2008年12月22日

衝撃。

さて、今年もあと10日となりました。年末になると、テレビも特番が続きます。まあ、私は現在ほとんどテレビを見ない人なので、テレビに対するイメージは4~5年前でとまっているかもしれません。
ところで、年末になると、「今年の10大事件」のような、番組がよく放送されます。私が思うに、この手の番組、今までのニュース映像からチョイスして編集するだけなので、制作費もローコストなのだろうと感じています。
今年もいろいろなことがありましたが、年の初めの頃にあったことは結構衝撃的なことでも忘れ去ってしまったりしていて、テレビの映像をみて、ああ、そういえばこんなこともあったな、と気付かされることもしばしば。衝撃は瞬間的なインパクトはありますが、長期間持続しないということでしょうか。
そこで今日の一枚。

衝撃。


このCDは、ヘッケマ氏による、パガニーニのカプリスの演奏。もともと、ヴァイオリンのために書かれたこの曲、実はヴァイオリンにとっても難曲のようです。それをアルトサクソフォンとソプラノサクソフォンで演奏してしまおうというもの。まさにチャレンジャー。
氏の持っている楽器、実はビュッフェ・クランポン製の楽器なのですが、よくよく見るとなんじゃこりゃ、というようなキーやコルクが付加されています。その改造された楽器と、フラジオ、重音奏法、循環呼吸といった、原題奏法を駆使して演奏が行われています。演奏はまさに衝撃。このテクニックと、コントロールを超える奏者はこの世の中にそうはいない気さえします。
全てのサクソフォン奏者にオススメの一枚です。


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