2010年09月23日

犬が西むきゃ尾は東。

少し朝晩は過ごしやすくなってきたものの、

香川県は、水不足の危機に
陥りそうな予感。

どうなることやら。

今日はサクソフォンアンサンブルの
カルテット練習日でした。

まだまだ、テンポについていけずに、
表現やら、細かい合わせやら
演奏自体に踏み込めるような領域では
ありません。

こうしたい、ということは山のように
ありますが、
表現のことを言うにはまだまだ時期尚早。
しかし、演奏会はすぐそこです。

今はまだ、技術的なことのみの話に終始しています。

丁度、中高生にアンコン間近の時期に
教えに言ったものの、ふけていないところが多すぎて、
何もできなかった時のような感覚と似ているのでしょうか。

4人や5人の少人のアンサンブルでも、
誰かが、方向性を示し、それによって
音楽が、表現が、与えられる意味が
変わってきたりするわけですが、

別に、私のためのアンサンブルではないので、
みんなのやりたい演奏が出来れば
それでいいのだとは思いますが、

自分自身も含め、
やりたいことを考えるまでの
領域に達していないことが一番の問題のような気がしています。
それにしても、どっちを向いて演奏すべきなのかさえ、
考える余裕が無い。

そんなところで今日の一枚です。

犬が西むきゃ尾は東。

リムスキー=コルサコフ/シェエラザード
ユーリ・テミルカーノフ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
RCA 09026-61173-2

このCDは、テミルカーノフがニューヨークフィルを振ってロシア物を収録しているという、比較的レアな組み合わせによる一枚。
テミルカーノフは間違いなく、ロシア圏の指揮者で、ロシアやヨーロッパのオケお指揮した録音はいくつもありますが、アメリカのメジャーオケ、しかも、ロシアものです。
ところがこの演奏、何となく、響きがロシアオケ風の響きに感じてしまうところが凄い。テンポはテミルカーノフらしく少しゆったりしたテンポですが、逆にストコフスキーなどの奇をてらったような演奏ではなく、真っ向勝負的演奏。なので、意外なところであっさりさらさらとした演奏になってしまっていたりします。
もちろん、オケの技量の高さゆえに、指揮者の要求にこたえることが出来るのでしょうが、指揮者でここまで変わっていくのは面白いと思います。
シェラザードを聞いてみたい方、シェラザードを楽しみたい方にオススメの一枚。


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