2008年03月19日

天才。

世の中には天才と呼ばれる人々がいますが、
天才が花開く時というのはおそらくその下地として、努力や、常日頃の発想があってこそのことだと最近改めて感じることがありました。

天才と呼ばれる人も、ある分野以外は普通の人だったりもします。



そんなところで今日の一枚。

天才。

クラシカルサクソフォーンの世界では神様と呼ばれる人です。マルセル・ミュール。
このアルバムはマルセルミュールの歴史的録音をSPレコードからリマスタリングし、CDにしたもの。
ミュールといえば、世界で最初にクラシカルサクソフォーンの世界にビブラートを導入したといわれていますが、演奏を聴くと、当時のビブラートが決して今のようなビブラートではなかったことが判ります。
あのJAZZの伝説的人物、チャーリーパーカーが愛聴していたとも言われるミュールのSP。
音色も含めて、弦楽器のような演奏というのが私の印象。当時、この演奏を生で聞いた人々はかなり衝撃的だっただろうと思います。
現在、吹奏楽部の中学生に聞いてみてもミュールもデファイエも知らない、という返事が返ってくることが多くてちょっと寂しさを感じているのは私だけでしょうか。
全てのサクソフォーン奏者にオススメの一枚。


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