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Posted by あしたさぬき.JP at

2008年04月15日

うどんは気軽さ。

私の住んでいる香川県は、最近話題の讃岐うどんの地です。今日もお昼はうどんを食べました。讃岐うどんがブームになるきっかけは地元のタウン誌にうどんの食べ歩きのような記事が毎月掲載されたことのようです。人気のあまり、そのコーナーは本になって出版されました。「恐るべきさぬきうどん」と言うタイトルの本です。
いまや、そのコーナーを企画したタウン誌の人は何を思ってかうどんのことがきっかけで大学の教授になってしまいました。おそらく、大学も、生徒集めに必死なので、その材料の一つになっているのだと思いますが、それで教授になれるのも恥ずかしい話かもしれません。なにせ、私の母校ですから。
 他県の方がさぬきうどんは美味い、と仰るのが私は良くわかりません。なにせ毎日のようにうどんを常食している人にとっては特別に美味なものでもなく、普通に食べています。でも、最近うどんツアーなるものが存在するようで、そのために、以前は普通にお昼ご飯を食べるために行っていたうどん屋さんに行列が出来て、そのうどん屋さんを利用するにも出来づらくなったりしています。観光の振興には仕方ないことですが、地元の人間の静かな生活の一こまが奪われた気にもなります。
 香川県のうどん屋さんは外食産業の分類ではファーストフードに属するらしく、ファーストフードの最も多く存在する都道府県は東京でも、大阪でもなく、香川県だそうです。明らかに、都会のマクドナ○ドの数を大幅に上回る数のうどん屋さんが存在します。
うどんツアーに来る、他県の方に一つアドバイスしたいのは食べ方も讃岐流にしてほしいということ。うどんはほとんど噛まずに咽越しで食べてください。腰があって歯ごたえが…などといっているうちはまだまだ通ではありません。ゆっくり噛むなど、もってのほかです。伸びないうちにさっさと食べましょう。出来れば、一杯食べるのに2,3分以内がベストです。
 何よりも、うどんは手軽に気軽に食べることが出来るのがいいところであり、わざわざ、車でツアーに行くほどのことも無いと思うのですが。美味い、不味いはあっても、香川県民にとってうどん屋さんは小さなマクド○ルドみたいなものです。
さて、そこで今日の一枚。







ボレロ100%
ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団
冨田勲:シンセサイザー
クーセヴィツキー指揮:ボストン交響楽団
モートン・グールド:ピアノ

BMGファンハウス(RCA) BVCC-35063

このCDは様々な演奏、編曲のラヴェル作曲のボレロを一枚のCDにおさめて聞いてしまおうというもの。因みに、この100%シリーズは他にもカノン100%、G線上のアリア100%、などをはじめ10種類以上リリースされています。
 録音年代は1930年から1991年と幅広いもの。ジャンルも、オケあり、ピアノあり、シンセサイザーあり、ブラスあり、パーカッションあり。編曲されたものから原曲まで様々な演奏がお手軽に聞ける一枚です。編曲の中にはかなりぎょっとするもの(笑)もありますが、全体を通して興味深く様々なボレロを聞くことが出来ます。
 私が興味深く聞いたのは1930年という古い時代に録音されたクーセヴィツキー指揮:ボストン交響楽団の演奏。当然、ソプラノサクソフォーンとテナーサクソフォーンのソロも収録されているのですが、テナーはミュール系の柔らかい弦楽器のような音。それに対して、ソプラノはクラリネットのような音色でした。(もしかしたら本当にクラリネットで吹いているのかもしれませんが。)
 編曲、演奏が多様なのでBGMとして利用しても同じボレロにもかかわらず、飽きることがありません。
 ボレロを手軽に聞いてみたい方、ボレロ好きな方、ボレロをBGMとして流したい方などにオススメの一枚です。

  

Posted by のりくん at 00:01Comments(0)今日の一枚