2010年07月27日

12枚目はベートーヴェン。

学生の方は既に夏休み。
巷に、小中学生と思しき子どもがうろちょろしています。
日中うろちょろしているのは至極当たり前のことなのですが、

深夜11時頃を過ぎてもうろちょろしているのはどうしたものなんでしょうか。

親の顔が見てみたいと思ったりもします。

さて、積み上げたCD上から12枚目、まだまだ行きます。

そんなところで今日の一枚です。




12枚目はベートーヴェン。

ベートーヴェン/交響曲第5番『運命』、第7番 
カール・ベーム指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Dg Sprache Der Welt  474984(ヨーロッパ盤)


このCDは、カール・ベーム指揮のベートーヴェンの交響曲が収録されたもの。因みに、5番はモノラルですが、7番はステレオです。
この時代のベルリンフィルはまさにドイツの伝統オケといった風格。ずっしり、どっしりとした重心の「低い響きと、職人芸とも言うべき奏者達の信念が聞こえてくるようです。ベームの指揮による演奏は、特にこれと言った特徴のない、もっさりとした演奏が多いイメージがあったのですが、これは切れ味すばらしい演奏です。正確な演奏ながら、しなやかな力強さを感じます。
カルロス・クライバーの演奏と相対するような演奏といっても過言ではありません。
ベートーヴェンの交響曲をしっかりとしたドイツオケで聞きたい方にオススメの一枚です。


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この記事へのコメント
誰がなんと言おうと、『5番』好きです。

ベタかも知れませんが、3楽章から4楽章への入り方や最後に音が残るところ、好きです。

ベーム指揮のフィガロの結婚を観たことがあります。

この時代のベームなら、あの5番の有名な『ジャジャジャジャ~ン!』は、かなりゆっくりテンポではないですか?
Posted by rookie@yokohama at 2010年07月27日 22:35
おはようございます。

おととし岡山で聴いたラトルのベルリン・フィル。

世間では賛否両論あったらしいですが

文句抜きで素晴らしかったです。
Posted by GCらいおねるGCらいおねる at 2010年07月28日 06:55
>rookie@yokohamaさん

書き込み、ありがとうございます。

このCDの演奏、冒頭は多少ゆったりしていますが、テンポは中庸だと思います。

それよりも、重厚感と重心の低さに圧倒されます。

ベートーヴェンの『5番』はベタですが、ベタになるだけあっていい曲だと思います。



>GCらいおねるさん

こんばんは、書き込みありがとうございます。

ラトルのベルリンフィルは、昔のベルリンフィルに比べてさらさら流れて、キラキラしていて、というのが私のイメージです。

私は録音でしか聞いたことがないので、もしかしたら、EMIの録音が奏聞こえるのかもしれませんが。

もうこの辺の指揮者やオケになると、上手い、下手ではなく、好みの問題だと思います。

演奏はライヴで聴くと、その圧倒的なエネルギーと空気感に、CDや録音はとてもかなわないと、いつも思います。
Posted by のりくんのりくん at 2010年07月28日 21:10
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