2008年05月22日

お天気と音の関係。

今日は少し曇り空。週末は、あまりお天気は良くないようです。いつも通り、鼻の調子が悪くなりつつあります。
 調子といえば雨が降ると音の調子も変わってしまうようです。そういう時はやっぱり音は空気の振動なのだと改めて思ったりします。雨が降ると音が湿っぽく感じます。
 私が持っているスピーカーはスペンドールという、日本ではあまり一般に知られていないものなのですが、以前はイギリスでBBCのモニタースピーカーを作っていたメーカーの一つです。私のスピーカーも以前のBBCのモニターに準じる仕様になっています。
 で、そのスピーカーで聞いてもやはり、天気によって音が違います。湿度と気圧の関係で音が変化するのだと思いますが、基本的の一番音がいいと感じるのは寒くて、乾燥した日です。湿度が上がると音にベールがかかったように感じたりします。夏の蒸し暑い雨の日の音が一番最悪です。
 もしかしたら気分的問題なのかもしれないのですが。管楽器奏者は高地などに行って気圧が変わるとリードを選びなおしたりしないといけなくなることがあります。若干ですが、天気によってもリードを選びなおさなければならないことがあります。
 私は雨の日や、曇りの日はピアノの音を聞きたくなります。何故かは良くわからないのですが。
そこで今日の一枚。


お天気と音の関係。

ピアニスターHIROSHI/新動物の謝肉祭
セブンシーズ (キング)KICC-270KI

 このCDはピアニスト、キーボーディストである、ピアニスターHIROSHI氏によるアルバム(本名、吉田洋)。彼は年東京芸術大学学理科を在学時より音楽雑誌などに寄稿を始め、編曲などを行なうようになった人物。クラシックや歌謡曲をユニークに混ぜ合わせて独創的な世界をピアノで表現、エンタテインメント性あふれるアクロバティックなアレンジを得意としています。
 ピアノのことは良くわからないのですが、技巧的にも相当な演奏です。以前、テレビで氏が右手と左手で違う曲を弾く、というパフォーマンスを見たことも有ります。内容としてはクラシックのパロディー音楽といえばいいのでしょうか。笑える楽しいアルバムになっています。中でも音楽モノドラマ「水戸黄門珍遊記」は最高です。
 雨の日にしっとり聞くには向かないかもしれませんが、雨の日に部屋で「クスッ」と笑いながら、「ガハハ」笑いながら楽しめる音楽です。
 全ての、音楽を楽しむ人々にオススメの一枚です。



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