2008年04月06日

嫌いなものには訳がある。

昨日の日記に高校野球が嫌いだと公言した私ですが、何故高校野球が嫌いか、ということはココでは公言しません。
それは、私の意見に対して、変な言い方ですが、どんなにそれはちがう高校野球はすばらしいものだ、と説いて下さる方が現れても、私は高校野球を好きにならない自信があります。例え自分の家族や親友が甲子園に言ったとしてもそれは同じことだと思います。
 あえて、言及するならば、私は、高校野球そのものにもまして、高校野球を取り巻く社会の環境が嫌いなのです。
 元々、野球をはじめ、スポーツ自体あまりすることも観戦するのも特別好きだったわけではないのですが、高校生時代に起こった数々の事件が私を高校野球嫌いにさせてしまいました。それ以来、信念を曲げない意味(訳わかりませんが 笑)もあって、高校野球は撲滅してしかるべき、と個人的には思っています。まあ、高校時代というと、古い話になってしまうのですが。
そこで今日の一枚。

25年の軌跡
結成25周年記念/キャトル・ロゾー・サキソフォン・アンサンブル
冨岡和男、池上正人、仲田守、服部吉之
ブレーン OSBR-17060、17061 2枚組み



このCDはキャトル・ロゾー・サキソフォン・アンサンブルの結成25周年を記念して発売されたもの。1枚目はクヮルテット中心の曲目、2枚目はオーケストラとの共演が中心の曲が収録されています。有名なシュミットの四重奏曲やグラズノフの四重奏曲も収録されています。演奏としては一番古いものが1977年、一番新しいものが2000年です。変な細工を使わないストレートな表現の演奏を聞くことが出来ます。全てホールによるライヴ録音。圧巻なのはやはり、シュミットの四重奏曲と、ベルノーの四重奏曲。特にシュミットはライブの熱気と、逆にライヴとは思えないほどの緻密さを聞くことが出来ます。
 2枚目は、演奏はすばらしいと思うのですが、なぜか、ピッチの面でギョッとするほど気持ち悪い部分が散見しています。それがちょっと残念。
 実は2枚目の最後にグラズノフの四重奏曲が収録されているのですが、この終楽章が私にとっては思い出の曲。高校1年生の時のアンサンブルコンテストで演奏し、見事四国大会で玉砕した曲だからなのです。(しかも当時はバリトンサックス吹きでした)で、このアンサンブルコンテストのあと、ある事件により、まず高校野球嫌いが始まるわけなのですが…それはココでは割愛します。
 正統派スタイルの策祖フォーンアンサンブルを聞きたい方、吹奏楽部でサックスで頑張っている中高生の皆さんにオススメの一枚です。



18.い

同じカテゴリー(今日の一枚)の記事画像
指輪物語、その7。
指輪物語、その6。
指輪物語、その5。
指輪物語、その4。
指輪物語、その3。
指輪物語、その2。
同じカテゴリー(今日の一枚)の記事
 今までに紹介したCD、その7。 (2011-01-12 22:58)
 今までに紹介したCD、その6。 (2011-01-11 23:28)
 今までに紹介したCD、その5。 (2011-01-10 23:07)
 指輪物語、その7。 (2011-01-09 22:28)
 今までに紹介したCD、その4。 (2011-01-07 23:01)
 指輪物語、その6。 (2011-01-06 23:29)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
嫌いなものには訳がある。
    コメント(0)