2010年07月16日

CD上から3枚目。

以前は、クラシックのCDは3000円~3500円ぐらいしていました。

それ以前、LPレコードでも、2000円~3000円。

ちょっとレアな録音や、盤面に高価なものを使っていると、
もっとお高いものになったりしていました。

それが、最近音楽業界も不況なのか、
CDが単に売れないのか、CDの単価がグッと下がってきました。
以前、欲しくて手に入れられなかった音源が、
最近手軽に手に入ります。

しかし、以前に比べて新しい録音がさっぱり出ません。
優秀なエンジニアが減ってしまったのか、
不況で、録音という大きな経済活動が出来なくなったのか…。

以前にせよ、CDが安くなったのはありがたいですが、
寂しい限りです。

そこで今日の一枚です。

CD上から3枚目。

サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン付き》
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
UCCD7065
ユニバーサル・ミュージック

このCDは、アンセルメとスイスロマンドのDECCA録音黄金期をささえたコンビによるサン=サーンスの交響曲第3番《オルガン付き》、フランクの交響曲第2番が収録されたもの。
もちろん、元はLPレコードで発売された音源です。当時としては、驚異のダイナミックレンジとS/N比を誇った録音でした。CDで聴く現在でも、オルガンの重低音の響きは圧巻。
アンセルメらしい色彩感豊かな演奏と相まって、また、スイスロマンド管弦楽団はどこかヘタウマな部分を感じることが多いのですが、ことこの録音に関しては、演奏もかなり秀逸。
サン=サーンスの交響曲第3番《オルガン付き》を聞いてみたい方にオススメの一枚です。


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