2010年09月04日

どこかに何かが。

スッキリしない中に、

どこかに何かの引っかかるものが

ありそうで、


それが、何か判っているようで
わからないようで、

何か訳が判らなくなって、

モヤモヤしているのかもしれません。


そんなところで今日の一枚です。

どこかに何かが。

ラヴェル/ボレロ他
サー・ネヴィル・マリナー指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
PHILIPS PHCP-3604

このCDは、マリナーとドレスデンの初の組み合わせのアルバム。ボレロのほかに、チャイコフスキーのイタリア奇想曲や、シャブリエのスペインなども収録されています。私は、中古としてこのCDを買ったのですが、残念ながら、現在は廃盤のようです。
演奏の方は、マリナーらしいすっきりとした明晰なもの。エスプリや、洒脱な感覚も感じられるのですが、ただ、その中にどことなく泥臭さというか、土臭い感覚というか、何かを感じてしまうのはなぜかと思います。マリナーの手兵、アカデミー・オブ・セント・フィールズの演奏ではそういった感覚はあまりないのですが、何故かこのCDの演奏には感じるのは、おそらくドレスデン・シュターツカペレの演奏の性なのかもしれません。
ドレスデン・シュターツカペレのボレロを聞いてみたい方、ちょっと一味違うマリナーを聞いてみたい方にオススメの一枚です。


同じカテゴリー(今日の一枚)の記事画像
指輪物語、その7。
指輪物語、その6。
指輪物語、その5。
指輪物語、その4。
指輪物語、その3。
指輪物語、その2。
同じカテゴリー(今日の一枚)の記事
 今までに紹介したCD、その7。 (2011-01-12 22:58)
 今までに紹介したCD、その6。 (2011-01-11 23:28)
 今までに紹介したCD、その5。 (2011-01-10 23:07)
 指輪物語、その7。 (2011-01-09 22:28)
 今までに紹介したCD、その4。 (2011-01-07 23:01)
 指輪物語、その6。 (2011-01-06 23:29)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
どこかに何かが。
    コメント(0)