2008年07月04日

宇治ミルク金時。

暑くなってきました。先日も日記に書きましたが、高松の商店街においしいかき氷を出してくれるお店があるので、今年の夏は誰かを誘って生きたいなと思っている今日この頃です。誘う相手が、いませんが、一緒にいってくれる人がかわいらしい女性だったらなおいいなー、などと、ありもしないことを考えてみたりもします。
 カキ氷に宇治金時、ミルク金時、そして抹茶ミルク金時などと言ったメニューもあったりしますが、、考えてみると、抹茶とミルクの取り合わせは不思議です。確かに紅茶にミルクを入れてミルクティーにして飲むことはよくやりますが、普通に緑茶にミルクを入れることはありません。日本茶は抹茶でなければミルクを入れて飲むことは無いのかもしれません。当初は苦味を抑える目的の砂糖とミルクだったのかもしれませんが、不思議な組み合わせながら、抜群の組み合わせのような気がします。スター○ックスでもこの組み合わせのドリンクは世界発売されたようですし、日本だけでなく人気の飲み物なのかもしれません。(そこまで言うほどでも無いかもしれませんが)
他にも和洋折衷で不思議なものもあります。ポテトチップスのわさび味なんかも和洋折衷っぽいかもしれません。ステーキを醤油で食べるのもそうかもしれません。
 考えてみれば日本人は割と海外の味などを自分たち向きにアレンジするのが上手なのかもしれません。
まあ、サックスアンサンブルで、日本民謡を演奏するようなものなのかも知れませんが。
そこで今日の一枚です。


宇治ミルク金時。


蔵出し名曲集~リローデッド~/Umekichi
DAIPRO-X(ビクター) DXCL-73

このCDは俗曲師うめ吉による不思議な和洋折衷音楽が繰り広げられているもの。
 着物姿に日本髪で、三味線による俗曲(三味線弾き唄い)を唄う檜山うめ吉の演奏です。なんと寄席で年間500本の高座をこなす人気芸人である彼女が、ビッグ・バンドとダンサーを従え"Umekichi"として登場したものです。戦前・戦後の流行歌を、ビッグ・バンドをバックに純和風なヴォーカルで聴かせるというまさに古くて新しいテイストの一枚です。曲目は、家へおいでよ-COME ON A MY HOUSE-、三味線ブギウギ、買物ブギー、パイのパイのパイ、真っ赤な太陽、びっくりしゃっくりブギ、野球けん、東京ドドンパ娘、五匹の仔豚とチャールストン、ヘイヘイ・ブギ、ホームラン・ブギ、とある程度お年を召した方にとっては懐かしい曲目です。
 この檜山うめ吉さんという方は最年少のプロの落語のお囃子として活動した経歴なども持つまさに実力派の方です。この不思議な和洋折衷のテイストは美空ひばりさんの出演した映画のようなテイストも感じます。まさに和洋折衷のいきな演奏です。舞台で音楽活動をする時にはダンサーを従える形で、稲妻オーケストラ&腰元ダンサーズを率いてUmekichiという名前で活躍しています。
 楽しいCDなのですが、少し残念なのはオーディオ的に音のバランスが今ひとつなこと。おそらく、ラジカセ向きのバランスで録音されている気がします。しかしながら十分に楽しめるものです。
 少し懐かしいでも新しいい音楽を聴いてみたい方、Umekitiを聴いてみたい方にオススメの一枚です。



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