2008年09月05日
新たに入手する。
まだまだ水不足が続いています。決定的な雨が降らない日が続いています。
さて、毎年アンサンブルコンテストのエントリー曲を決めるときに、メンバーでいろいろ吹いてみるのですが、結局まよって決まらずじまいということもよくあります。まあ、悩むほど曲があるのはいいことなのですが、決めるのに迷ってしまうと、どんどん時間が過ぎてしまい、なかなか練習に取り掛かれなかったりもします。アンサンブルコンテストのために、新たに楽譜を購入することもあるのですが、新たに楽譜を入手するといつでもわくわくするものです。特に長い間探していた楽譜がやっと手に入った時などは、嬉しくて仕方ないことがあります。
楽譜との出会いも一期一会のところがあるので、いろんな楽譜といい出会いが出来ればと思います。
そこで今日の一枚です。

American Sketches/Capitol Quartet
Klavier KCD-11078
このCDはキャピタル・カルテットによるアメリカの作曲家の曲集です。この団体はアメリカのカルテットのようで、ジャンルにこだわらず、クラシック、JAZZと、幅広く活動しているようです。
曲目は、「ゴールドラッシュ」組曲より(マーシャル) 、3つの即興曲(ウッズ)、 ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス (ヴァン=ヒューゼン) 、サクソフォン4重奏曲第1番 (ハウランド) 、アメリカン・スケッチ (フォルテ) 、ドラスティック・メジャーズ (ペック) 、3つのブルースより 第3楽章 (ルッジェロ) となっています。
このうち、ゴールドラッシュ組曲とは以前から楽譜を見たことがありました。そして、今回、手に入れた楽譜がドラスティック・メジャーズの楽譜です。この曲は静かで少しミステリアスなな前半とノリのよい後半(それぞれが楽章に分かれています。)の曲です。JAZZっぽい部分もあり、クラシカルな部分もあり、そして、スラップタンギングなどの少し現代的な奏法の指定もあり、という楽しい曲です。
このキャピタル・カルテットの演奏は、不満のない演奏なのですが、演奏上の工夫や詰めが私にとってはもうひとつ足りないような物足りなさを持っています。同じ曲のニューセンチュリーやプリズムといったカルテットを聴いて比べてしまうからなのかもしれませんが決して下手ではないのですが、遊ぶ余裕がない演奏というか、蛋白というよりは面白みがない演奏になってしまっている気もします。しかし、その分、楽譜を忠実に再現しているのかもしれません。悪く言えば、もしかしたら幅広いレパートリーを演奏する中でどっちつかずの中途半端ということかもしれません。
ドラスティック・メジャーズを聞いてみたい方、アメリカのサクソフォーン・カルテットを聴いてみたい方にオススメの一枚です。
さて、毎年アンサンブルコンテストのエントリー曲を決めるときに、メンバーでいろいろ吹いてみるのですが、結局まよって決まらずじまいということもよくあります。まあ、悩むほど曲があるのはいいことなのですが、決めるのに迷ってしまうと、どんどん時間が過ぎてしまい、なかなか練習に取り掛かれなかったりもします。アンサンブルコンテストのために、新たに楽譜を購入することもあるのですが、新たに楽譜を入手するといつでもわくわくするものです。特に長い間探していた楽譜がやっと手に入った時などは、嬉しくて仕方ないことがあります。
楽譜との出会いも一期一会のところがあるので、いろんな楽譜といい出会いが出来ればと思います。
そこで今日の一枚です。

American Sketches/Capitol Quartet
Klavier KCD-11078
このCDはキャピタル・カルテットによるアメリカの作曲家の曲集です。この団体はアメリカのカルテットのようで、ジャンルにこだわらず、クラシック、JAZZと、幅広く活動しているようです。
曲目は、「ゴールドラッシュ」組曲より(マーシャル) 、3つの即興曲(ウッズ)、 ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス (ヴァン=ヒューゼン) 、サクソフォン4重奏曲第1番 (ハウランド) 、アメリカン・スケッチ (フォルテ) 、ドラスティック・メジャーズ (ペック) 、3つのブルースより 第3楽章 (ルッジェロ) となっています。
このうち、ゴールドラッシュ組曲とは以前から楽譜を見たことがありました。そして、今回、手に入れた楽譜がドラスティック・メジャーズの楽譜です。この曲は静かで少しミステリアスなな前半とノリのよい後半(それぞれが楽章に分かれています。)の曲です。JAZZっぽい部分もあり、クラシカルな部分もあり、そして、スラップタンギングなどの少し現代的な奏法の指定もあり、という楽しい曲です。
このキャピタル・カルテットの演奏は、不満のない演奏なのですが、演奏上の工夫や詰めが私にとってはもうひとつ足りないような物足りなさを持っています。同じ曲のニューセンチュリーやプリズムといったカルテットを聴いて比べてしまうからなのかもしれませんが決して下手ではないのですが、遊ぶ余裕がない演奏というか、蛋白というよりは面白みがない演奏になってしまっている気もします。しかし、その分、楽譜を忠実に再現しているのかもしれません。悪く言えば、もしかしたら幅広いレパートリーを演奏する中でどっちつかずの中途半端ということかもしれません。
ドラスティック・メジャーズを聞いてみたい方、アメリカのサクソフォーン・カルテットを聴いてみたい方にオススメの一枚です。
Posted by のりくん at 19:33│Comments(0)
│今日の一枚