2008年05月09日

演奏会を終えると。

今日は汗ばむほどの陽気となりました。間違いなく梅雨が、夏が近づいてきています。
さて、高松ウインドシンフォニーでは、いつも演奏会が終わるとGWに突入するため、2週間(2回分)練習がお休みになることが多いのですが、今年は少し様相が違います。連休後も行事が入っているため、お休みは1週間のみ。
ところで演奏会は意外に体力を消耗します。準備から始まって、リハ、本番、片付けという長丁場なので当然といえば当然です。そして体力だけでなく精神力もかなり消耗します。演奏会の間集中力を持続することはかなりきびしいことなのです。お酒が飲める人はお酒を飲んでその辺を解消していた利するらしいのですが、下戸な私はお酒を飲むと逆に大変なことになります。ほっとけば徐々に回復するのですが、何かしらの方法で消耗を回復したい気もします。なかなか難しいのですが。以前は本番の後、神経が高ぶって一晩寝られないこともしばしばでした。
そこで今日の一枚。



演奏会を終えると。

アディエマス*聖なる海の歌声
東芝EMI (ヴァージン)VJCP-25180

このCDはカール・ジェンキンスとマイク・ラトリッジによるアルバム。基本的にシンセサイザー+オーケストラ+ヴォーカルになっています。
 何となく不思議なサウンドがします。民族音楽風でもあり、イージーリスニング風でもあり、電子音楽風でもあり、という非常に表現しにくい音楽です。
 尚、タイトルは「聖なる海の歌声」ですが、ポール・ウィンターのようにイルカやシャチと一緒に演奏しているようなものではなく、あくまで曲のタイトルとしてのものです。なので、あのイルカミュージックが苦手な人でも、気にする事無く聴けます。
 曲は何となく落ち着くものです。まさに深い海のそこにいて、明るい地上の世界を見上げるような感覚を受ける音楽です。アイリッシュミュージックのようでもあり、オリエンタルチックでもあり、純粋にクラシカルでもありといった印象です。ジャンルが無いような感覚なのですがなぜかそれが逆に懐かしいような、不思議な感覚を与えてくれます。精神を落ち着けてくれるだけではなく何か力強いものを与えてくれるアルバムのような気がします。
 何かで消耗して疲れている方、また、これから、体力や精神力を使うという方にオススメの一枚です。


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