2008年08月15日
またかい。
今日も朝から良い天気です。
さて、水不足、第三次取水制限が行われ、蛇口から出てくる水の水圧も下がったかと思う今日この頃、車を洗いたくても水不足のため、自粛しなければ当然白い目で見られそうです。まあ、またかい、という感じの水不足。深刻な問題ではありますが、何となく、世間が水不足慣れしているようでちょっと心配です。
世間はお盆で、帰省ラッシュだったり、また北京オリンピックだったりしていますが、何となく世間から取り残された感覚になっています。人付き合いの悪さと、元来の性格の悪さで、休みの日に他の人と出かけるでもなく、どこかに誘われるでもなく。
ボーっと過ごす休みになりそうです。普段、サクソフォーンアンサンブルや、吹奏楽団の練習がない時の休みはまあ、こんなものです。家でCD聞きながらボーっとしています。練習しろよ、と言われそうですが、楽器に唾でなくて汗が溜まりそうな環境。脱水になるか、Tシャツを絞ると汗が出るほど汗をかくかの選択になります。
そこで今日の一枚です。

シベリウス/カレリア組曲
グリーグ/ホルベルク組曲
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
アカデミー・オブ・セント・
マーティン・イン・ザ・フィールズ
PHILIPS PHCP-8346
このCDは以前紹介したアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによるシベリウスの「カレリア組曲」とグリーグの「ホルベルク組曲」が収録されたものです。以前も紹介したようにアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(日本名が「「アカデミー室内O.」)は室内楽を中心としたオーケストラとして、マリナーが創設したものです。「ホルベルク組曲」はどうも、マリナー&アカデミー室内O.お得意のレパートリーのようで、以前紹介したDVDにも収録されていました。
また、「カレリア組曲」かよ、という方、ごもっともです。しかしながら、このCDのカレリアは以前紹介した、サラステ盤、オーマンディ盤、アシュケナージ盤のまたどれとも違う魅力を持っています。まず、厳格な演奏であるにもかかわらず、上品なこと。また、歌うことに溺れず、キリッとしたしまりの演奏であることが上げられます。さすが、イギリス系のオーケストラと言ったところでしょうか。
グリーグの「ホルベルク組曲」のほうも同様、しまりのある演奏と、やわらかい響きの演奏となっています。
ほかにシベリウスの「トゥオネラの白鳥」と、グリーグの「二つの抒情的な作品」が収録されています。
さわやかなシベリウスを聞きたい方、マリナー&アカデミー室内O.の演奏を楽しみたい方にオススメの一枚です。
さて、水不足、第三次取水制限が行われ、蛇口から出てくる水の水圧も下がったかと思う今日この頃、車を洗いたくても水不足のため、自粛しなければ当然白い目で見られそうです。まあ、またかい、という感じの水不足。深刻な問題ではありますが、何となく、世間が水不足慣れしているようでちょっと心配です。
世間はお盆で、帰省ラッシュだったり、また北京オリンピックだったりしていますが、何となく世間から取り残された感覚になっています。人付き合いの悪さと、元来の性格の悪さで、休みの日に他の人と出かけるでもなく、どこかに誘われるでもなく。
ボーっと過ごす休みになりそうです。普段、サクソフォーンアンサンブルや、吹奏楽団の練習がない時の休みはまあ、こんなものです。家でCD聞きながらボーっとしています。練習しろよ、と言われそうですが、楽器に唾でなくて汗が溜まりそうな環境。脱水になるか、Tシャツを絞ると汗が出るほど汗をかくかの選択になります。
そこで今日の一枚です。

シベリウス/カレリア組曲
グリーグ/ホルベルク組曲
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
アカデミー・オブ・セント・
マーティン・イン・ザ・フィールズ
PHILIPS PHCP-8346
このCDは以前紹介したアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによるシベリウスの「カレリア組曲」とグリーグの「ホルベルク組曲」が収録されたものです。以前も紹介したようにアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(日本名が「「アカデミー室内O.」)は室内楽を中心としたオーケストラとして、マリナーが創設したものです。「ホルベルク組曲」はどうも、マリナー&アカデミー室内O.お得意のレパートリーのようで、以前紹介したDVDにも収録されていました。
また、「カレリア組曲」かよ、という方、ごもっともです。しかしながら、このCDのカレリアは以前紹介した、サラステ盤、オーマンディ盤、アシュケナージ盤のまたどれとも違う魅力を持っています。まず、厳格な演奏であるにもかかわらず、上品なこと。また、歌うことに溺れず、キリッとしたしまりの演奏であることが上げられます。さすが、イギリス系のオーケストラと言ったところでしょうか。
グリーグの「ホルベルク組曲」のほうも同様、しまりのある演奏と、やわらかい響きの演奏となっています。
ほかにシベリウスの「トゥオネラの白鳥」と、グリーグの「二つの抒情的な作品」が収録されています。
さわやかなシベリウスを聞きたい方、マリナー&アカデミー室内O.の演奏を楽しみたい方にオススメの一枚です。
2008年08月15日
見通し、見える。
まだまだ、暑い日が続いていますが、心なしか涼しさを感じられる気もします。
さて、私は、はっきり言って体力が余りありません。持久力、瞬発力、筋力、忍耐力、運動能力、どれをとっても、まともなものがありません。元々、運動センスが無いので、球技はからっきし駄目ときています。チームプレーの競技は、他の人に迷惑がかかるので、今からはじめるのはどうかとも思うし、テニスやバトミントン、卓球などは、相手がいないとできない上に、ボールがまともに飛ばない状態では他の人に迷惑がかかります。かといって、教室とかに通うと、お金もかかるし、時間の融通が利かなくなります。
そこで、以前から、どこかに泳ぎに行こうと、ずーっとお持っていました。水泳なら、少々ヘタクソでも他人にあまり迷惑をかけないし、好きなときにプールから上がってしまえがいいし、一人で黙々と泳ぐこともできるし、全身運動だし、いいこと尽くめです。おまけに、テニスや、ゴルフなんかに比べると初心者用の道具が値段的にも安いのです。
実は私がスポーツの中で唯一まともにできるのも水泳なのです。走るのも飛ぶのも投げるのも駄目だったのですが、水泳だけは小学生の頃から、どちらかというと得意で、地区の記録会に選手として出たこともあります。
これには喘息治療の目的で小さい頃から泳ぎに行っていたことも関係しているようですが。
そこで、水泳をしようと決めたのですが、そう考えてからはや10年、当然、水着も使えなくなっています。おまけに、小学生の頃や中学生の頃と違って視力が極端に悪くなっているので、水の中では別にかまわないのですが、自ら上がったときにプールの段差や、プールサイドとプールの境がわかりづらいほどになっています。
コンタクトレンズも持っているのですが、私はハード派なので、いまさらソフトを作るのは使い捨てでも面倒だし、どの道ゴーグルは必要です。そこで、いろいろ調べて、最近、度付きのゴーグルというものが売られていて、ある程度、ゴーグルで視力の矯正ができることが判明しました。実は昔から、度付きゴーグルはあったのですが、種類も少なく、オーダーに近かったために、非常に高価な印象がありましたが、今は、パーツを自分で組み立てられるスタイルになっていて、手軽に度付きゴーグルを完成することができます。値段も私が知っていた頃と比べると、半額ぐらいでしょうか。
これで、プールからあがったときも、怖い思いをしなくてすみます。プールから上がっても見通しよし、ある程度、周りの景色や状態も見えるようになります。
仕事がおちついたらまた泳ぎに行きたいと思っています。
そこで今日の一枚です。

軽騎兵/スッペ序曲集
指揮:シャルル・デュトワ
モントリオール交響楽団
LONDON(ポリドール)POCL5120
このCDはデュトワ/モントリオール響による、フランツ・フォン・スッペの序曲集です。
私はこれを聞くまで、スッペの序曲集といえば、カラヤン/ベルリンフィルのものしか聞いたことがありませんでした。カラヤンの演奏はいかにもドイツオケの演奏らしく、ある意味重厚な響きの上に、カラヤンらしいゴージャスさというか、一般受けする派手さが加わったような演奏だったと記憶しています。ただ、それぞれのソロなどは超一級品でした。
このデュトワの演奏を聴くと、同じ音楽でもここまで変わるか、と感じてしまいます。どちらかというと、デュトワの演奏はフランスチックで、スッペの作品にもかかわらず、オッフェンバックの曲ではないかと思うぐらい、流麗で、透明感あふれた洒落たえんそうになっています。アクセントの扱いも明らかに、ドイツ流というよりはフランス流で、非常にゴリゴリした感じが取り除かれた軽く、やわらかい演奏を感じることができます。
また、このデュトワの演奏は録音のよさもあるのか、各楽器の配置や、演奏の見通しが非常によく、各パートがきれいに見える演奏になっています。 もちろん、全体としてのまとまりもきちんとした音楽に仕上がっているのですが、それぞれのパートが何をやっているのかその気になれば、しっかりと見渡せるような演奏です。
ちょっと洒落た感じのスッペの序曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
さて、私は、はっきり言って体力が余りありません。持久力、瞬発力、筋力、忍耐力、運動能力、どれをとっても、まともなものがありません。元々、運動センスが無いので、球技はからっきし駄目ときています。チームプレーの競技は、他の人に迷惑がかかるので、今からはじめるのはどうかとも思うし、テニスやバトミントン、卓球などは、相手がいないとできない上に、ボールがまともに飛ばない状態では他の人に迷惑がかかります。かといって、教室とかに通うと、お金もかかるし、時間の融通が利かなくなります。
そこで、以前から、どこかに泳ぎに行こうと、ずーっとお持っていました。水泳なら、少々ヘタクソでも他人にあまり迷惑をかけないし、好きなときにプールから上がってしまえがいいし、一人で黙々と泳ぐこともできるし、全身運動だし、いいこと尽くめです。おまけに、テニスや、ゴルフなんかに比べると初心者用の道具が値段的にも安いのです。
実は私がスポーツの中で唯一まともにできるのも水泳なのです。走るのも飛ぶのも投げるのも駄目だったのですが、水泳だけは小学生の頃から、どちらかというと得意で、地区の記録会に選手として出たこともあります。
これには喘息治療の目的で小さい頃から泳ぎに行っていたことも関係しているようですが。
そこで、水泳をしようと決めたのですが、そう考えてからはや10年、当然、水着も使えなくなっています。おまけに、小学生の頃や中学生の頃と違って視力が極端に悪くなっているので、水の中では別にかまわないのですが、自ら上がったときにプールの段差や、プールサイドとプールの境がわかりづらいほどになっています。
コンタクトレンズも持っているのですが、私はハード派なので、いまさらソフトを作るのは使い捨てでも面倒だし、どの道ゴーグルは必要です。そこで、いろいろ調べて、最近、度付きのゴーグルというものが売られていて、ある程度、ゴーグルで視力の矯正ができることが判明しました。実は昔から、度付きゴーグルはあったのですが、種類も少なく、オーダーに近かったために、非常に高価な印象がありましたが、今は、パーツを自分で組み立てられるスタイルになっていて、手軽に度付きゴーグルを完成することができます。値段も私が知っていた頃と比べると、半額ぐらいでしょうか。
これで、プールからあがったときも、怖い思いをしなくてすみます。プールから上がっても見通しよし、ある程度、周りの景色や状態も見えるようになります。
仕事がおちついたらまた泳ぎに行きたいと思っています。
そこで今日の一枚です。

軽騎兵/スッペ序曲集
指揮:シャルル・デュトワ
モントリオール交響楽団
LONDON(ポリドール)POCL5120
このCDはデュトワ/モントリオール響による、フランツ・フォン・スッペの序曲集です。
私はこれを聞くまで、スッペの序曲集といえば、カラヤン/ベルリンフィルのものしか聞いたことがありませんでした。カラヤンの演奏はいかにもドイツオケの演奏らしく、ある意味重厚な響きの上に、カラヤンらしいゴージャスさというか、一般受けする派手さが加わったような演奏だったと記憶しています。ただ、それぞれのソロなどは超一級品でした。
このデュトワの演奏を聴くと、同じ音楽でもここまで変わるか、と感じてしまいます。どちらかというと、デュトワの演奏はフランスチックで、スッペの作品にもかかわらず、オッフェンバックの曲ではないかと思うぐらい、流麗で、透明感あふれた洒落たえんそうになっています。アクセントの扱いも明らかに、ドイツ流というよりはフランス流で、非常にゴリゴリした感じが取り除かれた軽く、やわらかい演奏を感じることができます。
また、このデュトワの演奏は録音のよさもあるのか、各楽器の配置や、演奏の見通しが非常によく、各パートがきれいに見える演奏になっています。 もちろん、全体としてのまとまりもきちんとした音楽に仕上がっているのですが、それぞれのパートが何をやっているのかその気になれば、しっかりと見渡せるような演奏です。
ちょっと洒落た感じのスッペの序曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。