2008年04月18日

思い出はいろいろ。

いよいよ、高松ウインドシンフォニー定期演奏会まであと3日。この時期になると、毎年、朝から夕方まで練習というパターンが増えてきます。4月20日が定期演奏会、5月にはまた、ダッパーサクセーバーズで出演するステージが別にあるので、平行して練習をしていかなければなりません。
 毎度、毎度のことながら、間際の追い込みです。もう少し早く取り掛かればといつも思うのですが、団員の中には極端に腰を挙げるのが重い人もいてなかなか練習に皆が集まってこないのが現状です。

といいつつも、演奏がいいものに出来るといいのですが…。

 毎年、「去年の演奏会は結構ボロボロの演奏をしてしまった私なので今年はちょっと頑張らねば」とは思っているのですが。まあ、満足の行く演奏会だったという人もいるので思いでは人それぞれかもしれません。
今年こそはいい思い出の残る演奏会にしようと頑張っています。(でも毎年そう思っているのですが…。)
そこで今日の一枚。


思い出はいろいろ。


ドビュッシー/海-3つの交響的スケッチ
バレエ音楽「遊戯」、交響的断章「聖セバスチャンの殉教」
牧神の午後への前奏曲
シャルル・デュトワ指揮:モントリオール交響楽団
ティモシー・ハッヂンズ(フルート、牧神)
LONDON(ポリドール) POCL-1044
(リンク先のCDは再販されたDECCAニューベスト盤ですが、内容は同一のものです。)


このCDは、ドビュッシーの「海」がメインで収録されたもの。この曲は数年前、高松ウインドシンフォニー定期演奏会のメインの曲はこの曲として吹奏楽編曲版を全曲演奏しました。もちろん、このCDはオケによる原曲版です。私としてはかなり難易度が高い曲でした。おまけに自然気胸になって息がものすごく吸いにくい、吐きにくいの状態で本番を迎えてしまったので大変でした。
 このCDの演奏はというと、極めて、秀逸、テンポがつくり辛く難しい2楽章も速めに流すテンポで上品で美しく仕上げています。全体に流麗で洒脱な演奏です。カラヤンの演奏やバーンスタインの演奏はかなりテンポが遅いので、それを聞いている方はビックリする早さです。遅い演奏は遅い演奏でじっくりと聞けてよいのですが、
このCDのテンポだと、はつらつとしていながら上品な演奏に聞こえます。
 一緒に収録されている曲も素晴らしいです。私の一押しは牧神の午後への前奏曲です。尚、私が持っているものは初回限定番らしく、ピクチャーレーベルで、おまけとして海の画集がついています。
 ドビュッシーの管弦楽音楽が聞いてみたい方、「海」の曲を聞いてみたい方、「海」を吹奏楽ではきいたことがあるけれど原曲を聞いたことは無いと言われる方にオススメの一枚です。



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