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Posted by あしたさぬき.JP at

2010年08月21日

久々に聴く。

今日は、午前中は練習、
午後からは、サンポートのヨンデンプラザにて
演奏でした。

半屋外なので、
自分の音が聞き取りにくく、
ついつい吹きすぎてステージが終わるまでに、

バテバテになってしまいました。

やはり練習不足は持久力のなさになって
表れます。

やっぱり練習不足。
それも基礎練習。


さて、久々に、

聴く。



ということで、今日の一枚です。





チャイコフスキー/弦楽セレナード、他
ユーリ・シモノフ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
222898 RPO
(SACD)


このCDは、シモノフ指揮によるロイヤルフィルの弦楽セレナード。SACDとのハイブリッド版にも関わらず、激安CDです。チャイコフスキーの弦楽セレナードのほかに、グリーグのホルベアの時代より、と、モーツァルトのアイネ・クライネが収録されています。
演奏の方は、シモノフらしいややマッシヴな音楽作りと中音、内声部をしっかりと聞かせる演奏です。
弦楽セレナード、ややリズミックに聞こえますが、明るくいい響きです。
ホルベアの時代は明るい響きとリズミックさがよくマッチしていていい感じの演奏になっています。
どちらかというと、ホルベアの時代がこのディスクの中ではオススメ。
グリーグのホルベアの時代のいい演奏をお探しの方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 21:20Comments(0)今日の一枚

2010年08月19日

ウィンナ・ホルン

ウィンナといえば、

ウィンナー・ソーセージを想像する方が多いでしょうか。

お洒落なところで、ウィンナ・コーヒーを想像する方とか。

ウィンナ・ソーセージとは、ソーセージの一種で、
オーストリアのウィーンが発祥といわれているものです。
日本での基準は羊の腸詰にしたものか、もしくは製品の
太さが20mm未満のものをウィンナー・ソーセージと
呼んでいるようです。
因みに、フランクフルトは同じソーセージですが、
ウィンナーソーセージよりも太く(主に豚の腸を使用)、36mm未満までの
ものをフランクフルトと呼ぶそうです。

因みに、オーストリアでは、ウインナーソーセージをフランクフルター、
フランクフルトではフランクフルトをウィンナーソーセージと呼ぶらしいです。

どこに基準があるのかよくわからなくなってきます。

ウィンナ・コーヒーの方は、和製語で、
ウィーンでよく飲まれているスタイルの
生クリームを浮かべたコーヒーのことを言います。


まあ、関係ない話が続いていますが、

そんなところで今日の一枚です。




ウィンナ・ホルン
ウィンナ・ホルンズ
CD378 Orf *classic*
ヨーロッパ盤

このCDは、12人のホルン奏者がウィンナ・ホルンでのアンサンブルが収録されているもの。ウィンナ・ホルンはその音色が魅力といわれている反面、操作性や使いやすさがフレンチ・ホルンに劣るといわれ、実際世界の国のほとんどのオーケストラでは、フレンチ・ホルンが使われています。ウィーン・フィルが、ウィンナ・ホルンをかたくなに使い続けているオケとして有名です。
曲目は、タイタニックのテーマから、マーラーまで。それにしても、おそらく、ホルンにとって、ウィンナ・ホルンでなくても、コントロールの難しい高音や、技巧的な部分を吹ききってしまい、さらに柔らかなホルンアンサンブルに仕上げている、ユニークでありながら、素晴らしいCDではないでしょうか。
ウィンナ・ホルンの響きを楽しみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 20:10Comments(0)今日の一枚

2010年08月17日

落ち着いているが…派手。

お盆も終わったのに、

なんなんだ、この暑さは、


と叫びたくなるほど
まだまだ熱い日々が続いています。


皆さん、夏ばてなどしていらっしゃいませんでしょうか。


私はとっくの昔にバテてます。


そんなこんなで、
今日の一枚です。




チャイコフスキー/1812年他 
コリン・デイヴィス指揮
ボストン交響楽団
Pentatone Classics PTC5186164
SACD

このCDは、コリン・デイヴィス指揮によるチャイコフスキー、シベリウスが収録されたもの。因みにSACDとのハイブリッド版。残念ながら、私はSACDの再生環境がないのでCDのみで聴くことになります。
演奏の方は、ボストンシンフォニーだけあってオケも問題なし。各パートの細かい動きも良くつかめる演奏です。ただ、どちらかというと、堅実な安全運転に感じられる部分が多い気もします。
1812年は、合唱、オルガン、大砲、小銃とフル装備の感じです。その分、演奏効果は派手。
しっかりとしたアメリカオケの演奏を聞きたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 23:23Comments(0)今日の一枚

2010年08月16日

派手にドンパチ。

お盆も終り、
高松まつりも終り、

でも、どちらともほとんど縁のない
生活を送ったりしています。

夏といえば、花火ですが、

今年はどこの花火も見に行っていません。
おそらくどこの花火も見ずに終わることでしょう。


さて、そんなところで今日の一枚です。




チャイコフスキー/『1812年』他 
ユーリ・シモノフ&指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
Sheridan Square 28120

このCDはロシアの指揮者ユーリ・シモノフによるチャイコフスキー作品集。シモノフという指揮者はあまりメジャーではないのかもしれませんが、ムラヴィンスキーの助手を務めたり、各国のオケと演奏したり、また、モスクワ音楽院の指揮科教授になったりと、かなりしっかりした経歴の持ち主です。
このCDですが、特に1812年はある意味、爆演として有名です。しかし、この演奏、私は単なる爆演ではなく、意外に明るいオケの響きが生かされ、どちらかというと、マッシヴな音楽作りでしっかりとしています。
が……最後のドンパチ、花火はちょっとやりすぎ感もあります。想像するに、このシモノフ氏意外とサービス精神旺盛なエンターティナーなのではないでしょうか。しかし、演出効果としてこの花火はありなのかもしれません。
1812年を楽しく聞いてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 23:17Comments(0)今日の一枚

2010年08月15日

爆演というか大笑い。

週末、もう休みが終わってしまいます。


はや次の休みが待ち遠しい気分。


何となく病んでます。


というところで、

今日はうだうだ言わずに
今日の一枚です。



ロシアの偉大な指揮者シリーズ
ニコライ・ゴロワノフ名演集(3CD)
ニコライ・ゴロワノフ指揮
モスクワ放送交響楽団
Venezia  CDVE00008

このCDは、ロシア(ソ連)の大物指揮者、ニコライ・ゴロワーノフ指揮の演奏集。なによりも、この中に収録されているチャイコフスキーの1812年はトンでもない演奏として有名です。
過剰と言われるのが当然のアゴーギグ、度を越す緩急。これについていくオケはある意味凄い技量。そういった意味では名演かもしれません。いや、迷演化も知れませんが。
さらに、この演奏、スターリン時代のソビエトでの演奏のため、コーダ部でのコラールが原曲のロシア国歌ではなく、グリンカのオペラ曲の一部に差し替えられるという、無謀ともいえる改変がなされています。
爆演というよりも、聞いているとある意味大爆笑もの。
はじめた買う一枚には絶対オススメしませんが、爆演、珍演が欲しい方にはオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:48Comments(0)今日の一枚

2010年08月14日

やっと訪れた週末ですが。

やっとのことの週末。

何故か最近休みでも休んだ気がしません。

お盆ですが、
私は帰省があるわけでもなく、

買物や旅行に出かける予算があるわけでなく、
そもそも一緒に出かけるような人がいるわけもなく、


なにもせずに家でぼーっとCDでも聞きながら
過ごすことになっています。

お盆を過ぎると少し涼しくなるのでしょうか?
夏の暑さが苦手な私はそればかりかんがえているかもしれません。


そんなところで今日の一枚です。




アーサー・フィードラー/レガシー・シリーズvol.2
「シンフォニック・スペクタキュラー」
アーサー・フィードラー指揮
ボストン・ポップス・オーケストラ
DG 4776118

このCDは、アーサー・フィードラー指揮による、ボストンポップスによるクラシック作品集。ボストン・ポップスとフィードラーの組み合わせといえば、セミ・クラシックやポップスアレンジが思い浮かびますが、もともとは、シンフォニック・オーケストラ、きちんとクラシックのピースも演奏しています。もちろん、単純にクラシックの曲を楽譜どおり演奏するわけもなく、楽譜に手が加えられたり、表現に楽しいデフォルメがなされていたりと、ボストンポップスらしい演奏になっています。明るく、軽やかにクラシックを聴くことが出来ます。
クラシックの入門用としてもオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:58Comments(0)今日の一枚

2010年08月11日

20枚目は、バッハ、しかもヴァイオリン。

なかなか涼しくならないこの夏、

先日からばてています。

香川県、水不足になることが多い県なのですが、
今年は、まだ水不足ではない様子なので、
それが唯一の救いかもしれません。

高校野球も始まりましたが、
どちらかというと、高校野球嫌いで、
高校野球に何の感心もない私は、
たいして興味がありません。


いよいよ、CDも20枚目。
このCDの紹介が終わったら、
CDの紹介自体は一旦落着です。

HMVに新たにオーダーしたCDは、
入荷待ちでもう少しかかりそうなので、
紹介できるのは、
もうしばらく先になりそうです。

さて、そんなところで今日の一枚です。





バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 
1~3番
ギドン・クレーメル (ヴァイオリン)
ユニバーサルミュージック UCCP7005

このCDは、ヴァイオリニストの鬼才、ギドン・クレーメルによる、バッハ。この演奏を聞いてしまうと、同じ曲のほかの演奏が薄味というか、味気ないものに感じられてしまうほど、いろんな意味で濃厚です。繊細でありながら、ある意味個性的。
いままで別の演奏でこの曲を聴いてきた方に是非聞いていただきたい、お勧めの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:59Comments(2)今日の一枚

2010年08月06日

ジャンルわけしにくい19枚目。

まだまだ暑い日が続いています。

夏らしいといえば夏らしいのですが、

熱くて過ごしにくいことには変わりがありません。
早く涼しい時期が来て欲しいと
毎日汗だくで思い続ける毎日です。


私は夏が苦手なので、
本当につらい時期です。

積み上げたCDも遂に19枚目。

日記をがんばって書き続けていますが、
まだ毎日書くのを再開してから1ヶ月になっていません。

続けられるかどうか、3日坊主になることは免れましたが、
それでもなかなか続けるのは大変です。

さて、そんなところで今日の一枚です。




ザ・スウィングル・シンガーズ/ザ・スウィングル・シンガーズ
Emi Virgin Budget Bo 9669562(ヨーロッパ盤)

このCDはスウィングル・シンガーズのアルバムを詰め込んだ4枚組みのもの。スウィングル・シンガーズは、言わずと知れたアカペラグループ。楽器ではなく、人の声でバッハの平均律クラヴィーアを録音したことでまず有名になりましたが、このCDにもバッハをはじめ、チャイコフスキー、モーツアルトといったクラシックの大御所の作品がアカペラで謳われ、収録されています。アカペラの上手さだけでなく、そのエンターテイメント性というか、彼らなりの味付けがいい意味で親しみやすさを感じるものになっている気がします。
全ての人にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 23:36Comments(0)今日の一枚

2010年08月05日

18枚目はマーラー。

暑い日が続いております。

今週は、土曜日もお仕事なので、今日が週の半ば。
漸く週の後半の気分です。

今年の夏は、プライベートでは盆休みもなく、
どこに出かけることもなく

過ごすことになりそうです。

空いている時間は、普段の練習不足を解消する
いい機会かもしれませんが、

楽器がぼろく、すぐ調子悪くなることを理由に
逃げていたりします。

実は、アルトサックスのほうは、冗談抜きで
まずい状況で、いつ楽器がならなくなっても
おかしくないかもしれません。

2年ぐらい前にオーバーホールしたのですが、
何故かそれから急に楽器の老化が進むようになった気がして
なりません。

扱いが悪いためなのかもしれませんが。

さて、積み上げたCDも18枚目。

ボチボチ終りが見えてきましたが、
間もなく、新たにオーダーしたCDが
届きそうなので、
また積み上げたCDが増えそうです。


そこで今日の一枚です。



マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調
ユーリ・テミルカーノフ指揮
サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団
Water Lily Acoustics  WLA076


このCDは、テミルカーノフ指揮のマーラー5番のライヴCD。演奏は、ロシアの名門、サンクト・ペテルスブルグ・フィル。
オーディオ的に言うと、録音状況は極めてシンプル。会場の音をそのまま、ステレオマイクで録音したような印象です。ほとんど修正やイコライジングが行われていないのか、環境雑音(人のざわめきや、咳、くしゃみなど)が盛大に録音されています。
演奏の方は、やや遅めのテンポ。ライヴで録音ということからもしかしたら、オケも指揮者も多少安全運転なのかも知れませんが、それでも、かなり力の入った演奏です。ちなみに、録音のせいか、ラジカセやカーステレオできくと、一聴して「なんじゃこりゃ」と感じる演奏に聞こえます。逆にまともな再生機器で聴くと、凄い演奏なのがよくわかります。
一枚目のマーラー5番としては難しいかもしれませんが、違ったマーラーの5番の演奏を聞いてみたい、と思われる方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 23:41Comments(0)今日の一枚

2010年08月03日

17枚目、そろそろゴールが見えたか。

週の前半にも関わらず、
早くも週末が待ち遠しい気分です。


完全に夏ばてしています。暑さにやられています。

さて、漸く積み上げたCDも17枚目となり、20枚まで先が見えてきました。

ところで、人間、「あとこれぐらいで終わる、あと少しで終わる」
と思ったら、脳の中では、既にその物事は終わったこととして
処理されてしまうのだそうです。

そういえば、あと少しで終わる、と思ってから
ミスが頻発したり、
効率が極端に落ちたりする経験が
思い出してみると沢山ある気がします。

百里を行くもの九十九里を半ばと思え。

そんなことを考えつつ、
今日の一枚です。




リムスキー=コルサコフ/シェエラザード
チャイコフスキー/1812年
リッカルド・ムーティ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
EMI 5747512(ヨーロッパ盤)

このCDは、ムーティ指揮のフィラデルフィアによるシェラザードと1812が収録されたもの。ロシア音楽ということでこの2曲がカップリングされているようです。
実は私はムーティという指揮者があまり好きではありませんでした。昔CDで(たしかフィルハーモニア管の演)序曲集を聴いたときに、弦はズレまくるわ、シンバルは拍と全然違うところでたたくわという酷い状況だったからです。
さて、このCDというと、なかなかのいい演奏です。なによりオケが秀逸。この時代のフィラデルフィアは、オーマンディに続く時代で、その名残もあるのか、金管楽器の輝かしいサウンドと、弦の明るく美しい音色は顕在です。
ムーティは私のもとの印象では、無茶振り、テキトー指揮者でしたが、このシェラザードで印象が変わりました。
シェラザードの最初の一枚としてもオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:22Comments(2)今日の一枚

2010年08月02日

16枚目もなんとベートーヴェン。

8月、暑い日が続いています。

苦手なこの季節私の部屋はエアコンがないので、

真空管アンプの発熱に部屋の温度が一層高くなります。
ホンとはオーディオのためにもエアコンがあったほうが
いいのでしょうが、
予算と、家の構造、体調のために私の部屋にはいまだにエアコンがありません。

積み上げたCD、16枚目になります。ということで、
このブログを再開してから20日以上記事を連続で
書き込むことが出来ています。

色々な今の状況を考えると、奇跡に近い状況かもしれません。
それなら、毎日ではなく、飛び飛びに記事を投稿すればいいのかもしれませんが、
一日でも休んでしまうと、
それからまたずっと休んでしまいそうになるので、
毎日続けることがやっぱり必要なのかもしれないと
思います。

そんなこんなで今日の一枚です。



ベートーヴェン/交響曲第5番&第7番
クリスト・フォン・ドホナーニ指揮
クリーヴランド管弦楽団
テラーク CD80163

このCDは、ドホナーニ指揮のクリーヴランドによる、ベートーヴェンの5番、7番が収録されたもの。私は、ドホナーニの時代のクリーヴランドは、セルの時代を凌ぐ力量を持ち、いい録音を沢山残しているのではないかと思っています。
5番は、一聴して、印象としては淡白。しかし歌の必要な部分はきちんとコントロールされつつ、しっかりと謳われていますし、見通しが良いだけでなく力強さも感じられる演奏です。しかし、少し薄味に感じてしまうことは否めない気もします。
7番はある程度味付けもしっかりしている印象です。こちらもすっきりとした演奏ですが、コクあるのに、キレもある、と言った演奏かもしれません。終楽章は、クライバーほど情熱的ではありませんが、その分より整理された演奏です。
しっかり、スッキリしたベートーヴェンを聞いてみたい方に、オススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:43Comments(0)今日の一枚

2010年08月01日

15枚目はまたベートーヴェン。

8月になりました。
今月は阪神タイガースのような、
死のロードになりそうな予感です。

本日も高松市内の某所で演奏して来ました。

詳細はダッパーのブログに掲載されるかどうかは
わかりませんが、

相変わらず、ここでは詳細は割愛。

さて、積み上げられたCDも15枚目。
でも、まだあと残りは5枚以上あります。

さらに、聞いていないCDがあるにも関わらず、
先日、またもやCDをオーダーしてしまったので、

それがもし届くと、またまた溜まってしまう気が…。

休日にまとめて聴くことにします。

そこで今日の一枚です。





交響曲第5番『運命』、第7番
カルロス・クライバー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
DG 447400(ドイツ盤)

このCDはカルロスクライバー指揮のベートーヴェン。演奏はウィーンフィル。ベートーヴェンの5番、7番が収録されているCDは結構あるのですが、これはその中でも名盤の一枚に数えられているはずです。私が思うのは、クライバーという指揮者は、ドイツオケでドイツらしい演奏をしながら、どこかラテン的な歌と響きを感じさせるところに魅力があると思っています。クライバーが指揮をしている姿をYoutubeなどで見ることが出来ますが、本当に音楽を楽しんでいる姿が印象的です。特に5番は謳わせ方が最高とも言うべき演奏です。テンポを変に早めることもなく、フレージングから歌を感じられる演奏だと思います。ところで、クライバーのベト7といえば、バイエルン国立管弦楽団とのライヴがことエネルギッシュで好演ですが、その分、演奏の粗さを感じることもあります。しかし、こちらはウィーンフィル、音の線が多少細い気がするものの、よく整ったアンサンブルを聞かせてくれます。
カラヤンとの指揮者の違いを楽しんでみるのもいいかもしれません。
ベートーヴェンの5番、7番のステレオ録音でどれか一枚、という方にオススメの一枚です。   

Posted by のりくん at 23:34Comments(0)今日の一枚

2010年07月31日

14枚目といいつつ、14枚以上です。

今日は、石あかりコンサートの当日。
本来なら、その模様なんかを書くべきなのかもしれませんが、
あくまでそれはダッパーのブログで。

さて、まだまだCDが積みあがっているままなのですが、13枚も片付いたのに、
何故かまだまだうずたかく積まれています。

たかだか7枚程度のCDなのになのに、なぜかまだまだ積まれている気がするのは、
おそらく、1枚もののCDだけではないからかもしれません。

そこで今日の一枚です。




ストコフスキー
DECCAレコーディングス 1964-1975 Vol.2(6枚組み)
ストコフスキー指揮
ロンドンフィルハーモニー
ロンドン交響楽団
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団
スイスロマンド管弦楽団
DECCA 4756090(ヨーロッパ盤)


このCDは、ストコフスキーがDECCAに残した録音集の第二集。6枚組みのCDでボリウムから言うと、かなりお買い得。ストコフスキーといえば、ディズニーのファンタジアに登場する、世界の大指揮者、あの人です。ベートーヴェンの交響曲、ワーグナー、リムスキーのシェラザード、チャイコフスキーなどが収録されています。
ストコフスキーは、曲の演奏効果のために、大幅に楽譜に手を入れたり、独特の表現を行ったりということをやるのでも有名ですが、このCDもまさしく、ストコフスキー節。楽譜が各所で書き換えられ、曲がどれも、派手な演出で出来上がっています。
どちらかというと、ストコフスキーの演奏は、アレンジ物に近いイメージで聞いたほうがいいのかもしれません。逆にいうと、オリジナルにこだわらず、純粋に音楽を楽しむことができるのかもしれません。丁度、NHKの名曲アルバムのようなイメージかもしれませんが。
ストコフスキーの音楽に触れてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:56Comments(0)今日の一枚

2010年07月28日

カラヤンのベートーヴェンが13枚目。

良くこれだけ暑い日が続くな、
と思いながら過ごすここ数日。


夜、家に帰ると、室内の布団が既に
ほっかほか。


おかげで寝苦しさ倍増です。

さて、積み上げたCDも漸く上から13枚目。
このブログも再開して二週間以上記事を
UPし続けることが出来ています。


もっとも、読者は一日に20人~30人。
これじゃ、ブログにする意味はほとんど皆無。

ブログなんか使わずに、
自分で勝手に日記を付けたほうがましなのかもしれませんが、
何かモチベーションが無いと、
日記などつけないので、

まあ、本来のウェブ・ログの役割として
書いているということに
しておきたいと思います。

そんなこんなで今日の一枚です。



ベートーヴェン/交響曲第7番
ブラームス/交響曲第3番
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィル ハーモニー管弦楽団
ユニバーサルミュージック UCCD9501


このCDは、カラヤン&ウィーン・フィルによる、ベートーヴェンとブラームスが収録されたもの。カラヤンといえば、ベルリンフィルとの組み合わせが定番ですが、この時代のカラヤンはウィーンフィルとの録音をかなりの数行っています。者によっては、ベルリンフィルよりも、良質な演奏もあるきがします。
さらに、録音が、当時のDECCA。優秀なエンジニアに支えられ、録音も秀逸です。ベト7は、カラヤンらしい派手さと言うか、流麗さと力強さを兼ね備えた演奏。当時としても、かなりモダンでありながら、ベートーヴェンらしい演奏だったに違いないと思います。ブラームスの3番も華麗でありながら哀愁を帯びた演奏です。カラヤンとウィーンフィルのこの組み合わせがもっと沢山聴くことが出来ればいいと思うのは私だけでしょうか。ベルリンフィルよりも、ウィーンフィルの方が洒脱な演奏は得意なのかもしれませんが。
ベト7を初めて聴く方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 23:17Comments(2)今日の一枚

2010年07月27日

12枚目はベートーヴェン。

学生の方は既に夏休み。
巷に、小中学生と思しき子どもがうろちょろしています。
日中うろちょろしているのは至極当たり前のことなのですが、

深夜11時頃を過ぎてもうろちょろしているのはどうしたものなんでしょうか。

親の顔が見てみたいと思ったりもします。

さて、積み上げたCD上から12枚目、まだまだ行きます。

そんなところで今日の一枚です。






ベートーヴェン/交響曲第5番『運命』、第7番 
カール・ベーム指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Dg Sprache Der Welt  474984(ヨーロッパ盤)


このCDは、カール・ベーム指揮のベートーヴェンの交響曲が収録されたもの。因みに、5番はモノラルですが、7番はステレオです。
この時代のベルリンフィルはまさにドイツの伝統オケといった風格。ずっしり、どっしりとした重心の「低い響きと、職人芸とも言うべき奏者達の信念が聞こえてくるようです。ベームの指揮による演奏は、特にこれと言った特徴のない、もっさりとした演奏が多いイメージがあったのですが、これは切れ味すばらしい演奏です。正確な演奏ながら、しなやかな力強さを感じます。
カルロス・クライバーの演奏と相対するような演奏といっても過言ではありません。
ベートーヴェンの交響曲をしっかりとしたドイツオケで聞きたい方にオススメの一枚です。   

Posted by のりくん at 21:43Comments(3)今日の一枚

2010年07月26日

11枚目はカラヤン。

暑い日が続いています。

夏だから暑いのかもしれませんが、
体力がどんどん奪われていきます。

事情により、今年は職場でお盆休みは特になし、
さらに事情により、8月は有給休暇が取れないことが
決定したので、死のロードを体験しそうです。

他の色々なことを最小限にまで減らして
対処していますが、
それでも、予定はいっぱいいっぱいで、
ますます、生きている意味が不明になってきそうです。

さて、積み上げられたCD、今日は11枚目。
10枚を超えて折り返し地点になるのかどうか…。
棚の中にも、まだまだ紹介していないCDがありますので、
本当は折り返しどころではないのですが。

ところで、私のCDの棚の中、意外にカラヤン指揮のCDが少ない気がします。
私が中学生の頃はまさにカラヤン全盛期。
クラシックの指揮者といえば、ネコも杓子もカラヤンだった時代ですが、
その後、高校生になって、デュトワ指揮のモントリオールを好んだ私にとっては、
カラヤンの音楽があまり魅力的に感じられなくなったのも事実です。


そんなところで、今日の一枚です。




ストラヴィンスキー:春の祭典
モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィル・ハーモニー管弦楽団(1972年ロンドン・ライヴ)
テスタメント JSBT8453

このCDは、カラヤン&ベルリンフィルによる、春の祭典、ディヴェルティメントのロンドン・ライブが収録されたもの。因みに、収録はBBCのようです。
モーツアルトの方は、さすがと言った演奏。春の祭典は、ある意味、カラヤンらしくないよさが少し感じられる演奏でしょうか。プレーヤーの上手さもあってか、ライヴでのミスらしいミスが見つからないのは、さすがベルリンフィルと言ったところです。カラヤンのスタジオ録音は、どこか商業的というか、奥の浅さを感じる部分があったりするのですが、この演奏は多少ライヴの本気モード。これよりも新しい1978年のルツェルンライヴの方が熱狂的な演奏らしいので、そちらも聞いてみたくなりました。
カラヤンのライヴをきいてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:59Comments(0)今日の一枚

2010年07月25日

10枚目は。

やっと積み上げたCDの10枚めに到達。

あと半分、と思いきや、そういえば、
HMVで注文したままのCDがまだ何枚か…。


HMV、海外盤のCDを沢山扱っていていいのですが、
注文して1ヶ月まった挙句、品切れだったりでキャンセルされたりします。

在庫を沢山抱えていないと思われるので、仕方のないことなのですが、
待った挙句、欲しかったCDが手に入らないことにはがっくりきます。

それでもHMVで注文してしまうのですが…。


そこで今日の一枚です。




ムーヴィーブラス
ゴマラン・ブラス・クインテット
Naxos 8572244

このCDはイタリア人で結成された金管5重奏団、ゴマラン・ブラス・クインテットによる、映画音楽のブラスアンサンブル。ジョン・ウィリアムズなどの映画音楽を中心に、なぜか最後にルパン三世が収録されています。演奏テクニック、音楽表現、どれも破綻なく、すばらしい演奏です。ともすれば、やりっぱなしになりそうなジャンルの音楽のフレーズの端々を行き過ぎないところで、上手くまとめてあるのも好感が持てます。
金管アンサンブルの入門アルバムとして、また全ての金管を愛する方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:26Comments(0)今日の一枚

2010年07月24日

9枚目、まだまだある。

さて、積み上げたCDも漸く9枚目。

まだ一桁。
あと10枚以上あります。


今日は土曜日、明日は日曜日。
土日は予定が埋まっていますが、

最近疲れが全く取れない気がします。

なんだかんだ言って、打ち込むものが
あまり見つからないので、
バイタリティが低下しているだけかもしれませんが。

そんなこんなで今日の一枚です。




道化師~ロシア管弦楽名演集 
キリル・コンドラシン
RCAビクター交響楽団
BMGジャパン
BVCC37627

このCDは、キリル・コンドラシン指揮によるロシア音楽集。ハチャトリアン、カバレフスキー、チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフといった、ロシアの作曲家が目白押し。中でも、カバレフスキーの「道化師」が、全曲聴けるCDは珍しいので、貴重です。もしかしたら、このCD、あるいはこのCDに収録されている演奏、皆さんどこかで聞いているかもしれません。実は、小学校や中学校の運動会で、この「道化師」BGMとしてよく使われます。
演奏は、明るく楽しい演奏になっています。そして、50年前の録音とは思えないような、録音のクオリティも素晴らしいものです。
全ての方に、クラシック入門としてもオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:43Comments(0)今日の一枚

2010年07月21日

8枚目は吹奏楽。

先日、地デジ対応のテレビを購入しました。
今のテレビは、ブラウン管で、29インチ。
サイズは、ハイビジョン対応の横長ですが、1998年製。
使い方が悪かったわけではないし、テレビをつけっぱなしにしたことがないのに、
何故か、画面が焼きついたように所々色がにじんでいるまま、
スピーカーが時々勝手にモノラルになったりステレオになったりしながら、
気にすることなく使っていましたが、
エコポイント終了や、地デジの移行の期限が迫ってきていることもあり、
遂に買い買える事になりました。


悩んだ挙句、今回は液晶ではなく、プラズマを選択。
私の目には最近の液晶の明るく、コントラストの効いた画面は刺激的過ぎて、
家電量販店でも、どうしても階調表現の豊かで奥行き間のある
プラズマに目が行ってしまっていました。
ということで、今回はプラズマ42インチを選択。
まだ、品物が届いていませんが、届くのがちょっと楽しみ。

実は既に地デジ対応の小さい液晶テレビを購入したのですが、
アンテナの問題が色々あって、いまだにアナログで見ています。

これを機にアンテナも繋ぎ変えて漸く本当に地デジになる予定です。

さて、積まれたCD8枚目。地デジになっても、
私はでかいCDプレーヤー、でかい真空管アンプ、
でかいスピーカーで音楽を聞き続けることに変わりありません。

因みに、ピュアオーディオとビジュアルは完全に分離しているため、
テレビをこれらのオーディオ機器に接続することはこれから先も無い予定。

そんなこんなで

今日の一枚です。




バッハ・イン・ザ・ウィンド~吹奏楽によるオルガン名曲集
モントリオール・フェスティバル・ウィンド・オーケストラ
モルデチャイ・レヒトマン指揮
Marquis MAR81375

このCDは、吹奏楽でバッハのオルガン曲を演奏したもの。もちろんアレンジされています。バッハのトランスクリプションといえば、ストコフスキーのオケ版が良く知られているかもしれませんが、吹奏楽で、これだけまとめてバッハの曲を収録してあるものは他にあまりありません。私の記憶では、以前東芝から出ていたマスターピースシリーズの一枚のバッハの吹奏楽アレンジが収録されていたと思いますが、そのほかは、CDの中に1曲か2曲収録されているというのがほとんどです。
演奏の方はバンドの技量もまずまず、バッハらしさもどこと無く残る演奏で聞いていても違和感はありません。
全ての吹奏楽に興味のある方、バッハを違うスタイルの演奏で聞いてみたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 20:58Comments(0)今日の一枚

2010年07月20日

7枚もクラシックじゃありません。

連休は終わりました。

月曜日が休みだと、何となく仕事に出勤した日が
月曜日のような気がして、曜日の感覚が
狂ってしまいます。


ここから先、夏休みらしきものはありません。

8月、有給も取れそうにないので、仕事はフルです。
そして、所用で9月まで休日はほぼ潰れています。

今日は積み上げたCD7枚目。
あと10枚以上積まれたCDをじっくり聴く時間はあるのか、
果たして聴く気になるのか…。

そこで今日の一枚です。




クライマックス 70’s サファイア
オムニバス
MHCL-1690~1

このCDは、昨日に引き続き70年代の邦楽歌謡曲が収録された2枚組みのアルバム。「ルビー」とこの「サファイア」の2枚が同時発売されています。まあ、青盤、赤盤と言ったところでしょうか。
曲目の方は、
(DISC1)
01. 太田裕美/木綿のハンカチーフ
02. オフコース/さよなら
03. 水谷 豊/カリフォルニア・コネクション 
04. ゴダイゴ/ガンダーラ
05. アリス/チャンピオン
06. Char/気絶するほど悩ましい
07. ダウン・タウン・ブギウギ・バンド/港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ 
08. キャンディーズ/やさしい悪魔
09. ピンク・レディー/ペッパー警部 
10. 渡辺真知子/かもめが翔んだ日
11. 八神純子/みずいろの雨
12. 南 沙織/色づく街
13. 岩崎宏美/ロマンス 
14. サーカス/Mr.サマータイム
15. ジュディ・オング/魅せられて
16. ペドロ & カプリシャス/五番街のマリーへ 
17. 郷ひろみ/よろしく哀愁
18. 狩人/あずさ2号  
19. 中村雅俊/ふれあい 
20. よしだたくろう/落陽 [Live] 
 
(DISC2)
01. 森田公一とトップギャラン/青春時代
02. よしだたくろう/結婚しようよ
03. チューリップ/心の旅 
04. 加藤和彦と北山修/あの素晴らしい愛をもう一度
05. 松山千春/季節の中で
06. 布施 明/シクラメンのかほり
07. 山口百恵/秋桜
08 ..井上陽水/心もよう
09. 中島みゆき/わかれうた
10. ガロ/学生街の喫茶店
11. バンバン/「いちご白書」をもう一度
12. ハイ・ファイ・セット/卒業写真 
13. 海援隊/贈る言葉
14. 河島英五/酒と泪と男と女
15. 因幡 晃/わかって下さい
16 紙ふうせん/冬が来る前に
17. 赤い鳥/翼をください 
18. かぐや姫/神田川 
19. グレープ/精霊流し
20. イルカ/なごり雪

こちらも、70年代の懐かしい曲が目白押し。
70年代に浸りたい方、また70年代を知らない方にもオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:45Comments(0)今日の一枚