2010年09月24日

何故魅力を感じないか。

歯を食いしばるように

出勤。

日中はある意味偽りの自分を演じ、


帰宅しては怒りに震え、
自己嫌悪を繰り返す。

やり場の無い気持ちに
眠ることも出来ずに、

翌朝が来る。


そんな日々をこの1ヶ月くらい続けています。


今の自分は客観的に見れば
理解されないであろうし、

受け入れられないのかもしれませんが、
それでも時間は進む。

周りにあることがどれも陳腐で
魅力の無いものにしか見えないのは、
自分自身に原因があるのか。

笑う気にもなれないのは何故でしょうか。


そんなところで今日の一枚です。


何故魅力を感じないか。
ベルリオーズ/幻想交響曲
ズービン・メータ指揮
ロンドン・フィルハーモニック
ワーナー(テラーク) WPCS21011

このCDは、メータがロンドンフィルを指揮して録音したベルリオーズの幻想。録音、オケの技量、演奏の完成度、どれをとっても良好。
しかし、私はこの録音、何となく魅力を感じないのはおそらく、アンセルメの色彩感やデュトワの流麗さ、モントゥーのしゃれっ気などを感じないからではないかと思います。
もう一つは、メロディーの流れよりも、リズムのビートを優先している部分を多く感じるところが私が魅力を感じない点なのかもしれません。
特筆すべきは、2楽章のワルツのオプショナル指定のコルネットが演奏されていること。現在ほとんどの演奏で割愛されることの多いこのオプションを何故か演奏させています。
幻想交響曲の2楽章のコルネットを聞いてみたい方、また、最初の一枚としても問題なくオススメの一枚です。


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