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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年05月11日

芯の通った。

徐々に夏になってきています。


私は暑さが苦手なので、


これからどんどん苦手な季節に突入。


夏になると多少体重が減るのは
体が軽くなっていいのですが、


一緒に体力まで落ちるのは
決して良くないと、


自分で判っていても、
普段から体を鍛えようとしない
ヘタレな私です。

もっと芯の通った
しっかりとした人間になれということでしょうか。


そこで今日の一枚です。





ブラームス/交響曲第2番
ワーグナー/マイスタージンガー第1幕前奏曲 
ムラヴィンスキー指揮  レニングラード・フィル(1977 東京ライヴ)
Altus ALT051


このCDは、ムラヴィンスキー指揮、レニングラードフィルによる、ブラームスの2番などを収録したもの。1977年の日本公演でのライヴ録音です。あれだけの巨匠でありながら、当時のソビエトの指揮者だったムラヴィンスキーの録音は、意外なほど、良質なものが少ないので、クリアでステレオ録音されている時点で、秀逸なのかもしれません。
ムラヴィンスキーの音楽といえば、鍛錬し尽くされた鋼のように芯の通ったものだと私は感じています。しかし、その解釈や表現の中にはきちんと柔軟さも聞いてとれ、きちんと整理され、解釈されていると思います。やはり、指揮者として、一流だったことをうかがわせます。冒頭のマイスタージンガーの演奏に対しても、ブラームスにしても、色々評価も分かれるかもしれませんが、少なくとも、芯の通った統一された響きと、精神的な力強さだけは否定できない演奏だと思います。
全ての人にオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 20:09Comments(0)今日の一枚