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Posted by あしたさぬき.JP at

2008年10月13日

ラージ練習。

本日、午前はカルテット、午後からはサクソフォーンアンサンブルコンサートに向けてのラージ練習。

リハーサルを除けば、本日が最後の練習となります。

今日はカンタベリーコラールの編曲者でもある、たくとんさんがわざわざ遠方より駆けつけてくださいました。


本番まであとわずか、皆さんいい演奏が出来るようにがんばりましょう。

練習後の一こま。





練習時の一こま

  

Posted by のりくん at 23:56Comments(0)雑感

2008年10月13日

楽譜を郵送すると。

今日は午前中はサクソフォンアンサンブルのカルテットの練習、午後からはラージの練習。
 さて、先日からこのような状態で、10月19日の演奏会に向けて練習に励んでいるわけですが(予定が合わず、イマイチ励み切れていないところもありますが…)、今年はわりと、楽譜の受け渡しに苦労がありませんでした。最近はメールに添付して送れる楽譜は全部メールで送ってしまったりすることもあるので、便利になりました。以前は、楽譜を郵送することがおおかったのですが、楽譜を郵送するときに、郵便局に持って行き、封筒に「二つ折り厳禁」と赤文字で書いてポストに投函したとします。結果は…見事に二つ折り、三つ折り状態です。で、窓口で、「二つ折り厳禁」と書いた封筒を送ってくださいと、出すと、「あー、こうやって書くだけじゃ駄目なんですよねー、中に厚紙とか入れてもらっとかないとー。」などと言われます。で、重さが重くなる上に、定形外扱いとなると、料金がかさみます。そこで、これをクロネコメール便にするとどうなるか。このメール便の売り文句として、「A4サイズのチラシやパンフレットなどを折り曲げることなく80円から翌日配達(一部地域を除く)できます。配達状況もヤマト運輸のホームページで一目瞭然に確認できます。」ということなので、80円で折り曲げなしで東京でも翌日配達です。
 ただし、信書(宛名が特定されている手紙)などは遅れないようですが、この信書の定義がまたややこしくてよくわからないところがあります。
 でも、この様子だと、今後は間違いなく、メール便を使って送ることになりそうな予感がしています。
 そこで今日の一枚です。





緑の地平線(ホライゾン)
カーペンターズ
A&Mレコード AMP-7003

これはLPレコードです。カーペンターズの1975年リリース作品のアルバムです。
 カーペンターズは、コネティカット州生まれの兄妹デュオ。(兄リチャード、妹カレン)リチャードは12歳でピアノを始め、カレンはハイスクール時代にドラムを始める。互いにバンド活動を経て、二人で活動を開始し、「涙の乗車券」で1969年にデビューしました。2ndシングル「遥かなる影」で一躍トップスターになりましたが、輝かしい成功の一方でカレンは拒食症にかかり1983年他界してしまいます。その後、兄リチャードは1997年ソロで初来日公演を果たしました。
 収録されている曲は希望の鐘、オンリー・イエスタデイ、愛は虹の色(デスペラード)、プリーズ・ミスター・ポストマン、アイ・キャン・ドリーム、ソリテアー、ハッピー、グッバイ・アンド・アイ・ラヴ・ユー、愛は木の葉のように、悲しみの夕暮れとなっています。
 さて、郵便や、郵便配達というといくつか曲を思い出すのですが、必ずといっていいいい位、この中のプリーズ・ミスター・ポストマンも思い出します。
 しかし、この時代、アメリカで、郵便配達ではなく、メール便だったらどういった曲名になったのでしょうか?あまりにも趣がなくなるので、想像したくはありませんが。
 カーペンターズを聞いてみたい方、ちょっぴり神経質ともいえる繊細なカーペンターズを聞いてみたい方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 18:26Comments(0)今日の一枚

2008年10月12日

よくわからなくても…。

今日は日曜日でお休みですが、サクソフォーンアンサンブルコンサートまであと一週間ということで、当然練習。明日は別のカルテットの練習tとラージの練習もあります。 
さて、今回の演奏会、ニュルンベルクのマイスタージンガーから第一幕への前奏曲を演奏するのですが、元の楽劇は当然、ドイツ語です。まあ、動画とか見るときには字幕スーパーが出るので、日本語訳がありますが、それでもドイツ語は全くわからない状態。でも、何となくあらすじとかが判っているとそれなりに楽しめたりするので不思議です。勿論原語がわかればもっと楽しめるのかもしれませんが。
そこで今日の一枚です。






SATIE Piano Works(selectinon)
Klara Kormendi(ピアノ)
NAXOS 8.550305

このCDはエリック・サティのピアノ小品集です。私はあまりナクソスのCDを買いません、なので、あまり持ってもいないのですが、ピアノ曲に対して興味とこだわりのない私は安いCDを探した結果ナクソスのCDになったと言ういきさつです。
 このサティの曲で、このCDにも収録されているジムノペティという曲があるのですが、この曲はずいぶん昔、喫茶店で延々流れていた記憶があります。ピアノの演奏でだけではなく、弦楽の演奏だったりもしますが、今でもいろいろな場所で、様々な形で、この曲は耳にします。
 サティというフランスの作曲家は1866年生まれです。サティが作曲を始めた頃はロマン派の時代であり、ヴァーグナーなどが大流行していた時代です。しかし、サティはいち早く印象主義的な曲の作曲はじめ、独自の道を歩みます。ドビュッシーが印象主義へと進んだ時、サティは一歩先を行き、すでに印象主義には留まっていませんでした。生涯彼は常に先駆者であったようですが、そのために、うした曲が全く注目されなかった当、音楽界において長く不遇の時を過ごします。サティは「ムッシュー・ル・ボワール(貧乏氏)」とあだ名されるほど貧乏でした。キャバレーで雇われピアニストとして働いたり、シャンソン歌手の伴奏をしたりして生計をたてていたようです。シャンソンなども作曲していて、今日でも有名な「Je te veux」などはじめ60曲近くのシャンソンを作ったと言われています。
 このCD、ピアニストのクオリティーは私は良くわからないので、なんともいえませんが、全編サティワールドになっています。
 ちょっとピアノのBGMとして聴くのにオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:50Comments(2)今日の一枚

2008年10月11日

秋の夜長に疲れを。

秋の日はつるべ落とし、夜が長くなりました。
 さて、今日は土曜日ですがお仕事でした。サクソフォンアンサンブルコンサートを間近に控え、練習時間が取れないのは残念なのですが、そこはお仕事、出勤しなければなりません。最近、週末に雨が多いので、本番のお天気もちょっと心配です。 仕事が立て込んでくると、疲れも溜まってきますが、できれば家に帰ってからは夜をゆっくりと過ごしたいものです。。
 そこで今日の一枚です。

J.S.バッハ
管弦楽組曲 第二番 ロ短調 BWV1067
管弦楽組曲 第三番 ニ長調 BWV1068
指揮:ヘルベルト・フォンカラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カールハインツ・ツェラー(フルート)
グラモフォン 15MG 3057

これはアナログLPレコードです。バッハの管弦楽組曲の第二番と第三番が収録されています。
 曲の作曲者やタイトルは知らなくても、どこかで必ず聞いたことのある音楽ではないでしょうか。
 カラヤンはよく言えば、広範なレパートリーを持つ指揮者でバロックからオペラまでという演奏活動を行っていましたが、悪く言うと、ポリシーがなく、節操なくいろんな曲を演奏しているともいえます。
 とはいえ、演奏を聴くとどれを聞いてもカラヤンらしい演奏で全体的に一般に受け入れやすく、ゴージャスな演奏で、しかもソリストはどれも一流どころばかりというすばらしいおまけ付きです。ご他聞にもれず、このカールハインツ・ツェラーもベルリンフィルを一度退団した後、カラヤンにベルリンフィルに呼び戻されたという、フルートの名手です。
 ゆったりした時間に何気なく聞くにはいい演奏、いい音楽のような気がします。
 なお、第三組曲の「アリア」は有名な旋律となったあの「G線上のアリア」です。またもや、LPの写真を撮り忘れました…。
 疲れたときのくつろぎの時間にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:13Comments(0)今日の一枚

2008年10月10日

秋です。

10月も気付いてみればはや10日。サクソフォンアンサンブルコンサートまであと10日をきっています。ダッパーの練習も佳境。
 さて、季節の方も朝夕が肌寒いぐらいになってきました。衣替えのシーズンです。そろそろシャツの上にジャケットを羽織ってもいいシーズンとなりました。洋服ダンスの中のジャケットを引っ張り出してくることになりそうです。
晴れの日はまさに秋のすがすがしい日となります。アンサンブルコンサートの当日も晴れるといいな、と今から思ってしまいます。台風が来ると大きな被害をもたらしたりもするのですが…。
 自然の恵みを感じると同時に自然の脅威も感じる今年の秋となってしまいました。
そこで今日の一枚です。




SKY HIGH(スカイ・ハイ)/JIGSAW(ジグソー)
BASF(バスフレコード) UP-499-B

これは、なんとシングルレコード。アナログです。なつかしのドーナツ盤です。(決して状態は良くありませんが)数年前、知人がレコードを処分すると言うことでもらってきました。
 このスカイ・ハイという曲は色々なコマーシャルでも使われている曲です。その昔、メキシコの覆面レスラー、ミルマスカラスの登場曲としても大ヒットしました。しかし、元は、1970年代、香港・オーストラリア合作のカンフーアクション映画の主題歌として初めて日本上陸した曲です。この映画「スカイハイ」は、B級映画の名にふさわしい映画で、ハングライダーを初めて映画に使ったというのか゜売り物だったようです。ちなみに私はどんな内容の映画七日も知りません。実際に見た方がいらっしゃったら教えてください。
 で、今日の午前中の秋晴れの空を見ていると、なぜかこのスカイ・ハイが思い出されてしまいました。最近、トヨタのCMで聞いたことも在ったのでしょうが。でも晴れた空を滑空する飛行機や、ハンググライダーにはぴったりの曲です。
 空を飛ぶ気分を味わいたい方、秋晴れにスカッとした気分になりたい方にオススメの一枚です。
ちなみに、今年、ジグソーのベスト盤が発売され、スカイ・ハイも収録されているようです  

Posted by のりくん at 19:29Comments(0)今日の一枚

2008年10月09日

災害と民族。

台風がボチボチ来ている様子なのですが、水不足が解決されることなくきています。
 しかし、台風が来るといって喜んでもいられません。大きな被害をもたらすこともあります。やはり、被害がわが身に来ないと思うと、ほっとしてしまいまうのは事実ですが、被害にあわれた方にとっては深刻な問題です。よく、飛行機事故などで、「日本人乗客はいない模様です。」という言葉を聴いたときにほっとするのと同じなのかもしれません。私は小さい頃から、喜びの表現が隠しきれないようにその言葉を言う人たちが、疑問であまり好きではありませんでした。日本人でなくても、日本に家族がいることだってあるだろうと思うからです。自分達がよければ、という志向だとは言い切れませんが、この行為は若干ヒューマニズムの観点から見ると、人間的でないような気がします。
 民族意識などが日本人は割りと高いと言うことも聴きますが、決して日本は単一民族の国家ではなくて、昔から複数の民族が存在する国家だと私は認識しています。
 まあ、民族間の軋轢などと言う難しい話は良くわからないので、ここでは避けますが、少なくとも、台風が自分の地域を通り過ぎたからといって、喜ぶだけではいられない、ということでしょうか。
そこで今日の一枚です。







20TH-CENTURY FRENCH MASTERPIECES
指揮:レナード・バーンスタイン
コロンビア・チェンバー・オーケストラ
コロンビア交響楽団
ニューヨーク・フィルハーモニック
SONY Classical  SMK 60695

このCDはバーンスタインの指揮による、20世紀のフランス作品を集めたもの。
レナード・バーンスタイン (Leonard Bernstein)(1918年8月25日 - 1990年10月14日)は、ユダヤ系アメリカ人の作曲家・指揮者です。ピアノの演奏家でとしても活躍しました。
彼はウクライナ系ユダヤ人移民の3世としてアメリカで生まれました。このように民族的には複雑な背景を持って生まれています。
 1969年にニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任した後に常任のポストを持たず、ウィーン・フィル、イスラエル・フィル、バイエルン放送交響楽団等様々な国や民族のオーケストラで客演として活動していました。もしかしたら、彼の複雑な民族背景がそうさせたのかもしれません。
 このCDにはフランス人作曲家の曲が詰め込まれていますが、オネゲルのパシフィック231は列車の様子を音楽で描写した面白い作品です。作曲者のオネゲルは、書斎の本箱の上に模型を置いていたほどの“機関車好き”で、曲は、蒸気機関車が発車し、すごい勢いで走り、そして停車するまでの様子を、音楽的で描いています。
ちなみに、「231」とは、前輪軸を2つ、動輪軸を3つ、そして後輪軸を1つ持った蒸気機関車のことのようです。「パシフィック」は当時、高速で走れる重機関車として知られている型の名前。まさに、目前に蒸気機関車が走るような曲になっています。列車の発車から到着まで、ほっと一息、というスリリングな曲でもあります。
 パシフィック231をはじめフランスの20世紀音楽を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:18Comments(0)今日の一枚

2008年10月08日

壮大な宇宙に。

日が落ちるのが早くなりました。夏場はたまに早い時間に帰ると、まだまだ日があって、明るい中でしたが、最近は日が落ちるの早くなってきて、帰りには必ずといっていいぐらい真っ暗です。
雨の日や曇りの日はどんよりした夜空が広がるだけですが、天気のいい日に夜空を見上げると、星空が目に入ってきます。
職場の近くは比較的町の明かりから離れていてくらい場所なので、星が良く見えます。これから冬場になると、また星がきれいに見えるようになるかもしれません。
 そこで今日の一枚です。






R.シュトラウス/ツァラトゥストラはかく語りき
指揮:アンドレ・プレヴィン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
TELARC UCCT-4014

このCDはプレヴィン指揮によるウィーン・フィルの「ツァラトゥストラはかく語りき」、「死と変容」というリヒャルト・シュトラウスの差君品が収録されたものです。
 このツァラトゥストラはかく語りきは、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」に触発されて、R・シュトラウスが書き上げた雄大な交響詩です。冒頭の地をはうようなオルガンの低音部に乗せて、トランペットが高らかに主題を歌い上げる導入部は、映画「2001年宇宙の旅」で取り上げられたことで、この映画の曲として知っている人も多いことと思います。またエルビス・プレスリーが自らのコンサートのオープニングにつかったことで、後に多くのアーティストのイベントでも取り上げられるようになりました。
 高音質、ワイドレンジ録音を売りにしているテラークのCDです。
 では「ツァラトゥストラ」とは何ぞや、ということですが、これは、ゾロアスター教(拝火教)の開祖「ゾロアスター」のドイツ語表記のことです。つまりゾロアスターのこと。でゾロアスター教とは、古代イランのゾロアスターがアーリア人の原始的な信仰をベースに体系化したものです。
アレクサンダー大王の東征によって滅亡の危機に陥りましたが、後にササン朝ペルシャで復興をし、─国教とされました。
しかしイスラムの侵入でササン朝とともに壊滅、ということになります。当時としては斬新な二元対立論(神対悪魔と言う図式)で、現在こそ世界に10万人ほどの信者しかいそうですがユダヤ・キリスト・イスラム教に多大な影響(神と悪魔の対立という図式)を及ぼした世界史的にみて宗教的には重要なもののようです。太陽を崇拝する宗教でもありました。
 曲は壮大なイメージそのもの。物理的な宇宙を思い浮かべる以上に、すべてのものを包括する宇宙をイメージさせるような曲です。プレヴィンとウィーン・フィルの演奏も、ばっちり決まっています。また、テラークのワイドレンジの録音もこの曲に向いた録音だと思います。
 2001年宇宙の旅をはじめ壮大な宇宙に思いを馳せながら曲を聴きたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:16Comments(0)今日の一枚

2008年10月07日

譜読みが遅い。

10月に入ってから既に一週間、10月はいよいよサクソフォンアンサンブルコンサートが開催されます。
 さて、演奏会に向けて練習が週末にあります。私は、そもそも演奏する上での基礎力がないので、譜読みが非常に遅いのです。所謂初見も苦手です。基礎練習の量が昔から足りていないためか、今でも、全調スケールが出来ません。長調のスケールだけでも怪しいものです。おまけにリズム感もないときているので…。よく楽譜はパターンの組み合わせといいますが、私は、そのパターンをあまりトレーニングしてこなかったことを後悔しています。あまり面白くない練習ですが、中高生の皆さん、パターンを学習するためには、基礎練習が必須です。がんばりましょう。
 おかげで人より時間をかけて楽譜をゆっくりからさらって行かなければなりません。まあ、普段からもっと練習しとけって話なのですが。今の状態では、中高生のように毎日のように楽器は吹けないので、やっぱり週末に集中してやることになります。その上、行事が立て込んでくると、基礎練習をほとんどやらずに曲の練習にかかってしまうので悪循環ンお繰り返しです。最近はもっとも基礎的なロングトーンとスケールの練習すらおろそかになっているのが自分でも悲しくなってきます。まあ、がんばらねばならないのですが。
そこで今日の一枚です。







Duke's Time
トルヴェール・クヮルテット
小柳美奈子(ピアノ)
東芝EMI TOCE-55095

このCDはトルヴェール・クヮルテットによる、デューク・エリントンの時代からというコンセプトで、20世紀のさまざまな音楽を1枚に詰め込んだというアルバムのようです。
 曲目は、弦楽4重奏曲 (ラヴェル/新井靖志編) 、サクソフォン4重奏曲 (デザンクロ) 、アトム・ハーツ・クラブ、クヮルテット[トルヴェール版] (吉松隆) 、デューク・エリントンの時代から (長生淳) となっています。
 ラヴェルの弦楽四重奏のは以前紹介したオーレリア・サクソフォーン・クヮルテットの演奏も持っていますが、両方聴き比べると、音楽に対するアプローチの違いのようなものが見えてきて面白いと思います。デザンクロの四重奏曲は、ファーストアルバム以来の再録になるのですが、以前のアプローチとは違い、テンポも速く、シャープで贅肉のない演奏といったイメージになっています。その分、細身で豊かな響きが聞けない気がするのは少し残念かもしれません。
 しかし、ドビュッシーにしろ、アトムハーツ・クラブ・クァルテットにしろ、楽譜を見たことがありますが、恐ろしく難曲です。楽譜も真っ黒な上にリズムが難解な場所がいくつも登場しています。それをいかにも難しくなさそうに吹いてしまうところ、やはり、プロ、トルヴェールの実力はすごいのだと思ってしまいます。
 ただ、デューク・エリントンの時代からは、もう少し、遊び心というか、JAZZを自分達の音楽に租借して欲しかったという、個人的な感想もあります。でも、すばらしい演奏です。
 20世紀(デューク・エリントンの時代)の様々な音楽をサクソフォーンで聞きたい方、ラヴェルの弦楽四重奏曲をサクソフォーンで聞きたい方、また、オーレリアの演奏と、聴き比べてみたい方にお勧めの一枚です。
  

Posted by のりくん at 18:25Comments(0)今日の一枚

2008年10月06日

颯爽と行こう。

涼しくなってきて、秋の長雨もそろそろ終りになるかもしれません。
 さて、天気がよくなると、季節がら少し外に出かけたくなってきます。涼しいこの時期、久々に自転車に乗ってサイクリングなどに言ってみたい気分です。
しかし、ここしばらくの間、自転車に乗ってすらいません。どこに行くのにも車で行ってしまいます。体がなまって仕方ありません。もともと脆弱な上に、体を鍛えていないので、どうしようもありません。
サイクリングに行く前に体を鍛えることが必要かもしれません。秋の涼しい風のふく晴れた日に颯爽と自転車をこいでいくのが理想なのかもしれませんが、今はちょっと、無理かもしれません。気分だけでも颯爽とした気分を味わいたいものですが。でも一人でサイクリングはちょっとさびしいかな。
 そこで今日の一枚です。






Classical Bgm 8 Drive ドライヴのクラシック
エイベックス・クラシックス AVCL25258

このCDは、ドライヴ向けにクラシックをセレクトしたオムニバスCDです。ちなみに、私はエイベックスというレーベルがあまり好きではありません。理由としては、コピーコントロールを積極的に導入したことと、音楽ソフトを完全に商業の商品にしてしまったからです。音楽ソフトは商品であると同時に芸術性が高く、文化の発展に貢献するものであると言うのが本来だと思っているのですが、エイベックスの商品はその前に、売れてナンボという香りがぷんぷんします。アーティストの使い捨てが始まったのも私はエイベックスの悪影響だと思っています。サイクルの早い音楽ソフトは、儲かるかもしれませんが、文化として発展しないので、結局は、尻すぼみになります。おまけに尻すぼみになった責任を消費者の違法コピーだとして、コピーコントロールCDで、音質の悪いCDを売りまくろうとする姿勢は、いかがなものかと思うからです。
 それはさておき…。このCDには、ホルベルク組曲 : 前奏曲、タイプライター、リオの散歩、トリッチ・トラッチ・ポルカ、キューバ序曲、交響曲第4番 《イタリア》 : 第1楽章、古典交響曲 : 第1楽章、出逢った頃のように [クラシカル・インストゥルメンタル版]、ハンガリー舞曲第1番、ペトルーシュカ : ロシアの踊り、雷鳴と稲妻、そりすべり、加速度ワルツ、熊蜂の飛行となっています。個人的には、出逢った頃のようには余計な選曲だった気もします。前編、クラシック、セミクラシックで貫いて欲しかったと思います。
 さて、クラシックで、心地よいドライヴが出来るのか?と思う方侮ってはいけません。英国の自動車関連の調査・プロモーション機関であるRAC Foundationから発表された自動車の運転に危険な曲の堂々の一位はなんとクラシック。ワーグナーの「ワルキューレの騎行」という曲で、映画「地獄の黙示録」で、ヘリからの攻撃場面で使われた、曲です。第5位もクラシックで、ヴェルディの「レクイエム」。これらはの選ばれた理由としては、一般的に、60BPM(Beats per Minute)を超えるテンポの楽曲を聴くと、心拍数と血圧が上がるらしいのですが、クラシック音楽は速いテンポでなくても、音数の多さ、クレッシェンド、ディミニュエンドの反復により、同様の結果がもたらされるということらしいのです。また、以前の危険曲のリストには、ムソルグスキーの「禿山の一夜」などがあったそうです。まあ、危険な曲の傾向はなんとなくわかるような気もしますが。
 で、このCDですが、演奏もそこそこのもの、お値段もそこそこ手ごろ、ということで、車に一枚積んでおくにはいいCDかもしれません。でも個人的に、熊蜂の飛行はかなり危険曲のような気がするのですが…。
 ドライブ時、車の中での手軽なBGMをお探しの方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:27Comments(0)今日の一枚

2008年10月05日

雨の日、鼻炎、コーヒー。

台風も接近したため、最近は雨模様の日があります。まさに秋の長雨のシーズンなのですが、これで水不足が完全に解消されることを祈るばかりです。
 さて、最近雨の日でも来ないなーと思っていたらやっぱり来ました、鼻炎。からっとした日が続いた後の湿っぽい天気には必ずといっていいぐらい、鼻炎になる気がします。今回はまだ症状は軽いほうです。いつもなら、鼻から滝のように鼻水が…(お食事中の方申し訳ありません)。
 ところで、私はコーヒーが大好きなのですが、この鼻炎のときでもコーヒーを飲んでしまいます。あるお医者さんに聞いたところ、鼻炎や花粉症の時は、豆、油の関係のものはあまり良くないとか。コーヒーもコーヒー豆なので、あまり良くないと言うことです。豆腐、ピーナツといったものも普段よりは控えたほうがいいそうな。でも、私は、間甲斐なくコーヒーをどんどん行きます。(だから鼻炎がひどくなるのかもしれませんが)
 で、最近ある、タバコも作っているメーカーののルー○という缶コーヒーを飲むことが時々あります。基本的に缶コーヒーはブラックしか飲まないので、この○ーツもアロマブラックというブラックのものを飲むのですが、苦味は強いものの、香りもまずまずでいい味です。ただ、缶ブラックコーヒー全般にもいえるのですが、特にこのルー○は飲んだ後トイレの小に行くと、ものすごい、コーヒーの香りがします。始めて飲んだときにはびっくりしました。体で分解されずに排出される成分がたくさん入っているということなのでしょうか?このルー○をのむと、必ず、トイレでちょっとだけビビリます。でもブラックの中では今のところ一番好みにあった缶コーヒーなので、しょっちゅう飲んでいるのですが。
でも、鼻炎があまりにひどくなるようなら、コーヒーも控えたほうがいいのかも知れない、と最近は思ってしまいます。何せ一日に飲む量が半端ではありませんので。
 そこで今日の一枚です。






GOLDEN J-POP/THE BEST SHOGUN
SONY SRCL4134

 このCDは伝説のバンド、将軍のベストアルバムです。このバンド、ケーシー・ランキン氏(体調不良から復活して、また、活動をしているようです)によって結成された上質の洋楽系サウンドを作り出すバンドでした。バンドの存在を知らない人でも、最近の若い方でも、聞いたことがある曲があると思います。ケーシー・ランキン氏は何年か前にロ○テのトッポというお菓子のCMに出てバンジョー弾きながら歌っていた人です。(益々判らないかな…)
 曲目は、アズ・イージー・アズ・ユー・メイク・イット、ロンリー・マン、バッド・シティ、リヴィング・ウィズアウト・ユア・ラヴ、友よ,心に風があるか、ドゥ・イット・トゥ・ユアセルフ、オトコタチノメロディ、サタデー・サイクロン、走れ!オールドマン、風に抱かれて、サンライズ・ハイウェイ、ワン・オン・ワン(ユーアー・ザ・ワン)、サー・ピアー、アンダー・ザ・レインボウ(ティローパズ・ソング)、イマジネーション、ユー・ターン・ミー・オン、キャッスル・ウォールズの全17曲です。
 若い人は、オトコタチノメロディを「ソーラーカーのテーマ」として、聞いているかもしれません。実は、これは沖雅也氏の主演の「俺たちは天使だ!」というドラマの曲。ドラマの中の合言葉が「運が悪けりゃ死ぬだけさ」というものでした。ロンリー・マン、バッド・シティの2曲はあの松田優作主演の伝説のドラマ、「探偵物語」のオープニング、エンディングに使われていました。松田優作氏演じる工藤ちゃん、コーヒーにもこだわりを見せていました。数年前にはある缶コーヒーのCMに懐かしい映像と、バッド・シティのメロディーが流れていたようです。
 今聞いても色あせない、洋楽系の上質なサウンドを聞いてみたい方、1970年代末から1980年大にかけてのドラマが懐かしい方にオススメの一枚です。コーヒーを飲みながらどうぞ。  

Posted by のりくん at 19:49Comments(2)今日の一枚

2008年10月04日

気分転換になるか?なるとしよう。

9月の終わりから湿度も低くなり、天気がよくなると心地いい日になりました。
 さて、私は親の持ち家である、木造2階建て(築、約40年)に住んでいるのですが、雨漏りこそないものの、家の傷みはかなり来ています。窓は当然、サッシではなく、木枠の窓で、屋根は総瓦葺屋根、もちろん、すべて畳部屋でした。数年前、一階の部屋をいくつかフローリングにして、風呂場、台所、トイレとリフォームしましたが、私のいる二階は家を建ててからほとんど触っていないのが現状です。
 で、荒れ放題の私の部屋、少し部屋の掃除をしていたのですが、ふと、部屋の窓に目をやって見ると、カーテンが目に入りました。そのカーテン、白いカーテンだったはずなのですが、埃と、吹き込んだ雨風のため醤油で煮しめたよりも黒くなっています。
 また、カーテンは2重にしてあり、その白いレースのカーテンは外側のカーテンなのですが、内側のピンクの柄のカーテンも、同様です。考えてみれば、私が中学生になる頃まで、今私のいる部屋は、ほとんど居住スペースとして使われていませんでした。で、今まででカーテンを変えたのは、私がこの2階に部屋を移した頃なので、35年以上の歴史の中で立った1回ということになります。多分、何回か洗濯はしたのですが、ここ数年、掛けっぱなしで、何もしていない気がします。そこで、洗濯を試みたのですが、何度洗っても、漂白しても、ねずみ色のカーテン。多分、繊維の中に強固に埃などが入り込んでいるのできれいにならないのでしょう。
 で、とりあえず、冬になる前に、カーテンを換えようということで、先日、ホームセンターにカーテンを買いに行ってきました。幸いにして、私の家からはホームセンターが目と鼻の先。取り合えず、予算の都合で、外側のレースのカーテンのみの交換にしました。そのうち、内側の分厚いカーテンを交換しようと思っています。
 今、窓には、真新しい真っ白な、カーテンがかかっているのですが、まあ、気分転換になったと言えばなったのでしょうか?大きな変化はありませんが、白くて汚れていないちょっとすがすがしい気分になりますが、逆に、真っ白と言うことで少し圧迫感も感じています。まあ、これで内側のカーテンを変えたら、もっと部屋の雰囲気も変わると思うので、今はこの状態で、気分転換になるとしておきます。
そこで今日の一枚です。







SOMEDAY  SANO MOTOHARU
EPIC/SONY 35 8H-2

このCDは、佐野元春氏がデビュー3年目の82年にリリースされた3枚目のアルバムです。そして初のセルフプロデュース作品でもあります。佐野元春氏が一気にブレイクしたきっかけになる一枚です。字余りとも言うべき歌詞を、語り口調のようにリズムとメロディーに乗せることによって作り出す佐野元春の世界がこのアルバムでも聞いて取れます。
 ここ、最近、クラシック、ジャズやサクソフォン・カルテットのCDは取り上げたものの、歌詞入りのポップスアルバムは久々の「今日の一枚」への登場になります。ちなみにこれはCDですが、私が一番最初に手に入れたのはやはり、LPレコードでした。今でも持っています。残念ながら再生環境がないため、CDでしか現在は聞けませんが…。
 曲目は、シュガータイム、ハッピー・マン、ダウンタウン・ボーイ、二人のバースデイ、麗しのドンナ・アンナ、サムデイ、アイム・イン・ブルー、真夜中に清めて、ヴァニティー・ファクトリー、サンチャイルドは僕の友達となっています。
 当時、アルバムのタイトルになったSOMEDAYは、シングルヒットし、今でも古さを感じない名曲です。また、ヴァニティー・ファクトリーにはコーラスにジュリーこと沢田研二が参加しています。
 このアルバムが懐かしい、と言えば歳がばれますが(大抵そう言われる方は35歳を超えている人がほとんど)、佐野元春、初プロデュースにして渾身の一枚といってよいアルバムだと思います。
 現在の佐野元春の音楽に興味を持った方、懐かしい青春時代の佐野元春を聞きたい方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:46Comments(0)今日の一枚

2008年10月03日

うどん屋めぐりの当たり外れ。

季節の変わり目、この時期鼻炎の症状が出ることが時々あります。先日も鼻水がとまらなくなりました。カビ臭い部屋などに行くと覿面に症状が現れます。鼻水がズルズルです。
 さて、先日の話。目覚めると、両親から昼、家族で出かけるので、一緒について来い、とのこと。家から40キロぐらい離れたところに叔母が住んでいるのですが、その叔母からの、おいしいうどん屋さんが出来たから食べに行こう、という話だったようで、お昼をうどん屋さんまで食べに行きました。しかも20キロぐらい離れたうどん屋さん。もちろん車で行きます。l
 香川県はうどん屋がどこに行ってもあるぐらいあふれています。県外から来た人は何処のうどんもそれなりにおいしいと言いますが、地元の人間は行きつけのうどん屋や、お気に入りのうどん屋があって、星の数ほどあろうかという香川のうどん屋から、近所のうどん屋や、いろいろなうどん屋を食べ歩いている人が少なくありません。
 ある意味おいしいうどん屋を探すのはギャンブルに近いものがあります。また、おいしいだけではなく、自分の好みやこだわりを満たしてくれるうどん屋となると、さらに当たる確率が低くなります。うどんの太さ、コシ、喉越し、つや、さらに出汁の味、薬味の種類、あるいはてんぷら(香川県のうどん屋はカフェテリアのように天ぷらやフライを取ってレジでうどんと一緒に清算する、という、ファーストフード形式の店がほとんど)の揚がり具合、種類など、こだわり始めたらキリがありません。
自分好みのあたりのうどん屋さんにめぐり合うのは結構稀だったりします。そこそこのところで妥協して時々通ううどん屋さんにしていたりします。
そこで今日の一枚です。








マイ・フェイヴァリット・シングス/My Favorite Things
トルヴェール・クヮルテット
東芝EMI TOCT-8606

このCDはトルヴェール・クヮルテットによる、ジャズ、ポップス、ミュージカルナンバー、オリジナル曲が詰め込まれた一枚です。
 私はいつもトルヴェール・クヮルテットのCDを聞いて思うのですが、好みの問題はあるものの、どれもサクソフォーンアンサンブルとしては一級品で外れはまずありません。どれを引いても当たりの感覚です。
 曲目は、 My Favorite Things(真島俊夫)、Strange Grass Hopper(菅野洋子)、St.Thomas(S.Rollins 真島俊夫)、勝利(A.Piazzola 啼鵬)、ブエノスアイレスの夏(A.Piazzola 啼鵬)、私が愛したロイド・ウェバー(A.L.Webber 宮川彬良)、Roundabout J.Anderson & S.Howe(佐橋俊彦)、The 7th Wonder(本多俊之)、Bigmuff(佐橋俊彦)、Ultraviolet(長生 淳)、21st Century Schizoid Man(R.Fripp,I.McDonald,G.Lake,M.Gilles & P.Sinfield 磯田健一郎)となっています。
 一曲目のマイ・フェイヴァリット・シングスから、テクニック、音楽性共に圧巻です。収録されている曲の編曲も真島俊夫氏をはじめそうそうたるメンバーです。今から10年前に発売されたアルバムなのですが、決して古さを感じさせることはありません。このあたりのアルバムから、トルヴェール・クヮルテットの音楽ジャンルに対するボーダレス化が始まったような気もします。
 トルヴェール・クヮルテットの演奏を堪能したい方、しっかりとしたサクソフォーンカルテットの演奏を聞きたい方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:57Comments(2)今日の一枚

2008年10月02日

ゆるゆると。

 さて、秋のサクソフォーンアンサンブルコンサートに向けての練習で週末も埋まり、ウイークデーは職場で色々あって忙しい状態が続いています。 最近、いつもひどい肩凝りに悩んでいる私は、それがまた、頭痛として続いています。体を適度に動かしたり、しているのですが、この肩凝り、一向に取れません。このまま肩凝り、もしかしたら最終的には病院で筋弛緩剤でも打ってもらって、その後整体に行くとかしか方法が無いのかもしれません。来週はついに頭痛のために病院でMRIを撮ることになってしまいました。もしかしたら、顎関節症の治療もしたほうが良いのかもしれませんが、こちらにはその専門医もいないようですし、顎関節症自体、そのメカニズムは解明されてきているものの、まだ、これといった治療法が無いようです。ひどくなると手術なのでしょうが、その前に、マウスピースを口に入れて噛んだり、歯を矯正したりという療法もあるようです。
 ゆるゆるとしているのにもかかわらず肩凝りが取りません。温泉にでも適度につかって、体を適度に動かすと少しは楽になるのでしょうか。しかしこの肩凝りはなかなかのものです。首も凝っているようです。
そこで今日の一枚です。






LUPIN THE THIRD「JAZZ」the 2nd
大野雄二トリオ
VAP VPCG-84702

このCDも昨日、一昨日にひきつづき、ルパン三世をはじめとして、「犬神家の一族」、「人間の証明」、「小さな旅」、「水もれ甲介」などの作曲を手がけた大野雄二自身のトリオによる「ルパン三世」の音楽のジャズ・アルバムです。昨日、一昨日は第一作、第三作を紹介し、このアルバムは第二作目にあたるアルバムになります。
 曲目は、Lupin the Third~ルパン三世のテーマ、Bourbon Street Lullaby、Take Me~ラヴ・スコール、Deep Night Call、Treasures of Time~炎のたからもの、He’s Gone、Stolen Moments~ルパン三世 愛のテーマ、Adio[']s Santiago(But I’ll Never Forget You.)、Cat Walk、Heartbreak Journeyとなっています。
 一曲目のLupin the Third~ルパン三世のテーマは今回は英語の歌詞入りです。このアルバムも第一作目に続く渋めのアルバム、大人のアルバムに仕上がっています。
この時期、ゆるゆるとした時間を過ごしながら聞くのにぴったりです。
 ゆるゆるとした時間をルパンJAZZで過ごしてみたい方、また、JAZZの入門用としてもオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:29Comments(2)今日の一枚

2008年10月01日

軽快に走ろう。

まだまだ続く水不足。秋の水不足というものを私も体験したことがありませんが、今年は本当にやばそうです。果たして台風が恵みの雨をもたらすのか、それとも被害を残すのか…。
 さて、先日愛車ソリオの走行距離が1万キロを超え、その記念というわけでもないのですが、キリがいいのでエンジンオイルの交換に行ってきました。前の車、ワゴンRワイドに乗っていたときはターボ車ということもあって、一般的なエンジンオイルよりはちょっとだけグレードの高いオイルを入れてましたが、今回の車はターボもないので、燃費重視の一般的なエンジンオイルにしました。
エンジンオイルを入れ替えるといつも感じることですが、意外なことにハンドル操作が軽やかになる気がします。車の主動力はエンジンであることを改めて感じさせられます。快適になった車で行くところは………。

職場…。
寂しい限りです。

そこで今日の一枚です。







LUPIN THE THIRD JAZZ~the 3rd~
大野雄二トリオ
VAP VPCG-84728

このCDも昨日にひきつづき、このルパン三世をはじめとして、「犬神家の一族」、「人間の証明」、「小さな旅」、「水もれ甲介」などの作曲を手がけた大野雄二自身のトリオによる「ルパン三世」の音楽のジャズ・アルバムです。このシリーズでは第三作目にあたるアルバムになります。
 曲目はTheme From Lupin 3(Funky&Pop version)、Woman from Memphis、Treasures of Time(Funky&Pop version)、Mayflower、Tell Me Baby、Zenigata Rock、The Third、Hey!Mr.Lucky、Memory of Smileとなっています。1曲目のTheme From Lupin 3(Funky&Pop version)の通りにシリーズで最も軽快なアップテンポのアルバムに仕上がっているようです。シリーズ二作目よりもさらに万人に受け入れられやすいというか、アルバム自体が聴きやすくなっているようなイメージもあります。おそらく、ノリのよさと、適度に緩急のある楽曲を収録しているため、そう感じるのではないかと思います。
 車などで聞くと、ノリのよい軽快な走りを誘ってくれそうなアルバムです。
 ルパン三世好きの世代の方、また、ジャズにこれからはまろうとしている若い世代の方々、ドライブのお供にもオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:23Comments(0)今日の一枚