2008年10月26日

久々?かな。

雨模様。しかし、早明浦ダムに雨が降らない限り、根本的な水不足解消にはなりません。
さて、サクソフォンアンサンブルコンサートが終わって早くも一週間。ダッパーでも次の演奏会やアンサンブルコンテストに向けての活動がスタートしつつあります。
来週末土曜日は、古高松コミュニティーセンターでの演奏が待っています。その次の日は高松ウインドシンフォニーのアンサンブルコンサート。

次々に本番が…。

ところで、演奏会の音源編集にかまけて、ほとんど画像を貼り付けるだけの手抜きの日記を書き続けていましたが、音の編集、ジャケットの作成がとりあえず一段落したので、久々(でもないか?)に今日の一枚を再開します。
まだまだ続く、吹奏楽無節操企画。
そこで今日の一枚です。



久々?かな。



オリエント急行
指揮:フィリップ・スパーク
東京佼成ウインドオーケストラ
佼成出版社 KOCD-3902

このCDは、東京佼成ウインドと作曲者自身の指揮による、フィリップ・スパークの自作自演集です。
 曲目は、祝典のための音楽、ジュビリー序曲、山の歌、コンサート・プレリュード、ファンファーレ、ロマンス、フィナーレ、オリエント急行、長く白い雲のたなびく国“アオテアロア”となっています。
 このCDのタイトルにもなっている、オリエント急行は、アガサクリスティーの推理小説「オリエント急行殺人事件」でも有名ですが、19世紀末、ヨーロッパ人がパリからコンスタンチノープルへと走らせた幻の豪華列車だ。後年、空路の発達等で、この路線も一時は廃止されてしまいましたが、1980年代にに復活し、現在は、ロンドン・ヴィクトリア駅からパリ経由でベネチア・サンタマリア駅までを結ぶ定期列車として運行しています。豪華な内装と一流レストラン並みの食事は往年のヨーロッパ社交界のサロンを彷彿とさせるつくりになっています。
 このスパーク作曲の曲は、元は、金管バンド用に書かれ、彼自身の手によって、吹奏楽版に編曲されました。描写的に書かれた曲で、駅の場面から始まり、警笛を鳴らした蒸気機関車が、ゆっくりと動き出し、やがて軽快に走り、さまざまな風景が通り過ぎて行き、また、駅に到着するというスタイルで書かれています。(まるでオネゲルの「パシフィック231」のような曲ですが…)
 演奏は自作自演集ということで作曲者の意図をストレートに伝えているものになっていると思います。
 スパークの曲を聴いてみたい方、スパークの吹奏楽の演奏をするときの参考演奏としてオススメの一枚です。



同じカテゴリー(今日の一枚)の記事画像
指輪物語、その7。
指輪物語、その6。
指輪物語、その5。
指輪物語、その4。
指輪物語、その3。
指輪物語、その2。
同じカテゴリー(今日の一枚)の記事
 今までに紹介したCD、その7。 (2011-01-12 22:58)
 今までに紹介したCD、その6。 (2011-01-11 23:28)
 今までに紹介したCD、その5。 (2011-01-10 23:07)
 指輪物語、その7。 (2011-01-09 22:28)
 今までに紹介したCD、その4。 (2011-01-07 23:01)
 指輪物語、その6。 (2011-01-06 23:29)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
久々?かな。
    コメント(0)