2008年10月21日

次に向けて。

サクソフォンアンサンブルコンサートも終り、次に向けてのことを考えるようになりました。次は……なんだったっけ?
いくつか御呼ばれの演奏があった気がします。
この時期になると、アンサンブルコンテストに向けての練習も本格化し始める時期です。
それとは別に、私の所属する吹奏楽団、高松ウインドシンフォニーも来年の定期演奏会にむけて本格的に始動し、それと並行して11月2日に高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサートが行われるので、その練習も佳境となっています。これが終わると、年末になったような気分になります。
そろそろ年末も近づいています。テレビでは年末特番等も放送されるのでしょうか…。
 そこで今日の一枚です。

マスターピース19/ドイツの巨匠たちVol.2
指揮:木村吉宏
大阪市音楽団
東芝EMI TOCZ-0019

このCDはマスターピース・シリーズの中の一枚です。元々三枚組なのですが、現在は一枚単品買いが出来るようです。演奏は大阪市音楽団、オルフの「カルミナブラーナ」を中心に5曲が収録されています。
 曲目はウェーバー(サフラネク編)歌劇「オイリアンテ」序曲、ワーグナー(オニール編)楽劇「ラインの黄金」からヴァルハラ城への神々の入場、メンデルスゾーン(レットフォード編)序曲「ルイ・ブラス」、ヒンデミット(ウィルソン編)「ウェーバーの主題による交響的変容」から行進曲、オルフ(クランス編)世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」から、おお、運命の女神よ、運命の女神の痛手を、見よ、今や楽しい、踊り、森は花咲き乱れる、たとえこの世界がみな、愛の神は飛びまわる、私は僧院長さまだぞ、酒場に私がいるときには、心を天秤にかけて、いとしい人、美しい乙女に幸いあれ、おお、運命の女神よ、となっています。
 カルミナ・ブラーナは原曲は合唱つきなのですが、この吹奏楽編曲の演奏では歌無しです。その点では少し残念な気もします。このカルミナ・ブラーナの「おお、運命の女神よ」はよく、TVで災害のシーンや衝撃の映像、といったときに流れています。曲のイメージが鬼気迫る感じがしているということでよく使われるのだと思います。
 大阪市音楽団の演奏は、関西系のバンドらしい、重厚で柔らかな響きをしています。わりと地味な演奏にも聞こえるかもしれませんが、それだけ響きと歌を大切にした演奏であるともいえるかもしれません。
カルミナ・ブラーナを吹奏楽で聞いてみたい方、大阪市音楽団の演奏を聞いてみたい方にオススメの一枚です。



同じカテゴリー(今日の一枚)の記事画像
指輪物語、その7。
指輪物語、その6。
指輪物語、その5。
指輪物語、その4。
指輪物語、その3。
指輪物語、その2。
同じカテゴリー(今日の一枚)の記事
 今までに紹介したCD、その7。 (2011-01-12 22:58)
 今までに紹介したCD、その6。 (2011-01-11 23:28)
 今までに紹介したCD、その5。 (2011-01-10 23:07)
 指輪物語、その7。 (2011-01-09 22:28)
 今までに紹介したCD、その4。 (2011-01-07 23:01)
 指輪物語、その6。 (2011-01-06 23:29)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
次に向けて。
    コメント(0)