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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年01月28日

まだまだあります。

サクソフォーンカルテットのスタンダードな曲といえば皆さんはどんな曲を思い出すでしょうか。


最近の中高生にも是非効いてみたいのですが、私やそれ以上の世代の人たちにとっては、クラシックのサクソフォンカルテットの代表的曲といわれたら、やはりデザンクロの四重奏曲ではないでしょうか。


今となっては、もっと技術的に高度なことを要求される曲やサクソフォンの機能を存分に発揮した曲が存在するのかもしれませんが、


この曲が作曲された頃としては、これ以後、この曲を越えるものは出ないのではないかと思われたのではないかと思うぐらい、
完成度が高いサクソフォンカルテットの曲だと思います。、


それだけに、数々の演奏も存在しますが、これまた、私にとって今でも最高と思う演奏は、デファイエ四重奏団の演奏。


これも、いろいろな意味でこの演奏を超えるものはない気がします。

それでも色々なデザンクロの演奏を聞いてみたくなります。
比較的簡単に手に入る演奏が沢山あるということもありますが。

そこで今日の一枚です。



SAXOPHONE CLASSIQUE 1
Alliage Saxophone Quartet

このCDはアリアージュサクソフォンカルテットの演奏によるアルバム。収録曲の中に、勿論デザンクロあり、サンジュレあり、さらに、ピアソラのタンゴの歴史も収録されています。
演奏の方はある意味独特の解釈というか、ユニークな響きの部分も感じますが、全曲を通して、スッキリしていながらじっくりと味わうような演奏。
日本人や、フランス人とちょっと変わったデザンクロの響きを楽しんでみたい方にオススメの一枚。  

Posted by のりくん at 19:24Comments(0)今日の一枚

2009年01月27日

アンコンが終わったら…。

先日より、白髪の逆睫毛が生えて目がコロコロします。
眼科に行ってぬいてもらわないといけないかもしれません。
睫毛の白髪は初めてです。

さて、昨日はアンコン以来ダッパー初めての練習。


演奏本番が近いというのに、いつもの調子の脱線、脱線、また脱線のまったりした練習。

まあ、これぞダッパーと言ったところなのでしょうか。



それでも皆なんとかするところはさすがです。


私は本番いつも冷や汗ですが…。



まあ、ボチボチ今年の演奏会や来年のアンサンブルコンテストのことも考えないといけませんが。

改めてまたアンサンブルの音源を聴いて見ようと思います。


そこで今日の一枚です。





管楽アンサンブル名曲集 サクソフォーン&フルート・アンサンブル(I)
東京サクソフォーン・ソロイスツ
フルート・アンシャンテ
ビクター VICG-50040

このCDは、管楽アンサンブル名曲集のサクソフォーン、フルートが収録されたもの。因みにⅡもあります。どちらかというと、Ⅰがクラシカルな曲、Ⅱがポップスという区分けをしているようですが、できることなら、サクソフォンとフルートを分けて欲しかった気もします。
実はこのサクソフォンカルテット、この録音のために編成されているようで、メンバーはかなり豪華。ソプラノを雲井雅人氏、アルトを小串俊寿氏、テナーを岩本伸一氏、バリトンを服部吉之氏という現在も一線で活躍している人ばかりです。
演奏も秀逸。残念な点を上げるとするなら、サンジュレーが全曲収録されていないことと、このアンサンブルがレギュラーな団体としては活動していなかったことではないかと思います。
基本的には全て出版譜のある曲で、参考演奏的な意味合いが強いものと思われます。
中高生をはじめ、サクソフォンアンサンブルを楽しむ方全てにオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:57Comments(0)今日の一枚

2009年01月26日

アンコンが終わったら次。

さて、アンサンブルコンテストが終わってから一週間。


ダッパーはすでにして次の行事に向けて動き始めるべく、昨日も午前中練習。


ところで、しばらくボザの「アンダンテとスケルツォ」ばかりを聴いて、演奏し続けていたので、頭から、

体からそう簡単には離れない気がしています。


いまだに車の中で流れているCDはアンダンテとスケルツォのデモ用に作ったものだったりします。

いや、もともと大好きな曲だということもあるのですが…。



そんなところで今日の一枚です。





Copenhagen Saxophone Quartet
CLASSICO CLASS CD 327

このCDは、デンマークのサクソフォンカルテット、コペンハーゲンサクソフォンカルテットによる、フランスものが収録されたCDです。
サンジュレー、ボザをはじめ、デュボア、パスカル、リュエフなどが収録されていますが、不思議なことに、デザンクロは収録されていません。
ここまで鉄板のスタンダードをやるなら是非デザンクロも収録して欲しかったところですが…。
演奏の方は、日本のカルテットやフランスのカルテットを聞きなれた方にはちょっと違和感があるかもしれません。技術的にも時折?と思わせる部分もあります。
ただ、ここまで鉄板のスタンダードばかりを収録したCDはそんなに多くないので、資料としては貴重なのかもしれません。
ちょっと珍しいデンマークのクラシカルカルテットを聞いてみたい方にオススメの一枚。

  

Posted by のりくん at 19:15Comments(0)今日の一枚

2009年01月15日

テナーはやっぱり苦手です。

さて、アンサンブルコンテストまで残すところあとわずか。

そんな中、今日の夜は職場の忘年会。


明日の夜は一応練習することになっていますが、前日である明後日の土曜日には全員の都合が会わなかったため、練習は無し。



本番前日にあわせないのは久しぶりかもしれません。


ところで今年のアンサンブルコンテストで演奏するのに選んだ曲は、ボザのアンダンテとスケルツォ。


私は大好きなサクソフォンアンサンブルの曲の一つです。
初めて中学生の時にFMラジオをエアチェックしたギャルドの演奏は衝撃的でした。
何度も繰り返しカセットテープを聴いた記憶があります。

冒頭のテナーサクソフォンのソロにしびれたものです。


ところが、私は何故かテナーを演奏するのが苦手。
嫌いというわけではないのですが、コントロールの難しさを感じてついつい敬遠しがちです。


そんなところで今日の一枚です。






ファンタジア/新井靖志
マイスターミュージック MM-1091

このCDは、いわずと知れた、メジャーサクソフォンカルテットである、トルヴェールカルテットでテナーを務める新井靖志氏による全編テナーサクソフォンのソロアルバム。
なかなかクラシックサクソフォンで、テナーのみのアルバムというのは無いのである意味貴重です。
演奏はあくまでも上品なテナー。パワーもありますが繊細です。
テナーサクソフォーンのソロをお探しの方にオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 21:02Comments(0)今日の一枚

2009年01月13日

ちょっと一休み。

今週末は、アンサンブルコンテスト香川県大会。

今まで、半年以上かけてやってきたことの集大成ともいえる行事です。


いい演奏が出来ればいいなと思っています。少なくとも、去年のように時間オーバーにして皆に迷惑をかけるようなことだけはしたくないと思っています。

あの経験は滅多にできるものではありませんが、1度体験するだけで十分です。


さて、イベールの協奏曲を聞き比べてきましたが、今回は4種類。以前に紹介済みのドゥラングルや、ミュールの演奏の入ったCDもありますので、現在私が持っている同曲の演奏はまだありますが、こればっかりやってもネタがなくなるだけなのでちょっと小休止。他の事を考えてみたいと思います。

というか、ちょっと飽きてきただけなんですが…。

そこで今日の一枚です。






Scene
クァルテット・スピリタス
BMGビクター BVCC-34168


このCDは、クァルテット・スピリタスのファーストアルバム。驚愕の新星クァルテットといってもいいかもしれません。完璧なほどの演奏技術と、クラシックとそれ以外のジャンルを自由に行き来するような柔軟な演奏スタイルは特筆ものです。
トルヴェールカルテットはすでにベテランカルテットといっていいと思いますが、まさに若々しさと、チャレンジスピリッツを感じます。響きは現代カルテットそのもの。シャープで贅肉のない響きを感じます。
収録された曲目も、硬軟様々です。個人的にはフルモーのカルテットに曲の嗜好が似ていそうな感覚を覚えたのですが…。もちろん、この団体のためのオリジナルな編曲が多数収録されています。
サクソフォンを演奏する人、愛する人全てにオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:24Comments(0)今日の一枚

2009年01月12日

ふと思うところがあって、その4。

バッサリンが効いたのやら、休んで体力的に復活したからなのか、頭痛は小康状態。

原因はおそらく、顎関節症と、姿勢の悪さではないかと思っています。
もともと、首が細いし、体を鍛えていないので、小学校時代から肩こりに悩まされ続けていたのも事実。

さて、イベールの協奏曲を聞き比べるのも今日で4枚目。まだまだ行きます。


イベールは、実は1960年代まで生存していたので、ミュールなどは明らかに同時代を生きた人です。そもそも、この「アルト・サクソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲」は、シグルート・ラッシャーのために書かれた曲のようですが、どういういきさつか、初演はマルセル・ミュール。

実はラッシャーはフラジオが得意だったために、この曲もフラジオが書かれていますが、ミュールが初演したことによって、フラジオの楽譜はオプショナルとされたようです。

そんなところで今日の一枚。





Saxophone and Orchestra
Sohre Rahbari(サクソフォン)
Alexander Rahbari指揮/ベルギー国立放送局管弦楽団
Marco Polo 8223374


このCDは女流サクソフォニスト、ラハバリ(発音があっているのか不明)による、サクソフォン協奏曲集。どうもこの方、イランのテヘラン出身。指揮者である兄弟との共演です。
演奏は、うーん、技術的に大きな破綻はないのですが、例えば、須川氏やドゥラングル氏などがさらっと吹いてしまうフレーズに多少てこずっている感が感じられたりします。音色はちょっと重心が低めでありながら、元気な音。ゆったりとした曲の方が表現として得意なのかもしれません。
女流演奏家の演奏を聞いてみたい方にオススメの一枚。

  

Posted by のりくん at 19:43Comments(0)今日の一枚

2009年01月11日

ふと思うところがあって、その3。

土曜日がお休みだったので、連休の二日目。

頭痛もなんとか落ち着いてきましたが、まだ、多少頭痛感というか頭重が残っています。

まあ、これがいつもぐらいの感覚だったりします。整体にでも入った方がいいのでしょうか?


さて、本日は午後からアンサンブルの練習。アンサンブルコンテストまであと一週間を切りました。
最後の追い込みなるか…。

というところで、今日の一枚です。





サイバーバー/須川展也 サクソフォン協奏曲集
EMI Classics TOCE-9152
デイヴィッド・パリィ 指揮/フィルハーモニア管弦楽団


このCDはいわずと知れた日本を代表するサクソフォン奏者須川展也の協奏曲集。基本的には、吉松隆のサイバーバード協奏曲がメインです。そして伴奏がなんとフィルハーモニア管弦楽団という、メジャーオケ。さすがに伴奏に破綻がない演奏です。
ソロの方も須川氏の演奏なので、技術的には問題があるはずもありません。ただ、私はこの演奏に日本的なくどさというか、イベールの2楽章が、サスペンス劇場や昼ドラのBGMに聞こえてしまう気がして、もう少しなんとかならなかったのか、と感じてしまいます。演奏に破綻なく、オケとの打ち合わせも十分に行われたのであろうと思わせる演奏なのですが…。
日本人のイベールを聞いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 20:07Comments(0)今日の一枚

2009年01月09日

ふと思うところがあって、その2。

仕事始めから一週間がすでに経過。

今日は部署で新年会が行われました。
私は下戸なので、勿論、烏龍茶で。今まで飲み会でも車で行くことがほとんど。

飲めない、飲まない私です。

さて、昨日に引き続き、ソロCDの再聴をしたいと思います。

そこで今日の一枚。






Saxophone Concertos/John HARLE
ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団
EMI Classics 5564872


このCDは、イギリスを代表するサクソフォーン奏者であるジョン・ハールによるクラシックサクソフォンの王道コンチェルトが収録されたもの。ハールの音色はフランス人のそれとも日本人のそれとも、またアメリカ人のそれとも違うものです。ちょっと冷めた感じの音色というか…。独特のものがあります。
演奏は技術的には全く破綻のない演奏。表現に関しては、おお、こんな表現があったのか、と思わせる反面、逆にえっ?これでいいの?と思わせるような部分も。まあ、好みの問題もありますが。
バックの演奏もイギリスを代表する、指揮者、マリナーの率いるアカデミー室内管弦楽団。演奏の質は高いです。
イギリスのサクソフォン奏者の演奏を聞いてみたい方にオススメの一枚。  

Posted by のりくん at 23:33Comments(0)今日の一枚

2009年01月08日

ふと思うところがあって、その1。

最近、ふと思うところがあって、何となくクラシックサクソフォンのソロCDをいろいろと聞き返しています。

一口にソロCDといっても、様々な奏者の様々なCDがリリースされています。


私がクラシックサクソフォンのCDを集め始めたきっかけは、実はサクソフォンアンサンブル、デザンクロの四重奏曲を聴き比べてみたい、と思ったことがきっかけでしたので、今でも購入の際はソロのCDよりは、アンサンブルのCDの方に食指が動いてしまいます。

しかし、デザンクロの四重奏曲、中学生の時に初めて聴いたデファイエカルテットの演奏の印象があまりにも強く、間でもいろいろな意味でこの演奏こそが最高のような気がしてなりません。

さて、ソロのCDにあまり食指が動かなかったのですが、ソロのCDもある程度ターゲットを決めて買ってみようということで、
最初に聞き比べとして選んだ曲は、イベールのコンチェルティーノ・ダ・カメラ。
サクソフォンのソロとしては、王道です。勿論初演はマルセルミュール。

まあ、そんなこんなで、最近ミュールの演奏を中心にサクソフォンソロのCDを聞いています。

そこで今日の一枚。






Saxophone Concertos
ユージン・ルソー/ポール・ケンツ指揮・室内管弦楽団
グラモフォン 453 991-2


このCDはユージン・ルソーのソロによる、コンチェルト集。バックはオケです。曲目は、イベールをはじめ、グラズノフ、ヴィラ=ロボス、デュボアとまさにコンチェルトの王道。
録音が1971年と多少古めですが、その分、ルソーの若々しさが感じられて、ソロの方はいい感じです。ちょっと残念なのはオケの演奏が…イマイチです。
フランス人奏者とはまた違ったチャレンジスピリッツのようなものが微妙に感じられる気がするのは私だけでしょうか。
クラシックサクソフォンに興味がある全ての方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:48Comments(0)今日の一枚

2009年01月05日

今年の演奏活動に思う、その2。

今日からお仕事です。

日常が始まります。長い休みが続くと、何が嫌かというと、仕事に出たときに何が起っているのか把握するまでに時間を要すこと。

休みの間に厄介なことが起っていないよう、祈りながら出勤することになります。


まあ、どのみち色々な厄介ごとは起きるものなのですが。

さて、今年の演奏活動、せめて一週間のうちに4時間ぐらいは楽器を吹く時間を作ってやりたいな、などと考えたりもしたのですが…。

実はアンサンブルの練習などをしている時は、練習時間が4時間ぐらいあっても、実際に楽器を吹いている時間は1時間程度ではないかと思います。

練習の時は、演奏を吟味したり、意見を交わしたり、おやつを食べたり、休憩したり、雑談したりと、
楽器を吹く時間は結構少なかったりするものです。

実演奏時間を週に4時間というのは実はかなりハードルが高い気がします。

ということでやる前から断念。
ヘタレです。
そんなところで今日の一枚です。




ブレーン・アンサンブル・コレクション Vol.1 
サクソフォンズ スタディーズ/ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット
ブレーン BOCD-8180

このCDは、昨日のCDに引き続き、ブレーンからの出版譜を演奏した邦人作品集。このCDも参考演奏という意味合いが強い気がします。昨日書いたのと、同様、いまひとつ演奏に対する思い入れというか、曲に対するこだわりが希薄に聞こえてしまうのは、録音のせいなのか、参考演奏という意味での表現なのかは疑問です。
しかしながら、こちらも破綻のない、しっかりとした演奏で、あることは事実です。
アンサンブルコンテストの曲選びなどにはうってつけ。
中高生の吹奏楽部の方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:26Comments(0)今日の一枚

2009年01月04日

今年の演奏活動に思う。

新年明けてすでに3が日も終了。

本日で正月休みも終わり、明日からお仕事です。日常が戻ってきます。

さて、年が明けていろいろ考えることもあるわけですが、まあ、一応サクソフォンの演奏活動についても色々考えたりするわけです。

丁度、ダッパーの練習はじめが今日だったこともあり、まあ、ちょこっと考えてみようということで。



色々考えた結果…


特に去年と変わりなくがんばりたいと思います。

いや、もっと練習しようとか考えたんですが…。
そもそも、そこに無理があったりするわけで…。

まあ、新しい楽器が欲しいので、ちょっと積み立てなんぞ始めてみようとか考えても、

そんなに急にお金も溜まるわけではないので…。


そんなこんなで今日の一枚です。




ブレーン・アンサンブル・コレクション Vol.7
サクソフォーンアンサンブル/イマージュ
ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット
ブレーン BOCD-8186


このCDはブレーンアンサンブルコレクションの中のサクソフォーンアンサンブル。基本的にはブレーンから出版されている楽譜がある曲ばかりです。邦人作品集という意味合いの録音でもあります。
スタイルとしては参考音源ということなのでしょうか。オリジナルものから、アレンジ物までブレーンの出版譜による演奏が収録されています。
演奏の方は、高い技術としっかりとした演奏がなされているものの、ちょっと、物足りない気もします。なぜかしら、味というか演奏者の表情が伝わりにくい感覚でしょうか。参考音源的に演奏しているということなのかもしれませんが。
アンサンブルコンテストに使えそうな曲もいくつか収録されています。
アンサンブルコンテストに参加される中高生の方々にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 16:54Comments(0)今日の一枚

2009年01月03日

日本人はまだまだ真面目、その2。

お正月も三が日が今日で終了。

不景気の中、ほとんどの商店やスーパーはもう営業しています。

早いところは元日からの営業で、初売りを行っているところもあります。

不景気なので、店を開けても仕方ない、という発想ではなく、少しでも店を開けて儲けにしよう、というところが、

まだまだ日本人的で真面目な発想のような気がします。


そこで今日の一枚。





ブラスタ天国
東京ブラススタイル
ユニバーサル UCCJ-9081

このCDは、東京ブラススタイルがメジャーデビューして、ユニバーサルからリリースされたアルバム。初回版なので、オマケのDVDに、ビデオクリップと、メイキングが収録されています。
依然として、アニメの主題歌をジャズアレンジして演奏しています。
このCDも真面目にジャズされている印象が。おそらくは、これが演奏のスタイルとなっているのかもしれません。
昨日に引き続き、全ての吹奏楽部でジャズにあこがれている中高生の方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 17:25Comments(0)今日の一枚

2009年01月02日

日本人はまだまだ真面目。

お正月。今日は新しい年が明けてから2日目です。

日本人のほとんどの方々は、仏教徒といいつつも、そんなに仏を信心しているわけでもない、という方や、また、そもそも神道にかんしても、そんなに興味がない、という方が、結構多いと思うのですが、

それでも、年始には熱心にお寺や神社にお参りや初詣に行きます。

そんな姿を見ると、日本人はある意味真面目なんだなー、などと変なツボで、感心してしまいます。

そこで今日の一枚。







饗宴ラフレシア~アニジャズ~
東京ブラススタイル
ハピネット HMCH-1008

このCDは東京ブラススタイルによるアニメソングのジャズ。東京ブラススタイルは、女性ばかりのブラスジャズバンドという位置づけでしょうか。ここ数年、ブラスロックや、ブラスジャズなどのホーンセクションが充実したバンドがいろいろなところで活躍する姿を見るようになりました。このアルバムは、2枚目のアルバムに当たります。
アニメソングをジャズにしてしまうという発想は、実は目新し物ではなく、以前からいろいろな人によって手がけられているものがあります。もともと、アニメの曲は意外とジャズのバンドマンが作曲していたりもしているので、その境界線を乗り越えることは容易なことだったのでしょう。
演奏の方は、ブラスとしては非常に上手です。本当に上手。私なんかだととても出来ないようなことをバリバリやっています。が、少し残念なのは、もっと不真面目な演奏の方がもっとジャズテイストに仕上がっただろうと思うこと。
ジャズの演奏では技術的な部分や演奏の完成度で劣っていてもテイストで聞かせる部分も多分にあることを逆に再認識してしまう部分がありました。
ただ、ノリがよく、しっかりした演奏を聞かせてくれます。
吹奏楽部でジャズにあこがれる中高生にはオススメの一枚。  

Posted by のりくん at 17:48Comments(0)今日の一枚

2009年01月01日

明けましておめでとうございます。

新しい年になりました。

旧年中は皆様には大変お世話になりました。

そして、このブログにきてくださる、ニッチな方々、どうもありがとうございます。
今年も、小ぢんまり、とした、ブログを展開していきたいと思っています。

さて、一応、お正月休みをいただいておりますが、特にやることもなく、いつもと同じ日常を過ごしております。


昨年末、仕事で、ちょっと埃っぽい場所に入ったため、鼻炎になり鼻水が止まらない新年となりました。

まあ、これも普段と変わらない現象なのですが。

今まで、今日の一枚では、290枚を超える数のCDを紹介してきましたが、漸く私の所蔵するCDの3分の1程度を消化いたしました。
今現在持っているCDを全て紹介するためにはあと、2年ほど必要になります。

まあ、全てのCDを紹介するかどうかは別として、今年もぼちぼちとやって生きたいと思っています。

そこで今年初めての今日の一枚です。






6つのカプリス~2本のサクソフォンのための作品集~
新井靖志、彦坂眞一郎
マイスター・ミュージック MM-2024

このCDは新井靖志氏と彦坂眞一郎氏のデュエットによる曲集。よくよく考えてみると、クラシカル・サクソフォンのCDで、このようなスタイルのものは実は珍しいものになります。演奏者のお二人についてはもう何も言わなくてもいいと思います。トルヴェールカルテットでも活動するお二人の始めてのデュオです。
演奏を聴くと、サクソフォンという楽器は吹き手の違いによってこんなにも個性が与えられるものかと思わされる反面、2人のサクソフォンの音色の溶け合う美しさを再認識できるものではないでしょうか。
サクソフォンに興味がある、全ての方にオススメの一枚。  

Posted by のりくん at 00:01Comments(0)今日の一枚

2008年12月30日

仕事納め。

本日、仕事納め。年内の仕事は今日で終り。新年は1月5日から仕事が始まります。

勿論、職場の特質上、職場は基本的には年中無休状態なので、私の職種はとりあえず、年末年始があるというほうが正しいのかもしれません。

年末もクリスマスぐらいから、車が混雑するようになり始め、帰宅時間がいつもより余計にかかるようになっています。
年の瀬、慌てずゆったりと行きたいと思います。


そこで今日の一枚です。







ベートーヴェン/交響曲第9番
クリスト・フォン・ドホナーニ指揮/クリーヴランド管弦楽団
テラーク

このCDは、クリスト・フォン・ドホナーニ指揮によるクリーヴランド管弦楽団のベートーヴェン交響曲全曲録音されたときの第九。革新的高音質の録音が売りのテラークレーベルによる録音です。
ところで、第九、日本では年末に演奏することが恒例化していますが、実は海外では全くそのような週間がありません。日本におけるベートーヴェンの第九演奏は、映画「バルトの楽園」などにも描かれていますが、徳島県が発祥の地といわれています。細かいことはネットで探せば色々かいてありますので、ここでは割愛。
私はこの時代のクリーヴランド管弦楽団の透明感のある響きが比較的好きで、ドホナーニの極端とも言えるツンデレ的表現も嫌いではないので、その他の様々な名演といわれる演奏はありますが、いつも第九といえば、この演奏を聞いています。
年末、ベートーヴェンの第九を聞いてみたい方にオススメの一枚。  

Posted by のりくん at 20:03Comments(0)今日の一枚

2008年12月24日

クリスマス・イヴですが。

本日、クリスマス・イヴ。私個人としては、日付が12月24日なだけで、なんの変化もないのですが、職場ではクリスマス演芸会なるものが、ほとんど業務の一環として開催されました。
私の所属する部署は、皆で楽器演奏をしたのですが、曲は「サンタが町にやってきた」。ところがリハーサル時点で、時間が足りないという話になり、何故か私がソロでヴォカリーズを吹くことに。しかし、曲がマイナーで静過ぎるという意見から急遽変更し、ホワイトクリスマスを演奏することになって、曲が追加されました。
ソプラノサクソフォーンを担いで演奏したわけですが、まあ、出来は…ということで。
そこで今日の一枚です。





このCDは、1978年もう30年前にリリースされた、レコードの復刻版です。勿論、ナイアガラといえば大瀧詠一氏の作品です。
収録されている曲は、ロックンロールお年玉、ブルー・ヴァレンタインズ・デイ、お花見メレンゲ、ベースボール・クレイジー 試聴する、五月雨、青空のように、泳げカナヅチ君、真夏の昼の夢、名月赤坂マンション、座 読書、想い出は霧の中 試聴する、クリスマス音頭~お正月、となっています。大瀧氏の奥の深さを感じつつ、思わずクスッと笑いたくなるような部分を持っているアルバムです。
この時期、上質の大瀧詠一サウンドを聞いてみたい方にオススメの一枚。

  

Posted by のりくん at 19:58Comments(0)今日の一枚

2008年12月23日

ノリの良い曲を。

私の職場では、明日、24日にクリスマス演芸会なるものが開催されます。まあ、クリスマスに演芸会はどうかと思うのですが、職場では長年そう呼ばれ続けてきているようです。
私の職場の各部署やその他いろいろな方が参加して、色々な出し物を披露します。
私の所属する部署は、「サンタが町にやってきた」の楽器演奏のみを行う予定でしたが、演奏時間が2分半しかなく、時間の不足を指摘されたために、私にもう一曲というお鉢が回ってきました。
今回は私はソプラノサクソフォンを担いで参加する予定です。
去年に引き続き、ソロの演奏を披露することになってしまいました。実は、もう一曲の演奏、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」私は大好きで、非常に美しい曲なのですが、世間にはいまひとつマイナーなのかもしれません。ただ、クリスマス特集の楽譜の中に入っていたくらいなので、別にクリスマスに演奏することがダメな曲ではないようです。
ただ、既に曲を決めてしまった今ではとき既に遅しなのですが、もう少し、みんなの知っているノリの良い曲を演奏したほうがよかったかな、とちょっと思っています。
そこで今日の一枚です。






スイング・スイング・スイング
ボストンポップス/ジョン・ウィリアムズ

このCDは、ジョン・ウィリアムズ&ボストン・ポップスによる、スイング・ジャズの曲集。オケでジャズを演奏すると言う企画。クラシックで一流の演奏者は、ジャズを演奏しても一流だという証明でもあるかもしれません。
ビギン・ザ・ビギンやイン;ザ・ムード、シング・シング・シングなどのジャズのスタンダードナンバーを中心に収録されています。
演奏している奏者や楽器はクラシカルなのに、ノリの良いビッグバンドジャズのテイストを聴くことが出来ます。
しかもそこに少しクラシックの香りが残っているところが微妙にエッセンスとなっています。
オケでの乗りのよいジャズをお探しの方にオススメの一枚。  

Posted by のりくん at 19:55Comments(0)今日の一枚

2008年12月22日

衝撃。

さて、今年もあと10日となりました。年末になると、テレビも特番が続きます。まあ、私は現在ほとんどテレビを見ない人なので、テレビに対するイメージは4~5年前でとまっているかもしれません。
ところで、年末になると、「今年の10大事件」のような、番組がよく放送されます。私が思うに、この手の番組、今までのニュース映像からチョイスして編集するだけなので、制作費もローコストなのだろうと感じています。
今年もいろいろなことがありましたが、年の初めの頃にあったことは結構衝撃的なことでも忘れ去ってしまったりしていて、テレビの映像をみて、ああ、そういえばこんなこともあったな、と気付かされることもしばしば。衝撃は瞬間的なインパクトはありますが、長期間持続しないということでしょうか。
そこで今日の一枚。




このCDは、ヘッケマ氏による、パガニーニのカプリスの演奏。もともと、ヴァイオリンのために書かれたこの曲、実はヴァイオリンにとっても難曲のようです。それをアルトサクソフォンとソプラノサクソフォンで演奏してしまおうというもの。まさにチャレンジャー。
氏の持っている楽器、実はビュッフェ・クランポン製の楽器なのですが、よくよく見るとなんじゃこりゃ、というようなキーやコルクが付加されています。その改造された楽器と、フラジオ、重音奏法、循環呼吸といった、原題奏法を駆使して演奏が行われています。演奏はまさに衝撃。このテクニックと、コントロールを超える奏者はこの世の中にそうはいない気さえします。
全てのサクソフォン奏者にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:28Comments(0)今日の一枚

2008年12月20日

ぱーっと。

昨日、賞与のことを書きましたが、不景気の世の中、ボーナスでパーッといける人が果たしてどのぐらいいらっしゃるのでしょうか。
私だけなのかもしれませんが、人間、我慢している期間が続くと、突然ある瞬間にブチッと切れて、パーッと使いたくなってしまうことがあるのではないかと思います。
私の場合は、まあ、CDの10枚買いとか、CDRのまとめ買いとかだったりするわけですが、まあ、それで数万円単位の散財をしてしまうわけです。
お酒が飲めないので、ぱーっと飲みに行く、ということがないのでその代償行為なのかもしれません。
そんなこんなで今日の一枚です。





キャラバンの到着
HIBI☆Chazz-K
XME XBGP-2001


このCDは、HIBI☆Chazz-Kのアルバム。HIBI☆Chazz-Kは、サクソフォンカルテット+パーカッションという編成のJAZZ系ストリートミュージシャンで、東京都公認ヘブンアーティストらしいです。(詳細不明)全曲、メンバーソプラノサックスの日び則彦のオリジナルアレンジです。
曲目は、キャラバンの到着、イングリッシュマン・イン・ニューヨーク、ザ・サイドワインダー、スターダスト、スペイン、HIBI★Chazz-Kプレゼンツ・セロニアス・モンク・メドレー~ブルー・モンク~ラウンド・ミッドナイト~ウェル・ユー・ニードント、『ハウルの動く城』より~世界の約束~ 、というもの。
演奏は、しっかりとJAZZしています。まさに、ストリートにぱーっと飛び出したくなるようなアレンジと演奏。このアルバムを聴くと、ノリのいい曲をもっとこの演奏で聞いてみたいと思わされます。
ストリート系(?)のサクソフォンアンサンブルを聞いてみたい方にオススメの一枚。

  

Posted by のりくん at 20:06Comments(0)今日の一枚

2008年12月19日

木管楽器のアイデンティティ。

さて、何度も書いているように、私はサクソフォンという楽器を趣味で演奏しているのですが、この楽器、木管楽器か金管楽器かといろいろな人に尋ねてみると、ほとんどの方から「金管楽器」という返事が返ってきます。
まあ、純粋に金属で、ほとんどの部分が作られているので、金管楽器と思われるようなのですが、実は分類上は木管楽器。
まあ、小難しいっことを言えば色々な点があるのですが、木管楽器である大きな理由はクラリネットと同じようなリードを使って発音することと、管体に穴が開いていて、それを塞いでいくことによって音程を変えるという点で木管楽器に分類されています。昔木で出来ていたのかというと、そんなこともなく、出来た当時から金属で作られた楽器です。
まあ、木管楽器であろうが金管楽器であろうが楽器には違いがないのですが。
そこで今日の一枚です。






このCDはフィリップ・スパークの比較的最近の著名な作品を集めたもの。ポートレイト・オブ・ア・シティー、シャロム!、カレイドスコープ、フォー・ノベル・トゥルース、宇宙の音楽、といった曲が収録されています。
ところで、このCD、純粋にブラスバンドの演奏です。ブラスバンド、金管バンドです。つまり金管楽器と打楽器のみの編成。木管楽器は登場しません。スパークの曲は、金管バンド用に書かれたものを作曲者自らが、吹奏楽版に編曲して新たに出版することも良くあります。
最後に収録されている、「宇宙の音楽」は吹奏楽版に編曲され、私も高松ウインドシンフォニーの定期演奏会で演奏した経験があるのですが、木管楽器にとってもかなり高い技術力を要求されます。しかし、この演奏金管のみで、十分な表現で、木管楽器が本当に必要なの?と思わせるほど。
イギリスなどでは金管バンドの演奏が盛んでこういったスタイルの演奏のコンテストなども盛んに行われているようです。木管楽器のアイデンティティはいずこへ…。
金管バンドによるスパークの作品を聞いてみたい方にオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 20:11Comments(0)今日の一枚