョ、パッヘルベルのカノン、G線上のアリア、「水上の音楽」~アレグロ、「四季」の「春」第2楽章、愛の喜び、主よ人の望みの喜びよ、羊は安らかに草を喰み、アダージョ(A.マルチェルロ)、管弦楽組曲第2番よりバディネリ(バッハ)、サラバンド(ヘンデル)、パストラーレ(コレッリ)、メヌエット(バッハ)、勝利の行進曲(カンプラ)となっています。
 病院の待合で常流れている曲といえば、やはりバロック音楽でしょう。別にバロック音楽で無ければならないということは無いと思うのですが、TPOを考えるとすると、やっぱりバロック音楽やショパンなどのピアノ曲になるのではないかと思います。まあ、病院にハードロックやラップなどは似合わないと思うので、クラシックの静かな曲が流れるのは正解だと思うのですが、音楽を聴くことによる直接的な心理効果と、ノイズのマスキング効果を考えると、全く音楽が無いのもさびしい気もします。
 演奏の方は可も無く不可もなく、ああ、バロックの演奏だなあ、という感じでしょうか。そつなく効けるという意味では、いい演奏といえるのかもしれません。
 バロック音楽の聞きかじりをしたい方、穏やかなBGMをお探しの方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:14Comments(2)今日の一枚

2008年10月28日

鼻炎、何故か鼻炎。

 最近、突如として鼻炎が発症します。鼻炎が発症してしまうと、苦しくて仕方ありません。気温が急に下がったためでしょうか、ここ最近も風邪ではないのですが、鼻水が止まらなくなります。そうなると目もかゆくて仕方ありません。何か草花のアレルギーなのかもしれませんが、不明です。ただ、前日までは朝方鼻水が出ず、一日鼻水が出っぱなしということは無くても、突如として、点鼻薬のお世話になっても、鼻水が全くといっていいほど止まらなくなります。年に数回激しいアレルギー性鼻炎に悩まされています。病院の耳鼻科にいったところ、たいしたことは無い、ということでゆるい抗ヒスタミン剤を処方されて終わりだったので、病院で何とかしてもらう気はなくなりました。
 話によると、ヨーグルトや、紫蘇のエキスが効く、といいますが、いずれにせよ、即効性は無いので、今すぐ、というわけには行きません。
そうなると、薬を飲んで症状を抑えて、時期が過ぎ去るのを待つしかないようです。
 ところで、未だに少し判らないのはアレルギー性鼻炎で鼻水が止まらないのは耳鼻科に行くことになるのですが、目がかゆいときはやはり、眼科なのでしょうか?どちらに行くか、というよりも、どちらも関連しているので、やはり両方にカルテを持っていかなければならないのでしょうか…。そう考えるとまたまた病院にいくのも面倒になってしまいます。
 一度、もっとしっかりした病院でアレルギーパッチテストとかしたほうがいいのかもしれませんが。しかし、この鼻水、鼻づまりの苦しさもさることながら、鼻水を拭く、鼻をかむという行為のために鼻の下が真っ赤になってしまいます。そのうち皮がむけてしまうでしょう。そちらの方が辛いかもしれません。鼻セレブでも買ってくるべきかどうか…。
 さてそんな苦しい中ですが、今日の一枚です。






ドビュッシー/海
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
フィルハーモニア管弦楽団



このCDはマイケル・ティルソン・トーマスとフィルハーモニア管弦楽団によるドビュッシーの作品を2曲収めたもの。マイケル・ティルソン・トーマスは以前、ガーシュウィンのCDでも紹介しましたが、1944年ハリウッドの演劇一家に生まれ、南カリフォルニア大学に学んだ人です。1966年にバイロイト音楽祭のアシスタントをつとめ、その後ボストン響のアシスタント指揮者となります。さらにバッファローフィルの音楽監督、ロンドン響の首席指揮者などを歴任し、サンフランシスコ響の音楽監督となりました。彼は若手音楽家の育成に対しても熱心で、1988年にマイアミに若手オーケストラ楽員育成のため、ニューワールド響を創設しています。
 収録されている曲はドビュッシーの「海」管弦楽のための三つの交響的素描、夜想曲の2曲です。
 演奏の方は比較的明解な演奏ですっきりとしたシャープな演奏になっています。ただ、それとは逆に時折アンサンブルの粗さを感じるような部分もあって少し残念です。ただ、全体的には、よく整理されている演奏と感じます。しかしながらドビュッシーの曲自体は比較的「何処と無く漂う」ような雰囲気が必要な気もするのですが、このCDからはあまりそれは感じられないようにも思います。好みの問題かもしれません。確実なのは、テンポが時折速すぎる、と感じることがあるということです。それを若々しい演奏ととるか、深みが足りない、ととるかは好みの問題だと思います。
 実は、数年前、この曲を吹奏楽で定期演奏会で演奏したのですが、その練習のときも鼻炎で苦しんでいたことがあり、それを思い出します。鼻にティッシュとかつめて練習して非常に苦しい思いもしました。 
 フレッシュなドビュッシーの演奏を聞いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:55Comments(0)今日の一枚

2008年10月27日

再開した途端。

今日は朝から雨模様になりました。気温も昨日に比べて、低くなっているようです。
 さて、昨日から「吹奏楽無節操企画」を再開したわけですが、普段から紹介したCDに対する反響も少なく(苦笑)今回もあまり盛り上がらない感が否めません。もしかしたら曲が古すぎるのかも…。と思ったりもしますが。まあ、ほとんど毎日自己満足で書いている世界なので、反響を期待しているわけではないのですが、それでもみなさんが興味がもてるようにCDを紹介できていないかもしれないと思うと、少し反省しないといけないかも、と考えたりします。紹介するCDが悪いのか、私の紹介が悪いのか、CDはすばらしいものがほとんどだと思いますので、明らかに後者のような気もしますが。一応、「吹奏楽無節操企画」は今日でひと段落して、明日からは通常の「今日の一枚」にしたいと考えています。再開した途端に終わるわけですが…。
 今日の一枚です。





ニュー・サウンズ・スペシャル
指揮:岩井直溥
東京佼成ウィンド・オーケストラ
東芝EMI TOCZ-9288

このCDはニューサウンズ・イン・ブラスの25周年を記念して作られたアルバムです。曲はすべて、ニュー・サウンズ・イン・ブラスの楽譜からセレクトされています。
 ちょっと疑問に思うことは、ニューサウンズは吹奏楽でポップスを気軽に、といったようなコンセプトで作られ、楽譜と音源が毎年発売されているのですが、こうやって、ベスト版、記念版が出ても、すでに廃盤、絶版になった楽譜があったりして、演奏が非常に困難なものが存在すると言うことです。これでは、最初のコンセプトではなく、ただのCDになってしまいそうな気もします。また、CDは売られ続け、楽譜は早々に廃盤、絶版になる、という現実もあります。おそらくは、CDと楽譜の販売元、管理元が違うことが原因なのでしょうが、吹奏楽編成で、出来るポップスの楽譜を歌っているのですから、少なくともCDが手に入る段階での楽譜の廃盤、絶版はやめて欲しい気もします。最近、漸く、そのことに気づいたのか、オンデマンドの楽譜も存在するようですが、それも絶版になったものの一部に過ぎません。
 私の愚痴っぽくなってしまいましたが、曲目はアフリカン・シンフォニー、追憶のテーマ、オーメンズ・オブ・ラブ、踊りあかそう、コパカバーナ、宝島、虹の彼方に、シング・シング・シング、ウス・ランパート・ストリート・パレード、A列車で行こう、ディズニー・メドレー:ミッキー・マウス・マーチ~小さな世界~ハイ・ホー~狼なんかこわくない~いつか王子様が~口笛吹いて働こう~星に願いを、ウィ・アー・オール・アローン、となっています。
 ゲストミュージシャンとして、様々なミュージシャンが参加しています。伊藤たけし氏、本多俊之氏、エディ・ダニエルズ氏、ランディ・ブレッカー氏、スライド・ハンプトン氏、等々、他にもまだまだ、参加しています。なお、海外アーティストの何人かはソロだけ海外で別撮りしたものです。(ちょっと反則技のような気もしますが)ジャケットもゴールドでいかにもゴージャスな感じでよいです。
 演奏の方は、まさしくニューサウンズ・イン・ブラスの集大成、といった感じです。ただ、ゲストミュージシャンの演奏は参考演奏と言うよりは、純粋に音楽として楽しむべきものになっていると思います。かなり楽譜も演奏時に改変されているようで、本来はニューサウンズはこうやって楽しむものなんだ、という主張があるのかもしれません。
 今までのNSBに飽き足らない方、ジャズ好きな吹奏楽愛好者の方、また、吹奏楽なんて…、と吹奏楽をなめて見ている方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:29Comments(0)今日の一枚

2008年10月27日

今更ながら感もありますが…。

涼しくなってきました、というべきか肌寒くなってきました、というべきか…、ともかく気温が下がってきました。
皆さん風邪などひいていませんでしょうか。
さて、涼しくなってきたこの時期ですが、来週末から2泊で沖縄に行ってくる予定です。私はほとんど旅行をしない人なので、沖縄が今どんな気候なのか想像もつきませんが、28度ぐらいはありそうなので、夏服を用意していくことになりそうだ、という想像しかありません。
旅支度がある程度必要なのかもしれませんが、まだ何もしていません。何に荷物を入れていくかも未定。まあ、2泊なので、そんなに荷物もいらないと思いますが…。最近はホテルのアメニティも充実しているので、本当に手ぶらに近い状態でもOKなのかもしれません。まあ、一月ぐらい前から沖縄行きは判っていたことなので、今更騒いでも…というのもありますが。
そこで、今日の一枚です。





トルヴェールの『惑星』/"The Planets" by Trouvere
トルヴェール・クヮルテット
CD-0667

このCDはサクソフォン・アンサンブル、トルヴェール・クヮルテットの9枚目に当たるアルバムです。実は今まで、東芝EMIから発売されていたのですが、諸事情で、今回は、録音のみ東芝で発売元は変更になっているようです。実はこの楽天内のアネマジロさんのHPをはじめ様々なHPですでに紹介されているので、もっと早くに紹介しようと思ったのですが、いろいろあって今日の紹介になってしまいました。
 曲目は、・惑星/グスタブ・ホルスト(arr.長生 淳)~火星(Mars)、金星(Venus)、水星(Mercury)、木星(Jupiter)、土星(Saturn)、天王星(Uranus)、海王星(Neptune)、彗星(Comets)、冥王星(Pluto)、地球(Earth)、Special Bonus トルヴェールの「木星」となっています。基本的にはホルストの惑星なのですが、編曲は自由な編曲になっていて、どちらかと言うと、「惑星」をモチーフに新たに書き上げられた曲といったほうがいいかもしれません。原曲にはない、冥王星、地球と言う曲も新たに追加されています。
 演奏は、さすがトルヴェール、というべきか、トルヴェールだからこそ出来たアルバムと言うべきか、とにかくすごいです。卓越したテクニックと音楽性がすばらしいアルバムになっています。
 もうひとつ、目玉はボーナストラック。聞いてびっくり、聞いて面白い、ボーナストラックになっています。
 サックスを吹かれている方、それにとどまらず、すべての音楽愛好者の方に聞いていただきたいオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:28Comments(0)今日の一枚

2008年10月26日

久々?かな。

雨模様。しかし、早明浦ダムに雨が降らない限り、根本的な水不足解消にはなりません。
さて、サクソフォンアンサンブルコンサートが終わって早くも一週間。ダッパーでも次の演奏会やアンサンブルコンテストに向けての活動がスタートしつつあります。
来週末土曜日は、古高松コミュニティーセンターでの演奏が待っています。その次の日は高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサート。

次々に本番が…。

ところで、演奏会の音源編集にかまけて、ほとんど画像を貼り付けるだけの手抜きの日記を書き続けていましたが、音の編集、ジャケットの作成がとりあえず一段落したので、久々(でもないか?)に今日の一枚を再開します。
まだまだ続く、吹奏楽無節操企画。
そこで今日の一枚です。







オリエント急行
指揮:フィリップ・スパーク
東京佼成ウインドオーケストラ
佼成出版社 KOCD-3902

このCDは、東京佼成ウインドと作曲者自身の指揮による、フィリップ・スパークの自作自演集です。
 曲目は、祝典のための音楽、ジュビリー序曲、山の歌、コンサート・プレリュード、ファンファーレ、ロマンス、フィナーレ、オリエント急行、長く白い雲のたなびく国“アオテアロア”となっています。
 このCDのタイトルにもなっている、オリエント急行は、アガサクリスティーの推理小説「オリエント急行殺人事件」でも有名ですが、19世紀末、ヨーロッパ人がパリからコンスタンチノープルへと走らせた幻の豪華列車だ。後年、空路の発達等で、この路線も一時は廃止されてしまいましたが、1980年代にに復活し、現在は、ロンドン・ヴィクトリア駅からパリ経由でベネチア・サンタマリア駅までを結ぶ定期列車として運行しています。豪華な内装と一流レストラン並みの食事は往年のヨーロッパ社交界のサロンを彷彿とさせるつくりになっています。
 このスパーク作曲の曲は、元は、金管バンド用に書かれ、彼自身の手によって、吹奏楽版に編曲されました。描写的に書かれた曲で、駅の場面から始まり、警笛を鳴らした蒸気機関車が、ゆっくりと動き出し、やがて軽快に走り、さまざまな風景が通り過ぎて行き、また、駅に到着するというスタイルで書かれています。(まるでオネゲルの「パシフィック231」のような曲ですが…)
 演奏は自作自演集ということで作曲者の意図をストレートに伝えているものになっていると思います。
 スパークの曲を聴いてみたい方、スパークの吹奏楽の演奏をするときの参考演奏としてオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 18:48Comments(0)今日の一枚