2008年07月08日
夏に。
さて、中学、高校の時代は部活に明け暮れていたので、夏の暑い時期になると、吹奏楽コンクールを思い出します。私は前職が楽器関係の職業だったので、そこでも夏になると、中高生が吹奏楽コンクールに励む姿を目にしていました。ということで、私の中では夏は吹奏楽コンクール、冬はアンサンブルコンテスト、というイメージが固定化されています。
先日、中学校にサックスを教えに行った話を書きましたが、B部門(課題曲なし、パフォーマンスありの部門で、全国大会はなし。)出場団体だったのが、少し残念です。私のコンクールの思い出の中にはやはり、課題曲が一緒にあります。いろいろな人に演奏した課題曲を聞くと年齢、世代がわかります。(笑)私は中学校の時代から現在にいたるまでほとんどの課題曲を聞いたり演奏した経験があるので、大抵の世代の人の話についていけます。高校を卒業してからもコンクールに出ないにもかかわらず、今所属している一般の吹奏楽団ではほぼ毎年、課題曲を全曲演奏しています。今年の課題曲も全曲演奏しました。
吹奏楽をやっていらししゃる方ならば、思い出の課題曲があるという方もたくさんいらしゃると思います。
そこで今日の一枚です。
吹奏楽コンクール課題曲集 Vol.5
1986~1989
SONY Record SRCR2209
このCDは1986年~1989年の4年間の吹奏楽コンクール課題曲が収録されたもの。全国大会での演奏の中から集めた演奏です。
自分がコンクールに出ていたのが何年だったかはっきりわからない、という人も曲目をみればああ、この頃か、と思えるかもしれません。吹奏楽のための「変容」、「嗚呼!」、吹奏楽のための序曲、コンサート・マーチ「テイク・オフ」、風紋、渚スコープ、コンサートマーチ’87、ムービング・オン、マーチ「ハロー! サンシャイン」、吹奏楽のための「深層の祭」、交響的舞曲、マーチ「スタウト・アンド・シンプル」、カーニバルのマーチ、風と炎の踊り、WISH for wind orchestra、行進曲「清くあれ,爽やかなれ」、ポップス・マーチ「すてきな日々」と言った曲がクレジットされています。現在はマーチの年とそうでない年が交互にやってきますが、この当時は毎年、4曲のうち2曲か1曲がマーチということになっていました。
先日教えに行った中学校は「風紋」をやるそうですが、今の中学生、今から15年以上前の課題曲をやっているなどとは思ってもいないようです。実際、「風紋」は作曲家自身(保科洋 氏)が手を加え「原典版」なども出版され、今でもいろいろなところで演奏されていたりするようです。
アマチュアの演奏ではありますが、長い時間かけて取り組んで練られた丁寧な演奏が多く、プロの演奏に勝るとも劣らないものだと思います。私は課題曲は毎年出版される吹奏楽の新曲だと思っているのですが、コンクールが終わると一気に演奏される機会を失ってしまうという悲しい運命を持っていると思ってしまうのです。折角の新曲なので「風紋」のように後々取り上げられるような曲に育って欲しいと思います。何曲かはそういった曲もあるようですが、まだまだ、曲の量に比べると忘れられていく曲も多いのではないかと思います。
そのためにも先日も書いたようにもっと取り組みやすい課題曲であってほしいとも思うのです。このCDの年代のあとぐらいから、課題曲が難しくてマニアックになっていった気がするのは私だけでしょうか?
吹奏楽コンクールで、学生時代を過ごした方、吹奏楽のオリジナル曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
先日、中学校にサックスを教えに行った話を書きましたが、B部門(課題曲なし、パフォーマンスありの部門で、全国大会はなし。)出場団体だったのが、少し残念です。私のコンクールの思い出の中にはやはり、課題曲が一緒にあります。いろいろな人に演奏した課題曲を聞くと年齢、世代がわかります。(笑)私は中学校の時代から現在にいたるまでほとんどの課題曲を聞いたり演奏した経験があるので、大抵の世代の人の話についていけます。高校を卒業してからもコンクールに出ないにもかかわらず、今所属している一般の吹奏楽団ではほぼ毎年、課題曲を全曲演奏しています。今年の課題曲も全曲演奏しました。
吹奏楽をやっていらししゃる方ならば、思い出の課題曲があるという方もたくさんいらしゃると思います。
そこで今日の一枚です。
吹奏楽コンクール課題曲集 Vol.5
1986~1989
SONY Record SRCR2209
このCDは1986年~1989年の4年間の吹奏楽コンクール課題曲が収録されたもの。全国大会での演奏の中から集めた演奏です。
自分がコンクールに出ていたのが何年だったかはっきりわからない、という人も曲目をみればああ、この頃か、と思えるかもしれません。吹奏楽のための「変容」、「嗚呼!」、吹奏楽のための序曲、コンサート・マーチ「テイク・オフ」、風紋、渚スコープ、コンサートマーチ’87、ムービング・オン、マーチ「ハロー! サンシャイン」、吹奏楽のための「深層の祭」、交響的舞曲、マーチ「スタウト・アンド・シンプル」、カーニバルのマーチ、風と炎の踊り、WISH for wind orchestra、行進曲「清くあれ,爽やかなれ」、ポップス・マーチ「すてきな日々」と言った曲がクレジットされています。現在はマーチの年とそうでない年が交互にやってきますが、この当時は毎年、4曲のうち2曲か1曲がマーチということになっていました。
先日教えに行った中学校は「風紋」をやるそうですが、今の中学生、今から15年以上前の課題曲をやっているなどとは思ってもいないようです。実際、「風紋」は作曲家自身(保科洋 氏)が手を加え「原典版」なども出版され、今でもいろいろなところで演奏されていたりするようです。
アマチュアの演奏ではありますが、長い時間かけて取り組んで練られた丁寧な演奏が多く、プロの演奏に勝るとも劣らないものだと思います。私は課題曲は毎年出版される吹奏楽の新曲だと思っているのですが、コンクールが終わると一気に演奏される機会を失ってしまうという悲しい運命を持っていると思ってしまうのです。折角の新曲なので「風紋」のように後々取り上げられるような曲に育って欲しいと思います。何曲かはそういった曲もあるようですが、まだまだ、曲の量に比べると忘れられていく曲も多いのではないかと思います。
そのためにも先日も書いたようにもっと取り組みやすい課題曲であってほしいとも思うのです。このCDの年代のあとぐらいから、課題曲が難しくてマニアックになっていった気がするのは私だけでしょうか?
吹奏楽コンクールで、学生時代を過ごした方、吹奏楽のオリジナル曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
Posted by のりくん at 18:26│Comments(0)
│今日の一枚