2008年06月12日

練習。

最近、 毎週土曜日は夕方から恒例の「高松ウインドシンフォニー」練習、そして、日曜日はダッパーサクセーバーズの練習or本番というのがデフォルト化していましたが、先日のの日曜はたまま何もなく、ボーっと過ごしました。練習といえば、前回の土曜日の練習でリードを割ってしまいました。新しいリードをを選びなおす必要があります。私はアルトサックスでは、バンドレンのトラディショナルの4番を使っています。わからない方には意味不明の暗号になってしまいますが…。
次の日曜日はウインドシンフォニーの本番と、ダッパーの練習がダブルヘッダーです。
  アンサンブル、と思って、よくよく考えると、自分達がいつも行なっているアンサンブルコンサートが11月にあるのですが、もう、5ヶ月しかありません。いつも練習不足の私、個人練習もほとんど出来ていません。 もうそろそろ、練習の方もきちんと計画してはじめなければ、間に合わなくなります。プログラムの詳細等が決まったら、また、こちらで紹介させていただきます。
それでは、今日の一枚です。


練習。


アルモ・サクソフォン・クヮルテット/フランスのエスプリ
中村 均一(Soprano)、遠藤 朱実(Alto)
松雪 明(Tenor)、栃尾 克樹(Baritone)
Orange Note (マイスターミュージック)ON-3013

このCDはアルモの3枚目に当たるアルバムです。タイトルどおり、フランスの作曲家による弦楽4重奏曲 (ドビュッシー)、組曲「ドリー」より (フォーレ)、サクソフォン4重奏曲 (ベルノー)の曲目が収録されています。ベルノー以外はアレンジ物で、ベルノーの作品のみサクソフォーンようのオリジナル曲です。この、ドビュッシーの曲は弦楽の演奏でもよく耳にしますが、弦楽器に近い響きがするとされているサクソフォン・クヮルテットでも、作品として仕上げるにはかなりの技術と工夫が必要な曲です。また、「ドリー」組曲は私も、同じ楽譜を手に入れて演奏したのですが、なかなか、上品で、軽やかな演奏にならない上、響きを作るためのピッチコントロールや、調による曲の捉え方が難しく、苦労しました。ちなみに私の演奏はボロボロでした。(泣)ドビュッシーは、海外のオーレリア・サクソフォーン・クヮルテットなども演奏していますが、私は、緻密さと、丁寧さ、上品さではアルモの演奏を取ると思います。ただ、少し曲を冷静に見つめすぎている感じもあるので、その点はオーレリアの演奏も捨てがたい気がします。
 しかしながら、演奏はアルモらしい、しなやかで上品な表現、きっちりとした技術に裏付けられた演奏なので、素晴らしいものです。
 サクソフォーンを吹く全ての方、フランス近代の音楽をサックスで聴いてみたい方、ドビュッシーがお好きな方にオススメの一枚です。



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