2008年10月20日

紅葉の季節です。

サクソフォーンアンサンブルコンサート2008も無事終了。
 さて、秋も本番、様々な演奏会が目白押しのシーズンともなっています。そんな中果たして我々の演奏会を聴きに着てくれるかどうかは不安ですが、お客さんが沢山聴きに来てくれることを祈っています。私の演奏はともかくとして他の人たちの演奏はすばらしい演奏ばかりですので、是非足を運んでいただきたいと思っています。
季節の方も秋らしくなってきました。今年は果たしてキレイな紅葉が見られるのかどうか…。寒暖の差が大きいほどキレイな紅葉が見られるようですが…。
そこで今日の一枚です。



紅葉の季節です。


ハチャトゥリアン/バレエ「スパルタクス」抜粋
「ガイーヌ」抜粋
作曲: ハチャトゥリャン
指揮:アラム・ハチャトゥリアン
指揮:エルネスト・アンセルメ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
スイス・ロマンド管弦楽団
DECCA(ユニバーサルミュージック) 289 460 315-2

このCDは、ハチャトゥリアンの自作自演にボーナストラックのような形でアンセルメのグラズノフの四季より秋が収録されたもの。
 曲目としては、バレエ「スパルタクス」~スパルタクスとフリーギアのアダージョ、エギナとバッカナーリアのヴァリエーション、情景とクロタルムスの踊り、ガディスの娘の踊りとスパルタクスの勝利、バレエ「ガイーヌ」~剣の舞、アイシェの目覚めと踊り、レズギンカ、ガイーヌのアダージョ、ゴパーク、バレエ音楽「四季」op.67となっています。
 ハチャトゥリアンの自作自演の方は思いっきりのいい感じの演奏で、ウィーンフィルらしく吼えるウィンナホルン、派手な演奏、テンポや縦の線が少々ずれようが気にすることなし、といったイメージの演奏です。悪く言えば、洗練されたところが無く、パワーで押し切った演奏と言う感じもしますが、それが作曲者の意図とも取ることが出来ます。
 グラズノフの「四季」はバレエ音楽で、実際には1幕4場からなる小バレエ音楽。冬に始まり秋に終わるという構成になっています。バレエとしては特定の台本を持たず、自然の情景を表現した物になっています。全体的に美しい音楽で彩られ、アンセルメの演奏もこの曲をお得意としていただけあってか、やわらかく、すばらしい演奏になっています。(スイスロマンドの音は相変わらずの感じですが 笑)しかし、以前紹介したヴィヴァルディの四季でも書いたのですが、この曲を聴いても思うのですが、西洋では、やはり、秋が一年を通して一番いい時期となっているようです。この曲を聞いてもそれをうかがうことができます。
 秋のひと時紅葉を見ながら想像しながらゆっくりと聴く音楽としてオススメの一枚です。


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