2008年07月03日
暑くなってきた。
7月に入り、暑くなってきました。私は暑さが苦手な人なので、ちょっと憂鬱になってきます。
さて、前にも書きましたが香川県、水不足になることが多い県なので、これから雨が少ないとちょっと大変なことになります。
おまけに私は暑さに弱いので、今年の夏は大変な夏になりそうな予感がしています。まあ、夏物衣料やエアコン、水着、ビールなんかは売れ行きが伸びると思うのでそういう意味では景気回復に繋がる暑さになるのかもしれませんが。
みなさんの住んでいらしゃる県ではどうなんでしょうか。まあ、先週に比べて日本全体の気温は上がっていると思うのですが、新潟に行ったときは雨が続いたにもかかわらず、本当に過ごしやすかったので、やっぱり狭い日本でも違うなー、と実感しました。
アイスクリームやかき氷が恋しい季節でもあります。数年前、地元で(といっても自転車で20分ぐらいのところ)で美味しい宇治金時を食べさせてくれる甘味処を発見したので、今年もまた行ってみたいと思っています。 私が寝ている部屋にはいまだにエアコンなんて文明の利器はなく、あったとしても築後35年以上を経過した、サッシのない木造建築にとってはエアコンは莫大な電力消費をするためだけのものに過ぎません。部屋にあるオーディオにとってもよくないのでしょうが、夏場は電源を入れるのを控えて加熱しないように気を使ったりもします。電子機器はご多分に漏れず熱には弱く、本当は最低25度以下で動かしたいのですが、環境と経済状況がそれを許してくれません。
ちなみに私の部屋は瓦がよく焼ける2階の南側なので、夏場部屋が40度近くになることもしばしばです。
本当にどうにか涼しく夏を過ごせるものは無いのでしょうか?
そこで今日の一枚です。
ヘンデル/水上の音楽/王宮の花火の音楽
指揮:カール・ミュンヒンガー
シュトゥットガルト室内管弦楽団。
LONDON (ポリドール)POCL-5033
このCDはヘンデルの2大名曲が収録されたものです。水上の音楽は作曲年や成立の過程などは不明な部分も多いのですが、、実際に、テムズ河での舟遊びの際に三回に分けて演奏されたことがわかっています。近年では、この曲を三つの組曲に分けて演奏するケースや、イギリスの大指揮者ハーティ卿が近代オーケストラ用に編曲した版など、様々なタイプの演奏が行われていますが、原点版というものの存在がありません。
王宮の花火の音楽は、 ヘンデルが64歳の時の作品とされ、「水上の音楽」と並ぶ彼の管弦楽曲の傑作といわれています。英仏和平条約調印の記念式典のために作曲されたもので、華やかな式典で演奏される音楽にふさわしく、原曲では、なんと56の管楽器と打楽器を用いるという、当時としてはとてつもない編成で書かれています。
ヘンデルは、バッハと並び称されるドイツ・バロック音楽の巨峰とされ、ヘンデルの活動の場は国際的で、後半生はイギリスに帰化し、オペラやオラトリオの作曲に情熱を傾けました。21歳のときから3年ほどイタリアに滞在し、バロック音楽の大家コレルリやスカルラッティからも、大きな影響を受けたとされています。
ミュンヒンガーといえば世界的にバロック音楽を復興した人手もあります。なんとヴィヴァルディの「四季」をはじめてレコード録音したのも彼です。その他いまや知らない人がいないほど有名になった「パッへるベルのカノン」を有名にしたのも彼の偉業といわれています。
今や、結婚式でもよく聞かれる曲ばかりとなっているので、知らず知らずのうちにバロック音楽を耳にしていることは多いのだと思います。
このCDを聴く限りでははっきりとしたなリズムの扱いと歌うことに過ぎるのを控えた非常に厳格なつくりの音楽を聞くことが出来ます。
夏のひと時に「水」、「花火」と言うキーワードだけでも涼しさを感じさせてくれますが、さらにゆったりと団扇で扇ぎながら音楽に浸るのもいいかもしれません。
夏に清涼感を感じたい方、バロック音楽を聴いてみたい方、結婚式にぴったりのクラシックをお探しの方にオススメの一枚です。
さて、前にも書きましたが香川県、水不足になることが多い県なので、これから雨が少ないとちょっと大変なことになります。
おまけに私は暑さに弱いので、今年の夏は大変な夏になりそうな予感がしています。まあ、夏物衣料やエアコン、水着、ビールなんかは売れ行きが伸びると思うのでそういう意味では景気回復に繋がる暑さになるのかもしれませんが。
みなさんの住んでいらしゃる県ではどうなんでしょうか。まあ、先週に比べて日本全体の気温は上がっていると思うのですが、新潟に行ったときは雨が続いたにもかかわらず、本当に過ごしやすかったので、やっぱり狭い日本でも違うなー、と実感しました。
アイスクリームやかき氷が恋しい季節でもあります。数年前、地元で(といっても自転車で20分ぐらいのところ)で美味しい宇治金時を食べさせてくれる甘味処を発見したので、今年もまた行ってみたいと思っています。 私が寝ている部屋にはいまだにエアコンなんて文明の利器はなく、あったとしても築後35年以上を経過した、サッシのない木造建築にとってはエアコンは莫大な電力消費をするためだけのものに過ぎません。部屋にあるオーディオにとってもよくないのでしょうが、夏場は電源を入れるのを控えて加熱しないように気を使ったりもします。電子機器はご多分に漏れず熱には弱く、本当は最低25度以下で動かしたいのですが、環境と経済状況がそれを許してくれません。
ちなみに私の部屋は瓦がよく焼ける2階の南側なので、夏場部屋が40度近くになることもしばしばです。
本当にどうにか涼しく夏を過ごせるものは無いのでしょうか?
そこで今日の一枚です。
ヘンデル/水上の音楽/王宮の花火の音楽
指揮:カール・ミュンヒンガー
シュトゥットガルト室内管弦楽団。
LONDON (ポリドール)POCL-5033
このCDはヘンデルの2大名曲が収録されたものです。水上の音楽は作曲年や成立の過程などは不明な部分も多いのですが、、実際に、テムズ河での舟遊びの際に三回に分けて演奏されたことがわかっています。近年では、この曲を三つの組曲に分けて演奏するケースや、イギリスの大指揮者ハーティ卿が近代オーケストラ用に編曲した版など、様々なタイプの演奏が行われていますが、原点版というものの存在がありません。
王宮の花火の音楽は、 ヘンデルが64歳の時の作品とされ、「水上の音楽」と並ぶ彼の管弦楽曲の傑作といわれています。英仏和平条約調印の記念式典のために作曲されたもので、華やかな式典で演奏される音楽にふさわしく、原曲では、なんと56の管楽器と打楽器を用いるという、当時としてはとてつもない編成で書かれています。
ヘンデルは、バッハと並び称されるドイツ・バロック音楽の巨峰とされ、ヘンデルの活動の場は国際的で、後半生はイギリスに帰化し、オペラやオラトリオの作曲に情熱を傾けました。21歳のときから3年ほどイタリアに滞在し、バロック音楽の大家コレルリやスカルラッティからも、大きな影響を受けたとされています。
ミュンヒンガーといえば世界的にバロック音楽を復興した人手もあります。なんとヴィヴァルディの「四季」をはじめてレコード録音したのも彼です。その他いまや知らない人がいないほど有名になった「パッへるベルのカノン」を有名にしたのも彼の偉業といわれています。
今や、結婚式でもよく聞かれる曲ばかりとなっているので、知らず知らずのうちにバロック音楽を耳にしていることは多いのだと思います。
このCDを聴く限りでははっきりとしたなリズムの扱いと歌うことに過ぎるのを控えた非常に厳格なつくりの音楽を聞くことが出来ます。
夏のひと時に「水」、「花火」と言うキーワードだけでも涼しさを感じさせてくれますが、さらにゆったりと団扇で扇ぎながら音楽に浸るのもいいかもしれません。
夏に清涼感を感じたい方、バロック音楽を聴いてみたい方、結婚式にぴったりのクラシックをお探しの方にオススメの一枚です。