2009年09月08日

骨太でこそ、美しい。

日中は

まだまだ暑い日が続いています。

来週は州崎寺での演奏、

来月は、
サクソフォン・アンサンブル
コンサート2009

そして、再来月は、
高松ウインドシンフォニーの
アンサンブルコンサートと

秋らしく、演奏会が立て込んできました。

そのほかにも、演奏の本番が
ありますので、


大忙しです。


さて、アンサンブルの練習をしていて
思うのですが、


確かに流麗な演奏にはあこがれますが、
流麗なだけの
ふにゃふにゃな演奏は、
何かしら
ハートのようなものが
感じられない気がして、


美しいながらも、
骨格のしっかりした、
骨太の演奏が
出来ればと

いつも考えています。


音楽の骨がなければ、

表現の肉も付いていかない
と思うのは私だけでしょうか。


そこで今日の一枚です。


骨太でこそ、美しい。

ブラームス
交響曲第1番
クラウディオ・アバド指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
DG  グラモフォン 431790

このCDは、アバド指揮のベルリンフィルのブラ1です。「のだめカンタービレ」で一般の方にも有名になった感があるブラームスの交響曲1番ですが、交響曲として、珠玉の名曲です。
最近、ラトル指揮のベルリンフィルの演奏がリリースされていますが、私は、最近のベルリンフィルには、昔のような骨太さがなくなった気がして凄く残念な気がしています。軽やかで、流麗な演奏は逆に美しさに磨きがかかった気がしますが、ブラームスの交響曲をやるには、スレンダーすぎる気がします。
アバドの指揮は、カラヤン時代から引き継いだ多くの名手と骨太さ、それと、アバドの作り出す新しい解釈などが相まって絶妙のバランスの演奏となっています。
上質で、骨太のブラームスを聞いてみたい方にオススメの一枚です。


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