2008年04月05日
春のセンバツ。
ようやく高校野球が終わりました。やっと阪神タイガースも甲子園に戻ってこられる(笑、特に阪神タイガースファンでもないのですが)ことになります。あくまでも、私の個人的な問題なのですが、私は高校野球が大嫌いです。嫌いというよりも多少の恨みと悪意さえ覚えてしまいます。(高校球児の皆さん、また高校球児経験者の皆さん、スミマセン、別に皆さんが悪いのではないのです。)まあ、理由はココで書くにはあまりにくだらないことのような気がしますので、書きません。とにかく、私は高校野球に対しては否定的です。ですので、最近、高校野球の人気が下がってきているのを見て、不謹慎ながら、内心喜んでいます。そもそも、高校野球だけが特別視されるのは区別ではなく、差別のような気がします。それも、私の主観の問題かもしれませんが。
話は変わりますが、以前(もう何年か前のことですが)、高校野球の決勝戦が長引いたためか、NHKの放送プログラムが少し変更になりました。芸術劇場が1時間以上遅く始まってしまいました。昨日はロンドン交響楽団のシベリウスとストラヴィンスキーが放送されたのですが、時間は覚えていませんが終了時刻はかなり遅かったと思います。心のなかで「高校野球め!!」と悪態をつきながらテレビを見ていました。(性格悪いですよね)さて、そんなところで今日の一枚。

ストラヴィンスキー/三大バレエ/アンセルメ
エルネスト・アンセルメ指揮
スイスロマンド管弦楽団
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
バレエ音楽「春の祭典」
バレエ音楽「ぺトルーシュカ」
バレエ音楽「火の鳥」全曲
LONDON(キング) KICC-9353/4 二枚組
このCDはアンセルメによるストラヴィンスキーの三大バレエ音楽を収録したもの。特に火の鳥は没年に録音されたものただし、手兵スイスロマンド管弦楽団ではなくニューフィルハーモニア管弦楽団による演奏です。
アンセルメと言う人はストラヴィンスキーと親交も深くストラヴィンスキーもアンセルメをよき理解者と言っていたようです。
火の鳥は、ストラヴィンスキーのバレエ音楽では初期の作品とされ、所謂ストラヴィンスキーらしい音楽よりも、後期ロマン派的音楽の印象を受けます。また、師リムスキー=コルサコフにも影響を受けており、この曲はリムスキー=コルサコフに献呈されています。美しいロシア民謡的な部分が登場することもあり、それだけに聴きやすさがあるかもしれません。
演奏は円熟したアンセルメの安定したつくりの音楽で、まさに曲の細部を知り尽くしたような演奏。決して、若々しくガリガリした演奏ではありませんが、丁寧なつくりで、ストラヴィンスキーを聞かせてくれます。金管楽器群はこの演奏に関してはスイスロマンドではないのでヘタウマな感じではなくしっかりと演奏されています。
バレエのストーリーの方はCDのジャケットの解説等を読んでいただければわかると思うのであえてココでは書きません。リムスキー=コルサコフ的色彩の中にストラヴィンスキーらしい音作りとリズムの使い方が時々顔を覗かせます。
また、ストラヴィンスキーは自身の作品を何度か手直ししたり、書き換えたりしているため、版がいくつか存在します。この演奏は1910年のオリジナル版です。
これからストラヴィンスキーを聞き始める方にオススメの一枚。また、ストラヴィンスキーの三大バレエをまとめて手に入れたい方にもオススメの一枚です。
話は変わりますが、以前(もう何年か前のことですが)、高校野球の決勝戦が長引いたためか、NHKの放送プログラムが少し変更になりました。芸術劇場が1時間以上遅く始まってしまいました。昨日はロンドン交響楽団のシベリウスとストラヴィンスキーが放送されたのですが、時間は覚えていませんが終了時刻はかなり遅かったと思います。心のなかで「高校野球め!!」と悪態をつきながらテレビを見ていました。(性格悪いですよね)さて、そんなところで今日の一枚。

ストラヴィンスキー/三大バレエ/アンセルメ
エルネスト・アンセルメ指揮
スイスロマンド管弦楽団
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
バレエ音楽「春の祭典」
バレエ音楽「ぺトルーシュカ」
バレエ音楽「火の鳥」全曲
LONDON(キング) KICC-9353/4 二枚組
このCDはアンセルメによるストラヴィンスキーの三大バレエ音楽を収録したもの。特に火の鳥は没年に録音されたものただし、手兵スイスロマンド管弦楽団ではなくニューフィルハーモニア管弦楽団による演奏です。
アンセルメと言う人はストラヴィンスキーと親交も深くストラヴィンスキーもアンセルメをよき理解者と言っていたようです。
火の鳥は、ストラヴィンスキーのバレエ音楽では初期の作品とされ、所謂ストラヴィンスキーらしい音楽よりも、後期ロマン派的音楽の印象を受けます。また、師リムスキー=コルサコフにも影響を受けており、この曲はリムスキー=コルサコフに献呈されています。美しいロシア民謡的な部分が登場することもあり、それだけに聴きやすさがあるかもしれません。
演奏は円熟したアンセルメの安定したつくりの音楽で、まさに曲の細部を知り尽くしたような演奏。決して、若々しくガリガリした演奏ではありませんが、丁寧なつくりで、ストラヴィンスキーを聞かせてくれます。金管楽器群はこの演奏に関してはスイスロマンドではないのでヘタウマな感じではなくしっかりと演奏されています。
バレエのストーリーの方はCDのジャケットの解説等を読んでいただければわかると思うのであえてココでは書きません。リムスキー=コルサコフ的色彩の中にストラヴィンスキーらしい音作りとリズムの使い方が時々顔を覗かせます。
また、ストラヴィンスキーは自身の作品を何度か手直ししたり、書き換えたりしているため、版がいくつか存在します。この演奏は1910年のオリジナル版です。
これからストラヴィンスキーを聞き始める方にオススメの一枚。また、ストラヴィンスキーの三大バレエをまとめて手に入れたい方にもオススメの一枚です。
Posted by のりくん at 01:20│Comments(0)
│駄々駄犬