2008年09月06日
音色再考2。
きょうもお天気は、晴れたり曇ったり。蒸し暑いにも関わらず、雨は降りません。
暑い一日となりました。
以前、水不足は危機的状況となっています。
9月も既に6日、サクソフォーン・アンサンブル・コンサートまであと一ヵ月半を切りました。
明日は午後からまたラージアンサンブルの練習があります。
明日は、普段練習に参加できない方がわざわざ東京から来られるので、ちょっとわくわくしています。
さて、前回に続いてこの話題ですが、
よくよく考えると、一体「マイク乗りのよい音とはどんな音のことか」という疑問がわいてきます。

↑
例によって画像は無関係だったりします。
音量に関係なく、マイクに音が乗りやすい、というのがいまひとつよくわかりません。
ただ、マイクに得意な周波数帯域というものがおそらく有るようで、
マイクを用途別に使い分けてあったりします。
勿論、マイクには指向性というものもあります。
演奏会を録音している時のマイクは、ホールに備え付けの釣りマイクです。
ホールに備え付けのマイクはコンデンサマイクで、 左右で一本ずつ、一対のマイクになっています。
一般的に、マイクには低域の音が乗りにくく、
中高音の音がが乗りやすいということがあるようです。
体の底から響くような低音というのはマイクには乗りにくい音でもあります。
また、こうもりの鳴き声のような超高音もマイクに乗らないことがあるようです。
最も、コンデンサマイクが拾える音の周波数帯域は大抵 20ヘルツ~20kヘルツと人間の可聴帯域にとっては十分な帯域ですが、 空気の振動をダイヤフラムという金属板の振動に変換する以上、 やはり乗りやすい帯域の音というのは存在するようです。
特に、コンデンサマイクの特徴として、ダイナミックマイクに比べると、
高音をクリアに捉えることができる、弱音によく反応しやすい、
ということも上げられます。
要は、高音よりの硬い音というのは、コンデンサマイクでは拾われやすい音でもあるということです。
それともう一つ。
私の知人からの意見では、サクソフォーンという楽器は、 比較的倍音成分を多く含んでいる楽器ですが、
倍音の中でどの倍音がよく鳴っているのかといえば、やはり、 鳴らしている音程の倍音。
そしてその周辺の倍音がなっているわけですが、
私の鳴らす音は、他の人の音に比べて、 高域の倍音成分がよく鳴っているのではないかという話。
要するに、音程は合っているのに、音量は出ていないのに、 音が目立つ、というのはこれが原因なのではないかと…。
低音の倍音成分が増えすぎると、ゴツゴツしたざらついた音に 聞こえやすく、逆に高音域の倍音成分がよく聞こえると、 目だったキンキンとした音になりやすいのではないかと…。
楽器を吹くときに、アンブシュアのためか、 息の入れ方の関係かは判りませんが、
適正な倍音が鳴っていないのではないかということ。
確かにこれも一理有るようです。
音質の改善によくオーバートーンの練習をするとよいという話も聞きますが、
ある程度、オーバートーンの練習をして、フラジオ音域のコントロールも多少出来るようになって来ましたが、
依然として、マイクに乗りすぎる音にはかわりがないようです。
ただ、マイク乗りの事ばかり考えてきましたが、
よくよく考えると、
実際のライブの状態の場面でも、私の音は突出して聞こえることが多いようです。
目立たないためには、相当に音量を絞らなければなりません。
そして、音量を絞ってもよく聞こえます。
練習の開場では音量が小さくて聞き取れなくても、何故かホールに行くと、よく聞こえます。
別に目立ちたいと思って吹いているわけではないのですが…。
でも、楽器が鳴っていないよりは、鳴りすぎるぐらい鳴る方がまだ救いがあると思っているは、 私だけなのでしょうか…。
そもそも、その考えが間違っているのかも…。
いや、楽器はしっかり鳴らす必要があります。
もっと重心の低い、太い音を目指すしかありません。
暑い一日となりました。
以前、水不足は危機的状況となっています。
9月も既に6日、サクソフォーン・アンサンブル・コンサートまであと一ヵ月半を切りました。
明日は午後からまたラージアンサンブルの練習があります。
明日は、普段練習に参加できない方がわざわざ東京から来られるので、ちょっとわくわくしています。
さて、前回に続いてこの話題ですが、
よくよく考えると、一体「マイク乗りのよい音とはどんな音のことか」という疑問がわいてきます。
↑
例によって画像は無関係だったりします。
音量に関係なく、マイクに音が乗りやすい、というのがいまひとつよくわかりません。
ただ、マイクに得意な周波数帯域というものがおそらく有るようで、
マイクを用途別に使い分けてあったりします。
勿論、マイクには指向性というものもあります。
演奏会を録音している時のマイクは、ホールに備え付けの釣りマイクです。
ホールに備え付けのマイクはコンデンサマイクで、 左右で一本ずつ、一対のマイクになっています。
一般的に、マイクには低域の音が乗りにくく、
中高音の音がが乗りやすいということがあるようです。
体の底から響くような低音というのはマイクには乗りにくい音でもあります。
また、こうもりの鳴き声のような超高音もマイクに乗らないことがあるようです。
最も、コンデンサマイクが拾える音の周波数帯域は大抵 20ヘルツ~20kヘルツと人間の可聴帯域にとっては十分な帯域ですが、 空気の振動をダイヤフラムという金属板の振動に変換する以上、 やはり乗りやすい帯域の音というのは存在するようです。
特に、コンデンサマイクの特徴として、ダイナミックマイクに比べると、
高音をクリアに捉えることができる、弱音によく反応しやすい、
ということも上げられます。
要は、高音よりの硬い音というのは、コンデンサマイクでは拾われやすい音でもあるということです。
それともう一つ。
私の知人からの意見では、サクソフォーンという楽器は、 比較的倍音成分を多く含んでいる楽器ですが、
倍音の中でどの倍音がよく鳴っているのかといえば、やはり、 鳴らしている音程の倍音。
そしてその周辺の倍音がなっているわけですが、
私の鳴らす音は、他の人の音に比べて、 高域の倍音成分がよく鳴っているのではないかという話。
要するに、音程は合っているのに、音量は出ていないのに、 音が目立つ、というのはこれが原因なのではないかと…。
低音の倍音成分が増えすぎると、ゴツゴツしたざらついた音に 聞こえやすく、逆に高音域の倍音成分がよく聞こえると、 目だったキンキンとした音になりやすいのではないかと…。
楽器を吹くときに、アンブシュアのためか、 息の入れ方の関係かは判りませんが、
適正な倍音が鳴っていないのではないかということ。
確かにこれも一理有るようです。
音質の改善によくオーバートーンの練習をするとよいという話も聞きますが、
ある程度、オーバートーンの練習をして、フラジオ音域のコントロールも多少出来るようになって来ましたが、
依然として、マイクに乗りすぎる音にはかわりがないようです。
ただ、マイク乗りの事ばかり考えてきましたが、
よくよく考えると、
実際のライブの状態の場面でも、私の音は突出して聞こえることが多いようです。
目立たないためには、相当に音量を絞らなければなりません。
そして、音量を絞ってもよく聞こえます。
練習の開場では音量が小さくて聞き取れなくても、何故かホールに行くと、よく聞こえます。
別に目立ちたいと思って吹いているわけではないのですが…。
でも、楽器が鳴っていないよりは、鳴りすぎるぐらい鳴る方がまだ救いがあると思っているは、 私だけなのでしょうか…。
そもそも、その考えが間違っているのかも…。
いや、楽器はしっかり鳴らす必要があります。
もっと重心の低い、太い音を目指すしかありません。
Posted by のりくん at 13:19│Comments(0)