2008年12月10日

今年色々あったこと。

今年も株価の下落やら、ガソリン代の高騰、様々な事件など世間で色々あったように、私自身の身の回りでもいろいろなことがありました。
いろいろなことがありすぎて、一番記憶に残っていることは?と聞かれてもなかなか答えることが出来ません。
年明けにあった出来事は何故かもうはるか遠い出来事のような気にさえなってしまいます。そういえば、もう去年のことになってしまいますが、去年の12月1日がこのあしたさぬき.jpのブログに引越しをして記事を書き始めた記念すべき日です。
さて、今年、私にとって衝撃の一つの事件だったのは、圓田勇一先生がなくなられたということ。
私自身は実際にお会いしたこともないかたなのですが、日本でのサクソフォンのラージアンサンブルにとっては草分け的な存在の方だと今でも思っています。
アンサンブルコンテストの全国大会の録音で乗泉寺吹奏楽団のブラジル風バッハのサクソフォン重奏の演奏は衝撃的でした。
そこで今日の一枚です。




今年色々あったこと。


ブラジル風バッハ/中丸三千繪&ベルリンフィル12人のチェリストたち
東芝EMI TOCE-55161

このCDはベルリンフィルのチェロパートで結成されたチェロ・アンサンブルの演奏による、ブラジル風バッハをはじめとした曲が収録されたものです。曲目はエイトル・ヴィラ=ロボス/ブラジル風バッハ第1番、アストル・ピアソラ/フーガと神秘、アディオス・ノニーノ、チキリン・デ・バチン、ヴィルヘルム・カイザー=リンデマン/ボサ・ノヴァ(12人のための)<ブラジル風変奏曲>、チャブーカ・グランダ/肉桂の花、エイトル・ヴィラ=ロボス/ブラジル風バッハ第5番、ジョルジ・ベン/マシュ・ケ・ナダ、オラシオ・サルガン/ア・フエゴ・レント(とろ火で)、バート・バカラック/サウス・アメリカン・ゲッタウェイ、となっています。中丸三千繪さんのソプラノも非常に美しく、すばらしいCDだと思います。チェロ12本での演奏も圧巻です。チェロだけでここまで出来るのか、という感動と共に、チェロだからこれが出来るのか、という発見もあります。ブラジル風バッハの演奏はベルリンフィルのチェリステンであと2種類くらいの録音が現在入手できると思いますが、この演奏がおそらく録音としては最新のものだと思います。いぜんん演奏に比べてテンポが速く、エネルギッシュな感じに仕上がっていると思います。
  チェロ12本による演奏に興味のある方、エイトル・ヴィラ=ロボスの曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。


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