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Posted by あしたさぬき.JP at

2008年12月11日

明日からちょっと多忙です。

今日は木曜日。明日は金曜日なのは当然なのですが、明日の夜、某所にてとある方にサクソフォーンを教えてきます。といっても私も教えられるほどの腕前ではないので、本当にごくごく初歩的なことを教えるのと、あとは一緒に練習をさせてもらうといった感じになるのが関の山。
そして、明後日土曜日の午後は以前から書いているように某所での演奏。場所をちょっと明かせないので、シークレットライブ状態ですが。演奏が終わってすぐにまたアンサンブルの練習。日曜日の演奏に向けてです。
日曜日はその本番でサンポートのヨンデンプラザにて2ステージの演奏。FMの公開放送ともなっています。ちょっと多忙な中、ゆったりできる時間はやはり作らなければできないのかもしれません。
 そこで久々に今日の一枚です。







E.M.Ennio Morricone:Scores エンニオ・モリコーネ クラシカル作品集
dicc-28012 Tri-M Classic

このCDは、モリコーネの作品のなかでクラシカルなものを集めてみよう、というコンセプトのようです。編曲はバンドネオン奏者の啼鵬氏の編曲・演奏や、あのバッハの無伴奏チェロ組曲の演奏で有名になったジャズサクソフォニストの清水靖晃氏の演奏などを聞くことが出来ます。また、サクソフォーン奏者としては有名な平野公崇氏や、大城正司氏、江川良子氏、大石将紀氏といった面々、フルートの木ノ脇道元氏、ピアノの白石光隆氏といった日本が誇る奏者が集まっています。
サクソフォーン吹きの私にとってはやはり興味深いのはサクソフォン四重奏のための小品「ブリッツ」でしょうか。この作品はアカデミア・サクソフォン四重奏団の委嘱作品で、世界的チェスのマスターであるアルヴィーズ・ズィキッキ氏に検定されたものでもあるようです。
モリコーネらしさと、モリコーネの意外な一面が見え隠れするアルバムといえるでしょうか。
 勿論、あの有名なニューシネマパラダイスも聞くことが出来るのでモリコーネファンにはオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:56Comments(0)今日の一枚

2008年12月10日

今年色々あったこと。

今年も株価の下落やら、ガソリン代の高騰、様々な事件など世間で色々あったように、私自身の身の回りでもいろいろなことがありました。
いろいろなことがありすぎて、一番記憶に残っていることは?と聞かれてもなかなか答えることが出来ません。
年明けにあった出来事は何故かもうはるか遠い出来事のような気にさえなってしまいます。そういえば、もう去年のことになってしまいますが、去年の12月1日がこのあしたさぬき.jpのブログに引越しをして記事を書き始めた記念すべき日です。
さて、今年、私にとって衝撃の一つの事件だったのは、圓田勇一先生がなくなられたということ。
私自身は実際にお会いしたこともないかたなのですが、日本でのサクソフォンのラージアンサンブルにとっては草分け的な存在の方だと今でも思っています。
アンサンブルコンテストの全国大会の録音で乗泉寺吹奏楽団のブラジル風バッハのサクソフォン重奏の演奏は衝撃的でした。
そこで今日の一枚です。







ブラジル風バッハ/中丸三千繪&ベルリンフィル12人のチェリストたち
東芝EMI TOCE-55161

このCDはベルリンフィルのチェロパートで結成されたチェロ・アンサンブルの演奏による、ブラジル風バッハをはじめとした曲が収録されたものです。曲目はエイトル・ヴィラ=ロボス/ブラジル風バッハ第1番、アストル・ピアソラ/フーガと神秘、アディオス・ノニーノ、チキリン・デ・バチン、ヴィルヘルム・カイザー=リンデマン/ボサ・ノヴァ(12人のための)<ブラジル風変奏曲>、チャブーカ・グランダ/肉桂の花、エイトル・ヴィラ=ロボス/ブラジル風バッハ第5番、ジョルジ・ベン/マシュ・ケ・ナダ、オラシオ・サルガン/ア・フエゴ・レント(とろ火で)、バート・バカラック/サウス・アメリカン・ゲッタウェイ、となっています。中丸三千繪さんのソプラノも非常に美しく、すばらしいCDだと思います。チェロ12本での演奏も圧巻です。チェロだけでここまで出来るのか、という感動と共に、チェロだからこれが出来るのか、という発見もあります。ブラジル風バッハの演奏はベルリンフィルのチェリステンであと2種類くらいの録音が現在入手できると思いますが、この演奏がおそらく録音としては最新のものだと思います。いぜんん演奏に比べてテンポが速く、エネルギッシュな感じに仕上がっていると思います。
  チェロ12本による演奏に興味のある方、エイトル・ヴィラ=ロボスの曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:38Comments(0)今日の一枚

2008年12月09日

引き続き年末です。

当然ながら、相変わらず年末です。今週末は某所のクリスマスイベントで高松ウインドシンフォニーのアンサンブルの演奏があります。私も難曲か演奏に参加します。
そしてその翌日はFMの公開放送。サンポートのヨンデンプラザでダッパーのメンバーで演奏してきます。
FM放送も昔のような元気はなくなっている気がします。私が中学生の頃はまだまだエアチェックが全盛の時代。年末にFMの特番などもあって、カセットテープに、オーディオタイマーを駆使してFMを沢山録音した記憶があります。
テレビも昔ほどの勢いがないような気がします。かく言う私も、最近テレビをほとんど見なくなってしまったので、あまり番組にも興味がないのですが、テレビも年末には特番三昧なのでしょうか。
そこで今日の一枚です。






TV時代劇グレイティスト・ヒッツ
テイチク・エンターテイメント TECD-25483

このCDは先日の「ちょんまげ天国」と同ジャンルの時代劇テーマのオムニバスCDです。こちらはテイチクが企画したものになっています。曲目はあゝ人生に涙あり、銭形平次、鞍馬天狗の歌、てなもんや三度笠、黒い編笠、江戸の隠密渡り鳥、誠之介武芸帳、大阪城の女のテーマ、遠山の金さん、赤胴鈴之介、あんみつ姫、だれかが風の中で、熱血猿飛佐助、笛吹童子、子連れ狼、峠のバラード、桃太郎侍の歌、不思議な夢、ねがい、明日に生きる、いつも君のそばに、風が泣くとき、すきま風、となっています。
 ご覧になってわかるように「ちょんまげ天国」とかぶる曲が大量にあります。毎日こんなCDばっかり聞いているのか?といわれそうですが…最近はそんなことが多いかもしれません。
 「ちょんまげ天国」同様、時代劇好きの方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:27Comments(0)今日の一枚

2008年12月08日

年末です。

年末。この一言に尽きる季節となりました。あと3週間少しで来年になってしまいます。12月は祝日や年末のお休みもありますので、実際の稼働日はあと2週間。その間、クリスマスなどの世間が浮かれる行事もありますので、なおさら忙しく、すぐに年明けになってしまいそうです。
ボチボチ年賀状なども作らないといけないのですが、毎年のごとく全く作業にかかる気にもならず、日々を過ごしています。
年末になると、テレビも特番が増えてきます。赤穂浪士をはじめ、何故か年末には時代劇が増えるのは何故なのか私は今でも疑問です。
 そこで今日の一枚です。






ちょんまげ天国(TV時代劇音楽集)
sony MHCL-161

このCDは、TV時代劇のオープニング、エンディングテーマを中心に集められたオムニバスCDです。曲は水戸黄門(ああ人生に涙あり)、銭形平次、江戸を斬る2(ねがい)、木枯らし紋次郎(だれかが風なかで)、遠山の金さん(テレビシーン、すきま風)、子連れ狼(ててご橋)、半七捕物帳(風が吹くときも)、大奥(愛の幕切れ)、将軍の隠密(うたかた)、浮浪雲(GIVE UP)、てなもんや三度笠、花のお江戸のすごい奴、いただき勘平衛旅を行く(はみだし野郎のうた)、新吾捕物帳(江戸の黒豹)、風と雲と虹と、暴れん坊将軍(旧オープニングテーマ)、三匹が斬る、大江戸捜査網、大岡越前、服部半蔵 影の軍団、文五捕物絵図、必殺仕掛人(荒野の果てに)、必殺必中仕事屋稼業(夜空の慕情)、必殺仕舞人(風の旅人)、必殺仕事人3(冬の花)、暗闇仕留人(旅愁)となっています。
このCD、なんなんだ?という感覚と共に、十分に楽しめるCDでもあります。私のオススメは木枯らし紋次郎(誰かが風のなかで)、大江戸捜査網です。銭形平次のあのジャズクラリネットも大好きですが。
いかにも時代劇なジャケットにも注目。
時代劇好きの方、ちょっと不思議な世界を感じ見たい方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:53Comments(0)今日の一枚

2008年12月07日

こんな時期ですが…。

季節は冬です。

が…

実は依然として水不足はだらだらと続いたままだったりします。さすがに断水になるほどの取水制限になることは無いのですが、早明浦ダムの水はいまだに100パーセントになることなく経過しています。
冬に水不足、乾いた冬ということになっているのでしょうか。
夏の終りになっても台風があまり雨をもたらしてくれなかったことと、秋の長雨もあまり雨を運んできてはくれなかったのが原因だったのかもしれません。
そこで今日の一枚です。







SUNTORY烏龍歌集 夏チャイ
OOLONG-CHA CM SONG COLLECTION
ドリーミュージック MUCD-1088


このCDは、大ヒットした、「chai~サントリーウーロン茶CMソングコレクション」の夏バージョンとも言うべきものです。「chai」の中から、厳選した楽曲をトロピカルな夏仕様にリメイクしてあります。曲目は、1.暑中お見舞い申し上げます(Lahaina Luna Mix)(Zhang Jia-Bei,Zhao Yi)、2.大きな河と小さな恋(’03 Summer Mix)(amin)、3.LIKE A VIRGIN(Caribbean Bloom Mix)(amin)、4.上海ブギウギ(東京ブギウギ)(Cloud 9 Mix)(amin)、5.鉄腕アトム(Sufi Samba)(Zhang Jia-Bei)、6.大湖船(The Lodge of Koele Mix)(Zhang Jia-Bei,Zhang Yuan,Shi Jia-Yue,Chen Li)、7.大きな河と小さな恋(Nusadoa Beach Mix)(amin)という7トラックになっています。
 夏のアルバム、ということなのですが、ラテンの暑い夏、というわけでもなくそして、涼を感じる、というのでもないような気がします。夏の暑い時間をゆったり、のんびり過ごす、といった雰囲気の曲の仕上がりになっています。
 乾いた冬、暖房を効かせて爽やかかな冷たいお茶と共にゆったりと音楽を聞いてみたい、という方にオススメの一枚です。

  
タグ :水不足

Posted by のりくん at 19:05Comments(0)今日の一枚

2008年12月06日

ソロは苦手です。

吹奏楽であれ、アンサンブルであれ、楽譜に「solo」の文字が登場することがしばしばあります。アンサンブルの場合、ソプラノを吹いていると、結構「solo」の文字がなくても目立つこともあります。何人かで演奏する一部の「solo」も、責任が重くのしかかる気がして重圧で嫌なものですが、それが、バックを完全に伴奏につけてのソロだったらなおさらです。
何度かそれに近い状態で演奏したことがありますが、胃が縮む思いをしました。
周囲の人たちは、私に対して全然そうは見てくれていないようですが、実はこのような延々と吹くソロは私は苦手。何より体力と集中力が一曲分持たないことが多いのです。
まだまだ修行が足りないということなのでしょうか。
そこで今日の一枚です。






ニュー・サウンズ・イン・ブラス・フィーチャリング 須川展也
東芝EMI TOCF-56037

このCDは東京佼成ウィンドオーケストラのニューサウンズ・イン・ブラスの形態で、須川展也氏のソロをフューチャーしたというスタイルのもの。ポップスの須川氏のコンチェルト、ニューサウンズ版といった様相のCDといえばわかりやすいかもしれません。
 曲目は、いつか王子さまが、スペイン、メモリー、青春の輝き、ソング・フォー・ユー、煙が目にしみる、エスクァーロ、リベルタンゴ、オブリビオン、シー・ラブズ・ユー / ヘイ・ジュード 、となっています。
 ピアソラの曲が結構入っているのは発売された時期の影響にもよるのかもしれません。マッチングのソロパート譜も存在していますが、すぐに吹けるような代物ではありませんでした。かなりの実力、テクニックを要します。須川氏の吹く楽譜、トルヴェール・クヮルテットの楽譜にはそういったものが多いような気がして、楽譜を見ると気がめいることもしばしば…です。(私に実力が無いだけなのかもしれませんが)
 ただ、このCD録音は???です。天下の東芝EMIなのに、エンジニアの腕のためか、はたまた、録音した会場のためか、なぜか抜けの悪い録音、ソロの聞き取りづらい部分がある録音になっています。けなすわけではないのですし、私自身録音エンジニアのことはあまりわからないのですが、どうも、この録音はミキシングエンジニアの好みが私と激しく違うか、録音や編集の環境が悪かったとしか思えません。
 しかしながら、録音の面を差し引いても須川展也氏のアルト、ソプラノサックスのスーパーテクニックとすばらしい音色が体験できるアルバムです。
 サックスソロの音色でニューサウンズのソロを堪能したい方にオススメの一枚です。
 楽譜を持っているので、また練習しようかと思います。(本番で吹くのは勘弁してください。)
 
  

Posted by のりくん at 19:53Comments(0)今日の一枚

2008年12月05日

力を抜いて。

実は先日、免許の更新に行ってきたのですが、視力が多少やば目。ぎりぎりで通過した感が否めません。
去年に比べて、仕事上でのパソコン作業も増え、仕事以外でも携帯電話をいじったり、PCでネットをしたり、夜に読書にふけったりと目を酷使することが続いているのかもしれません。
 もともと肩こりが酷い人なので、目を酷使するとなお肩がこります。バキバキに凝り固まった肩がついに頭痛にまで発展することもしばしば。
リラックスが足りていないのかもしれません。
 そこで今日の一枚です。







Toshiyuki Honda/reLAX
東芝EMI TOCT-6367

このCDはフジテレビ系列で以前(ずいぶん前ですが)放送された“ヴァンサンカン”結婚、のオープニングテーマを含む本多俊之氏のアルバム。
 最近目覚めるときにこのCDがかかっていることが多い状況です。CDとしては冬向きのドライヴに最適な音楽、という位置づけのようで、なるほど、少しあったかくなりそうで胃ながら軽快な感覚のあるCDになっています。曲目は、アップドラフト、微風のまなざし、君に包まれて、マイ・ハピネス、シルエット、カーニバル、蒼い摩天楼、天気雨、パーティミックス、 ヴァンサンカン、となっています。
 私は本多俊之氏の音楽が大好きです。しかし、なぜか残念なことに、CDが次々と廃盤、絶版になってしまいます。CDが売れない、ということなのかもしれませんが、音楽も演奏も、すばらしいものではないかと思っています。有名なのは伊丹十三監督作品の映画音楽ですが、実は他にもたくさん、レコード、CDに録音が存在しています。
 これからの季節、ドライヴに、そしてちょっと暖かなのにさわやかな音楽を聴いてみたい方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:27Comments(0)今日の一枚

2008年12月04日

お洒落な気分で。

12月、早くも4日。本当に年末はバタバタします。月初のうちに、毎月ある内科への受診も済ませ、先日の代休日にこまごましたことを片付けたとはいえ、何故かまだやらなければならないことが結構あります、。
来週は高松ウインドシンフォニーの運営委員会、そしてその週末は高松ウインドシンフォニーでのアンサンブル依頼演奏、そしてその翌日の日曜はFM放送のため、サンポートで演奏。
まあ、ほとんどが演奏に関わる行事なのですが…。
 そんな中、仕事を終えて帰宅する時間も何故か少しずつ遅くなるっ今日この頃。別に以前と違う仕事をしているわけでもなく、仕事をちんたらやっているわけでもないのですが、帰宅時間が遅くなっています。気付かないうちに仕事の量が増えているのかもしれませんが…。
 寒くなってきたこの季節、早々に帰宅して、オーディオに灯を入れて暖かいコーヒーでも飲みたいものです。ちょっとお洒落なジャズなんかを聴きながら………無理か…。
 さて、そんなところで今日の一枚です。






ピュア・モーメント
寺井尚子
ONE VOICE VACV-1033

このCDは女性ジャズ・ヴァイオリン奏者の寺井尚子氏のセカンド・アルバムです。新バンドのメンバーとともにジャズ・ヴァイオリン魅力を存分に聞かせてくれます。
 曲目は、アディオス・ノニーノ、ピュア・モーメント、サマータイム、フラジャイル、スペイン、エスタテ、ファースト・ラヴ、ドリーム・カム・トゥルーとなっています。なお、ファースト・ラヴはあの宇多田ヒカルの楽曲のファースト・ラヴです。
 スペインに関してはライヴ録音のものも持っていますが、きっちりかっちりした穏やかな演奏はこちら、粗さはあるものの、情熱的で、熱い演奏はライヴ、ということになるかもしれません。
 研修で疲れたなか、ゆったりと聴きたいアルバムでもあります。珍しいジャズ・バイオリンというジャンルの音楽ですが、はつらつとしたヴァイオリンの音色を聞くことが出来ます。
 少しゆったりとジャズ・ヴァイオリンを聴いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 20:07Comments(0)今日の一枚

2008年12月03日

もう一度?

12月に入って3日目。最近の日記にもよく書いていますが、町はクリスマス一色。ダッパーや高松ウインドシンフォニーでいくつかクリスマスのイベントで演奏することになっていますが、最近は休みの日にその練習に明け暮れている気がします。
 さて、5年ぐらい前から毎年のように違った職業でクリスマスを過ごしてきましたが、今年は漸く落ち着いて去年と同じ職業でクリスマスと年末を迎えられそうです。そう考えると、いつまでもフラフラせずにそろそろ落ち着かなければ…。と思うのですが、この年になっても独身で特に責任を取る必要がないので、まだまだ落ち着きがない人生を送っているのかもしれません。出来うれば、5年前ぐらいからもう一度人生をやり直したいと思うこともありますが、それはかなわぬこと、これからの人生を楽しみたいと思います。
 そこで今日の一枚です。
 






LET’S ONDO AGAIN
ナイアガラ・フォーリン・スターズ
Niagara(SONY)SRCL3502

このCDは大瀧詠一氏企画のNiagaraレーベルの78年,第1期最後を飾った珍盤にして名盤というべき一枚です。さすがにネタの古さは感じますが、爆笑必至のノベルティータイプのアルバムです。
 曲目は、峠の早駕篭(多羅尾伴内楽団)、337秒間世界一周(同)、空飛ぶカナヅチ君(宿霧十軒)、賊酢是!此乃鯉(イーチ・オオタキ)、アン・アン小唄(山形かゑるこ)、ピンク・レディー(モンスター)、河原の石川五右衛門(オシャマンベ・キャッツ)、ハンド・クラッピング音頭(イーハトブ田五三九)、禁煙音頭(竜ケ崎宇童)、呆阿津怒哀声音頭(蘭越ジミー)、レッツ・オンド・アゲイン(アミーゴ布谷)、レッツ・オンド・アゲイン(’81ミックス)、となっています。
 ピンク・レディー、河原の石川五右衛門は当時の世相を反映して、ピンクレディーが全盛期ということで、その時代を育った人にはまさに抱腹絶倒物です。また、他の大瀧詠一氏プロでデュース作品ともリンクして、ハンド・クラッピング・ルンバがハンド・クラッピング・音頭になっていたり、ナイアガラ音頭の続編がレッツ・オンド・アゲインだったり、と大瀧ファンにはたまらないつくりです。
 年末の忙しいさなか、気軽に鼻歌混じりに出てきそうなオンド調の曲も満載です。
 普段忙しくて余裕がない方に是非聞いていただきたい、笑いの宝庫的オススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 19:26Comments(0)今日の一枚

2008年12月02日

冬になりました。

11月の後半頃から、朝出勤時にはく息が白くなり始めました。そして12月、季節は名実ともにすっかり冬です。
 さて、私は季節の中では比較的暑い時よりも寒い時の方がいいので真夏のだるさほどではありませんが、冬はよく風邪をひいているので、そのために体調が優れないことがよくあります。ただ単に体調管理がなってないだけなのですが…。
そういえば温暖化のためか、冬でも昔ほど寒くなくなった気がします。路面が凍る事が減りましたし、何よりも雪が降らなくなりました。もともと香川県は雪があまり降るところではないですが、それでも昔はもっと雪が見られたような気がします。このまま温暖化が進むとどうなってしまうのでしょうか…。
 さて、そこで今日の一枚です。






SNOW TIME
大瀧詠一
SRCL3503

このCDは前半が歌詞入り、後半インストゥルメンタルによる冬にちなんだ作品集という位置づけで、85年にプロモーション用に制作されたものが一般にCD化されたものです。
 面白いのは大瀧詠一氏が提供した曲として有名な森進一氏の歌う、「冬のリヴィエラ」の夏バージョンが大瀧氏の歌で英語歌詞で収録されていることでしょうか。
 曲目は、フィヨルドの少女、さらばシベリア鉄道、レイクサイド・ストーリー、スピーチ・バルーン、木の葉のスケッチ、夏のリビエラ、FIORD(インストゥルメンタル)、SIBERIA(同)、RIAS(同)、AURORA(同)、TUNDRA(同)、YOKAN(同)、となっています。
 これから冬の季節にかけて、ゆったり聴きたいアルバムでもあります。忙しいときにインストゥルメンタルなどをゆったり聴きたいものです。
 冬のリヴィエラの夏バージョンを聴いてみたい方、大瀧作品のインストゥルメンタルを聴いてみたい方にオススメの一枚です。


  

Posted by のりくん at 19:26Comments(0)今日の一枚

2008年12月01日

忙しさの中で。

ついに12月。思いっきり年末です。年末だからといって特段に何をやらなければならないということは無いはずなのですが、何故か年末はバタバタしてしまうのが不思議です。きっと世間が忙しさに浮かれているのに違いないと思うのですがどうなのでしょうか。
 さて、これからクリスマスまではクリスマス一色、それが終わればお正月一色になるのは間違いないと思うのですが、それもこれも商業主義にのせられての行動のような気がして、少し嫌気が差すときもあります。
私の現在の職業はクリスマスにそんなに影響されないと思いきや、12月は職場でクリスマス演芸会なるものが行われ、その練習をする必要もあるので、大いに仕事に影響しています。
 私生活ではクリスマスにはほとんど無縁の生活を送っていますが…。12月になればボーナスが出る予定ですが、沢山もらえるならあれこれ夢も広がることと思いますが、今の職場に来て一年少し、そんなにボーナスが出るとは思えません。レコードの再生環境がなくなってしまっているのでちょといいレコードプレーヤーが欲しいな、と思ってみたりもしますが、それも儚い夢になりそうです。
 さて、そこで今日の一枚です。






GO!GO!NIAGARA
大滝詠一
SRCL3500

このCDは大瀧詠一氏が当時放送していたラジオ放送をそのままレコード化したというべきものにボーナストラックを加えてCD化したものです。
 曲目は、GO!GO!ナイアガラのテーマ、趣味趣味音楽、あの娘に御用心、ジングル;ベースボール、こいの滝渡り、こんな時,あの娘がいてくれたらナァ、ジングル;月曜の夜の恋人に、針切り男、ニコニコ笑って、ジングル;ナイアガラ・マーチ、コブラ・ツイスト、今宵こそ、再びGO!GO!ナイアガラのテーマ、土曜の夜の恋人に(モノ~ステレオ)、ニコニコ笑って(ライヴ・ヴァージョン)、あの娘に御用心’78、コブラ・ツイスト(’81ミックス)、となっています。
 このディスク自体、ディスクジョッキー風で展開されていて、まさに、大瀧ワールドが展開されています。冗談音楽ともいえるかもしれませんが、まじめにこのようなエンターテイメントを追求する姿勢はさすが大瀧詠一氏です。
 私のお気に入りは、こいの滝渡り、です。笑えることは勿論ですが、その凝ったサウンドのつくりには脱帽です。忙しい中DJを聞く気分で車の中で聴きたいCDでもあります。
 大瀧詠一氏のDJチックな録音を聴いてみたい方にオススメの一枚です。(リンク先は、現在発売されている30周年記念盤です。)


  

Posted by のりくん at 20:04Comments(0)今日の一枚