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Posted by あしたさぬき.JP at

2007年12月09日

初めての。(2004年2月23日の記事改訂版)

注:この記事は2004年2月23日に書かれた記事を加筆修正したものです。

さて、私は、マニアというほどではないのですが、オーディオ機器にも多少なりともこだわりを持っています。



これが現在、現役で使っているCDプレーヤーです。一番最初に購入したCDプレーヤーはデンオン(現、デノン)製のものでしたが、7年ほど使用してお釈迦になったので買った2代目のものです。このプレーヤーはメーカーにてメンテを1度したきりですが、10年を経過した今でもいい音を鳴らしてくれます。
当時マニアにも高く評価されていた、フィリップスのLHH-500Rというモデルです。


最初に買ったCDプレーヤーは、そこそこ早い段階で、購入していると思います。早いといっても、出てすぐはCDソフト自体があまり発売されていなかったので、購入はしませんでした。プレーヤーを買ったのは、丁度レコード屋さんの売り場の半分ぐらいがレコードからCDになった時代だったと記憶しています。当然ですが、上にも書きましたがその時のプレーヤーは、既にお払い箱です。レコードプレーヤーも、先日ターンテーブルが回らなくなり、駄目になりました。早速新規購入、と言いたいのですが、なにぶん予算が…。本当はアナログのプレーヤーの方が味のあるいい音を鳴らしてくれるので好きなのですが、手軽さと高音質を両立させると、どうしてもアナログは後回しになってしまいます。

そこで本日の一枚は

レナード・バーンスタイン指揮
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ボリス・ベルマン(ピアノ)

ストラヴィンスキー作曲
バレエ《ペトルーシュカ》(1947年改訂版)
グラモフォン(ポリドール)、F35G-50099
1982年、テル・アヴィヴにおけるライブ・レコーディング

これは、一番初めに買ったCD。記念すべき一枚です。その前は全てLPレコードしか買ったことがありませんでした。
カップリングとして、同じストラヴィンスキーの《バレエの情景》が収録されています。
演奏の方は、といいますと、わりと民族音楽カラーの濃い音楽の描き方という印象。やはり、バーンスタインという人が、ユダヤ系ロシア移民の子どもであったという経緯を感じずにはいられません。テンポは全体的にゆったりめで、表現的にテンポの緩急に頼ることがあまり無いような演奏です。最近のプーレーズやデュトワといった人や、アンセルメなどのフランス流な演奏の方が洒脱で流麗な感じはします。このCDも名盤として取り上げられることなどはみたことがありません。しかしながら直線的な線で描き、細かい部分に対してはおおらかな部分があるものの、ライブの気迫や民族的テイストを感じられるということにおいては、今でもすばらしい録音だと思っています。

さて、話は変わりますが、只今ムソルグスキー/ラヴェル編の「展覧会の絵」を約10日間にわたり、一枚づつ、ここに書き込むことを計画中です。「展覧会の絵」を十数枚聞き比べた感想や、思いを書いていこうと思っていますのでお楽しみに!(誰も楽しみにしてないって?それは気にしない。)

  

Posted by のりくん at 17:00Comments(0)今日の一枚

2007年12月07日

これは圧巻。(2004年2月22日の記事訂正版)

注:この記事は2004年2月22日の記事を加筆修正したものです。

さて、私はアマチュアのサクソフォーン・アンサンブル団体に所属しています。中学生の時からサクソフォーンと出会って、今も趣味として楽器を吹き続けている状態なので、必然的に音源集めは、サクソフォーンに関するものが多くなります。資料的に集める部分もありますし、聞きたいアーティストの演奏を探して購入したりもします。
そんな中、このCDはリリースされたことを知るや即買。


HIGH FIVE(ハイ・ファイヴ)
Trouvere Quartet with Toshiyuki Honda
(トルヴェール・クヮルテット with 本多俊之)
東芝EMI TOCT-9948

このCDはトルヴェール・クヮルテット(以下、TQ)の方々が、本多俊之氏をゲストに迎えた、アンサンブルで5重奏になっています。基本的には本多俊之氏作曲、編曲の曲で構成されたアルバムです。私はTQのCDがリリースするたびにサクソフォーンという楽器は、ジャンルに関してはボーダレスなのだ、ということを再認識します。
さて、このCDにはMusic for Cinemaという伊丹監督作品のサウンドトラックのメドレーが収録されています。ご存知の方も多いと思いますが、マルサの女をはじめ、「~女」シリーズのサウンドトラックは本多氏が手がけています。この中に出てくる、本多氏のアドリブソロは圧巻です。また、チック・コリアの「スペイン」でも、ものすごいソロを聞かせてくれます。
また、サクソフォーン・パラダイスなどでは、TQの方々もすばらしいテクニックでアドリブソロを聞かせてくれています。
クラシカルな音、ジャジーな音、とよく表現されますが、このCDは全くそんなことの違いを意識させないテクニックや表現、アンサンブルとしての一体感を感じます。JAZZが好きで、クラッシクを敬遠されている方にも、ジャンルをつなぐきっかけの一枚にお勧め。
尚、TQの須川展也氏、彦坂眞一郎氏、新井靖志氏、田中靖人氏はそれぞれ、ソロのアルバムをリリースしており、そちらでもすばらしい演奏を聞かせてくれます。もちろん、本多俊之氏もたくさんのCDをリリースされています。本多俊之氏、私の大好きなサクソフォーン奏者の一人です。

  

Posted by のりくん at 19:19Comments(0)今日の一枚

2007年12月06日

レコードでした。(2004年2月21日の記事改訂版)

注:この記事は2004年2月21日に書かれたものを加筆修正しました。

CDが売れないといいます。
CDを作っている人に言わせると、不法コピーのせいということです。某レーベルはコピーコントロールCDなるものを開発し、CDのデータをいじくり回しているようですが、CDの売れ行きは伸びたのでしょうか。はなはだ疑問です。
どちらかと言うと、ダウンロードという形態での音楽の入手法がスタンダードになりつつあるいま、CDというメディアは次第に廃れていくのかもしれません。
コピーコントロールCDの是非を議論するつもりは無いのですが、巷の噂によると、CDにいらないデータを付随させて記録している為、再生出来ないプレーヤーがあったり、再生するときにCDプレーヤーが負担を受けて、故障することがあるようです。
そもそも、再生できないCDを売ってどうするんだろう、という疑問を持ってるのは私だけでしょうか?CDプレーヤーが壊れるかもしれない危険を冒してまで再生しようとする人もいないと思うのですが。
レコードの時代が懐かしい。
さて、そんな中、今日の一枚は

大瀧詠一 「A LONG VACATION」
大瀧詠一 
niagaraレーベル Sony Records
SRCL-5000

作詞は全曲、松田聖子の曲の作詞でも有名な松本隆氏。作曲はもちろん大瀧詠一氏。
このCD、CDプレーヤーの民生機が発売された頃に、ソニーがはじめて発売したCD音源第一弾の中の一枚です。
私は実はのオリジナルつまりLPレコードのアルバムも持っています。
 今は、レコードプレーヤーが駄目になってしまっているので、専ら、このCDを聞いています。
ジャケットは言わずと知れた鈴木英人氏のイラスト。
 私のお気に入りは、やはり「君は天然色」。そして「FUN×4」。
30代後半の方には思い出のアルバムではないでしょうか。
 なお、大瀧詠一氏はたくさんの方に曲を提供していることも有名です。このアルバムの中の「さらばシベリア鉄道」は当時のアイドル、太田裕美さんが、そして「FUN×4」はなんと植木等氏が歌うバージョンが存在しています。
この20周年記念盤CDにはボーナスとして、「さらばシベリア鉄道」以外の全曲のインストゥルメンタルが収録されています。
 このアルバムを聞くと、ベッドの上に寝っ転がって、FM STATIONとかの雑誌を見ていた頃の自分を思い出したりして、私にとっても懐かしの1枚です。
何より凄いのは、アルバムのクオリティの高さと、今でも古さを感じない曲ではないでしょうか。
よろしければ、皆さんもご一聴下さい。(もちろん、コピーコントロールはなしです。)
  

Posted by のりくん at 20:57Comments(2)今日の一枚

2007年12月05日

わざわざ手に入れました。 (2004年2月20日記事改訂版)

注:この記事は2004年2月20日の記事を加筆修正したものです。


最近漸く冬らしいお天気になってきました。私は寒さよりは暑さの方が苦手なので、真夏に比べると、冬らしいお天気の方が得意な方です。さて、今日の1枚。昨日、あまりにも突然マニアックすぎるものを取り上げてしまったかなー、というほんの少しの反省から、今日は、別の次元でマニアックなものを。(笑)

聴くな~Bravissimo 1」ブラビッシモ1
上海太郎舞踏公司B
bravi-001

多分、完全なプライヴェート・レーベル。
上海太郎舞踏公司を主宰している上海太郎氏が、作り出したCD。
曲目は

交響曲第5番『朝ご飯』
Hitomi’s Adventure in Wonderland
        ~不思議の国のヒトミ~
愛と麻雀のボレロ
高い声のたこ焼屋のおばちゃん
雪子
風呂屋で

の以上6曲が収録されています。
尚このCDはvol.1らしいのですが、今のところvol.2の発売の声は聞いていません。
 このCDを手に入れたのは、ある、AMラジオ放送で1曲目が紹介されていたことがきっかけでした。この曲は、言わずとしれた、あの、有名なベートーヴェンの交響曲第5番のメロディーに歌詞をのせたもの。2曲目はモーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク、3曲目は、ラヴェルのボレロ。そして4曲目はモーツアルトの魔笛から夜の女王のアリア、5曲目はモーツアルトのディヴェルティメントNO.17。最後はベートーヴェンの第9で締めくくられています。
 1曲目をラジオで聞いたときの衝撃は…爆笑!!危うく、オンボロ営業車のハンドルを切り損ねるところでした。
 近くのCDショップで手に入らなかったため、わざわざネットで検索して、最終的にHMVのネット販売を利用して購入しました。最近はメジャーデビューしたので、売っているお店も増えているようなので、興味のある方はどうぞ。私のおすすめは1曲目と、6曲目。
 しかめっ面をして、クラシック通を気取っている人に是非聞かせてあげたいオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 20:21Comments(0)今日の一枚

2007年12月04日

中学生は感動したのだパート2。

昨日の記事、実は同じCDの輸入版というものが存在します。
ただ、入っている曲目がちょっとだけ違います。


le saxophone Francais


1. Sonata Bucolique
2. Sonata Op.115
3. Sonata Op.19
4. Fantasie-Impromptu
5. Gavambodi 2
6. Epitaphe De Jean Harlow
7. Printemps
8. Le Chant Du Veilieur
9. Sextour Mystique
10. Introduction & Variations On A Rondo
11. Saxophone Quartet
12. Grave Et Presto For Saxophone Quartet
13. Quartet Op.102
14. Quartet
15. Chromatic Waltz
16. Cavaliers Andalous
17. Les Dauphnis
18. Sonata
19. Nocturne
20. Sonata
21. Improvisation I
22. Rhapsodie
23. Concertino De Camera
24. Canzonetta
25. Petres
26. La PrÉCieuse
27. SchÖN Rosmarin
28. La Cinquantaine
29. Chanson Hindoue
30. Humoresque
31. Variations Sur Malborough

日本語で書くのが面倒ですので、ご勘弁を。

デファイエ四重奏団の演奏曲がちょっとだけ沢山入っているのがお徳感を感じられる点。

日本語のライナーノーツが無くてもOKな方やマニアックな方にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:23Comments(2)今日の一枚

2007年12月03日

中学生は感動したのだ。(2004年02月19日の改訂版)

注:この記事は私が楽天のブログに2004年02月19日に書き込んだ記事を加筆修正したものです。

これから、ココには日記という形で1枚ずつ、
気になる、あるいはお気に入り、今はまっている、といったCDやDVD、はたまた、古きよき時代のレコードを取り上げて、その一枚に対する思い出や、感想、私の個人的な思い入れ、等々を徒然なるままに書いていきたいと思います。

さて、初日の今日は…
「サクソフォーンの芸術」(THE ART OF SAXOPHONE)

東芝EMI TOCE-7697~99
これは、3枚組の物ですが、そのうちの3枚目、ダニエル・デファイエ・サクソフォーン四重奏団の演奏には特に思い入れがあります。以前は、レコードで、同じ曲目でこれ単品で売られてました。
中学校の吹奏楽部でサクソフォーンという楽器にはじめて触れた私は、当時、先輩にサックスのアンサンブルの演奏ということで、カセットテープにレコードからダビングしてもらいました。この3枚目に収録されているのは、

民謡風ロンドの主題による序奏と変奏(ピエルネ)
サクソフォーン四重奏曲(デザンクロ)
グラーヴェとプレスト(リヴィエ)

サクソフォーン四重奏曲(シュミット)
という曲目でした。
テープをラジカセ(当時はラジカセ全盛時代。)に入れて、再生。
そのときの感動は言葉に出来ません。
私はバリトンサックスを吹いていたのですが、ジャン・リュデュー氏の音を聞いて、あまりにも自分の出している音との違いに驚愕したのを今でもはっきりおぼえています。
自分の吹いている同じサックスで、こんな音が出る。そして、アンサンブルでこんなすばらしい演奏が出来る、もう涙もんでした。
以来、私にとっては、一種のバイブル的演奏として深く心に残る音源となりました。当時のカセットテープは、聞きすぎて、擦り切れ、音が聞けなくなってしまいましたが、十数年前にこのCDが発売され、すぐに手に入れました。

因みに、3枚に収録されているのは、
1枚目
1. アルト・サクソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲(イベール)
2. ラプソディー(ヴェローヌ)
3. カンツォネッタ(ピエルネ)
4. 牧人たち(フォーレ)
5. 才たけた貴婦人(クライスラー)
6. 美しきロスマリン(クライスラー)
7. 金婚式(マリー)
8. インドの歌(リムスキー=コルサコフ)
9. ユーモレスク(ドヴォルザーク)
10. マールボロによる変奏曲(コンベル)
11. スケルツォ(シューマン)
12. アンダルシアの騎士(ヴェローヌ)
13. 紡ぎ歌(メンデルスゾーン)
14. 野獣園~イルカ(ヴェローヌ)
15. メヌエット(ボルゾーニ)
16. ヴァルス・クロマティック(ヴェローヌ)
17. アジタート(メンデルスゾーン)
18. 主題とスケルツォ(グラズノフ)

2枚目
1. 神秘的六重奏曲(ヴィラ=ロボス)
2. サクソフォーン・ソナタ(ヒンデミット)
3. ヴェイエールの歌(オランダの版画)(ニン)
4. 幻想即興曲(ジョリヴェ)
5. 春(トマジ)
6. ガヴァンボディ2(シャルパンティエ)
7. ジーン・ハーローの墓碑op.164(ケックラン)
8. 夜想曲(ベック)

3枚目
1. 民謡風ロンドの主題による序奏と変奏(ピエルネ)
2. サクソフォーン四重奏曲(デザンクロ)
3. グラーヴェとプレスト(リヴィエ)
4. サクソフォーン四重奏曲(シュミット)


となっています。

今でも、音を聞くと、中学生だった当時の感動がよみがえってきます。そして、いつ聞いても、新鮮な感動を味わうことの出来るCDでもあります。さすがに技術的には現代のほかのアンサンブルの方が上を行くのは間違いないと思うのですが、それを差し引いても、この演奏にしかない味があります。今の中高生の人たちにも是非聞いてほしいオススメの一枚です。
  

Posted by のりくん at 19:19Comments(0)今日の一枚

2007年12月02日

「クープランの墓」練習。

楽天の記事を移行するといいながら、新たな記事を書いているという、矛盾に突っ込み入れないで下さい。l

さて、本日は午前はダッパーで、リベラのA木さんの結婚式の2次会演奏と12/24の老健クリスマス演奏(長ったらしいな…)の練習、午後からはダッパーサクセーバーズ東組の練習でした。

まあ、曲目やら、練習の様子の記載は本家のダッパーブログに頼るとして、私はこのブログではCDの紹介なんぞを。


現在、参考音源として、いくつかのオーケストラの演奏や、木管アンサンブル、サクソフォンアンサンブルの「クープランの墓」を聞いているのですが、今日は、

アンセルメ/ラヴェル名演集
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド・管弦楽団
UCCD-7011

ボレロ
スペイン狂詩曲
亡き王女のためのパヴァーヌ
ラ・ヴァルス
組曲「クープランの墓」



アンセルメの織り成す色彩感とオーケストラの音色がすばらしく、それを往年のDECCAサウンドが支えています。
また、スイス・ロマンド管弦楽団の管楽器群のあの下手ウマな演奏がなんともいえません。
テンポにしろ、表現にしろ、スコアをしっかりと理解したと思われる演奏です。スタンダードで入門者にもぴったりです。
ボレロは特にスタンダードさを感じる演奏。また、このCDの中でオススメはやはり、亡き王女のためのパヴァーヌ。我々が参考音源にもしている、クープランの墓は、明るめの音色で色彩感と立体感がすばらしい演奏です。
ラヴェル初心者にも間違いなくオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 19:26Comments(0)今日の一枚

2007年12月01日

あしたさぬき.JP参加。

きんじ氏の勧めにより、早速登録しました。

といっても、しばらくは、楽天のブログからの移行作業となります。
ゆえに、時期に合わない何年か前の記事が突然貼り付けられたりしますが、そこは気にせずお読み下さい。




12.た  

Posted by のりくん at 21:50Comments(3)