2008年05月24日
CMで聴いた曲。
今日は雨模様。こんな日が続くと鬱陶しいと思うようになります。
さて、CMでは時としてクラシックの一部が使われたりしますが、15秒とか、30秒の一瞬だったりするので「あれ、何の曲だっけ?」などと思ったりします。私はドラマなどは基本的に見ないのですが、時として、流れているCMとかは気になったりします。民報の思うつぼかもしれませんが、本編より、CMに惹かれたりします。でも、その商品がどうかというとそれは全く別問題です。
CMで宣伝されていることと、その商品の自分にとっての良し悪しは全く別物と理解しているので、CMはCMとして楽しむことにしています。
以前、リクル○トのタウン○ークのCMで、指揮者の振りに合わせて台詞をアテレコしているものがありました。このシリーズの前回と同様の映像を使っているのですが、アテレコのバリエーションもあった気がします。このCMに使われている曲、クラシックをよく聴く人にはピンと来るあの旋律。ちょっと気になるCMです。しかし、一般の方々が、どれだけこの曲を特定できるのかはわかりません。多くの方はCM用に作られた戦慄だと思っているのかもしれません。周辺の人に確認していないのでわからないのですが、クラシックを聞かない人などにとっては曲が何の曲かは気にならないのかもしれません。世の中、知らないうちにクラシックの名曲を聞いたりする機会はたくさんありますが、その曲目を知らない人も多いと思います。
そこで今日の一枚です。

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 二短調「革命」
指揮/レナード・バーンスタイン
ニューヨーク・フィルハーモニック
SONY 22DC-5594
このCDは1979年7月、ニューヨークフィル来日時の東京文化会館でのライヴ録音による演奏。ショスタコーヴィッチの交響曲第5番。タウンワー○のCMの曲はこの曲です。
ソヴィエト建国当初から、天才として注目を集めたショスタコーヴィチ。しかし、オペラ「ムツェンスクのマクベス夫人」や、バレエ「明るい小川」が、ソヴィエト社会主義の方向に外れた作品というレッテルを貼られ、ソヴィエト共産党機関紙「プラウダ」紙上でも厳しい非難を浴びることになりました。これを受けてショスタコーヴィチが新たに作曲した作品がこの交響曲第5番です。
苦悩から歓喜へ至る曲想など社会主義の勝利を歌ったような作品といわれていますが、そうではなく、ソビエト社会への苦悩と抵抗を描いたものだ、という話もあります。
1937年のソヴィエト革命20周年記念日に、ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルによって初演され、この成功によって、彼は見事に名誉を回復しました。
演奏はバーンスタインらしく、濃厚なイメージです。バーンスタインとう人物はロシア系ユダヤ人(ユダヤ系ロシア人?)を父にもつ人です。そのためユダヤ系でもあり、ロシア系でもあります。また、1959にロシアを訪れたときの演奏では客席で聴いていたショスタコーヴィチが感激のあまりステージに駆け寄ったという逸話が残っています。このCDも間違いなく快演、名演といえると思います。また、このCDはこのショスタコーヴィッチの5番の演奏がいろいろ語られる際、スタンダードとして聞かれていることも多いようです。
タ○ンワークのCM曲を聴いてみたい方、ショスタコーヴィッチの作品に触れてみたい方にオススメの一枚です。
さて、CMでは時としてクラシックの一部が使われたりしますが、15秒とか、30秒の一瞬だったりするので「あれ、何の曲だっけ?」などと思ったりします。私はドラマなどは基本的に見ないのですが、時として、流れているCMとかは気になったりします。民報の思うつぼかもしれませんが、本編より、CMに惹かれたりします。でも、その商品がどうかというとそれは全く別問題です。
CMで宣伝されていることと、その商品の自分にとっての良し悪しは全く別物と理解しているので、CMはCMとして楽しむことにしています。
以前、リクル○トのタウン○ークのCMで、指揮者の振りに合わせて台詞をアテレコしているものがありました。このシリーズの前回と同様の映像を使っているのですが、アテレコのバリエーションもあった気がします。このCMに使われている曲、クラシックをよく聴く人にはピンと来るあの旋律。ちょっと気になるCMです。しかし、一般の方々が、どれだけこの曲を特定できるのかはわかりません。多くの方はCM用に作られた戦慄だと思っているのかもしれません。周辺の人に確認していないのでわからないのですが、クラシックを聞かない人などにとっては曲が何の曲かは気にならないのかもしれません。世の中、知らないうちにクラシックの名曲を聞いたりする機会はたくさんありますが、その曲目を知らない人も多いと思います。
そこで今日の一枚です。

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 二短調「革命」
指揮/レナード・バーンスタイン
ニューヨーク・フィルハーモニック
SONY 22DC-5594
このCDは1979年7月、ニューヨークフィル来日時の東京文化会館でのライヴ録音による演奏。ショスタコーヴィッチの交響曲第5番。タウンワー○のCMの曲はこの曲です。
ソヴィエト建国当初から、天才として注目を集めたショスタコーヴィチ。しかし、オペラ「ムツェンスクのマクベス夫人」や、バレエ「明るい小川」が、ソヴィエト社会主義の方向に外れた作品というレッテルを貼られ、ソヴィエト共産党機関紙「プラウダ」紙上でも厳しい非難を浴びることになりました。これを受けてショスタコーヴィチが新たに作曲した作品がこの交響曲第5番です。
苦悩から歓喜へ至る曲想など社会主義の勝利を歌ったような作品といわれていますが、そうではなく、ソビエト社会への苦悩と抵抗を描いたものだ、という話もあります。
1937年のソヴィエト革命20周年記念日に、ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルによって初演され、この成功によって、彼は見事に名誉を回復しました。
演奏はバーンスタインらしく、濃厚なイメージです。バーンスタインとう人物はロシア系ユダヤ人(ユダヤ系ロシア人?)を父にもつ人です。そのためユダヤ系でもあり、ロシア系でもあります。また、1959にロシアを訪れたときの演奏では客席で聴いていたショスタコーヴィチが感激のあまりステージに駆け寄ったという逸話が残っています。このCDも間違いなく快演、名演といえると思います。また、このCDはこのショスタコーヴィッチの5番の演奏がいろいろ語られる際、スタンダードとして聞かれていることも多いようです。
タ○ンワークのCM曲を聴いてみたい方、ショスタコーヴィッチの作品に触れてみたい方にオススメの一枚です。
2008年05月24日
発掘。
先日、某所でボザの「アンダンテとスケルツォ」を演奏することになり、現在練習に入っているのです。そこで参考演奏にどの演奏を聞こうかと考えつつ、我々の世代、やはりギャルド四重奏団の演奏だろうと思ったのですが、生憎、レコードで再生することが現在出来ない状態です。

以前持っていたレコードプレーヤーがダメになってから、予算の都合もあって、新しいプレーヤーを買うことも出来ず…。
そこで、古い音源を掘ってみました。
で、偶然にも発見したMDディスク。現在MDも死に行くメディア一直線ですが…。レコードプレーヤーが顕在だった頃に、MDに録音したものが見つかりました。
漸くギャルドの演奏が聞けます。
ということで、PCに取り込んで多少細工をしてから参考音源として聞けるようにしたいと思っています。
以前持っていたレコードプレーヤーがダメになってから、予算の都合もあって、新しいプレーヤーを買うことも出来ず…。
そこで、古い音源を掘ってみました。
で、偶然にも発見したMDディスク。現在MDも死に行くメディア一直線ですが…。レコードプレーヤーが顕在だった頃に、MDに録音したものが見つかりました。
漸くギャルドの演奏が聞けます。
ということで、PCに取り込んで多少細工をしてから参考音源として聞けるようにしたいと思っています。