2008年08月13日

マニアといわれてしまう瞬間。

今日もよい天気です。実は私は明日からワンテンポ遅れたお盆休み。おそらくお盆休みの後半はサクソフォーンアンサンブルの練習でサックスを吹き続けている予定です。
 さて、以前にもかきましたが、私は決してマニアックな人間ではありません。ただ単に音楽が好きでCDを買って聞いて、少しいい音で聞きたいな、と思ってちょっとだけ皆さんよりも高級なオーディオシステムで聞いているだけの人なのです。で、そういうことを言うと、必ず、じゃあ、何で同じ曲のCDを大量に持ってるの?1種類で十分じゃないの?と必ず聞かれます。確かにそれで何の問題も無いのですが、演奏には好みもあったりします。また、私がCDを買うという行為は自分の演奏する曲がどんな曲か聴いてみたい、とか、好きな曲なのでいろいろな演奏を楽しみたい、というところからスタートしています。なので、同じ演奏でもいろいろな演奏を聴いて参考にしたいと思うのは普通だと思うのですが、皆さんはどうなのでしょう?
 以前「展覧会の絵」企画というのをやらせていただきましたが、そのとき紹介した展覧会の絵だけでは無く、まだ、持っているものがあったのでそのあとも単体で何枚か紹介させていただきました。これは私が展覧会の絵という曲に思い入れが深く、いろいろ聞いてみたいと思ったからたくさんのCDを持っているのであって、闇雲にCDを買いあさっているわけではありません。でも、こんなことを言っても、人にはマニアックといわれてしまうのですが。
そこで今日の一枚です。


マニアといわれてしまう瞬間。



シベリウス:交響曲第一番/組曲「カレリア」
指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
フィルハーモニア管弦楽団
F35L-50374

このCDはシベリウスの「カレリア」と交響曲一番が収録されたもの。カレリアは序曲は収録されておらず、組曲のみの収録です。
 先に書いておきますが「カレリア」の入ったCDはこれを含めて4種類もっています。(笑)。
カレリアのほうは以前演奏したときに参考にと思ってこのアシュケナージ盤と以前も紹介したサラステ盤を買いました。その後買ったのがこれまた以前紹介したオーマンディ盤になります。あと、マリナー盤はいつ買ったか忘れました。
 で、演奏のほうですが、よくも悪くもアシュケナージとフィルハーモニア、という感じでしょうか。私はLONDONレーベルの録音の音作りに好きなものが多いのっで、結構LONDONのものを持っていますが、これもその流れで購入した記憶があります。カレリアは全体に柔軟な響きを作り出そうという意図は感じられるのですが、逆にそれがリズムやテンポに影響して、ところどころルーズに聞こえてしまうところが少し残念かも知れません。とくに三曲目マーチ風ににその傾向が顕著です。
 しかしながら強弱もよく考えられて表現されていると感じられますし、全体的には柔軟な響きの演奏だと思います。
 シベリウスを聞いてみたい方、アシュケナージがお好きな方にはオススメの一枚です。
 私はカラヤンの「カレリア」とか聞いたことが無いんですよね…。カラヤンはあまり好みじゃないんですが、聴き比べとして聞いてみたいなーなどと思っています。(この瞬間にマニアって言われるんだろうな…)




同じカテゴリー(今日の一枚)の記事画像
指輪物語、その7。
指輪物語、その6。
指輪物語、その5。
指輪物語、その4。
指輪物語、その3。
指輪物語、その2。
同じカテゴリー(今日の一枚)の記事
 今までに紹介したCD、その7。 (2011-01-12 22:58)
 今までに紹介したCD、その6。 (2011-01-11 23:28)
 今までに紹介したCD、その5。 (2011-01-10 23:07)
 指輪物語、その7。 (2011-01-09 22:28)
 今までに紹介したCD、その4。 (2011-01-07 23:01)
 指輪物語、その6。 (2011-01-06 23:29)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
マニアといわれてしまう瞬間。
    コメント(0)