2008年08月26日

ある意味ギャンブラー。

今日は雨の一日となりました。8月もあと少しで終りに差し掛かっています。
 さて、私はCDを購入するときにアマゾンの海外サイトを時々利用します。英語がからっきし駄目な私が何故英語サイトで買い物をするかというと、実はそれにはちょっとした事情があるのです。最初、私がネットを始めた頃は、海外最大のネットCDショップはCD NOWというサイトでした。そして、便利なことにこのサイトにはしばらくの間、日本語サポートが付いていたのです。そのため、発注などの手続きも、また、商品に不具合があったときも日本語で応対してもらえるというメリットがありました。ところが、数年前、日本語サポートが打ち切られ、さらにはアマゾンに統合されてしまったのです。その流れで、アマゾンには以前のCD NOWに登録していた私のIDやパスワードも引き継がれることなり、今でも理解できない英語に苦労しながら利用している状態です。慣れてしまうと、英語が理解できなくてもそんなに困ることは無いのですが、たまに品物の誤配などがあったときのことを考えるとちょっと不安ではあります。実際、以前誤配されたことがあるので、ちょっと切実かもしれません。当然、国内のアマゾンも利用していますが、輸入盤などはやはり海外のアマゾンの方が豊富だったりするので、そちらにオーダーすることも少なくありません。
 さて、海外発注に限らず、ネットで、CDを探し出し購入すると言う行為はある意味ギャンブルです。購入ページに書いてある評価や感想はある程度参考になるのかもしれませんが、自分の好みに合うかどうかは聞いてみるまで分かりません。しかも、サクソフォーンアンサンブルのCDなどになると、聞いたこともない団体、聞いたことも無い曲で購入したりするわけなので、まさに賭けです。はずれを引くことが無いともいえません。でもはずれも含めて持っていることは財産ですから、全くのギャンブルというわけでもないのかもしれません。800枚のCD、LPを金額的に換算してみると、一枚2000円で計算しても、単純計算で160万円、当然、一枚3000円だったり1000円だったりするものもあるので、あくまで単純計算での話ですが。まあ、本格的な賭け事に比べて確実に手元に物が残る、というだけいいのかもしれませんが、そのおかげで逆に保管場所に頭を痛めることもあります。
 さて、そこで今日の一枚です。


ある意味ギャンブラー。



Drastic Measures/New Century Saxophone Quartet
Channnel Crossing CCS-5994

 このCDはニュー・センチュリー・サクソフォーン・クヮルテットによるペックの作品をはじめとしたカルテット集です。若干、メンバーの入れ替えがあったようですが、現在も活動しているようです。私がCD NOWを利用し始めて初期の段階で購入したCDの一枚です。
 曲目はDrastic Measures (ペック)、 Fantasia(スウェリンク)、Zweites Quartett fur Saxophone(ゲンツマー)、Quartett (Allegro de Concert) (フロリオ)、Zwolf Variationen in C (モーツアルト)、Petit Quatour pour Saxophones (フランセ)、The Piggly-Wiggle (バロル)となっています。
 アルバムのタイトルにもなっているドラスティック・メジャーズは以前紹介したプリズム・カルテットのアルバムも持っているのですが、プリズムカルテットはクールでシャープなジャズ風に、こちらのほうは楽しくノリのよいジャズ風にという印象を受けました。
 多少アンサンブルとしての音のブレンドに欠ける印象を受ける部分もありますが、カルテットとして十分に楽しめる内容のものです。
 サクソフォーンを楽しむすべての方、またドラスティック・メジャーズの聴き比べをしたい方にオススメの一枚です


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