2009年03月17日

うーん。

昨日、職場で人事異動と昇進の告示がありました。

実際の辞令は3月末に出ます。


まあ、色々ありましたが、一応、移動はありませんでした。



身分が多少変わりましたが。

まあ、これからもっといそがしなるということで、


うーん、良かったのか悪かったのか。


さて、そこで今日の一枚です。





うーん。


むかしの歌
雲井雅人サックス四重奏団
Cafua CACG-0127


このCDは、雲井雅人カルテットの4枚目のアルバム。比較的、コンサートピースのような曲が中心となっています。この雲井カルテット、巷では、結構「いい!」と評判なのですが、私は、ぱっと聞いたときは「微妙」という気がしてしまいました。いい書き方をすれば、上品で嫌味のない演奏。あくが全て抜かれたような演奏。テクニックも申し分ありません。なのに何か物足りないのは何故なのか…。悪い書き方をすれば、技術的に、アンサンブル的に破綻してもいいぐらいの覚悟、枠をはみ出してしまいそうな情熱をあまり感じないということでしょうか。
私はサクソフォンのカルテットなのに、フルートアンサンブルを聴いた後味のようなものを感じてしまいました。
いや、好みの問題なのだと思います。
同じように完璧な演奏でも、カルテットスピリタスのような演奏の方が、私の好みなのかもしれません。
しかし、それが逆に言えば、あくであり、個性のカルテットということだと思います。
サクソフォンを演奏する全ての方にオススメの一枚。


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この記事へのコメント
ここのところの文脈がよく分かりません。
のりくんさんが「あく」、「個性」があるとおっしゃっているのは、スピリタスなのか雲カルなのか。

>同じように完璧な演奏でも、カルテットスピリタスのような演奏の方が、私の好みなのかもしれません。
しかし、それが逆に言えば、あくであり、個性のカルテットということだと思います。
Posted by そーり at 2009年03月19日 16:27
>そーりさん

文章の意味としては、雲井サックスのあくの抜かれたような演奏が、逆に個性であり、あくになっているということです。
Posted by のりくんのりくん at 2009年03月19日 20:07
不躾な質問に答えてくださり、ありがとうございました。
とても深い意味があると思いました。
Posted by そーり at 2009年03月19日 21:25
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うーん。
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