2010年09月26日
2010年09月25日
年齢のせいにすることこそ、年食った証拠だ。
サクソフォン・カルテットの練習をすると、
最近、いつも15年ぐらい前を思い出します。
深夜、日付が変わるまで4人で練習した日々。
あの頃、今と違って打ち込むだけの何かが
あったのは事実。
現在は、メンバーも増え、同じメンバーで
カルテットを組むこともほとんど無くなり、
こんな練習をすることもなくなりました。
しかし、同じようなことをやらなくなったのは、
環境のためだけではなく、
年齢的なことを一番の理由にしたりします。
年を食ったことを揶揄すると
嫌がるくせに、
出来ないことがあると、
すぐ年のせいにする。
年寄りの逃げ口上。
そんなところで今日の一枚です。

ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番『アメリカ』、弦楽六重奏曲
スメタナ四重奏団
Denon Crest 1000 COCO70436
このCDは、スメタナ四重奏団が解散直前、得意としていたレパートリーのドヴォルザークのアメリカを収録したもの。
演奏は円熟した演奏というよりは、老いてなおこの演奏が出来るのかと思わせるような演奏。ともかくその圧倒的な情熱と、一方で長年の活動による息のあった演奏、カルテットとしてのまとまりのようなものを感じさせます。
確かに技術的にもっと高いカルテットはあるのかもしれませんが、カルテットとしての味わいは若手のカルテットと比較しても、なんの遜色も無い気がします。
ドヴォルザークのアメリカを聞いてみたい方にオススメの一枚です。
最近、いつも15年ぐらい前を思い出します。
深夜、日付が変わるまで4人で練習した日々。
あの頃、今と違って打ち込むだけの何かが
あったのは事実。
現在は、メンバーも増え、同じメンバーで
カルテットを組むこともほとんど無くなり、
こんな練習をすることもなくなりました。
しかし、同じようなことをやらなくなったのは、
環境のためだけではなく、
年齢的なことを一番の理由にしたりします。
年を食ったことを揶揄すると
嫌がるくせに、
出来ないことがあると、
すぐ年のせいにする。
年寄りの逃げ口上。
そんなところで今日の一枚です。

ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番『アメリカ』、弦楽六重奏曲
スメタナ四重奏団
Denon Crest 1000 COCO70436
このCDは、スメタナ四重奏団が解散直前、得意としていたレパートリーのドヴォルザークのアメリカを収録したもの。
演奏は円熟した演奏というよりは、老いてなおこの演奏が出来るのかと思わせるような演奏。ともかくその圧倒的な情熱と、一方で長年の活動による息のあった演奏、カルテットとしてのまとまりのようなものを感じさせます。
確かに技術的にもっと高いカルテットはあるのかもしれませんが、カルテットとしての味わいは若手のカルテットと比較しても、なんの遜色も無い気がします。
ドヴォルザークのアメリカを聞いてみたい方にオススメの一枚です。
2010年09月25日
2010年09月25日
2010年09月24日
何故魅力を感じないか。
歯を食いしばるように
出勤。
日中はある意味偽りの自分を演じ、
帰宅しては怒りに震え、
自己嫌悪を繰り返す。
やり場の無い気持ちに
眠ることも出来ずに、
翌朝が来る。
そんな日々をこの1ヶ月くらい続けています。
今の自分は客観的に見れば
理解されないであろうし、
受け入れられないのかもしれませんが、
それでも時間は進む。
周りにあることがどれも陳腐で
魅力の無いものにしか見えないのは、
自分自身に原因があるのか。
笑う気にもなれないのは何故でしょうか。
そんなところで今日の一枚です。

ベルリオーズ/幻想交響曲
ズービン・メータ指揮
ロンドン・フィルハーモニック
ワーナー(テラーク) WPCS21011
このCDは、メータがロンドンフィルを指揮して録音したベルリオーズの幻想。録音、オケの技量、演奏の完成度、どれをとっても良好。
しかし、私はこの録音、何となく魅力を感じないのはおそらく、アンセルメの色彩感やデュトワの流麗さ、モントゥーのしゃれっ気などを感じないからではないかと思います。
もう一つは、メロディーの流れよりも、リズムのビートを優先している部分を多く感じるところが私が魅力を感じない点なのかもしれません。
特筆すべきは、2楽章のワルツのオプショナル指定のコルネットが演奏されていること。現在ほとんどの演奏で割愛されることの多いこのオプションを何故か演奏させています。
幻想交響曲の2楽章のコルネットを聞いてみたい方、また、最初の一枚としても問題なくオススメの一枚です。
出勤。
日中はある意味偽りの自分を演じ、
帰宅しては怒りに震え、
自己嫌悪を繰り返す。
やり場の無い気持ちに
眠ることも出来ずに、
翌朝が来る。
そんな日々をこの1ヶ月くらい続けています。
今の自分は客観的に見れば
理解されないであろうし、
受け入れられないのかもしれませんが、
それでも時間は進む。
周りにあることがどれも陳腐で
魅力の無いものにしか見えないのは、
自分自身に原因があるのか。
笑う気にもなれないのは何故でしょうか。
そんなところで今日の一枚です。
ベルリオーズ/幻想交響曲
ズービン・メータ指揮
ロンドン・フィルハーモニック
ワーナー(テラーク) WPCS21011
このCDは、メータがロンドンフィルを指揮して録音したベルリオーズの幻想。録音、オケの技量、演奏の完成度、どれをとっても良好。
しかし、私はこの録音、何となく魅力を感じないのはおそらく、アンセルメの色彩感やデュトワの流麗さ、モントゥーのしゃれっ気などを感じないからではないかと思います。
もう一つは、メロディーの流れよりも、リズムのビートを優先している部分を多く感じるところが私が魅力を感じない点なのかもしれません。
特筆すべきは、2楽章のワルツのオプショナル指定のコルネットが演奏されていること。現在ほとんどの演奏で割愛されることの多いこのオプションを何故か演奏させています。
幻想交響曲の2楽章のコルネットを聞いてみたい方、また、最初の一枚としても問題なくオススメの一枚です。
2010年09月24日
2010年09月23日
犬が西むきゃ尾は東。
少し朝晩は過ごしやすくなってきたものの、
香川県は、水不足の危機に
陥りそうな予感。
どうなることやら。
今日はサクソフォンアンサンブルの
カルテット練習日でした。
まだまだ、テンポについていけずに、
表現やら、細かい合わせやら
演奏自体に踏み込めるような領域では
ありません。
こうしたい、ということは山のように
ありますが、
表現のことを言うにはまだまだ時期尚早。
しかし、演奏会はすぐそこです。
今はまだ、技術的なことのみの話に終始しています。
丁度、中高生にアンコン間近の時期に
教えに言ったものの、ふけていないところが多すぎて、
何もできなかった時のような感覚と似ているのでしょうか。
4人や5人の少人のアンサンブルでも、
誰かが、方向性を示し、それによって
音楽が、表現が、与えられる意味が
変わってきたりするわけですが、
別に、私のためのアンサンブルではないので、
みんなのやりたい演奏が出来れば
それでいいのだとは思いますが、
自分自身も含め、
やりたいことを考えるまでの
領域に達していないことが一番の問題のような気がしています。
それにしても、どっちを向いて演奏すべきなのかさえ、
考える余裕が無い。
そんなところで今日の一枚です。

リムスキー=コルサコフ/シェエラザード
ユーリ・テミルカーノフ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
RCA 09026-61173-2
このCDは、テミルカーノフがニューヨークフィルを振ってロシア物を収録しているという、比較的レアな組み合わせによる一枚。
テミルカーノフは間違いなく、ロシア圏の指揮者で、ロシアやヨーロッパのオケお指揮した録音はいくつもありますが、アメリカのメジャーオケ、しかも、ロシアものです。
ところがこの演奏、何となく、響きがロシアオケ風の響きに感じてしまうところが凄い。テンポはテミルカーノフらしく少しゆったりしたテンポですが、逆にストコフスキーなどの奇をてらったような演奏ではなく、真っ向勝負的演奏。なので、意外なところであっさりさらさらとした演奏になってしまっていたりします。
もちろん、オケの技量の高さゆえに、指揮者の要求にこたえることが出来るのでしょうが、指揮者でここまで変わっていくのは面白いと思います。
シェラザードを聞いてみたい方、シェラザードを楽しみたい方にオススメの一枚。
香川県は、水不足の危機に
陥りそうな予感。
どうなることやら。
今日はサクソフォンアンサンブルの
カルテット練習日でした。
まだまだ、テンポについていけずに、
表現やら、細かい合わせやら
演奏自体に踏み込めるような領域では
ありません。
こうしたい、ということは山のように
ありますが、
表現のことを言うにはまだまだ時期尚早。
しかし、演奏会はすぐそこです。
今はまだ、技術的なことのみの話に終始しています。
丁度、中高生にアンコン間近の時期に
教えに言ったものの、ふけていないところが多すぎて、
何もできなかった時のような感覚と似ているのでしょうか。
4人や5人の少人のアンサンブルでも、
誰かが、方向性を示し、それによって
音楽が、表現が、与えられる意味が
変わってきたりするわけですが、
別に、私のためのアンサンブルではないので、
みんなのやりたい演奏が出来れば
それでいいのだとは思いますが、
自分自身も含め、
やりたいことを考えるまでの
領域に達していないことが一番の問題のような気がしています。
それにしても、どっちを向いて演奏すべきなのかさえ、
考える余裕が無い。
そんなところで今日の一枚です。

リムスキー=コルサコフ/シェエラザード
ユーリ・テミルカーノフ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
RCA 09026-61173-2
このCDは、テミルカーノフがニューヨークフィルを振ってロシア物を収録しているという、比較的レアな組み合わせによる一枚。
テミルカーノフは間違いなく、ロシア圏の指揮者で、ロシアやヨーロッパのオケお指揮した録音はいくつもありますが、アメリカのメジャーオケ、しかも、ロシアものです。
ところがこの演奏、何となく、響きがロシアオケ風の響きに感じてしまうところが凄い。テンポはテミルカーノフらしく少しゆったりしたテンポですが、逆にストコフスキーなどの奇をてらったような演奏ではなく、真っ向勝負的演奏。なので、意外なところであっさりさらさらとした演奏になってしまっていたりします。
もちろん、オケの技量の高さゆえに、指揮者の要求にこたえることが出来るのでしょうが、指揮者でここまで変わっていくのは面白いと思います。
シェラザードを聞いてみたい方、シェラザードを楽しみたい方にオススメの一枚。
2010年09月23日
2010年09月22日
2010年09月22日
2010年09月21日
2010年09月21日
エネルギーを。
最近、睡眠時間は
一日平均3時間~4時間。
常に頭痛と、
時折めまいに襲われることもあります。
しかし、眠れない。
日中も、何も無い時は常に
怒りだけを感じて生きています。
怒りのエネルギーだけで生きているのかも
知れません。
だれか、怒りや恨み以外のエネルギーを
与えてくれ。
そんなところで今日の一枚です。

Night In Tunisia
Art Blakey&THE jazz messengers
EMI TOCJ8514
このCDは、ドラマーのアート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャー黄金時代のスーパーセッション。疾走するリズム、火が付くようなソロ、個性の激しいぶつかり合い、エネルギッシュでスリリング。間違いなく名演と評されていいのではないでしょうか。因みに、テナーサックスは、ウェイン・ショーター。トランペットは、リー・モーガン。
当時のジャズシーンの中でも、かなりファンキーな作品に仕上がっています。
ジャズが苦手な音楽好きの方に、また、音楽を愛する全ての方にオススメの一枚です。
一日平均3時間~4時間。
常に頭痛と、
時折めまいに襲われることもあります。
しかし、眠れない。
日中も、何も無い時は常に
怒りだけを感じて生きています。
怒りのエネルギーだけで生きているのかも
知れません。
だれか、怒りや恨み以外のエネルギーを
与えてくれ。
そんなところで今日の一枚です。

Night In Tunisia
Art Blakey&THE jazz messengers
EMI TOCJ8514
このCDは、ドラマーのアート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャー黄金時代のスーパーセッション。疾走するリズム、火が付くようなソロ、個性の激しいぶつかり合い、エネルギッシュでスリリング。間違いなく名演と評されていいのではないでしょうか。因みに、テナーサックスは、ウェイン・ショーター。トランペットは、リー・モーガン。
当時のジャズシーンの中でも、かなりファンキーな作品に仕上がっています。
ジャズが苦手な音楽好きの方に、また、音楽を愛する全ての方にオススメの一枚です。
2010年09月21日
2010年09月20日
ハッピーマンデーってなんだ。
今日は、祝日。
ハッピーマンデーと言うやつです。
私は、以前、数年間の間、
ほとんど祝日、休日と無関係に仕事していたため、
このハッピーマンデーが導入された当時は、
その実感も無く過ごしていました。
そのため、今でも祝日は、以前の感覚のままです。
もちろん、敬老の日も、私の中ではまだまだ9月15日。
そもそも、私はあまりハッピーマンデーというものに、
意義を感じていません。
同じ日に、社会がいっせいに同じような場所に行き、
同じような行動をとることを助長している
だけのもに感じるからです。
大抵のハッピーマンデーは、
私は家で一人で過ごしています。
公共の機関や、金融機関がおやすみになったりするので、
手続きや、出金などがやりにくいだけです。
それが週末も含めて3日も続いてしまうわけです。
まあ、文句を言っても仕方ないので、
そんなところで今日の一枚です。

ゲバゲバ90分ミュージック ファイル
バップ VPCD81254
このCDは、懐かしの番組、ゲバゲバ90分のミュージックファイル。広い言い方をするとサウンドトラックというジャンルになるのでしょうか。
作曲は、現在、作曲家・アレンジャーとして活躍している宮川彬良氏の父でもある、宮川泰氏。
親子そろって、名アレンジャーとしても有名です。
さて、曲は同じゲバゲバのテーマヴァリエーションされているといったら、わかりやすいと思います。様々に形を変えたテーマが多彩に繰り広げられています。メインテーマは、最近CMなどでも良く使われています。
ゲバゲバ90分が懐かしい世代の方、またゲバゲバを知らなくとも、ちょっと懐かしくも新鮮な音楽を聞いてみたい方にオススメの一枚です。
ハッピーマンデーと言うやつです。
私は、以前、数年間の間、
ほとんど祝日、休日と無関係に仕事していたため、
このハッピーマンデーが導入された当時は、
その実感も無く過ごしていました。
そのため、今でも祝日は、以前の感覚のままです。
もちろん、敬老の日も、私の中ではまだまだ9月15日。
そもそも、私はあまりハッピーマンデーというものに、
意義を感じていません。
同じ日に、社会がいっせいに同じような場所に行き、
同じような行動をとることを助長している
だけのもに感じるからです。
大抵のハッピーマンデーは、
私は家で一人で過ごしています。
公共の機関や、金融機関がおやすみになったりするので、
手続きや、出金などがやりにくいだけです。
それが週末も含めて3日も続いてしまうわけです。
まあ、文句を言っても仕方ないので、
そんなところで今日の一枚です。

ゲバゲバ90分ミュージック ファイル
バップ VPCD81254
このCDは、懐かしの番組、ゲバゲバ90分のミュージックファイル。広い言い方をするとサウンドトラックというジャンルになるのでしょうか。
作曲は、現在、作曲家・アレンジャーとして活躍している宮川彬良氏の父でもある、宮川泰氏。
親子そろって、名アレンジャーとしても有名です。
さて、曲は同じゲバゲバのテーマヴァリエーションされているといったら、わかりやすいと思います。様々に形を変えたテーマが多彩に繰り広げられています。メインテーマは、最近CMなどでも良く使われています。
ゲバゲバ90分が懐かしい世代の方、またゲバゲバを知らなくとも、ちょっと懐かしくも新鮮な音楽を聞いてみたい方にオススメの一枚です。
2010年09月20日
2010年09月19日
昔には戻れない。
先日来、人に言われて
気になりもし、
腹立たしくもなった一言。
「昔のお前にもどってほしい。」
昔の私は、もっと優しかったんだそうな。
昔の私は、もっとわらっていたんだそうな。
昔の私はこうじゃなかったんだそうな。
昔の私の方が、よかったんだそうな。
人は変わらない。
しかし、人は変わる。
何が人をどう帰るかはわからない。
でも、私からあなたに言いたい一言、
それは、
少なくともあなたは、昔は
「昔のお前の方がよかった、なんていう人じゃなかった。」
あなたも変わったのだ。
私からすれば、昔のあなたの方が
よかった。
そんな、笑えないような、
シニカルで、パラドックスな出来事。
そんなこんなで今日の一枚です。

7(Seven)
村上“ポンタ”秀一 他
ビクターエンターテイメント VIZJ17(DVDつき)
このCDは、村上“ポンタ”秀一を中心に集まった、Sevenのアルバム。メンバーは、井上鑑(keys)、島健(keys)、松原正樹(g)、後藤次利(b)、斎藤ノブ(perc)、本多俊之(sax)という、一時代を築いてきたそうそうたるメンバー。
因みに、私は本多俊之氏の演奏が聞きたくて、このCDを買いました。このCDのなかで、本多氏は、ヤナギサワ製のシルバーソニックのカーヴドソプラノを吹きまくっています。
演奏は、大人の作るノリのいいフュージョンと言った雰囲気。昔のようにパワーで押しまくる演奏とは、一味も二味もちがった、それでいてパワフルで、エキサイティングな演奏を聴くことが出来ます。
ノリのよい音楽を楽しみたい方にオススメの一枚です。
気になりもし、
腹立たしくもなった一言。
「昔のお前にもどってほしい。」
昔の私は、もっと優しかったんだそうな。
昔の私は、もっとわらっていたんだそうな。
昔の私はこうじゃなかったんだそうな。
昔の私の方が、よかったんだそうな。
人は変わらない。
しかし、人は変わる。
何が人をどう帰るかはわからない。
でも、私からあなたに言いたい一言、
それは、
少なくともあなたは、昔は
「昔のお前の方がよかった、なんていう人じゃなかった。」
あなたも変わったのだ。
私からすれば、昔のあなたの方が
よかった。
そんな、笑えないような、
シニカルで、パラドックスな出来事。
そんなこんなで今日の一枚です。
7(Seven)
村上“ポンタ”秀一 他
ビクターエンターテイメント VIZJ17(DVDつき)
このCDは、村上“ポンタ”秀一を中心に集まった、Sevenのアルバム。メンバーは、井上鑑(keys)、島健(keys)、松原正樹(g)、後藤次利(b)、斎藤ノブ(perc)、本多俊之(sax)という、一時代を築いてきたそうそうたるメンバー。
因みに、私は本多俊之氏の演奏が聞きたくて、このCDを買いました。このCDのなかで、本多氏は、ヤナギサワ製のシルバーソニックのカーヴドソプラノを吹きまくっています。
演奏は、大人の作るノリのいいフュージョンと言った雰囲気。昔のようにパワーで押しまくる演奏とは、一味も二味もちがった、それでいてパワフルで、エキサイティングな演奏を聴くことが出来ます。
ノリのよい音楽を楽しみたい方にオススメの一枚です。
2010年09月19日
2010年09月18日
穏やかでいられるのは。
穏やかでいられるのは、
穏やかでいられるだけの
穏やかさが
自分の中にも
周りにもあるからだと思う。
そう思う今日この頃。
そんなこんなで今日の一枚です。

素顔のままで
佐川鮎子(T.SAX)
What's New Record WNCJ3306
このCDは、佐川鮎子氏のファーストアルバム。ジャンルとしては、イージーリスニングになるのでしょうか。しかしながら、奏法、音色は間違いなくクラシカルです。
基本的に世の中ではあまりない、クラシックのテナー・サクソフォンソロアルバム。まあ、クラシックと位置づけるとするならば、これも稀有なものの一枚になるのかもしれません。
演奏は、すっきりとしてストレートな音色と、落ち着いた表現。ハメをはずすということが一切無いような演奏。ある意味、物足りないと感じさせることもありますが、逆に奇をてらった演奏ではないので、万人に聞きやすく、受け入れられやすい演奏家と思います。もちろん、技術も確かなものなのは、聞いてすぐに判ります。
テナーサクソフォンのクラシカルなイージーリスニングを聞いてみたい方にオススメの一枚です。
穏やかでいられるだけの
穏やかさが
自分の中にも
周りにもあるからだと思う。
そう思う今日この頃。
そんなこんなで今日の一枚です。

素顔のままで
佐川鮎子(T.SAX)
What's New Record WNCJ3306
このCDは、佐川鮎子氏のファーストアルバム。ジャンルとしては、イージーリスニングになるのでしょうか。しかしながら、奏法、音色は間違いなくクラシカルです。
基本的に世の中ではあまりない、クラシックのテナー・サクソフォンソロアルバム。まあ、クラシックと位置づけるとするならば、これも稀有なものの一枚になるのかもしれません。
演奏は、すっきりとしてストレートな音色と、落ち着いた表現。ハメをはずすということが一切無いような演奏。ある意味、物足りないと感じさせることもありますが、逆に奇をてらった演奏ではないので、万人に聞きやすく、受け入れられやすい演奏家と思います。もちろん、技術も確かなものなのは、聞いてすぐに判ります。
テナーサクソフォンのクラシカルなイージーリスニングを聞いてみたい方にオススメの一枚です。