2008年09月26日
若さと個性。
相変わらず水不足。纏まった雨が降らない日が続いています。
さて、ダッパーの一番古いホームページ、現在は一切稼動していないウェブですが、そこには今から既に10年以上前の記事や写真がアーカイブされています。今見てみると、当時は若かったなー、などと思ってしまいます。若い頃は個性を主張するために何かをやろうとしたり、奇をてらった行動に出たりすることがありますが、本当は、自分自身こそが、存在こそが個性なのですが、やはり若かりし頃にはそれをなんとか主張しようともがいたあとも見られています。
そこで今日の一枚です。
サクソフォーン・アンサンブル名曲集 1/
トルヴェール・クヮルテット
吹奏楽名曲コレクション32)
東芝EMI TOCZ-9196
このCDはトルヴェール・クヮルテットによるサクソフォンのオリジナルとアレンジ物の小品集です。「吹奏楽名曲コレクション」としてリリースされ、現在は「新・吹奏楽名曲コレクション・アンサンブル・スタンダーズ」として再プレスされています。ちなみに第二集はキャトルロゾー・サクソフォーンアンサンブルの演奏です。そちらも現在は、「新・吹奏楽名曲コレクション・アンサンブル・スタンダーズ」のシリーズで再プレスされているようです。(サクソフォーン・アンサンブルII )
曲目は、民謡風ロンドの主題による前奏と変奏曲 (ピエルネ)、サクソフォン4重奏曲より カンツォーナ・ヴァリエ (グラズノフ)、異教徒の踊り (ショルティーノ)、グラーヴェとプレスト (リヴィエ)、カンツォーニ (フレスコバルディ)、G線上のアリア (バッハ)、ブーレ (バッハ)、フーガの技法 第9番 (バッハ)、アヴェ・ヴェルム・コルプス (モーツァルト)、前奏曲とフーガ ヘ短調 (メンデルスゾーン)
カディス~スペイン組曲より (アルベニス)、ラグタイム組曲 (フラッケンポール)(←CDのレーベルでは「ラダタイム組曲」という誤植になっていますが)の12曲です。
トルヴェールのCDとしては比較的初期の録音に当たると思いますが、カンツォーナ・ヴァリエなどは後に録音されたアルバム「マルセル・ミュールに捧ぐ」の録音と比べると、若々しさのようなものが伝わってきて面白かったりします。また、G線上のアリアは昨日紹介したアルディ・サクソフォン・クヮルテットとの演奏と比べてみると、曲の作り方の違いと言うか、音楽の方向性の違いのようなものも感じられて面白いかもしれません。(ヘタレな我々の演奏とは比べる余地がありませんが)また、サクソフォン・カルテットでは比較的よく演奏されているのにもかかわらず、録音が少ない「ラグタイム組曲」などが聴ける貴重で楽しいアルバムにもなっています。
サクソフォーン・アンサンブルの小品集を聴いてみたい方、G線上のアリアを聞いてみたい方、また、いくつかの曲を聴き比べてみたい方にオススメの一枚です。
さて、ダッパーの一番古いホームページ、現在は一切稼動していないウェブですが、そこには今から既に10年以上前の記事や写真がアーカイブされています。今見てみると、当時は若かったなー、などと思ってしまいます。若い頃は個性を主張するために何かをやろうとしたり、奇をてらった行動に出たりすることがありますが、本当は、自分自身こそが、存在こそが個性なのですが、やはり若かりし頃にはそれをなんとか主張しようともがいたあとも見られています。
そこで今日の一枚です。
サクソフォーン・アンサンブル名曲集 1/
トルヴェール・クヮルテット
吹奏楽名曲コレクション32)
東芝EMI TOCZ-9196
このCDはトルヴェール・クヮルテットによるサクソフォンのオリジナルとアレンジ物の小品集です。「吹奏楽名曲コレクション」としてリリースされ、現在は「新・吹奏楽名曲コレクション・アンサンブル・スタンダーズ」として再プレスされています。ちなみに第二集はキャトルロゾー・サクソフォーンアンサンブルの演奏です。そちらも現在は、「新・吹奏楽名曲コレクション・アンサンブル・スタンダーズ」のシリーズで再プレスされているようです。(サクソフォーン・アンサンブルII )
曲目は、民謡風ロンドの主題による前奏と変奏曲 (ピエルネ)、サクソフォン4重奏曲より カンツォーナ・ヴァリエ (グラズノフ)、異教徒の踊り (ショルティーノ)、グラーヴェとプレスト (リヴィエ)、カンツォーニ (フレスコバルディ)、G線上のアリア (バッハ)、ブーレ (バッハ)、フーガの技法 第9番 (バッハ)、アヴェ・ヴェルム・コルプス (モーツァルト)、前奏曲とフーガ ヘ短調 (メンデルスゾーン)
カディス~スペイン組曲より (アルベニス)、ラグタイム組曲 (フラッケンポール)(←CDのレーベルでは「ラダタイム組曲」という誤植になっていますが)の12曲です。
トルヴェールのCDとしては比較的初期の録音に当たると思いますが、カンツォーナ・ヴァリエなどは後に録音されたアルバム「マルセル・ミュールに捧ぐ」の録音と比べると、若々しさのようなものが伝わってきて面白かったりします。また、G線上のアリアは昨日紹介したアルディ・サクソフォン・クヮルテットとの演奏と比べてみると、曲の作り方の違いと言うか、音楽の方向性の違いのようなものも感じられて面白いかもしれません。(ヘタレな我々の演奏とは比べる余地がありませんが)また、サクソフォン・カルテットでは比較的よく演奏されているのにもかかわらず、録音が少ない「ラグタイム組曲」などが聴ける貴重で楽しいアルバムにもなっています。
サクソフォーン・アンサンブルの小品集を聴いてみたい方、G線上のアリアを聞いてみたい方、また、いくつかの曲を聴き比べてみたい方にオススメの一枚です。
Posted by のりくん at 19:06│Comments(0)
│今日の一枚