2008年06月19日

パソコン不調気味。

さて、最近パソコンが不調です。わりと安定して動作するXPなので、極度の不調にはなっていないのですが、やはり動きが遅かったり、PCがシャットダウンできずに強制的に電源を落とすようなことが増えています。 PCの世界は進化が早く、すぐに最新だったテクノロジーが陳腐化してしまいます。買い替えの時期は、と聴くと必ず、「買おうと思ったときが買いどき」みたいなことを言われますが、自分が買った直後に新しいものが出たりすると、ちょっと悔しい気がします。
 ちなみに今のスペックは、メモリが716MB、ハードディスクが40GB、CPUはPEN-Mの1.5Ghzですオフィスソフトを動かすぐらいは全く問題ありませんが、DVDをいれて、ビデオ編集とかしょうとおもうと、ちょっとスペック不足です。新しいPCが欲しいのですが、今は予算が無いので見送るしかありません。音楽編集などにも使っています。 実は自分の演奏会の録音なども、PCを使って編集編集しているのですが、現在ノートPCということもあり、サウンドデバイスを使って取り込むのもは躊躇しています。おまけにOSがちょっと不安定気味なので、新たに重いソフトを入れるのはちょっと危険です。
 考えてみれば、音楽の世界にもPCが大活躍するようになりました。以前は、何千万円も出して組んでいたシンセサイザーのサンプリングシステムが、今では、数万から数十万で出来てしまいます。
また、スタジオ録音などでも、必ずミキシングやトラックダウンにPCを使用するようになりました。伴奏をPCにさせる打ち込み系の音楽もPCの力なくしては作れません。
そこで今日の一枚。


パソコン不調気味。


YMO/Complete Service
ALFA MUSIC ALCA-9055

 このCDはYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のライブを収録したもの。YMOは言わずと知れた、日本のテクノ・ポップの神様的存在です。1978年に細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏よってケ製されたテクノバンドです。彼らの当初の目的はテクノミュージックを作ることよりも、ハワイのミュージシャンであるマーティン・デニーの名曲「ファイアー・クラッカー」をシンセサイザーでカヴァーすることだったといわれています。このCDは割と活動後期のもので、「君に胸キュン」などのオヤジ・テクノ・ポップス的な曲がたくさん収録されています。
 彼らはコンピューターミュージック、つまり、シーケンサー、デジタル・レコーダー、サンプラーといった、あらゆる最先端のテクノロジーをいち早く導入し、スタイルを少しずつ変貌させながら常に日本の音楽シーンをリードしてきました。しかし、1983年に突然に散開(解散じゃないのがミソ?)してしまいます。1993年に一時的に再生しました。海外への影響も絶大なものが有ります。
 世代をすごした方にとっては懐かしい曲が収録されています。ただちょっと残念なことにCDとしてのオーディオ的な音質が余りよくありません。当時の録音の為か、以外にレンジの狭い、薄い音に聞こえる部分が散見しています。もちろん聴くに耐えないとか、そういう問題のレベルではなく、あくまでも音にこだわるなら、という話です。
 YMO世代を懐かしみたい方、テクノ・ポップの源流を聴いてみたい方にオススメの一枚です。



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