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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年09月21日

環境に屈せず。

州崎寺ライヴでの

演奏も終り、


次はいよいよ
サクソフォンアンサンブルコンサート2009
です。

あと1ヶ月を切っていますが、


まだまだ練習不足。


この時期、
結構仕事も忙しく、
なかなか練習時間が取れないのも事実。


仕事や、
体調の悪さをついつい言い訳にしてしまいます。



そこで今日の一枚です。





カレル・アンチェルの芸術 9 管弦楽名曲集 Vol.1
カレル・アンチェル指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
コロムビア COCQ-84484


このCDは、悲劇の巨匠カレル・アンチェル指揮のチェコフィルによる管弦楽曲集。数々の悲惨な境遇でありながら、上質で透明感溢れる音楽を聴かせ続けたアンチェルの音楽を聴くことが出来ます。ルスランとリュドミラ序曲やスペイン奇想曲、イタリア奇想曲などが収録されています。この時代のチェコ・フィルはまさに第二の黄金期。現在のメジャーオケとなんら遜色のない響きを聞かせてくれます。アンチェルは、シャープでスタイリッシュでありながら、スコアをよく読みこんでストーリー性を感じさせる演奏だと思います。チェコフィルの音色は明るく艶やかでありながら、太く柔軟性のある響きを聞かせてくれます。
管弦楽曲を手軽に楽しみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:59Comments(0)今日の一枚

2009年09月20日

ボジョレヌーボー。

先に書いておきますが

私は



激 下戸


です。

最近、早々とコンビニや酒屋さんの前に、
ボジョレヌーボー予約ののぼりなどが
立つようになりました。


ボジョレヌーボーは
まあ平たく言えば

フランスのワイン産地、
ボジョレ地方で、
今年取れた新酒です。


日本で言えば、
今年の蔵出し新酒ということでしょうか。

私は呑まないので、
よくわからないのですが、
呑む人に聞いたところによると
いい意味で言えば新酒はフルーティーで
軽やかな味わいがするそうですが、

その方は、ヌーボーよりも
もっと寝かせて熟成させた方が、
ワインらしくて空きなんだそうな。

新しいよさと、
熟成されたよさというものが
双方にあるのでしょうか。



そこで今日の一枚です。




サキソフォックスのお気に入り
サキソフォックス
音楽の絵本 SKSF-090910


このCDは、9月10日にリリースされたばかりの、ズーラシアブラスの仲間、サキソフォックスによるサクソフォン四重奏のアルバム。クレジットにファーストアルバムではなく、「ファーストアニバム」と記載されているところに、遊び心とこだわりを感じます。演奏は、キツネの四兄弟サキソフォックス。(実は、香川県出身のあのひとのいるカルテットです。)そして、このCD全曲楽譜が出版されています。演奏会やちょっとしたイベントに重宝するこのシリーズ、参考演奏としても購入する価値があります。演奏はポップで楽しい仕上がりになっていますが、個人的には、もう少し遊ぶ方に振れるか、もう少しクラシカルに振れるかというどちらかに行った方が面白かった気もします。この手のジャンルではさじ加減が非常に難しいのかもしれませんが。
ともあれ、演奏は申し分なし。お子様をはじめ、全ての人が楽しめるみんなにオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:23Comments(0)今日の一枚

2009年09月16日

いまだに色あせず。

クラシックの音楽も、


作曲された当時は、
バリバリの

新曲


だったわけで、


決して作曲された曲
全てが


生き残ってきたわけではないはず。



近年になって掘り起こされたり、
見直されたりする
クラシックの曲もあるようです。


所謂
大作曲家の曲は、


早い時代に後年の人が
整理、分類したりしているので
かなりの部分、
楽譜も曲も生き残っているかもしれませんが、

マイナーな作曲家は、
録音の技術や習慣が
なかった時代の曲は、


もしかしたら消滅してしまっているかもしれません。

もっといえば、

楽譜が現存している曲でも、
果たしてその演奏の仕方が正しいかどうか、

当時と同じ演奏になっているのかどうかは、
誰もわからないのです。


現代に作曲された曲も、
年代がたてば、
全てクラシックになるのかというと、


そうではなく、

現在では、曲想や
演奏のスタイルによって
ジャンルを分類しているので、


ジャズやポップスが、
今のクラシックと同列に扱われることは
ないようですが、


ジャンルの前に
「クラシック」だの、「オールド」だの
を漬けることによって、

前時代の音楽であることを表現したりします。



しかし、長い間生き残る曲というのは
確かにいくつかあって、
それがもしかしたら、

次の時代、
またその次の時代に
受け継がれていくと、
後年、違うジャンルや、
新たなカテゴリが形成されるのかもしれません。


そこで今日の一枚です。





LUPIN THE BEST! PUNCH THE ORIGINALS!
コロムビアエンターテインメント  COCP-50668


このCDは、アニメ、ルパン三世のオリジナルサウンドトラック。以前、紹介した、パンチ・ザ・モンキーのシリーズと対になるアルバムです。こちらはカバーではなく、オリジナルの音源。ジャケットには、第一世代のルパン三世の姿が峰不二子とともにあります。因みに、一番有名な音楽はなんといっても大野雄二氏の手による、第二世代のルパン三世。このシーズンの音楽は、いくつかスタイルを変え、今でも親しまれる音楽となりました。
ルパン三世のオリジナル音楽を聞いてみたい方にオススメの一枚です。  
タグ :ルパン三世

Posted by のりくん at 20:27Comments(0)今日の一枚

2009年09月15日

情熱の演奏。

今週末は、州崎寺での

石あかり月あかりコンサート。

毎年お世話になっている州崎寺で


今年は

イベントのオオトリをダッパーが


シンガーれおんさんと

ともに


務めさせていただきます。


屋外なので、
PA使用の演奏になるかと思いますが、

初めて州崎寺で演奏したときには、
それまでPAを通しての演奏とは


ほとんど無縁だった私は、
演奏環境の違いに
戸惑いを覚えました。


周りの音が聞こえない、
モニターを通すと、

何故かいつもと感覚が違うので、
バランスがとりづらい、

など、色々と
勉強になりました。


元々、ダッパーで演奏するときには、
全員がバリバリ吹くほうなので、


少々の屋外の環境でも
マイクなど必要としなかったのですが。


ダッパーの演奏は、
アンサンブルコンテストでも

よく言えば、

楽器が良く鳴ってパワフル、


悪く言えば、
吹きすぎて五月蝿い、


というものなのですが、

さすがにあれだけの人と、
広さの屋外では、

やはりマイクが無いと、

お客さんに音が届かないようです。


私は常々、
楽器がよく鳴って

人に音が届いてこその音楽だと
思って演奏しています。

年齢を重ねたことと、
ダッパーに女性が増えたことで、

昔よりは、演奏がいい意味で
上品で
おとなしくなりましたが、


それでも、
演奏に熱が入ると
バリバリ吹いてしまうのは、
変わりがありません。



そこで今日の一枚です。





魔法使いの弟子~フランス音楽の祭典
佐渡裕指揮
フランス国立放送フィルハーモニー
ワーナーミュージック WPCS21212


このCDは、佐渡裕指揮、フランス国立放送フィルハーモニーによる、フランス音楽集。ビゼー、デュカス、オッフェンバックといった作曲家の曲が収録されています。レーベルは、エラート。現在は、佐渡裕氏の演奏は、エイベックスからリリースされることが多いのですが、ボテボテの分厚いエイベックスのサウンドよりは、私は、多少あっさり過ぎるかもしれない、このCDの方が好みです。
演奏の方は、さっぱりしていながらも、佐渡裕氏らしい情熱の音楽。フランス音楽の洒脱な部分よりも、気風のよい演奏と言ったほうがいいかもしれません。
熱いフランス音楽を聞いてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 21:10Comments(0)今日の一枚

2009年09月12日

ゴージャスにチャイコ。

日中は気温がかなり上昇するものの、

日陰に入ると、風が多少涼しく感じるようになりました。


今年は秋の訪れも早いのかも知れません。


さて、最近、とある事情で


チャイコフスキーの曲を聞きまくっています。

交響曲の有名どころ
4番、5番、6番

1812年やらスラヴ行進曲やら


イタリア奇想曲やら

幻想序曲・ロミオとジュリエットやら

はたまた、
弦楽セレナーデやら、

くるみ割り人形やら
白鳥の湖やら

しかし、

同じ作曲家の曲を

様々な指揮者、演奏家で、

様々聞いてみるのも、

何となく面白いと思います。


作曲家の意図を

どう捉えて、

形にするか、


どのように音楽を組み立てているか
など

感じられるようになった時には、

ちょっと嬉しい気がします。


そこで今日の一枚です。





チャイコフスキー名曲集
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
ソニー SRCR-1517

このCDは、チャイコフスキーの管弦楽曲が収録された、オーマンディ指揮のフィラデルフィアサウンドによる演奏。同じ系統の曲が収録された新しいRCA盤の演奏もありますが、これは、ソニーによるそれよりも古い録音です。演奏は、オーマンディらしい明晰で明るいサウンド。もちろん、さらに明るいフィラデルフィアサウンドによって、まさにゴージャスなチャイコフスキー。このキラキラを通り越したギラギラサウンドこそ、フィラデルフィア、オーマンディの黄金サウンドです。
明るい響きのチャイコフスキーを聞いてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 20:23Comments(0)今日の一枚

2009年09月08日

骨太でこそ、美しい。

日中は

まだまだ暑い日が続いています。

来週は州崎寺での演奏、

来月は、
サクソフォン・アンサンブル
コンサート2009

そして、再来月は、
高松ウインドシンフォニーの
アンサンブルコンサートと

秋らしく、演奏会が立て込んできました。

そのほかにも、演奏の本番が
ありますので、


大忙しです。


さて、アンサンブルの練習をしていて
思うのですが、


確かに流麗な演奏にはあこがれますが、
流麗なだけの
ふにゃふにゃな演奏は、
何かしら
ハートのようなものが
感じられない気がして、


美しいながらも、
骨格のしっかりした、
骨太の演奏が
出来ればと

いつも考えています。


音楽の骨がなければ、

表現の肉も付いていかない
と思うのは私だけでしょうか。


そこで今日の一枚です。




ブラームス
交響曲第1番
クラウディオ・アバド指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
DG  グラモフォン 431790

このCDは、アバド指揮のベルリンフィルのブラ1です。「のだめカンタービレ」で一般の方にも有名になった感があるブラームスの交響曲1番ですが、交響曲として、珠玉の名曲です。
最近、ラトル指揮のベルリンフィルの演奏がリリースされていますが、私は、最近のベルリンフィルには、昔のような骨太さがなくなった気がして凄く残念な気がしています。軽やかで、流麗な演奏は逆に美しさに磨きがかかった気がしますが、ブラームスの交響曲をやるには、スレンダーすぎる気がします。
アバドの指揮は、カラヤン時代から引き継いだ多くの名手と骨太さ、それと、アバドの作り出す新しい解釈などが相まって絶妙のバランスの演奏となっています。
上質で、骨太のブラームスを聞いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:59Comments(0)今日の一枚

2009年09月07日

目覚めが悪い。

最近、

目覚めが悪い気がします。


何が原因なのか、


部屋の環境なのか

気候のせいなのか、


……


多分、ストレスだったり…。

悪夢を見るわけではないのですが、

精神的に疲れているのかもしれません。



そこで今日の一枚です。






ベルリオ-ズ
幻想交響曲
メンデルスゾ-ン
真夏の夜の夢
ピエール・モントゥー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサルクラシック UCCD-7107


このCDは、ピエール・モントゥーが、晩年ウィーンフィルを指揮して録音した、幻想交響曲と、真夏の夜の夢が収録されたもの。モントゥーは、幻想交響曲を比較的好んでレパートリーにしていたようで、複数の楽団と、複数の録音が残っています。古い録音なので、モノラルのものも多いのですが、こちらはステレオ。幻想交響曲は現代に「ある芸術家の生涯の出来事、5部の幻想的交響曲」と標され、恋に絶望し、アヘンを吸って厳格のような悪夢を見た芸術家を主人公として描いています。この演奏は、幻想交響曲としては、少し泥臭さというか、倒錯した表現が足りない気もしますが、さすがウィーン・フィル、ワルツは絶品のテンポ感とセンスで聞かせてくれます。
少し上品ですが、清楚な幻想交響曲を聞いてみたい方にオススメの一枚です。


  
タグ :幻想交響曲

Posted by のりくん at 20:05Comments(0)今日の一枚

2009年09月05日

そして、またまた。

お前は、

なんぼ

同じ曲のCDをもっとるんか


と言われそうですが、



好きなんです、

ラヴェル編の
オケ版の


展覧会の絵が。


そこで今日の一枚です。






ムソルグスキー
展覧会の絵
グリーグ
ペール・ギュント
ビゼー
アルルの女、他 
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管弦楽団
Blu-spec CD(限定盤)


このCDは、ジョージ・セル、クリーヴランド管弦楽団の黄金コンビによる展覧会の絵。Blu-spec CDは、ソニーが開発した、ブルー・レイ・ディスクと同じ素材を使用した、高品質CD。
セルの端正な中にも柔軟性のある演奏と、そのセルに鍛え抜かれた透明感溢れるクリーヴランド管弦楽団の演奏が聞いて取れます。
透明感溢れる響きの展覧会の絵を聞いてみたい方にオススメの一枚です。  
タグ :展覧会の絵

Posted by のりくん at 20:06Comments(0)今日の一枚

2009年09月04日

またもやこれです。

最近、
今日の一枚


もサボりっぱなしの感があります。


いや、
サボっているというよりは、


いろいろなことに忙殺されて、


じっくりと音楽を味わいながら聴く時間が


極端に減ってきています。


という

言い訳も
またもや、

言い訳


と言ったところになりつつ…。


そこで今日の一枚です。



ムソルグスキー
展覧会の絵
リムスキー=コルサコフ
シェエラザード
アンドレ・プレヴィン指揮
ウィーン・フィル・ハーモニー・管弦楽団
SHM-CD(限定盤)
ユニバーサルミュージック UCCD9755


このCDは、プレヴィン指揮による、ウィーンフィルの演奏による、展覧会の絵とシェラザードが収録されたもの。SHM-CDとは、ディスクのフォーマットをいじるのではなく、ディスクそのものの素材と、高精度のスタンパを使用することで、高音質になることを謳ったCDです。フォーマットは変更されていないので、普通のCDプレーヤーで再生が可能です。
演奏は、しなやかさと、色彩感、スケール感も兼ね備えたなかなかのもの。実は、ウィーンフィルの演奏する展覧会の絵もレア、
プレヴィンの指揮する展覧会もレア。この2つのレアな組み合わせが奇跡のコラボとなっています。
展覧会の絵、シェラザードを聞いてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 20:01Comments(0)今日の一枚

2009年08月27日

奇をてらう。

8月もあと少し。


ということで、



石灯りの
州崎寺での演奏や、

秋の
サクソフォーン
アンサンブル
コンサート2009

が近づいてきています。

まあ、詳細については
本家ダッパーのブログを見ていただくとして…。



私は、結構な数のCDを持っているのですが、
当然、
同じ曲も
沢山あります。


プロの演奏なので、
それぞれの演奏、


それなりの技術と
表現を持っているのですが、

中には、驚くべき演奏も。


いや、驚くというのは
色々あるのですが…。


そこで今日の一枚です。







ボレロ~
ラヴェル名管弦楽曲集
ロリン・マゼール指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
BMG BVCC37619


このCDは、ロリン・マゼール指揮のウィーン・フィルハーモニーによる、ラヴェルの管弦楽曲集。ただ、これは聞き手によってかなり評価や、好き嫌いが分かれるものになる気がします。表現や、テンポ設定は、かなり独特なものも感じられる演奏です。
特に、ボレロでリタルランドやアッチェルランドをするという、まさに奇をてらったというのか、天才のなせる業なのか…。
ちょっと違った風味のラヴェルを楽しみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:52Comments(0)今日の一枚

2009年08月26日

違った風味で。

先日、


買ってきたベーグル、


粒マスタードを塗って
キャベツと
ハムをはさんで食べたり、



ブルーベリージャムを塗って食べたりと


色々楽しんでいます。

同じベーグルでも、
色々な食べ方で、
違った風味で食べると、

また、楽しみも広がって、

食卓に
潤いが感じられる気がします。


そこで今日の一枚です。



American Saxophone Music
Naxos 8-559241

このCDは、アレックス・ミッチェル(読みかたがあっているかどうかは不明)による、アメリカの作曲家の作品集。クレストンや、ムチンスキーをはじめとした作曲家の音楽が収録されています。どうも、この演奏家、イギリス人のようで、イギリス人の演奏する、アメリカの曲ということになるのでしょうか。演奏としては、多少安定感に欠ける部分や、フランス流の演奏を聞きなれた方には!?という部分も聞かれますが、比較的、透明感のある美しい響きを聞かせてくれます。
イギリス風味の、アメリカのサクソフォン作品集を聞いてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 20:05Comments(0)今日の一枚

2009年08月25日

夏もそろそろ終わります。

日中は
暑い日が続いていますが、

お盆がおわってから、

日が落ちてからは
涼しくなる日も
見られるようになりました。


まだまだ気が早いかもしれませんが、

秋の気配?でしょうか。

よくよく考えると、
8月もあと1週間で終り。

学生さんは、
そろそろ夏休みの
宿題に追われる時期でしょうか。


「今年の夏は、大して
夏らしいことが出来なかった。」


ここ数年、毎年感じること。

家族もなく、独身で人付き合いの
悪い私は、
大してレジャーに行くわけでもなく
過ごしています。


そこで今日の一枚です。





Big Band Bossa Nova /Original recording remastered
Quincy Jones
Verve 557913

1. Soul Bossa Nova
2. Boogie Stop Shuffle
3. Desafinado
4. Manha de Carnaval (Morning of the Carnival)
5. Se E Tarde Me Pardoa (Forgive Me If I'm Late)
6. On the Street Where You Live
7. Samba de una Nota So (One Note Samba)
8. Lalo Bossa Nova
9. Serenata
10. Chega de Saudade (No More Blues)
11. Taste of Honey




このCDは、いわずと知れた、クインシー・ジョーンズのアルバム。先日なくなった、マイケル・ジャクソンのスリラーを手がけ、爆発的ヒットを生んだ人でもあります。自身も副社長を務めていたことのある、マーキュリーからリリースされたものです。もちろん当時はLPで、リマスター盤。当時のアルバムの邦題では、ソウル・ボサ・ノヴァ。余談ですが、クインシー・ジョーンズといえば、久石譲氏。(名前の詠み方を色々変えてみると、関連性が見えてきます。)
全編に、クインシー・ジョーンズらしいサウンドが溢れています。
夏、そして夏の終りに、ホットなボサ・ノヴァをビッグバンドで聞いてみたい方にオススメの一枚。  

Posted by のりくん at 19:58Comments(0)今日の一枚

2009年08月24日

踊らされたくはない。

人間、


周りに踊らされて

生きていきたくはない。



長いものに巻かれて
人生を送るにしても、



自分の意思を持って
長いものに巻かれる
選択をしたいものです。


反応だけで

生きていては、

人に踊らされるだけで
終わってしまう。


自分で
意思を持って動かなければ
何も始まらない。


そう思っても、
なかなか
人生上手くいかないものです。


そこで今日の一枚です。






ストラヴィンスキー/ペトルーシュカ
バルトーク/中国の不思議な役人』
クリスト・フォン・ドホナーニ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Eloquence Australia  4762686

このCDは、一昨日に引き続き、ドホナーニ指揮による、ウィーンフィルハーモニーのストラヴィンスキー。ペトルーシュカです。
ペトルーシュカは、いわずと知れた、ストラヴィンスキーの三大バレエの中の1曲。ペトルーシュカとは、物語に登場するパペット(操り人形)の名前です。
演奏は、すっきりとしたもの。ゴリゴリ感のあるストラヴィンスキーとは程遠い演奏で、ドホナーニらしく見通しがよく、「ここでもっとうたえ」と思うところで、肩透かしを食ったように淡白に演奏するという、調子。しかし、ウィーンフィルの演奏スタイルとツボがあっているのか、これが意外なことに、いい演奏に。
ストラヴィンスキー好きの方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 20:08Comments(0)今日の一枚

2009年08月22日

復活できるか。

実は最近、


多少いろいろなことが

あったために、


精神的な疲労が溜まっています。
体力的なものは

奏問題がないのですが、


精神的なものからの
体調不良に
見舞われたりしています。

現状、

問題が解決されることが

すぐには無いと思いますので、




現状に
慣れるしかないのかもしれませんが…。

そのために、
「今日の一枚」滞りがちです。

いや、普段の何気ない
記事を書いてはいるのですが…。


で、久々に、

そこで今日の一枚です。








ストラヴィンスキー/『火の鳥』全曲
バルトーク/2つの肖像
クリストフォン・ドホナーニ指揮
Eloquence Australia  4762700

このCDは、クリストフォン・ドホナーニ指揮による、ストラヴィンスキーの火の鳥が収録されたもの。1979年と、録音された時代がデジタル録音と、アナログ録音の端境期であったためか、デジタル録音にも関わらず、当時、あまり市場に出回らなかったようです。
演奏自体は、ウィーンフィルということもあって美麗で秀逸。ドホナーニの、時折むせ返るほどの表現と、逆にはっとするほど淡白な表現と相まって独特の演奏を聴くことが出来ます。多少、個性的に感じる部分はあるものの、間違いなく、名盤の一枚といってもいいかもしれません。
ストラヴィンスキー好きの方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:53Comments(0)今日の一枚

2009年07月30日

DVDは意外と普及してるようです。

先日、たまたまテレビを見ていて、

DVDの家庭での普及率は、


既に7割になっているそうな。


ビデオデッキが全盛だった時代が
そんなには古い気がしていないのですが…。

現に、
我が家には


いまだに現役の
ビデオデッキが2台あります。

昔の磁気テープメディアが
懐かしくなっている昨今です。


そこで今日の一枚です。



名指揮者の軌跡 Vol.1 / カルロス・クライバー
GENEON GNBC4127
シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』序曲 (リハーサル34分+本番8分)
ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲 (リハーサル47分+本番9分)
南ドイツ放送交響楽団(現シュトゥットガルト放送交響楽団)
 


このDVDは、カルロス・クライバーが南ドイツ放送交響楽団(現、シュトゥットガルト放送交響楽団)と行った演奏と、そのリハーサル風景が収録されたもの。リハーサル風景は、凄いの一言。オケに対し、時にはジョークを交えながら、洒脱にそして的確に、曲のイメージを伝えて曲を入念に作り上げていきます。リハーサルとしては、かなり入念。本番の雰囲気で何となく振っているイメージとは大きく異なり、指揮者カルロス・クライバーの曲に対する綿密なアプローチや、いかに曲に適した響きをオケから引き出すかが見て取れて興味深いものになっています。音楽を楽しむ全ての人にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:58Comments(0)今日の一枚

2009年07月26日

答えをどうぞ。

先日より、
サクソフォンアンサンブルコンサート2008
CDプレゼントにご応募いただいた皆様、

ありがとうございました。


応募者の方が、3名を超えましたので、

次のステップに進みたいと思います。


このブログの、一番左の下にある、
「オーナーへメッセージ」より、

ハンドルネーム、
キーワードの答え、

まず書き込んでください。

(当初、氏名、住所も書いていただく予定でしたが、
当選外の方の、住所、氏名までお聞きするのは
どうかと思いましたので、訂正します。)

正解者、当選者は
7月31日~8月3日までのこのブログで
発表させていただきます。


では、応募された皆様、
答えをメッセージにどうぞ。  

Posted by のりくん at 18:28Comments(0)今日の一枚

2009年07月25日

メトロポリス。

私は、好きなサクソフォン奏者の方が


何人かいるのですが、

その中でも、

飛び切り好きな奏者、


それが本多俊之氏


あのテクニックと、得にソプラノサックスの印象的で
美しい音色はすばらしいと思います。


ジャズでも、
フュージョンでも、
クラシックでも
違和感なく溶け込める演奏だと
思います。

LPやCDを何枚か持っているのですが、
どれをとってもすばらしいものです。


そこで今日の一枚です。





メトロポリス
原作/手塚治虫
監督/りんたろう  脚本/大友克洋
バンダイビジュアル BCBA1034


これはDVDです。2001年公開のアニメーション映画です。大友克洋の脚本、りんたろう監督作品。原作はいわずと知れた、あの手塚治虫です。ただし、作品自体は、手塚作品というよりも、大友克洋や、りんたろうの手塚治虫に対するオマージュ的作品となっています。CGを使い、逆にレトロチックに描かれた柔らかな絵と、印象的な音楽によってすばらしい作品に仕上がっています。そして、音楽担当が、本多俊之氏。ここでも印象的なソプラノサックスの音色を聴くことが出来ます。声優には、ジャズシンガーの小林桂氏や、特別ゲストとして、なんとアンパンマンで有名なやなせたかし氏、デビルマンで有名な永井豪氏が参加。
本多氏のすばらしい音楽と、上質な映像を楽しみたい方にオススメの一枚です。  
タグ :今日の一枚

Posted by のりくん at 20:01Comments(0)今日の一枚

2009年07月22日

オーディオタイマー。

CDプレゼント企画、
ご応募受け付けてます。


さて、

一昨日の話。


近所の電線に、

カラスが
針金ハンガーを持ち込んだため、


ショートして
停電しました。


40分~1時間ぐらいだったようです。


最近はあまりなくなりましたが、

以前のビデオデッキや、
デジタルタイマーは、

バックアップ電池が装備されていないものも
多く、
停電などで電機の供給が止まると、
エラーになったり、
リセットされたりすることがありました。


我が家の録画機器は、
いまだにビデオテープなのですが、
最近は、テレビを録画すること自体
しなくなったので、
ほとんどビデオデッキは無用の長物
となっています。

私は、毎朝目覚ましの代わりに
オーディオタイマーで、
CDを再生していますが、

このオーディオタイマーも
購入してからそろそろ30年近く経つため、

もちろんバックアップがありません。
電力がなくなると、
エラー表示され、00:00に
なります。


で、一昨日、一日出かけていて
停電に気付かなかった私は、
タイマーのエラーにも気付かず…。


昨日は目覚まし代わりの
CDがなりませんでした。

折角、最近買ったばかりのCDだったのに、
残念です。


そこで今日の一枚です。





Four Generations of Russian Composers
(ロシア作曲家のサクソフォン四重奏作品集)
オーレリアサクソフォン・カルテット
Vanguard Classics 99154


このCDは、オーレリア・サクソフォン・カルテットによる、ロシア作曲家の作品集。有名なグラズノフのカルテットから、ショスタコ-ヴィッチ、スミノフ、デニゾフと言った作曲家の作品が収録されています。意外に、楽しく聞けたのは、ショスタコーヴィッチ。それにしても、ボーンカンプのテナーは、すばらしいの一言。
ロシア作曲家の作品、オーレリアの演奏、ボーンカンプのテナーを聞いてみたい方にオススメの一枚。  

Posted by のりくん at 19:55Comments(0)今日の一枚

2009年07月18日

バリトンサクソフォンは伴奏楽器ではありません。

時々、

中高生にサクソフォンを教えに行くことがあります。

しかし、

私自身、
音大を卒業したわけでもありませんし、


誰か専門家の方にレッスンをしてもらったことも
一度もありません。


なので、

本当は私のような人間が、

教えに行くべきでは
ないのかもしれないと


時々思ったりもします。


それはさておき、

中高生に聞いてみると、

時々、
バリトンサクソフォンは伴奏楽器で

非常に面白くない楽器だと

思っていることがあるようです。

確かに、吹奏楽の中では、
ほとんどが、
チューバと同じパートを吹かされ、
白たまの音符が並ぶ楽譜が
非常に多いのも事実。


私は思うのですが、
これは作曲者や
編曲者の怠慢のような気がしています。


しかし、バリトンサクソフォン、
私は立派にソロ楽器だと思っています。


誤解を招くことを恐れずに書くと、
中高生の頃、バリトンサクソフォンを吹いていた
私の目標は、

アルトサクソフォンと変わらない演奏が出来る
低音楽器奏者になる


ことでした。


チェロの演奏が一つの目標でも
ありました。



そこで今日の一枚。





Suites for Cello Solo BWV 1007-1012
Henk van TWILLERT
Brilliant Classics  BRL93637


このCDは、オランダ生まれのサクソフォン奏者トゥイラールト氏がバリトンサクソフォンで演奏するバッハ無伴奏チェロ組曲。日本でも清水靖晃氏がテナーサクソフォンで演奏したものが何年か前に話題になりました。実は無伴奏チェロ組曲、音域的にはバリトンサクソフォンの方がより、チェロに近くなっています。演奏は、テクニック的にも破綻なく、文句なし…、と言いたいところですが、演奏を通しての主張や、表現の豊かさは、清水氏の演奏に軍配が上がるのかもしれません。どちらかというと、自分で咀嚼したバッハを淡々と演奏し続けている印象を受けるアルバムです。
バリトンサクソフォンは伴奏楽器だと思っている方に是非聞いてみていただきたいオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:58Comments(0)今日の一枚

2009年07月16日

筋肉質にして、流麗、しかも洒脱。

暑い日が続いています。


もう既に真夏。
少し、小康状態になりましたが、
それでも暑い日が続いています。


梅雨はいつ明けるのでしょうか。
今年も水不足が必至となりそうな予感です。

暑さの苦手な私にとっては、
厳しい季節がやってきました。


小学校や中学校は、

今週末から夏休みだそうな。


セミの鳴き声がやかましくなってきています。



さて、この週末は、
サクソフォーンアンサンブルコンサート
2009に向けた
3回目の練習が行われる予定です。

今回は、漸く出来上がってきた
喜歌劇「こうもり」序曲
の楽譜が配布される予定。

そこで今日の一枚です。







ニューイヤー・コンサート1989&1992
カルロス・クライバー指揮
ウィーン・フィル・ハーモニー管弦楽団
ソニー SICC204


このCDは、いわずと知れた、ニューイヤー・コンサートのライブ。そして、1989年と、1992年のカルロス・クライバーが指揮をした、この2回の演奏会をカップリングしたまさかの3枚組みのCDです。
楽しそうに指揮をしているクライバーが浮かんでくるような演奏です。また、入念にリハーサルを行うことで、有名だった、クライバー、1992年の演奏時も、リハーサルに10時間を越える時間を裂いたようです。
がっしりとした、筋肉質な中にも、メロディーは流麗で、しかも洒脱。相容れないようなものが一度にバランスよく融合したような演奏です。
クライバーのニューイヤー・コンサートを聞いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 20:06Comments(0)今日の一枚