2008年08月29日
様々なジャンル。
8月も残すところあと2日。終り行く夏を感じることなく、夏が終わってゆきそうです。
さて、私は音楽鑑賞と、サクソフォーンの演奏を趣味としていますが、クラシカルサクソフォーンが中心であるものの、それにこだわることなく様々な音楽を聴いています。
私が一番最初に、サクソフォーンの音源を購入したのはまだレコードがメディアとして全盛の時代。それから時代も約四半世紀が経過し、メディアがCDとなり、やがては、ネット配信という形態になりつつあります。ネット配信によって様々な音楽に触れる機会が増えた反面、特定のコアなジャンルや、クラシックはネット配信がまだまだ不足している感が否めません。やはり、自分の欲しい音源はCDで買わないと手に入らないことがまだまだあります。世界的に景気が悪くなると、レコーディングや、CDの発売が減っていくのはやっぱり仕方ないのかもしれませんが、昔に比べてクラシックの新録音が少ないのもちょっと寂しい気がしますが…。
これからも、自分が思いつくままに様々な音楽を聴いていきたいと思っています。
そこで今日の一枚です。

Mysterious Morning/Quatuor de saxophones HABANERA
Alpha 010
このCDハバネラ四重奏団による現代曲ばかりを集めたものです。邦人作品も含まれています。ハバネラ四重奏団は以前にも「Grieg, Glazounov, Dvorák」というアルバムを紹介しましたが、あのアルバムから想像すると、ちょっと驚くほどの現代曲のオンパレードです。
曲目は6つのバガテル (リゲティ) 、奇妙な朝II (棚田文紀) 、ラッシュ (ドナトーニ) 、XAS (クセナキス) 、ラッシュII (ドナトーニ) 、イン・エルヴァルタン (グバイドリーナ) という、どれも難解な難曲ばかりです。
ちょっと聞いた感じでは「何じゃこりゃ?」というイメージを持ってしまいます。私自身現代曲が得意でないために、こう思ってしまうのかもしれませんが、最初は聞きづらい訳の分からない音楽だと思いました。実際、どれも無調で、旋律の無いような分かりにくい曲です。
しかし、音楽のつくりがしっかりしているせいか、現代曲が苦手な私でも、何度か聞くうちに少しずつ、聞きやすくなってきました。現代曲にありがちな、訳の分からないことを淡々と、ということだけでもなく、きっちりとしっかりした表現もなされているのだと感じる部分もあります。ただ単に聞きなれただけなのかもしれませんが。
でも、私の現代音楽が苦手なのはかわらず、いまひとつ、この音楽のよさが分からないでいるのも事実です。もろ手をあげて、この音楽はイイ!とはいえない私がいます。しかし、様々なジャンルを聞くことに抵抗は感じていませんし、また、様々なジャンルに触れることは大切だとも感じています。
サクソフォーンによる、現代曲のアンサンブルを聴いてみたい方にオススメの一枚です。
さて、私は音楽鑑賞と、サクソフォーンの演奏を趣味としていますが、クラシカルサクソフォーンが中心であるものの、それにこだわることなく様々な音楽を聴いています。
私が一番最初に、サクソフォーンの音源を購入したのはまだレコードがメディアとして全盛の時代。それから時代も約四半世紀が経過し、メディアがCDとなり、やがては、ネット配信という形態になりつつあります。ネット配信によって様々な音楽に触れる機会が増えた反面、特定のコアなジャンルや、クラシックはネット配信がまだまだ不足している感が否めません。やはり、自分の欲しい音源はCDで買わないと手に入らないことがまだまだあります。世界的に景気が悪くなると、レコーディングや、CDの発売が減っていくのはやっぱり仕方ないのかもしれませんが、昔に比べてクラシックの新録音が少ないのもちょっと寂しい気がしますが…。
これからも、自分が思いつくままに様々な音楽を聴いていきたいと思っています。
そこで今日の一枚です。

Mysterious Morning/Quatuor de saxophones HABANERA
Alpha 010
このCDハバネラ四重奏団による現代曲ばかりを集めたものです。邦人作品も含まれています。ハバネラ四重奏団は以前にも「Grieg, Glazounov, Dvorák」というアルバムを紹介しましたが、あのアルバムから想像すると、ちょっと驚くほどの現代曲のオンパレードです。
曲目は6つのバガテル (リゲティ) 、奇妙な朝II (棚田文紀) 、ラッシュ (ドナトーニ) 、XAS (クセナキス) 、ラッシュII (ドナトーニ) 、イン・エルヴァルタン (グバイドリーナ) という、どれも難解な難曲ばかりです。
ちょっと聞いた感じでは「何じゃこりゃ?」というイメージを持ってしまいます。私自身現代曲が得意でないために、こう思ってしまうのかもしれませんが、最初は聞きづらい訳の分からない音楽だと思いました。実際、どれも無調で、旋律の無いような分かりにくい曲です。
しかし、音楽のつくりがしっかりしているせいか、現代曲が苦手な私でも、何度か聞くうちに少しずつ、聞きやすくなってきました。現代曲にありがちな、訳の分からないことを淡々と、ということだけでもなく、きっちりとしっかりした表現もなされているのだと感じる部分もあります。ただ単に聞きなれただけなのかもしれませんが。
でも、私の現代音楽が苦手なのはかわらず、いまひとつ、この音楽のよさが分からないでいるのも事実です。もろ手をあげて、この音楽はイイ!とはいえない私がいます。しかし、様々なジャンルを聞くことに抵抗は感じていませんし、また、様々なジャンルに触れることは大切だとも感じています。
サクソフォーンによる、現代曲のアンサンブルを聴いてみたい方にオススメの一枚です。
Posted by のりくん at 19:45│Comments(0)
│今日の一枚