この広告、メッセージは90日以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事でこのメッセージが消せます。
  
Posted by あしたさぬき.JP at

2010年01月31日

弦楽セレナード漬け、その2。

さて、
まだまだ行きます、

弦楽セレナード。

メジャーなレーベルだけではなく、
一応、マイナーレーベルや
ナクソスといった廉価版CDまで、
数多く取り揃えております(笑)。

そこで今日の一枚です。




チャイコフスキー/1812年
ウラディミール・アシュケナージ指揮
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー
DECCA 455 971-2



このCDは、アシュケナージが、サンクトペテルブルクフィルを指揮したチャイコフスキーの作品集。実際のところ、1812年がメインのアルバムといっても過言ではありません。その証拠に、CDのケースに、箔押しの1812の文字が入っているほどの年の入れよう。この1812年は、キャノン砲、教会の鐘などを実際に使用し、冒頭の部分も合唱で演奏されている演奏です。
それはさておき、私は何となくアシュケナージという指揮者が苦手。見通しのより、明解な音楽と評する人もいますが、私は、何故かペラペラの上っ面の音楽に聞こえてしまうことがしばしば。
また、オケの強奏部や、アタックの種類が貧弱な気がしています。柔らかいアタックを意識するあまりに、見通しが良いはずなのに、何故か音の立ち上がりに不満を感じる部分も。
ただ、アシュケナージという人の熱狂的なファン、特にピアノ演奏に関してはそうだと思いますが、そういった方も数多く存在するので、私の好みの問題なのだと思います。
また、純粋にロシアのオーケストラの弦楽セレナードが意外と新しい録音では少ないので、貴重な演奏ではあります。
ロシアのオケのチャイコフスキーをきいてみたいかたにオススメの一枚です。  

Posted by のりくん at 22:05Comments(2)今日の一枚