2009年02月23日
新しい楽器はすばらしい、試奏感。
まずは、セルマーのマウスピースで、ヤマハのYAS-62を試奏。
どこまでもヤマハの楽器な感じです。
よくも悪くもヤマハ。
音程、音抜けともに非常に優れています。
ただ、私にとっては抵抗感が若干物足りません。
反応はいいのですが、どちらかというと、そっけないというか、
息を入れるとすぐに答えてくれる代わりに、楽器の個性を主張しようと
しない気がします。
個性を主張しないところが、逆に個性なのかもしれません。
ちょっと細身の音になる気もします。
作りもいいので、この価格帯ではある意味ベストチョイスになりうる楽器です。
しかし、私はヤマハの吹奏感があまり好きではありません。
理由は、抵抗感が、少ないことと、音色のそっけなさ。
息をガツンと入れるとすぐにオーバーブローする気がします。
最近のセルマーのシリーズ3もわりとオーバーブローしやすい気がしますが、
それ以上です。
さらに、音がどうしても硬く、細いなり方をする気がします。
吹く人によったら、クリアで、余分なものがない音、
と感じる方も入るかもしれませんが、私は音色の細さと、
物足りなさを感じてしまいます。
ということで、次はコーンの楽器の試奏。