2008年08月18日

雨がやっぱり降らないのか。

 雨が降りそうで降らない日が続いています。夜は多少涼しくなっていた気もしますが、まだまだ蒸し暑い日が続いています。
雨が降ると、やはり、鼻をはじめ体調が優れなくなってしまいます。でも、なぜか、雨の日の病院が空いていることが多いのはなぜでしょう?慢性疾患や内臓の病気でも私が体験する範囲では雨の日のほうが体調が悪くなるので、病院には大量に受診に行く人が増えるはずなのに、なぜか特に内科は雨のほうが受診者が少ないようです。
 私は持病のため、月に一回は必ず病院にいきますが、雨が降ると受診しなくなるってことはやっぱり、大して具合が悪くないのに受診している人も多いのでしょうか?それとも雨が降ると出てこられないほどあまりにも具合が悪いのかどちらなんでしょう。まあ、時として、病院でお年を召した方同士が「長い間顔を見なかったけど元気だった?」「いやいや、元気だから今日病院に来た。」みたいな笑い話のような会話を聞いたりします。
 そこで今日の一枚です。

グリーグ:「ペール・ギュント」付帯音楽/他
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ウィーン・フィル・ハーモニー管弦楽団
LONDON (キング)KICC 9211

このCDはカラヤン&ウィーンフィルによるペールギュントをはじめとした音楽が収録されたもの。多少オムニバスっぽいところもありますが、完全な詰め込みCDというわけでもないようです。すべて1960年の録音です。カラヤンと言えばベルリンフィルという組み合わせが思い浮かびますが、当時はウィーンフィルとの録音も結構行っていたようです。
 収録曲は「ペール・ギュント」付帯音楽の他にリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」、チャイコフスキーの幻想交響曲「ロミオとジュリエット」が収録されています。
 ペールギュントは小学校の教材に使われたりしていたので、知っている方もたくさんいらっしゃると思います。先日病院に行ったとき、「ペール・ギュント」の中の「朝」が流れていました。まさか、病院で、「山の魔王の宮殿」なんかが流れることはないと思いますが、いろいろな場面でペールギュントの朝は耳にすることがあります。
 演奏はカラヤンらしい実に聞きやすい構成がなされた演奏と言えるかもしれません。ウィーン・フィルはやはり特筆すべきは私の大好きなホルンの咆哮でしょうか(笑)ティル・オイレンシュピーゲルは、ウィンナホルンの音が十分に楽しめる一曲です。アナログ時代の録音のリマスタリングですが、バランスのよい音作りで楽しむことができます。
 「ペール・ギュント」を小学生の頃聞いた方、カラヤン&ウィーン・フィルの音を手軽に楽しみたい方にオススメの一枚です。



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