2008年07月20日
海の日ってなんだ。
今日も相変わらずよい天気です。気温もぐんぐん上がっているようです。外を出歩くだけで、体力を消耗してしまいます。
さて、昨日は海の日で祝日でした。
この、海の日、いったい何なんでしょう?よくわからないので調べてみました。
海の日とは、日本の国民の祝日の一つで、祝日法では「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としていているもののようです。元は「海の記念日」という記念日だったようですが、1996年から国民の祝日「海の日」となりました。当初は7月20日でしたが、ハッピーマンデー制度により2003年から7月第3月曜日となりました。で、それでは「海の記念日」って、何?と思いますが、海の記念日は、1876年、明治天皇の東北地方巡幸の時に、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船で航海をし、この日に横浜港に帰着したことに因み、当時の村田省蔵逓信大臣の提唱により1941年に制定されているようです。
ここで思うのですが、なんでじゃあハッピーマンデーにしちゃうんだろう、ってことです。ほかにもハッピーマンデーで移動した日はいくつかありますが、それを見るたびなんでこんなことしたんだろう、と思ってしまいます。連休にしたらみんなが喜ぶと思ったら大間違いです。どの道連休になってもサービス残業、休日出勤している人はたくさんいます。
それにいまは稼ぎたければ、人が休んでいるときに働くのが一番効果的です。
まあ、もともと「海の日」自体、強引に作った祝日のような気もしますので、それもよくわらないのですが。どうせこじつけで休みをつくるぐらいだったら、サービス残業や休日出勤をさせる会社からは、払えないほど膨大な罰金取るのが正当だと思うのですが。
まあ、文句はさておき、今日の一枚です。

ドビュッシー/海
指揮: ブーレーズ(ピエール)
クリーヴランド管弦楽団
グラモフォン 439 896-2(輸入盤)
このCDはブーレーズとクリーヴランド管弦楽団によるドビュッシーの「海」のデジタル録音盤です。曲目は1. 夜想曲、2. クラリネットと管弦楽のためのラプソディー第1番、3. 遊戯(バレエ音楽)、4. 交響詩「海」とすべてドビュッシーの作品です。
演奏のほうはブーレーズらしい早目のテンポの取り方と、すっきりとまとめられたオーケストラの響きを聞くことができます。しかし、テンポは速めであるものの、細部までよく描ききっている印象を受けます。発売された当初からこのアルバムはいろいろなところで高い評価を受けていたようです。しかしながら私としてはそれも好みの問題かな、戸も思います。全体の精緻なアンサンブルや、細かい表現などにおいては以前、ここでも紹介したデュトワ・モントリオール版の方が私にとっては好みです。(単に聴きなれたせいもあるのですが、)
とはいえ2楽章のつくりなどを聞いていると、さすがはブーレーズ、と思わせる部分もあります。実はブーレーズとニューフィルハーモニアによる旧盤の「海」も聞いたことがあるのですが、そちらはもっと若々しい演奏でした。こちらのほうが円熟した深みを感じる演奏だと思います。
ドビュッシーの描く「海」を聞いてみたい方、また、ドビュッシーのオーケストラ曲をいくつか聴いてみたい方にオススメの一枚です。
さて、昨日は海の日で祝日でした。
この、海の日、いったい何なんでしょう?よくわからないので調べてみました。
海の日とは、日本の国民の祝日の一つで、祝日法では「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としていているもののようです。元は「海の記念日」という記念日だったようですが、1996年から国民の祝日「海の日」となりました。当初は7月20日でしたが、ハッピーマンデー制度により2003年から7月第3月曜日となりました。で、それでは「海の記念日」って、何?と思いますが、海の記念日は、1876年、明治天皇の東北地方巡幸の時に、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船で航海をし、この日に横浜港に帰着したことに因み、当時の村田省蔵逓信大臣の提唱により1941年に制定されているようです。
ここで思うのですが、なんでじゃあハッピーマンデーにしちゃうんだろう、ってことです。ほかにもハッピーマンデーで移動した日はいくつかありますが、それを見るたびなんでこんなことしたんだろう、と思ってしまいます。連休にしたらみんなが喜ぶと思ったら大間違いです。どの道連休になってもサービス残業、休日出勤している人はたくさんいます。
それにいまは稼ぎたければ、人が休んでいるときに働くのが一番効果的です。
まあ、もともと「海の日」自体、強引に作った祝日のような気もしますので、それもよくわらないのですが。どうせこじつけで休みをつくるぐらいだったら、サービス残業や休日出勤をさせる会社からは、払えないほど膨大な罰金取るのが正当だと思うのですが。
まあ、文句はさておき、今日の一枚です。

ドビュッシー/海
指揮: ブーレーズ(ピエール)
クリーヴランド管弦楽団
グラモフォン 439 896-2(輸入盤)
このCDはブーレーズとクリーヴランド管弦楽団によるドビュッシーの「海」のデジタル録音盤です。曲目は1. 夜想曲、2. クラリネットと管弦楽のためのラプソディー第1番、3. 遊戯(バレエ音楽)、4. 交響詩「海」とすべてドビュッシーの作品です。
演奏のほうはブーレーズらしい早目のテンポの取り方と、すっきりとまとめられたオーケストラの響きを聞くことができます。しかし、テンポは速めであるものの、細部までよく描ききっている印象を受けます。発売された当初からこのアルバムはいろいろなところで高い評価を受けていたようです。しかしながら私としてはそれも好みの問題かな、戸も思います。全体の精緻なアンサンブルや、細かい表現などにおいては以前、ここでも紹介したデュトワ・モントリオール版の方が私にとっては好みです。(単に聴きなれたせいもあるのですが、)
とはいえ2楽章のつくりなどを聞いていると、さすがはブーレーズ、と思わせる部分もあります。実はブーレーズとニューフィルハーモニアによる旧盤の「海」も聞いたことがあるのですが、そちらはもっと若々しい演奏でした。こちらのほうが円熟した深みを感じる演奏だと思います。
ドビュッシーの描く「海」を聞いてみたい方、また、ドビュッシーのオーケストラ曲をいくつか聴いてみたい方にオススメの一枚です。