2008年08月31日
音色再考1。
今年も香川県では水不足で、取水制限などが始まっています。
ここ最近、雨の日もあるのですが、隣の県のダムから水を分けてもらっているため、自分の家の周辺に雨が降ってもたいした水不足の解消になりません。
今年は水不足がより深刻で、また給水車のお世話になる日が近いのかもしれません。
さて、話は変わりますが、4月末に行われた私の所属する社会人吹奏楽団「高松ウインドシンフォニー」の定期演奏会の録音CDが出来上がってきました。
毎年のように、録音に凹む私、今年も同じように凹ませていただきました。
自分としてはまったく納得の行かない演奏だった印象の演奏会なのですが、
本当は、自分の演奏の録音を真剣に聴く趣味などないのですが、
まあ、録音を聞いて一回は反省なんぞをしておいた方がよいだろうと。
凹むのを覚悟で、聞いてみました……

この画像は関係ない画像だったりします。↑
やっぱり凹みました…。
いや、私の音が マイクに拾われすぎです。
自分で気にするからそうなのかもしれませんが、間違いなく、音が抜けて聞こえます。
木管全体のユニゾンの時でも音が溶け合わずに私の音だけ別撮りしたように聞こえたいたりします。
いや、決してピッチが極端に悪いというわけではなく、
音程は結構いい線をいっているのですが、
音色がどうも他の楽器と溶け合う気配がありません。
私は以前から音が大きいとよく言われますが、
音量として捉えるならば、めちゃくちゃに大きいことはありえないと思います。
なぜなら、同じサックスでいくら力いっぱい吹いても、
楽器がそこそこコントロールできる人同士であれば、 音量的な差はたかが知れています。
私の音の場合、ffではなく、PPで吹いたときでも、 録音を聴くとすぐにばれる音色です。
しかも、その音色が限りなく美しい音色であれば問題は少ないのでしょうが、
限りなくチープで硬い音、しかもノイジーです。
よく、マイク乗りのいい音という言葉を聴きます。
JAZZプレーヤーの方が、よくこんな表現を使うのを耳にする気がするのですが、(PAを使用した演奏が多いためでしょうか…)
私の場合は、吹奏楽の演奏においてもマイク乗りのいい音らしく…。
もっとブレンドされる柔らかい音色を研究しなければなりません。
吹奏楽にはそぐわない、個性的な音なのかもしれません。
でも、ジャジーな音でも有りません。
ただ、以前のサクソフォン・アンサンブルコンサートでの
ボレロの冒頭のソロを思い出してみるに、
やはり私の音はPPでも限りなくマイクに拾われやすい音なのは
間違いがないようです。
ここ最近、雨の日もあるのですが、隣の県のダムから水を分けてもらっているため、自分の家の周辺に雨が降ってもたいした水不足の解消になりません。
今年は水不足がより深刻で、また給水車のお世話になる日が近いのかもしれません。
さて、話は変わりますが、4月末に行われた私の所属する社会人吹奏楽団「高松ウインドシンフォニー」の定期演奏会の録音CDが出来上がってきました。
毎年のように、録音に凹む私、今年も同じように凹ませていただきました。
自分としてはまったく納得の行かない演奏だった印象の演奏会なのですが、
本当は、自分の演奏の録音を真剣に聴く趣味などないのですが、
まあ、録音を聞いて一回は反省なんぞをしておいた方がよいだろうと。
凹むのを覚悟で、聞いてみました……
この画像は関係ない画像だったりします。↑
やっぱり凹みました…。
いや、私の音が マイクに拾われすぎです。
自分で気にするからそうなのかもしれませんが、間違いなく、音が抜けて聞こえます。
木管全体のユニゾンの時でも音が溶け合わずに私の音だけ別撮りしたように聞こえたいたりします。
いや、決してピッチが極端に悪いというわけではなく、
音程は結構いい線をいっているのですが、
音色がどうも他の楽器と溶け合う気配がありません。
私は以前から音が大きいとよく言われますが、
音量として捉えるならば、めちゃくちゃに大きいことはありえないと思います。
なぜなら、同じサックスでいくら力いっぱい吹いても、
楽器がそこそこコントロールできる人同士であれば、 音量的な差はたかが知れています。
私の音の場合、ffではなく、PPで吹いたときでも、 録音を聴くとすぐにばれる音色です。
しかも、その音色が限りなく美しい音色であれば問題は少ないのでしょうが、
限りなくチープで硬い音、しかもノイジーです。
よく、マイク乗りのいい音という言葉を聴きます。
JAZZプレーヤーの方が、よくこんな表現を使うのを耳にする気がするのですが、(PAを使用した演奏が多いためでしょうか…)
私の場合は、吹奏楽の演奏においてもマイク乗りのいい音らしく…。
もっとブレンドされる柔らかい音色を研究しなければなりません。
吹奏楽にはそぐわない、個性的な音なのかもしれません。
でも、ジャジーな音でも有りません。
ただ、以前のサクソフォン・アンサンブルコンサートでの
ボレロの冒頭のソロを思い出してみるに、
やはり私の音はPPでも限りなくマイクに拾われやすい音なのは
間違いがないようです。
2008年08月31日
いつもの。
まだまだ暑い日が続いています。台風のシーズンでもありますが、今年は台風も少ないようです。でもあまり台風を期待するのも良くないかもしれません。台風などで大きな被害が出ると、日常の生活で、いつもの生活に戻るまでには時間がかかります。見慣れた建物が無くなったり、見慣れた木々がなくなったりすることもしばしばです。
いつもの景色、いつものリズム、いつもの音、いつもの日常、いつものものは、何気なく感じていますが、こうやって災害などで、「いつもの」が失われてしまうと、初めて気づいたりします。
何気に見ている、いつものものが大切だったり、自分の中で重要な位置を占めていたりします。
そこで今日の一枚です。

French Music for Saxophone Quartet
/Aurelia Saxophone Quartet
Etcetera KTC 1104
このCDはオーレリア・サクソフォーン・カルテットのフランスものの曲の演奏を集めたアルバムです。サックス吹きには耳慣れたいつもの音楽がたくさん収録されています。
曲目は、アンダンテとスケルツォ (ボザ) 、サクソフォン四重奏曲 (デザンクロ) 、小組曲 (フランセ) 、グラーヴェとプレスト (リヴィエ) 、サクソフォン四重奏曲 (シュミット) 、民謡風ロンドの主題による前奏と変奏曲 (ピエルネ) とまさにスタンダードなサクソフォン・カルテットと言った
曲ばかりです。逆に、日本で最近録音されたアルバムで、これだけの曲を一枚に収めたものはあまり見かけません。今から、20~30年ぐらい前はデファイエ四重奏団や、ミュールやギャルドの四重奏団による、これらの曲の録音が盛んに発売されていたのにもかかわらず、いまは、これだけの曲を取り上げる、アルバムは非常に少なくなりました。もしかしたら、サクソフォーン・アンサンブルにとってはもはや古典になった曲ということなのかもしれませんが、デザンクロや、シュミット以外の曲もまだまだサクソフォーンにとっては重要なレパートリーのはずですし、この中の曲を取り上げてCDに収録しているのはよく見かけます。でも、一気に取り上げるのは珍しくなってきています。
演奏のほうは、楽譜を丁寧に読み込んだような表現が感じられるものです。技術的には時には??と思わせる点もなきにしもあらずなのですが、その表現への取り組みは技術面を差し引いても余りある気がします。
現代曲に聴き疲れしたときも、スタンダードないつものサクソフォーン・カルテットが聞きたいときもオススメな一枚です。
いつもの景色、いつものリズム、いつもの音、いつもの日常、いつものものは、何気なく感じていますが、こうやって災害などで、「いつもの」が失われてしまうと、初めて気づいたりします。
何気に見ている、いつものものが大切だったり、自分の中で重要な位置を占めていたりします。
そこで今日の一枚です。

French Music for Saxophone Quartet
/Aurelia Saxophone Quartet
Etcetera KTC 1104
このCDはオーレリア・サクソフォーン・カルテットのフランスものの曲の演奏を集めたアルバムです。サックス吹きには耳慣れたいつもの音楽がたくさん収録されています。
曲目は、アンダンテとスケルツォ (ボザ) 、サクソフォン四重奏曲 (デザンクロ) 、小組曲 (フランセ) 、グラーヴェとプレスト (リヴィエ) 、サクソフォン四重奏曲 (シュミット) 、民謡風ロンドの主題による前奏と変奏曲 (ピエルネ) とまさにスタンダードなサクソフォン・カルテットと言った
曲ばかりです。逆に、日本で最近録音されたアルバムで、これだけの曲を一枚に収めたものはあまり見かけません。今から、20~30年ぐらい前はデファイエ四重奏団や、ミュールやギャルドの四重奏団による、これらの曲の録音が盛んに発売されていたのにもかかわらず、いまは、これだけの曲を取り上げる、アルバムは非常に少なくなりました。もしかしたら、サクソフォーン・アンサンブルにとってはもはや古典になった曲ということなのかもしれませんが、デザンクロや、シュミット以外の曲もまだまだサクソフォーンにとっては重要なレパートリーのはずですし、この中の曲を取り上げてCDに収録しているのはよく見かけます。でも、一気に取り上げるのは珍しくなってきています。
演奏のほうは、楽譜を丁寧に読み込んだような表現が感じられるものです。技術的には時には??と思わせる点もなきにしもあらずなのですが、その表現への取り組みは技術面を差し引いても余りある気がします。
現代曲に聴き疲れしたときも、スタンダードないつものサクソフォーン・カルテットが聞きたいときもオススメな一枚です。