2008年07月12日
新しいパソコン欲しくても…。
さて、諸事情により、ノートパソコンが必要になって購入したのが既に4年前。Win.XPのパソコンです。現在はメモリが756MH、しか乗っていないので、大量の画像処理や動画の処理にはストレスがあります。次回購入するとなると、やはりVistaになるのでしょうが、Vistaの使い勝手に多少使いにくさを感じているので、あまり使いたいとは思っていません。自宅でPCするにはやはり、画面が大きくてキーボードも打ちやすいデスクトップがよいとも思うので、次回はデスクトップにするかもしれませんが、兎に角予算がないので、それもずいぶん先の話になりそうです。まあ、買い換えるのは夢の話なので、しばらくは指をくわえて妄想することにします。
そこで今日の一枚です。
BACH BACHIANAS
VILLA-LOBOS/BACHIANAS BRASILEIRAS NOS.1&5
BACH/CHACONNE-AIR ON THE G
STRING AND OTHER WORKS
THE YALE CELLOS OF ALDO PARISOT
ARLEEN AUGER(SOPRANO)
DEL0S DE-3041(輸入盤)
このCDはヴィラ=ロボスのブラジル風バッハの第1番と、第5番、その他バッハの曲が何曲か収録されたものです。
実は数年前に、アンサンブルコンテストにサクソフォーン八重奏でエントリーしたことがあり、そのときの曲がこのブラジル風バッハ第1番の1楽章を編曲したものでした。
この曲は随分前になりますが、乗泉吹奏楽団のサクソフォーン八重奏がアンサンブルコンテストの全国大会で見事な演奏を披露してくれていました。(現在も、サクソフォーンアンサンブルの会、として活動されています。もちろん、本体の乗泉吹奏楽団も今でもあります。)それ以来、我々の憧れの曲でもありました。
元々、このブラジル風バッハは、「ベルリンフィルの12人のチェロ奏者達」の演奏会で取り上げられたことで、有名になったようです。12人で演奏していましたが、譜面上はチェロ8人での編成になっています。タイトルの意味としては、「もしもバッハがブラジルに生まれていたなら、こんな曲を書くかもしれない」という意味のようです。バッハの手法を使いながら、ブラジル風な曲が作られています。ヴィラ=ロボスは、ほとんど独学で作曲を学んだようですが、自国ブラジルの音楽伝統に魅了され、やがて国立音楽学校の創設にも寄与しました。彼は南北アメリカ大陸・あるいはヨーロッパで、自分の作品を指揮してまわったようなのですが、その作品には、つねに故郷への思いが現われていたようです。1西ヨーロッパのバロック時代を代表する作曲家バッハの音楽様式で、ブラジルの心を表現するという、コンセプトで、ブラジル風バッハをシリーズとして作曲しました。一つ一つが、違った楽器編成で書かれています。例えば第1番は、チェロ合奏、第5番は、ソプラノと8台のチェロのために、第6番はフルートとファゴット、第9番は無伴奏(ア・カペラ)というようになっています。
さて、この曲は、ベルリンフィルの12人のチェロ奏者達の演奏がやはり決定版なのでしょうが、私が探したときにはまだCD化されていなかったようで、見当たりませんでした。しかも、ブラジル風バッハの5番が収録されたCDは結構有るのですが、1番が収録されたものが少ない、という状況もありました。何枚かのCDの中から、在庫があって速く手に入りそうだったこのCDを購入しました。アンサンブルコンテストの演奏の参考にするためにも是非とも原曲を聴いておきたかったからです。まさに緊急を要する必要性でした。
演奏としてはやっぱりベルリンフィルの12人のチェロ奏者達の演奏の方が聴いていていいのかもしれませんが、数少ない音源、ですし、演奏も大きな破綻がなく比較的よい演奏です。
ブラジルの色彩を感じるバッハ様式(?)の音楽を聴いてみたい方、ブラジル風バッハとバッハを一緒に聞いてみたい方にお勧めの一枚です。
そこで今日の一枚です。
BACH BACHIANAS
VILLA-LOBOS/BACHIANAS BRASILEIRAS NOS.1&5
BACH/CHACONNE-AIR ON THE G
STRING AND OTHER WORKS
THE YALE CELLOS OF ALDO PARISOT
ARLEEN AUGER(SOPRANO)
DEL0S DE-3041(輸入盤)
このCDはヴィラ=ロボスのブラジル風バッハの第1番と、第5番、その他バッハの曲が何曲か収録されたものです。
実は数年前に、アンサンブルコンテストにサクソフォーン八重奏でエントリーしたことがあり、そのときの曲がこのブラジル風バッハ第1番の1楽章を編曲したものでした。
この曲は随分前になりますが、乗泉吹奏楽団のサクソフォーン八重奏がアンサンブルコンテストの全国大会で見事な演奏を披露してくれていました。(現在も、サクソフォーンアンサンブルの会、として活動されています。もちろん、本体の乗泉吹奏楽団も今でもあります。)それ以来、我々の憧れの曲でもありました。
元々、このブラジル風バッハは、「ベルリンフィルの12人のチェロ奏者達」の演奏会で取り上げられたことで、有名になったようです。12人で演奏していましたが、譜面上はチェロ8人での編成になっています。タイトルの意味としては、「もしもバッハがブラジルに生まれていたなら、こんな曲を書くかもしれない」という意味のようです。バッハの手法を使いながら、ブラジル風な曲が作られています。ヴィラ=ロボスは、ほとんど独学で作曲を学んだようですが、自国ブラジルの音楽伝統に魅了され、やがて国立音楽学校の創設にも寄与しました。彼は南北アメリカ大陸・あるいはヨーロッパで、自分の作品を指揮してまわったようなのですが、その作品には、つねに故郷への思いが現われていたようです。1西ヨーロッパのバロック時代を代表する作曲家バッハの音楽様式で、ブラジルの心を表現するという、コンセプトで、ブラジル風バッハをシリーズとして作曲しました。一つ一つが、違った楽器編成で書かれています。例えば第1番は、チェロ合奏、第5番は、ソプラノと8台のチェロのために、第6番はフルートとファゴット、第9番は無伴奏(ア・カペラ)というようになっています。
さて、この曲は、ベルリンフィルの12人のチェロ奏者達の演奏がやはり決定版なのでしょうが、私が探したときにはまだCD化されていなかったようで、見当たりませんでした。しかも、ブラジル風バッハの5番が収録されたCDは結構有るのですが、1番が収録されたものが少ない、という状況もありました。何枚かのCDの中から、在庫があって速く手に入りそうだったこのCDを購入しました。アンサンブルコンテストの演奏の参考にするためにも是非とも原曲を聴いておきたかったからです。まさに緊急を要する必要性でした。
演奏としてはやっぱりベルリンフィルの12人のチェロ奏者達の演奏の方が聴いていていいのかもしれませんが、数少ない音源、ですし、演奏も大きな破綻がなく比較的よい演奏です。
ブラジルの色彩を感じるバッハ様式(?)の音楽を聴いてみたい方、ブラジル風バッハとバッハを一緒に聞いてみたい方にお勧めの一枚です。
Posted by のりくん at 18:21│Comments(0)
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